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不動産投資初心者には信託のREITがオススメ!その訳とは

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不動産投資に興味があるけど手が出せない、という方向けに投資信託のREITというものを紹介します。「投資信託って何?」という方も、このすぐ後に簡単に説明をしてありますのでご心配なく。

不動産投資というとたくさんのお金が必要なので「やりたいけど…」と思う方も多いでしょう。REITなら高額な物件にも小額から投資をすることが可能です。

こちらの記事では、そんなREITに関する内容や仕組みなどを解説しています。

気軽に手が出せない不動産投資ですが、こちらを読めばREITの魅力を知ってもらえることでしょう。ぜひ最後までお付き合いくださいね。

REITって、そもそもどんなもの?

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REITとは不動産投資信託の意味で「Real Estate Investment Trust」の頭文字をとったもの。1960年代に米国で生まれ世界各国にあり、日本の不動産が対象だとJ-REITとも。

一般的な投資信託は有価証券(株式や債券)が対象ですが、REITは不動産が対象です。ちなみに投資信託とは「投資家から集めた小額のお金をひとつの大きな資金とし、プロが投資・運用する」ことです。

ここではそんなREITの事を、下記の流れで紹介していきます。

REITってこういったもの!
  • REITはどんな人向き?
  • どんな仕組みなのか
  • 直接投資とどう違うのか
  • どんなメリット・デメリットがあるのか

それ以外にも、投資対象の説明・REITの始め方や口座開設の手順も紹介もしています。

資金が少ない方にREIT(不動産投資信託)はオススメ

不動産投資というと多額の資金が必要だったり、その物件の運営・運用が必要だったりするので、投資というよりも経営に近い感じがあるでしょう。

REITはたくさんの投資家から資金を集めるので、数万円から投資が出来るのでローンを組むことなく投資が出来ます。複数に分散して投資が出来るので、リスクを抑える事も可能です。

それに不動産の運用や管理業務など、面倒に感じる事はプロが行ってくれるので投資家は出資するだけでいいという利点も。

REITは以下の点に当てはまる人にピッタリで、初心者向きの投資法といえますね。

REITはこんな人にぴったり!
  • 不動産投資をしたいけど管理・運営をするのは面倒
  • 興味はあるけど資金はそんなに多くはない

REIT(不動産投資信託)の運営はどんな仕組みなの?

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REITは「不動産投資法人」という会社のような形態をとっており、株券にあたる「投資証券」を発行、投資家はそれを購入することで「投資主」となるのです。

投資家から預かった資金を不動産に投資し、購入した物件の賃貸収入や売買などで得た収益を投資家に分配します。

法律で不動産投資法人が運用や管理などの業務を直接行う事が禁止されているので、資産の運用・保管・一般事務はそれぞれ外部に業務委託をしています。

その他に会社と同じように「役員会」や、株主総会に当たる「投資主総会」などもあるのが特徴です。

メリットが多い!REIT(不動産投資信託)の特徴

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REITをする上でのメリットは多く、資金面やサポート面など大きく5つに分けられます。どんなメリットが受けられるのか1つずつ見ていきましょう。

REITで始める投資のメリット5つ
  • 小額から取引が可能
  • 複数の不動産に投資が出来る
  • 専門家が運用してくれる
  • 高く安定した利回り
  • インフレに強い

小額から取引が可能

普通だと不動産に投資をするのに多額の資金が必要で、最低でも数千万円になるので気軽に投資は出来ません。

REITはそんな多額の資金をたくさんの投資家から集めるので、数万円~十数万円位から始められます

複数の不動産に投資が出来る

不動産投資には多額の資金がかかるので、複数の物件を所有するにも相応の資金が必要です。

REITは個人では中々難しい複数の不動産への投資が可能。そうすることで分散投資となり、リスクの分散・低減をすることが出来ます。

専門家が運用してくれる

投資には知識だけでなく経験も必要になり、それらを素人がやるのはとても難しいもの。

REITは不動産の売買や運用をプロがしてくれるので、投資家は購入をするだけで何の手間もかかりません。

高く安定した利回り

株式では企業の利益から法人税等を差し引き、そこから配当を行うので配当金の額は企業次第です。

REITの場合、利益のほとんどが投資家へ分配される仕組みになっていて、配当可能利益の90%超を分配することで法人税が免除されます。

株式と比較すると高い利回りが期待でき、あらかじめ決められた不動産賃貸料も定期的に入ってくるので、安定した分配金が見込めるでしょう。

インフレに強い

不動産は資産の中でもインフレに強いといわれており、物価の上昇にあわせて資産価値や賃料も上がる傾向にあるので、分配金の増加につながります。

通貨価値がインフレによって低下し資産が減少しても、REITで不動産資産を保有しておけばリスクを抑える事が期待できます。

もちろんデメリットも。REITのリスクとは?

