仕事がうまくいかなくて「仕事に行くのが辛い」や「職場の人間関係がうまくいかない」、「今の仕事が自分に合っていない」と思っていませんか?
人間関係や多くの仕事に追われたりすると仕事に身が入らなかったり、出勤することが憂鬱になったりしてしまいますよね。
この記事では仕事がうまくいっていなくて問題を抱えている人に向けて、仕事がうまくいかない原因や問題を解決するための方法を【考え方編】と【行動編】に分けて6つ解説していきます。
出典:https://pixabay.com/ja/vectors/従業員-デスク-ストレス-6038877/
仕事がうまくいかない時の5つの原因
仕事がうまくいかない時の原因は5つありますので、それぞれを紹介したいきます。
経験が不足している
仕事がうまくいかない原因の多くが経験不足です。仕事は慣れていけば無意識の状態である程度できるようになるものです。
入社して間もない期間は仕事の一連の流れがまだ理解できておらず、一つ一つの作業に時間がかかってしまったり、ミスをしてしまうことがあります。
しかし、時間をかけて慣れていけば身体が作業を覚えて無意識的に仕事をこなすことができるようになります。
些細なミスを繰り返している
些細なミスを繰り返してしまうことも仕事が上手くいかない要因の一つです。
些細なミスをしてしまうと、そのミスに対するリカバリーに手間と時間がかかります。その結果、段々と焦りが生じてさらにミスを繰り返すといった悪循環に陥ってしまいます。
また、ミスを繰り返してしまうと「なんでこんなにミスを繰り返してしまうのだろう‥」と自己肯定感が低下してしまい、自分は無能だと思い込んでしまうことでしょう。
仕事に集中できない
仕事に集中できないのは周りの環境やストレスによるものが多いです。集中できない原因には大きく分けて職場環境が悪い場合と家庭やプライベートに問題を抱えている場合の2つあります。
職場環境が悪い場合はオフィスが騒がしい、デスクの周りを頻繁に人が通る、集中して作業しようとしている際に話しかけられるなどが挙げられます。
プライベートに何らかの問題を抱えている場合は、勤務中も頭をよぎってしまい、気が散ることでしょう。
人間関係がうまく築けない
人間関係が築けないことも仕事がうまくいかない原因です。多くの仕事は協力し合って進めていくものです。
協力関係が築けていれば少々のミスであれば仲間と助け合うことができ、リカバリーすることができるでしょう。また、上司や経験者からアドバイスをもらうことができ、スムーズに仕事を進めることができます。
時間的に余裕がない
締切や納期にいつもギリギリになっていませんか?時間に追われた状態で作業を行なっても、無理やり期間に間に合わせようとして仕事内容が雑になってしまいます。
良いものを作ったり、熱の入った仕事を行う際は時間をかけて自分の満足行くまで突き詰める必要があるでしょう。
仕事がうまくいかない人の5つの特徴
仕事がうまくいかない人の特徴は5つに分けられますので、それぞれを紹介していきます。
基礎的なことができない
どんな仕事においても下積みといった基礎である作業が存在します。仕事が上手くいっている人や上級者は必ず基礎的なことができた上で高等な技術を行なっています。
そのため基礎的なことをめんどくさがって常に力を抜いて仕事をしている人はいつまでも成長しないと言えるでしょう。
上司とコミュニケーションを取らない
上司は自分と同じ下積み時代を乗り越えてきた先輩です。そのため、今悩んでいることを上司も経験して解決したことがある可能性があります。
そのため上司にアドバイスをもらうことで、自分だけで悩みを解決するよりも短時間で解決できることがあります。
ですが、普段から上司とコミュニケーションを取らない人は質問やアドバイスを求めようとしてもハードルが高くなり、助言をもらうことが難しくなることでしょう。
物事にルーズ
物事にルーズな人は仕事を的確に進めることができません。仕事を納期に間に合わせなかったり、取引先への返答が遅い場合は相手が不安になり、信頼してもらえなくなります。
