「ワイシャツの襟にシミができちゃった」「シミの落とし方がわからない」と困っていませんか?
毎日着るワイシャツの襟にシミがあることで、周りの人に不潔に思われてしまうのは嫌ですよね。
襟にできたシミは、自宅にあるものや掃除で余ったもので簡単にできるので、心配はいりません。
この記事では、ワイシャツの襟についたシミの落とし方やシミの予防方法を紹介しますので、ぜひご覧ください。
(アイキャッチ画像出典:https://www.photo-ac.com/main/detail/2666175?title=%E3%83%AF%E3%82%A4%E3%82%B7%E3%83%A3%E3%83%84%E3%81%AE%E8%A5%9F%E6%B1%9A%E3%82%8C&searchId=1641103772)
シミ落としに失敗しないための事前確認
襟のシミ落としをする前に、まずは洗濯表示やワイシャツの素材を確認してください。
洗濯表示やワイシャツの素材を無視すると、シミが広がったり色落ちしたりして、シミ落としが失敗に終わってしまいます。
確認事項を見て、「自宅でのシミ落としは難しい」と判断した場合は、クリーニング店でシミ落としをしてもらいましょう。
襟のシミ落としをする前の確認①洗濯表示
自宅でのシミ落としでは最後に洗濯をします。そのため、水洗いできないワイシャツは、自宅でシミ落としができません。
水洗い不可のマークは、桶に✕が書かれているものです。あなたのワイシャツに表示があるか見てください。
以下ecolocoのホームページでわかりやすく説明されていますので、確認してくださいね。
襟のシミ落としをする前の確認②ワイシャツの素材
シルクやレーヨン、ウールのような素材のワイシャツは、自宅でシミ落としをすべきではありません。
これらは大変デリケートな素材で、水分を含むと、縮んだり色落ちしたりしてしまう可能性がありますよ。
デリケートな素材のワイシャツは、クリーニング店でシミ落とししてもらうことをオススメします。
襟にできた軽いシミの落とし方①食器用洗剤を使う
では、襟についたシミの落とし方を紹介します。準備するものと手順を紹介するので、参考にしてください。
最初に紹介するのは、食器用洗剤を使用する方法です。食器用洗剤はどのご家庭にもあるので、手軽にシミ落としできますね。
- 食器用洗剤
- 使い古した歯ブラシ
- ゴム手袋
- 40〜50℃のぬるま湯をため、シミ部分を浸す。
- シミ部分に歯ブラシで食器用洗剤をなじませる。
- シミが落ちてきたら、ぬるま湯ですすぐ。
- 普段どおりに洗濯する。
食器用洗剤は、クレンジングオイルやシェービングクリームで代用も可能です。
また、色落ちするか確認するために、ワイシャツの目立たないところにシミ落としを試してみてくださいね。
襟にできた軽いシミの落とし方②酸素系漂白剤を使う
次に紹介するのは、酸素系漂白剤を使用したシミの落とし方です。
- 酸素系漂白剤(液体でも粉末でも可)
- ゴム手袋
- 40〜50℃のぬるま湯をため、シミ部分を浸す。
- 酸素系漂白剤を使用する。
- シミが落ちてきたら、ぬるま湯ですすぐ。
- 普段どおりに洗濯する。
酸素系漂白剤が液体の場合は、シミ部分に直接つけてなじませます。粉末の場合は粉末をお湯に溶かし、ワイシャツを浸け置きしてください。
酸素系漂白剤の場合も色落ちしてしまう可能性があるので、目立たないところにシミ落としを試してみましょう。
ちなみに、市販の酸素系漂白剤として、オキシクリーンやワイドハイターEXパワーが挙げられますよ。
襟にできたシミの落とし方③色柄ものには重曹+クエン酸
次に、色や柄のある衣服のシミ落としに有効な、重曹とクエン酸を使用した方法を紹介します。
- 重曹
- クエン酸
- 空のスプレーボトル
- スプーンや使い古した歯ブラシ
- ゴム手袋
- 水250mlに小さじ1杯分の重曹を混ぜ、重曹ペーストを作る。
- 水100mlに小さじ半分のクエン酸を溶かし、スプレーボトルに入れる。
- 重曹ペーストをシミ部分に塗る。
- クエン酸スプレーをシミ部分に吹きかける。
- 泡ができてきたら、シミ部分を優しく揉む。
- シミが落ちてきたら水ですすぐ。
- 普段どおりに洗濯する。
重曹にクエン酸スプレーを吹きかけると泡が発生します。この泡が繊維に入り込み、汚れを浮かせてくれるのです。
重曹ペーストを塗る時は、スプーンや使い古した歯ブラシを使用し、シミ部分を覆うようにして塗りましょう。
また、重曹やクエン酸には漂白効果がないので、色や柄のある衣服のシミ落としもできますよ。
襟にできたシミの落とし方④扱いやすさならセスキ炭酸ソーダ
次に、セスキ炭酸ソーダを使用したシミの落とし方を紹介します。
セスキ炭酸ソーダは水に溶けやすく扱いやすいので、家中の油汚れ掃除に使いやすい洗剤ですよ。
- セスキ炭酸ソーダ
- 空のスプレーボトル
- 水500mlに小さじ1杯分のセスキ炭酸ソーダを溶かす。
- セスキ炭酸ソーダを溶かした水をスプレーボトルに入れる。
- シミ部分に吹きかける。
- 20分ほど放置し、シミ部分を優しく揉む。
- 普段どおりに洗濯する。
セスキ炭酸ソーダは水に溶けやすい性質を持っているので、洗濯する前にすすぐ必要はありません。
また、他の洗剤などに比べ、人体に非常に優しい洗剤なので、ゴム手袋をしなくても問題ありませんよ。
襟にできたシミの落とし方⑤酸素系漂白剤+重曹が最強!
