格安スマホは大手キャリアのスマートフォンと比べると性能が低いと思っていませんか?
現在の格安スマホは十分に良い性能を持っています。しかし、性能の良い格安スマホを見分けるために、どこを見ればよいかわからないですよね。
この記事では、高性能な格安スマホを判断するために見る箇所や格安スマホに乗り換えるメリット・デメリットを解説します。
おすすめの機種も併せて紹介するので、格安スマホの性能がどのようなものかを知りたい方は最後までご覧ください。
(アイキャッチ画像出典:https://pixabay.com/ja/photos/iphone6plus-%e5%9c%b0%e4%b8%8b%e9%89%84-538898/
格安スマホの性能は良くない?
格安スマホの性能はiphoneや高性能androidと比較して劣っているといわれていますが、わずかな違いはあるものの、現在の格安スマホは十分良い性能を持っています。
性能が良くないといわれている原因は通信速度の遅さやサポートの少なさなど、外部環境にあると考えられます。
しかし極端に遅いわけでもなく、サポートもかなり充実しているため、生活をするうえで使う分には十分です。
格安スマホの性能に不満を持っている人は少ない
WACARUの格安スマホ(SIM)に乗り換えて後悔した人の割合アンケート調査によると、格安スマホに乗り換えて「後悔している」「やや後悔している」と回答した人は6.8%でした。(参考:格安スマホ・SIMに乗り換えて後悔した人の割合調査レポート – WACARU NET https://wacaru-net.co.jp/cheap-sim-regret/
半面、格安スマホに乗り換えて「後悔していない」と回答した人は80.7%でした。
また、不満を持っている内容で多かったのは「月額料金」「通信速度」「通話料金」でした。
このことから、格安スマホの性能に不満を持っている人は少ないことがわかります。
高性能な格安スマホの要素①CPU
格安スマホに限らず、すべてのスマホの性能を決めるうえでCPUは重要です。高性能ほどサクサク動き、低性能ほどもっさりとした動きになります。
格安スマホに搭載されているCPUの性能は幅が広いため、どのCPUが使用されているかをしっかりと見ることが必要です。
ただ、どのCPUが高性能なのか表記を見ただけで理解するのは難しいです。以下の表に格安スマホでよく使用されている「Snapdragon」と「iPhone」のCPUをまとめています。
高性能 | Snapdragon:870,888,Gen1
iPhone:11,XR,XS |
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比較的高性能 | Snapdragon:845,695 5G,690 5G
iPhone:8,X |
普通性能 | Snapdragon:480,730,690
iPhone:7 |
低性能 | Snapdragon:630,632,650
iPhone:6s,SE第1世代 |
最底辺 | Snapdragon:450,625,439
iPhone:5s,6 |
高性能な格安スマホの要素②カメラ
格安スマホを選ぶうえでカメラも重要な要素の1つです。カメラの性能を比較するうえで重要な指標が画素数です。
画素数とは1枚の画像を構成する小さな点のことで、数字が大きいほど粗さがない写真が撮影できます。
普段の撮影や投稿など、日常で使用する場合は1,000万画素以上のカメラを選ぶようにしましょう。
ただし、画素数が大きいほどデータ量も多くなります。あまり写真にデータを使いたくない方は低画素の格安スマホを選びましょう。
高性能な格安スマホの要素③様々な機能
格安スマホにはユーザーが快適に使用できるような様々な機能がついています。
例としては防水・防塵、おさいふケータイ、指紋認証・顔認証などがあります。
ただし、例として紹介した機能がすべての格安スマホに搭載しているわけではありません。また、機能が多いほど機種代も高くなる傾向にあります。
どの機能が搭載されているかを調べ、必要な機能が搭載されている格安スマホを選びましょう。
格安スマホにするメリット
格安スマホに乗り換えた場合、以下の3つのメリットを受けられます。
- 利用料金が安い
- 料金プランがわかりやすい
- 今までの携帯番号を引き継げる
どれも大手キャリアと比較すると魅力的なメリットとなっています。
利用料金が安い
格安スマホの利用料金は月額1,000円から3,000円と、大手キャリアと比較してかなり安めに設定されています。
大手キャリアの携帯料金は2,000円から7,000円と幅広いですが、快適に使用する場合はどうしても5,000円以上かかってしまいます。
