いざ子犬を迎えると、何から用意すればいいのか、しつけはいつからするのか、わかららない部分も多く頭を抱えてはいませんか?また、子犬への接し方も定まらず、いつも通りの生活を送る事さえも大変ですよね。
この記事では、子犬を飼い始めたばかりのあなたでもわかりやすくしつけのポイントやコツが紹介してあります。
子犬とのハッピーライフを充実させるためにも、是非最後まで読んでくださいね!
【アイキャッチ画像】イラスト:ウェブタスライターぺるこ作 ※この記事の作成者です。
子犬のしつけを始める時期はいつから?
子犬を飼い始めたら必要になってくるのがしつけですよね。しつけっていつからするの?と言う疑問にお答えします。
- 生後2〜3ヶ月頃から
- しつけのタイミングは受け入れたその日から
生後2〜3ヶ月頃から
受け入れたのが子犬の場合、生後2〜3ヶ月頃からを目安にしつけをはじめるといいでしょう。
なぜなら、この時期の子犬は「社会期」に入り、吸収が早いと言われているためです。
しつけのタイミングは受け入れたその日から!
生後3ヶ月を過ぎた子犬の場合は、受け入れたその日からしつけをはじめる事ができます。
名前を呼ぶ、アイコンタクト、これらは受け入れた当日からできるので、チャレンジしていきましょう!
最初に覚えさせておきたいしつけとは?
子犬を飼い始めていざしつけを始めるのに、何から始めたら良いの?と悩みますよね。まず最初に覚えさせたいしつけを5つ紹介します。
- 名前を覚えさせる
- トイレトレーニング
- アイコンタクト
- ハウス
- 撫でる
名前を覚えさせる
子犬の名前を決めたら、飼い主さん家族皆んなが同じ名前で呼ぶ様に統一し、覚えさせましょう。
略称や家族によって呼び方が違うなどは、名前が覚えて貰えず、次のしつけのステップアップが難しくなるため、避ける事をおすすめします。
トイレトレーニング
2〜3ヶ月未満であれば無理させず、以降であれば早い段階でしつけに取り組みましょう。
トイレのタイミングは床を嗅いだり、落ち着きなくうろうろしている時。その合図を見逃さないようにし、トイレに誘導するを繰り返しましょう。
アイコンタクト
名前をはっきりと一度呼びかけ、その時にしっかりとアイコンタクトをとる。反応があればしっかりと褒める。ハキハキと接すると子犬にも伝わりやすいでしょう。
ハウス
ハウスを覚える事で、来客時や災害避難時等も落ち着いて待機する事ができるようになります。
おやつで少しづつ中へ入れるように、時間をかけて何度も繰り返しましょう。
奥まで落ち着いて入れるようになれば、ゆっくり静かに扉を閉め様子をみながら、少しずつハウスの時間を長くしていきましょう。
撫でる
ボディーコントロールと言って、健康管理やお手入れ、病院などで困らない為に、苦手な部分に触れられる練習をします。
名前を呼んだり、遊ぶ時にしっかりと顔、背中、お腹、手足を撫でてやり、楽しんで慣れさすと良いでしょう。
いつからでもOK!子犬をしつける時のポイント
子犬のしつけがいつからはじめるかわかったら、しつける時のポイントも押さえておくといいでしょう。
- 焦らず楽しく毎日
- 一貫性をもつ
- 厳しい体罰で叱らない
焦らず楽しく毎日
まずは信頼関係を築く事が大切です。焦らず、楽しく、愛情を持って根気強く進めましょう。
一貫性をもつ
時と場合や家族によって、厳しすぎたり、甘やかしたりといった混乱させてしまう事はしないでおきましょう。指示語を統一することも大切です。
厳しい体罰で叱らない
犬も家族の一員。子犬なら、赤ちゃんを育てる気持ちと変わらず接しましょう。恐怖で支配すると後の問題行動に繋がる可能性があります。
子犬を受け入れる前に知っておきたい事
意外と気付かなかった、子犬を受け入れる前に知っておきたい事をご紹介します。
- 環境を整えよう
- しつけのルールを決めておこう
- 人間の子どもと同じように愛情を注ごう
環境を整えよう
子犬は好奇心や歯が生えてきていて痒いなどの理由により、何でも口に入れたり噛んでみたりします。
室内に観葉植物がある場合は、犬に毒のあるものでないか、コードはコンセントカバーをしているか等確認し、整えておく必要があります。
子犬の命を守るためにも、必ずチェックしておく必要があります。
しつけのルールを決めておこう
飼い主さんが家族で複数の場合、みんなでしっかりしつけのルールを話し合っておく事をおすすめします。
家族間で呼び名が違う、オヤツをくれたりくれなかったりするなどの矛盾があると、犬は混乱してしつけがうまくいかないきっかけなる可能性があります。
しつけのルールは家庭内で統一しておく事が、犬のためにも飼い主さんにも重要なポイントです。
人間の子どもと同じように愛情を注ごう
犬のしつけの考え方も時代によって変わってきています。犬だから厳しくしつけるという考え方から、人間と同じ仲間として生活のルールを教えていくと言うのが、近年のしつけの考え方です。
愛情をいっぱい注いで、信頼関係と絆を作る事が、最も大切な心構えと言えるでしょう。
しつける前に用意しておきたいもの7つ
子犬を受け入れ、いざしつけ、とその前に!子犬を飼う際に必要な物は揃っていますか?