上記の方法でシミが落ちなかった場合は、酸素系漂白剤と重曹を使った方法でシミ落とししましょう。
この方法は、他の方法に比べて手間はかかりますが、その分、ガンコなシミを落とすパワーが最も強い方法です。
ただし色落ちする可能性が高いので、必ず白無地で水洗いができるワイシャツのみに行ってくださいね。
- 酸素系漂白剤
- 重曹
- スチームアイロン
- スプーンや使い古した歯ブラシ
- ゴム手袋
- ぬるま湯に大さじ1杯分の酸素系漂白剤を溶かす。
- さらに重曹を大さじ半分溶かす。
- できたペーストをシミ部分に塗る。
- ペーストを塗ったシミ部分にスチームを当てる。
- シミが落ちてきたらぬるま湯ですすぐ。
- 普段どおりに洗濯する。
作ったペーストをワイシャツに塗る際は、必ずゴム手袋をしたり、スプーンや使い古した歯ブラシを使用したりしてください。
襟にできたシミの落とし方⑥不安ならシミ落とし専用洗剤
「自宅でシミを落としたいけど、色落ちや生地の傷みが不安」という方は、シミ落とし専用の洗剤を購入するのも手です。
シミ部分に直接塗ったり、泡を直接吹きかけたりする洗剤が多いので、誰でも簡単に使用することができます。
シミ落とし専用の洗剤なので、色落ちしたり、生地が傷んだりする可能性は非常に低いです。
おすすめの洗剤をいくつか紹介します。お店で購入する場合は、いちばん安い商品を選んで問題ありませんよ。
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襟のシミを予防する方法
襟のシミを落とす方法を紹介しましたが、襟にシミができなければ、面倒なシミ落としをしなくて済みますよね。
ここからはシミを予防する方法を紹介します。紹介する方法は以下の2つです。
- 洗濯の方法を変えて予防する。
- グッズを使って予防する。
シミを予防する方法①洗濯の方法を変える
日々行う洗濯の方法を変えるだけでも、シミを予防することができます。
まず、ワイシャツを脱いだら早めに洗濯をしましょう。時間が経つと、シミの原因がガンコな汚れに変わってしまいます。
そして洗濯をする時は、洗濯洗剤の他に液体の酸素系漂白剤やセスキ炭酸ソーダを入れると効果的です。
また、洗濯する量は洗濯機の7〜8割に留めましょう。洗剤が洗濯物に行き渡り、汚れをしっかり落とすことができます。
シミを予防する方法②グッズを使う
あらかじめ使用することで、襟のシミを予防できるグッズがあります。ぜひ使ってみてくださいね。
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ベビーパウダーには、汗や油を吸収する性質があります。ワイシャツの襟につけるとシミができにくくなりますよ。
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ワイシャツをアイロンがけする際にはアイロン用のりを使用しましょう。襟にのりの膜ができ、シミ予防になります。
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襟汚れ防止テープは襟の内側に貼り付けます。無色透明なものが多いので、目立つ心配はありません。
襟のシミができる理由
そもそもなぜ襟にシミができるのでしょうか?シミの原因は、首周りの汗や皮脂、化粧品などの汚れにあります。
これらの汚れが襟の生地に入り込み、繊維に残り続けた結果シミになってしまうのです。
汚れが蓄積すると黄ばみに変化し、黄ばみは紫外線や空気に触れて、酸化することで濃くなってしまいます。
また、落としにくいガンコ汚れである黒ずみは、汗や皮脂、化粧品にホコリやゴミが付着することで生じるものです。
襟にできたシミの落とし方を知って毎日の気分を爽快に!
今回は、襟についたシミの落とし方やシミの予防方法、シミができる原因について紹介しました。
今回紹介した方法は、衣服の生地や洗濯表示によりますが、ポロシャツやコートの襟汚れにも応用できます。
襟のシミを気にする必要がなくなれば、毎日キレイなワイシャツを着ることができ、気分も上がるでしょう。
どの方法も自宅にあるものや、掃除で余ったものでできるので、ぜひ試してみてくださいね。