その結果、大事な仕事を任せられなくなり、商品を買ってもらえず、大きな成果を上げることが難しくなってしまうことでしょう。
仕事の優先順位がわかっていない
仕事の優先順位がわかっていなければ効率良く仕事が進まなくなります。優先順位の高い仕事から着手し、重要な仕事ほど多くの人に確認してもらう必要があります。
そのため、優先順位の低い仕事ばかり行なっていると、重要な仕事の納期が迫り、焦りが生じることで雑な仕事しかできなくなってしまうことでしょう。
完璧主義
完璧に仕事をこなすことは重要ですが、完璧を求めるあまりに作業時間が長くなってしまうと逆に効率が悪くなります。
また、力を最大限に込めて仕事を行なったとしても必ず良い評価をもらえるわけではありません。そのため評価されなかった時に成果と労力が見合っていないと感じ、仕事が嫌になってしまうでしょう。
仕事がうまくいかない時の5つの対処法【考え方編】
仕事がうまくいかない時は考え方を変えるだけで簡単に問題を解決できることがあり、その方法は5つあります。それぞれを紹介していきます。
今の環境がずっと続くわけではないと考える
今の環境が辛かったとしても、いつかは良いこともきっとあります。そのため、いつまでも落ち込んでいたら余計に仕事が手につかなくなります。
そのため、時には時間が解決してくれると考えて今自分にできることだけを一生懸命取り組むことをしましょう。
プラス思考を意識する
仕事で何か問題が起こった時はプラスに考えるようにしましょう。人間の思考は簡単に変えられるものではないため日頃からプラス思考を意識するようにしましょう。
プラス思考になることで何か問題が生じた場合でも、諦めるのではなく、解決策を考えることができるようになるので仕事がうまく進むようになります。
完璧主義をやめる
完璧を求めるあまり作業時間が長くなり、効率が悪くなる可能性があるため、100%ではなく80%を目指すようにしましょう。
そうして割り切ってしまうことで作業効率が向上し、多くのいい成績が残せるようになることでしょう。
他人と比べない
もし同期や後輩がいい成績を出していたとしても過度に比較しすぎてはいけません。どんな世界でもどんなに優れている人でも必ず上には上がいます。
人それぞれ能力の違いがあるのは当然です。そのため割り切って、自分ができることを精一杯やることを考えましょう。
周囲と比較することで自信やモチベーションを失うことは避けましょう。
自己評価をしない
基本的に仕事では自分の評価をするのは他人です。そのため自分で仕事ができないと評価してしまうとネガティブ思考に陥るだけで良いことはありません。
反対に自分は何でも仕事ができると考えてしまう場合もあり、その場合成長を抑制してしまう可能性もあります。そのため、自分で自己評価はしないようにしましょう。
仕事がうまくいかない時の5つの対処法【行動編】
仕事がうまくいかない時は行動を起こすことが最も問題を解決しやすいです。その方法を5つ紹介していきます。
助言をもらう
仕事がうまくいかないと感じたら上司や同僚にアドバイスをもらう習慣をつけましょう。
アドバイスをもらうことで問題に対する解決法を早く見つけることができます。
うまくいかないと思う原因を紙に書き出す
仕事がうまくいかないと思う原因を紙に書き出す習慣をつけましょう。
人間はどうしても時間が経つと忘れてしまいます。そのため紙に書き出すことで、見える化し、いつでも見返すことができるようにしておく必要があります。
また過去にあった問題にぶち当たった時に書いてあった原因を見返すことで効率良く問題を解決できることでしょう。
身の回りを整理する
身の回りを整理することもおすすめです。整理整頓することで、自分にとって必要なものが見えてきます。
整理されていると仕事に対する優先順位が分かりやすくなるので効率良く仕事が進むことでしょう。
ルーティンを作る
商談やプレゼンを行う時は緊張する人が多いでしょう。そういう人にはルーティンを作ることをおすすめします。
ルーティンとは、「決まった手順」を意味します。これをやればうまくいくと言った自己暗示に思えるかもしれません。