大手キャリアから格安スマホに乗り換えた場合、最低でも月2,000円、年24,000円節約できるので、家計にとってかなりうれしいですね。
料金プランがわかりやすい
大手キャリアの料金プランは一目見ただけではわかりにくく、細かな文字まで見なければ理解できないプランとなっています。
しかし、格安スマホの料金プランはとてもシンプルで、自分がどのプランを選べばよいかすぐにわかります。
もし、料金プランを間違えて選択しても、翌月には変更できるので、安心して使用可能です。
今までの携帯番号を引き継げる
格安スマホに乗り換えを検討している人にとって、携帯番号を引き継げるかどうかは大切だと思います。
格安スマホに乗り換えた場合、携帯番号の引継ぎは可能ですので、新しく携帯番号を取得する必要はありません。
そのため、格安スマホに乗り換えるためにあなたの携帯番号を知っている人全員に連絡する必要もありません。
格安スマホにするデメリット
格安スマホへの乗り換えはメリットだけではありません。以下の3つのデメリットが存在します。
- 通信速度が遅い
- 対面サポートが受けづらい
- 5G非対応の格安スマホが多い
格安スマホに乗り換えるためには、デメリットも考慮して検討しましょう。
通信速度が遅い
格安スマホの通信速度は大手キャリアの通信速度より若干遅いと感じる人が多数います。
格安スマホを取り扱う企業は大手キャリアが保有している回線を借りて使用しているため、通信速度が若干遅くなってしまいます。
特に、インターネットを利用する人が多くなる時間帯や場所ではもっと通信速度が遅く感じるでしょう。
対面サポートが受けづらい
格安スマホを取り扱う企業の中には、実店舗を持っておらず、インターネットのみで契約・サポートを行うところもあります。
インターネットのみで契約・サポートを行っている企業と契約すると、相談やトラブル対応もインターネットを介して行うため、対面でのサポートは受けられません。
ビデオ通話でのサポートを行っている企業もありますが、対面でのサポートは難しいでしょう。
5G非対応の格安スマホが多い
5Gとは、第5世代移動通信システムの略称であり、現在の主流である4Gよりも高速通信が可能な規格です。
現行の格安スマホには5Gに対応していない機種が多いため、5G対応のスマートフォンよりも通信速度は遅くなってしまいます。
5Gに対応している格安スマホも存在しますが、追加料金が必要になる場合が多いため、注意が必要です。
おすすめの格安スマホ① OPPO Reno7 A
ここからは、おすすめの格安スマホ3つをCPU・カメラ・機能に焦点を当てて紹介します。
OPPO Reno7 Aはオウガ・ジャパン株式会社から発売されているOPPOシリーズの最新版です。
CPUはSnapdragon695 5Gを搭載、カメラは外側に3つ、内側に1つつけられており、画素数は最大4,800万画素です。
防水やおサイフケータイ、指紋認証、システム劣化防止機能など、様々な機能を搭載しているため、長く使用したい方におすすめです。
おすすめの格安スマホ②Redmi Note11 Pro 5G
Redmi Note11 Pro5GはXiaomi(シャオミ)から販売されている格安スマホです。
格安スマホでは少ない5Gにも対応しており、他の格安スマホよりも高速通信が可能。
CPUはSnapdragon695 5Gを搭載、カメラは外側に3つ、内側に1つつけられており、画素数は最大1億800万画素です。
防水やおサイフケータイ、指紋認証にも対応しており、格安スマホの中ではハイスペックな機種となっています。
おすすめの格安スマホ③AQUOS sense6
AQUOS sense6はSHARP株式会社から販売されている格安スマホです。
CPUはSnapdragon 690 5Gを搭載、カメラは外側に3つ、内側に1つつけられており、画素数は最大4,800万画素です。
防水やおサイフケータイ、指紋認証にも対応しています。また、衝撃に強い構造をしており、電池持ちも非常に良いため、耐久性の高い格安スマホを使用したい方におすすめです。
まとめ:格安スマホは十分良い性能を持っている
格安スマホは大手キャリアと比較しても十分良い性能を持っており、さらに料金が安くなったり、携帯番号を引き継げるなどのメリットも存在します。
格安スマホ選びに失敗しないために、CPU、カメラ、様々な機能の箇所はよく見ておきましょう。
以上の3つを考慮しておすすめする格安スマホは「OPPO Reno7 A」「Redmi Note11 Pro5G」「AQUOS sense6」の3つです。
メリットがたくさんある格安スマホを、ぜひ検討してみてはいかがでしょうか。