見落としていた物、買い忘れていたものはないか、7項目を再度確認しておきましょう!
- 【リード】犬を守るための綱です。太さ長さ様々なものがあります。
- 【首輪】ネームタグや迷子札をつける事ができます。子犬の成長にあったものを選びましょう。
- 【トイレ】犬用のペットシーツとセットで用意しましょう。
- 【おもちゃ】犬専用のおもちゃを与える事で、犬のリフレッシュになります。
- 【子犬用フード】成長にあった栄養が取れるものを選ぶといいでしょう。
- 【犬用食器】犬の大きさや犬種によって食べやすい高さ大きさがあります。
- 【ハウス】犬と家族との距離を守る大切なものです。
犬種によって性格が違う?飼う犬の特徴を知っておこう
人にも様々な性格がある様に、犬にも個性があり、得意不得意がある事を前もって知識に入れておくといいでしょう。
しつけがしやすい、無駄吠えが少ない、人懐っこい等。犬種別しつけの仕方の本も売ってありますので、そちらを参考にするのもおすすめです。
幼少期の環境や両親犬の遺伝も性格に影響するので、前もってこれまでの子犬の生活や行動パターンを聞いておくのもいいでしょう。
しかし、最後は飼い主さんのライフスタイルで性格が決まるとも言われているので、子犬がどう成長してほしいかを考えて生活していけるといいですね。
子犬のお風呂はいつから入れるべき?
子犬はトイレがまだ上手にできない場合もあり、すぐに汚れがちです。犬にとっても汚れは皮膚炎やフケの元になり、体調にマイナスになるので綺麗にしてあげたい所です。
子犬の場合は、生後のワクチン接種から1週間以上経っている、または生後4ヶ月を過ぎていればお風呂に入れても大丈夫でしょう。
お風呂嫌いにならないために、少しずつお湯で汚れた部分を流すだけから初めて慣らしていくようにしましょう。お家でのシャンプーに自信がない場合は、お近くのペットトリマーを頼るのもおすすめです。
しつけで困った時はどうする?
しつけがうまくいかなかった例にはいくつか同じパターンが挙げられます。
無駄吠えをやめさせるつもりでおやつをあげてしまい、吠えたらおやつが貰えると覚えてしまった。トイレを覚える前に室内で自由にさせてしまった。お手入れを頑張り過ぎてお手入れ嫌いになってしまったなど。
しつけがうまくいかないと気が重たくなる前に、ドッグトレーナーさんや獣医師に相談したり、しつけ教室に通ったり、しつけを依頼する事も視野に入れましょう。
しつけ教室での飼い主さん同士の出会いもまた、犬とのハッピーライフを充実させてくれるきっかけになるかもしれません。
いつからしつけるかよりも家族として受け入れる心構えを大切に♡
この記事で読んでくださった飼い主さんなら、子犬を大切にしたい気持ちはもちろん十分におありだとお察しします。
しつけに気をとり過ぎて厳しくしすぎるとかえって、子犬の性格を曲げてしまう可能性も…。なので、1番大切なのはしつけと子犬と飼い主さんとのバランスを上手に取り生活していく事です。
しつけしていた日々も楽しい思い出と言える時がきっと来ますので、前向きに取り組めるよう応援しています♪