ですが、これをすると「落ち着く」や、「うまくいく」といった経験を体に覚え込ませて緊張を和らげる効果があります。
しっかり休息を取る
休息を取ることはとても重要です。ずっと仕事に張り詰めて疲れがたまっていけば、本来の能力を発揮できません。
疲れがたまっていることに気づいていない人が、休息を取ったら仕事の効率が良くなったということも珍しくありません。
なので、休息の日をしっかり確保してONとOFFの切り替えを意識しましょう。
仕事がうまくいかない時にしてはいけない4つの行動
仕事がうまくいかない時に間違った行動をしてしまう人がいます。間違った行動をしてしまうと体や心を壊してしまうことがあります。そのしてはいけない行動を4つ紹介していきます。
自分を責める
仕事がうまくいかない時に自分を責めてはいけません。うまくいかない時は自分以外が原因の場合があります。
辛い時に自分を責めてしまうと立ち直ることが難しくなってしまいます。
はずは一度落ち着いて、自分には何ができたのか、どうすればうまくいったのかなどを考えるようにしましょう。
暴飲暴食する
食事をすることはストレスの発散になりますが、過度な暴飲暴食は体調を崩しかねません。
体調が悪くなれば本来の能力を発揮できず、余計に仕事の効率が悪くなる悪循環になります。
そのため健康的な食事と適度な運動をして、健康に良いストレスの発散を心がけましょう。
他人にやつあたりをする
仕事がうまくいかない時はストレスがたまり、他人にあたりたくなる時もあるかもしれません。
ですが、他人にやつあたりをして良いことは全くありません。周りの人間を不幸にさせてしまい、信頼してくれる人がいなくなってしまいます。
なので辛い時こそやつあたりをするのではなく、支えてくれる人に感謝をすることを心がけましょう。
ミスをいつまでも引きずる
ミスをしたことをいつまでも引きずっていると気分が落ち込んでしまい、いいパフォーマンスができなくなります。
ミスをしてしまったことは仕方ないと割り切ってしまい、次に同じミスを繰り返さないようにすれば、確実に成長することができるでしょう。
どうしても仕事がうまくいかない時は?
上記で紹介してきた対処方法を実践したが、どうしても仕事がうまくいかないこともありますよね。そういう人はまだ諦めなくても大丈夫。まだできることがありますのでそれを3つ紹介していきます。
長期の休暇をとる
仕事がうまくいかない結果、大きなストレスを抱えたり、体調を崩してしまった場合は短い休息だけでは癒せない場合があります。
そのような時は職場に申し出て長期間で休暇を取らしてもらうことも大切です。
仕事のことを一度忘れて身体と心をリフレッシュすることで、体調が良くなる可能性ことでしょう。
人事異動を申し出る
人間関係で仕事がうまくいかないと感じてる場合や、今の作業が自分に合っていないと感じる場合は勇気を出して人事異動を申し出ることをおすすめします。
職場の環境が変われば仕事がうまくいくようになる場合も多いです。そのため、人事異動を申し出て仕事をしやすい環境に移りましょう。
転職する
人事異動をしても仕事がうまくいかなかったり、辛い状況が続く場合は転職を検討するのも良いでしょう。
上記で述べている原因は環境の変化で改善する余地があるものが多いですが、そもそも職場が自分に合わない場合は転職することで仕事がうまくいくようになる可能性があります。
【まとめ】仕事がうまくいかない時は考え方と行動で解決する
「仕事がうまくいかない」原因は様々ですが、自身の考え方や行動を変えるだけで改善する場合が多いです。まずは何故仕事がうまくいかない原因を明確にして、今自分に何ができるのかを考えて改善策を見つけましょう。
そして、どうしても仕事がうまくいかない場合は転職を検討してみることをおすすめします。
人それぞれ得意不得があることは当然です。そのため仕事がうまくいかないからといって自分を責めたり、傷つける必要は全くないのです。
しっかり自分と向き合って、仕事がうまくいかないには何が原因なのか、どうすれば解決できるのか、自分に合った解決方法を見つけて仕事に対する問題を解決していきましょう。