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【トイレに異変】犬がおしっこしない3つの原因とその対処法

飼っている犬の様子がおかしいと感じたとき、あなたはどうしますか?もし長い時間犬がトイレでおしっこしない状態だとしたら、あなたも心配になりますよね。

病気なら早めに病院に連れていくべきですが、原因がわからないとタイミングがとても難しいです。だからといって、選択を間違えると犬の命にかかわる可能性もあります。

この記事では、そんな心配を抱えているあなたに「犬がおしっこしない原因とその対処法」について説明しています。この記事を読めば、犬がおしっこをしない場合の対処法がわかり気持ちが楽になるでしょう。

犬は言葉が話せないので、飼い主はしぐさなどを見て直感で状況を判断する必要があります。大切な家族のことですので、最後まで読んで犬のことを理解してくださいね。

(アイキャッチ画像出典:https://www.photo-ac.com/main/detail/947759)

犬がトイレでおしっこしないなら、まずは病気を疑おう

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はじめに、結論からお伝えします。犬が長時間、たとえば1日近くおしっこをしない場合は、病気の可能性を疑ってください。

犬がおしっこをしない状態が続くのは、非常に危険なことです。犬の異変を確認したら、できるだけ早く病院に行きましょう。

おしっこをしていても、血が混じっていたり出しづらい様子だったりという場合もあります。普段のしぐさがいつもと違うと感じたら、おしっこの頻度や状況を確認してみましょう。

おしっこしないまま放っておいたらどうなる?

なぜおしっこが出ないとすぐ病院に行くべきなのか、その理由を説明します。長時間おしっこをしないでいると、犬の体内に尿が溜まり「尿毒症」になってしまうからです。

尿毒症の症状は食欲不振、嘔吐、下痢などから痙攣などの神経障害まであり、状況によっては数日で死んでしまう可能性もあります。

そのため異変に気づいたら、まずは勘違いでも良いので病院に行くようにしましょう。

犬の健康管理は、便秘や下痢などうんちの状態で確認している人が多いと思います。しかし「おしっこが出ない」というのは、うんちの状態よりももっと緊急性が高いのです。

犬を病院へ連れていく目安となるしぐさは?

今までの説明で、おしっこが出ないことの危険性が分かっていただけたかと思います。しかし、「おしっこが全く出ていないわけではないけど、なんか怪しい」という状況もあることでしょう。

目安として、以下のサインがすべて見られた場合は、とりあえず病院に連れて行ってみてください。

犬を病院に連れていくサイン
  • お尻を気にする
  • クルクルと回る
  • トイレに行くけどおしっこが出ない

犬を飼っているとわかると思いますが、「お尻を気にする」や「クルクルと回る」というしぐさは、普段トイレに行く前にも見られます。

しかし、そのしぐさの後におしっこが出ない場合は、最後におしっこしたのはいつか」を確認してください。

犬がトイレをがまんできるのはどれくらい?

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犬は通常、どのくらいの時間おしっこをがまんできるのでしょうか。

成犬で説明すると、がまんできる時間は12時間程度と言われています。1日平均3~5回おしっこをするのが普通の状態です。

回数も重要ですが、量に注意すべきという見方もあります。1日の平均的なおしっこの量は、体重1kgあたりでだいたい24~41mlだそうです。

おしっこの量が体重1kgあたり2ml以下になると「無尿」と呼ばれ、尿毒症などの病気だと考えられます。

3kgの小型犬をイメージすると、1日の平均的なおしっこの量は100ml程度になります。これは缶コーヒーの半分ぐらいの量と考えると、わかりやすいでしょう。

3kgの小型犬はおしっこの量が6ml以下だと「無尿」と言えます。計量スプーンの小さじ1杯が5mlなので、小さじ1杯程度と考えると良いでしょう。

犬がトイレでおしっこしない3つの原因

ここからは、犬がトイレでおしっこをしない3つの原因について説明します。3つの原因とは以下のようになっています。

トイレでおしっこをしない原因
  • 病気
  • 性格
  • 生活習慣

次の章から1つずつ詳しく見ていきますが、原因は1つだけとは限りません。複数の要因があることも考えられますので、すぐに決めつけないことが大切です。

人間も同じですが、飼っている犬と全く同じ犬は世界中どこを探しても存在しません。犬にも個性がありますので、自分が飼っている犬のことを考えながら読み進めてください。

犬がトイレでおしっこしない原因① 病気

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犬がトイレでおしっこをしない原因の1つ目は「病気」です。病気を疑う必要性はすでに理解していただいていると思います。

犬がおしっこをしないことで考えられる病気には、以下のものがあります。

おしっこをしないことで考えられる病気
  • 尿路結石症
  • 膀胱炎
  • 前立腺肥大
  • 慢性腎臓病

それぞれの病気について簡単に説明していきます。いずれの病気の場合でもおしっこが出ないという症状が見られたら、できるだけ早く病院へ連れて行きましょう。

尿路結石症

尿路結石症は、尿路に結石ができてしまう病気です。尿路は腎臓で作られた尿が体外へ排泄されるまでの通路なので、結石が尿路を塞いでしまうとおしっこが出なくなります。

細菌感染やストレスなどが原因で、メス犬によく見られる病気だと言われています。

膀胱炎

膀胱炎は文字どおり、膀胱に炎症がおこる病気です。人間も我慢をしすぎたら膀胱炎になると言われますが、犬も同じです。

膀胱炎は、オス犬と比べて尿道が広く短いメス犬に多く見られる病気です。

前立腺肥大

前立腺肥大は精巣から分泌されるホルモンのバランスが崩れることで、前立腺が肥大する病気です。犬が去勢手術をする理由の1つとして、この前立腺肥大の予防があります。

前立腺が大きくなると尿道を圧迫してしまい、おしっこが出なくなります。

慢性腎臓病

慢性腎臓病は長い期間をかけて腎臓の機能が低下していく病気です。高齢犬に多く見られ、末期の状態になるとおしっこが出なくなります。

高齢の犬に「最近元気がなくなってきた」などの症状が見られた場合は、この慢性腎臓病が考えられます。

犬がトイレでおしっこしない原因② 性格

犬がトイレでおしっこをしない原因の2つ目は「性格」です。犬は基本的に「安心」と判断できないと、おしっこをしません。

例えば、こわがりな性格の犬がトイレで怒られた経験があると、おしっこをなかなかしなくなります。また、きれい好きな犬の場合は、トイレのペットシートを変えないとおしっこをしないこともあります。

犬が安心しておしっこできるようにするには、「失敗を怒らない」や「トイレを清潔にする」など、飼い主の努力が必要となるのです。

犬がトイレでおしっこしない原因③ 生活習慣

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犬がトイレでおしっこをしない原因の3つ目は「生活習慣」です。知らず知らずのうちに、トイレでおしっこをしない生活になっている可能性があります。

例えば、散歩のときにおしっこをする習慣がついている場合は、家のトイレでおしっこしなくなっているかもしれません。

また、留守番などでずっと寝ていたり運動をしていないと、あまり水を飲まずにおしっこが出づらい状態になることも考えられます。

食事などについても年齢とともに犬の体が変化して、合わなくなっている可能性があります。生活習慣が、「トイレでおしっこが出ない」きっかけになるかもしれないことを覚えておきましょう。

病気でなければ、毎日の生活を見直そう

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この記事の前半で「病気の場合はすぐに病院に連れて行こう」と説明しましたが、病気ではないとわかった場合は、性格や生活習慣が原因だと考えられます。

その場合は、毎日の生活について見なおすことを考えましょう。性格や年齢に合わせて、環境をもう一度考えてみてください。

犬が高齢になった場合は、食事をドライフードからウェットフードに変えても良いでしょう。運動や水分摂取量を増やして、おしっこが出やすくしてあげてください。

フードを変えるとお腹をこわす犬などもいるので、一気に変えるのではなく様子を見ながら時間をかけて変えていきましょう。

まとめ:犬がおしっこしない異変に気づいたら、早めに受診しよう

出典:https://www.photo-ac.com/main/detail/23329955

今回は「犬がおしっこしない原因とその対処法」について説明しました。

大切なことなので何度も言いますが、犬が長時間おしっこをしない場合は、病気を疑ってすぐに病院に連れて行ってください。

おしっこは、話ができない犬の健康をチェックする指標です。犬にできるだけ長生きしてもらえるように、毎日チェックして異変にすぐ気づけるようにしましょう。

大切な家族である犬とできるだけ長い年月を過ごせるよう、自分にできることから行動していきましょう。その気持ちが犬にも伝わり、犬も飼い主もお互いに幸せな生活が過ごせると思います。

ABOUT ME
たかっぴ
一級建築士 × Webライター。社会人歴20年。人生100年時代を意識し、自己成長のためにWebライティングを勉強中。 「思考の言語化」で抽象的なことを深堀りしていきます。