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メリットばかりが目立つREITですが、デメリットももちろんあります。ここでいうデメリットは倒産や価格変動などのリスクをいい、自分の資産に大きな影響が出る事が多いです。

特に価格・収益変動のリスクに要因が多くありますので、よく見ておきましょう。

  • 投資法人の倒産・上場廃止のリスク
  • 価格・収益変動のリスク

投資法人の倒産・上場廃止のリスク

一般企業と同じように投資法人も倒産するリスクがあります。仮に経営破綻をした場合でも、不動産の価値がゼロにはならないので、投資資金の一部または全額が戻る可能性はあります。

また証券取引所が定める上場基準に抵触・上場廃止になった場合、取引が困難になったり、取引自体が終了になったりする事もあるので注意をしておきましょう。

価格・収益変動のリスク

REITは元本が保証されておらず、証券市場での需要と供給によって価格が変動しやすくなっています。

分配金も確約されたものでは無く、価格や収益が変動するリスクがあります。変動リスクには、以下のような要因があるので見ていきましょう。

価格・収益変動の要因
  • 金融市況
  • 不動産市況
  • 投資法人の経営状況
  • 自然災害による建物の損壊
  • テナントの退去
  • 賃貸料の未納
  • 不動産価格の下落による売却損
  • 分配先増加で1口あたりの価格減少
  • 法律・税制度などの変更
  • 金利の変動
  • 感染症の拡大

REIT(不動産投資信託)と直接投資ではこんな違いが!

不動産に投資をするのにREITを使う場合と、自分で直接不動産に投資をする場合でどんな違いが出てくるのか。資金面だけでなく、様々な違いがあるので見ていきましょう。

REIT(不動産投資信託)と直接投資の違い
REITでの投資 直接投資
資金 小額で大丈夫 多額の資金が必要
分散投資 複数の物件に投資出来る 出来るが多額の資金が必要
投資の対象 ホテルや倉庫・物流などと豊富 主なのは住居関係
物件の管理等 REITが管理運営をしてくれる 投資者が自分で管理をする
換金性や流動性 証券市場で売買が出来るので高い 不動産市場で売買するので低い

REITだと小額で始められるうえ、複数の物件に投資が出来るのでリスクを抑えられ、さらに管理運用はプロが行ってくれます。資金を出したら「後はお任せ!」といった感じです。

直接不動産に投資をすると多額の資金が必要なだけでなく、所有者自身で物件の管理運営をしなければならずとても大変。その分自由に出来るので、うまく運用が出来れば大きな利益になる可能性があります。

REITの投資対象は6種類。更に2つの型に分かれる

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REITが投資対象とする不動産は住居関係だけではなく、大きく分けるとホテルや物流といった6つのカテゴリがあり、さらにそこから2つの型に分けられます。

特定の用途がある不動産を「単一用途特化型」といい、2つもしくは3つ以上の複数の用途を組み合わせている不動産を「複数用途型」といいます。

REITの投資対象
種類 投資物件の特徴 景気による影響の有無 その他
オフィス オフィスビル 賃料が固定のケースが多く、影響は緩やか リモートワークで若干低水準
住宅 賃貸住宅 需要があるので左右されにくい ローリスクローリターンな事が多い
ホテル 観光・リゾート・ビジネスホテル 景気や季節の影響を受けるリスクが大きい 現在は新型コロナウィルスの影響で苦しい
商業施設 都市または郊外のショッピングモールや百貨店 個人消費に左右されやすいので影響を受けやすい こちらも新型コロナウィルスの影響で苦しい
物流施設 物流センターや倉庫などの物流施設 景気の影響は大きいが、一定の需要がある 一定の在庫維持をする企業がある
ヘルスケア 病院や養護施設など 景気の影響は受けにくい

単一用途特化型は値動きの予測がしやすく、景気で大きな値動きが発生しやすいですが、リスクが分散されないのでハイリスクハイリターンな点が特徴です。

複数用途型は2種類もしくは3種類以上の不動産に分散投資をする事で、リスクの軽減が出来ます。片方が景気の影響で下がってももう一方でカバーをするので、大きな損失から資産を守れます。

REITを始めるには何からしたらいい?

https://www.photo-ac.com/main/detail/22244100

REITを始めようにも、何をしたらいいか分かりませんよね?簡単にいうと証券会社で口座開設をすれば始める事が可能です。

とはいえ証券会社も色々あるので、どこがいいのか分からず迷ってしまうでしょう。そんな方にはネットで開設出来るSBI証券が一番オススメです。

SBI証券は他社よりも手数料が安く、PCが使えない外出先でもスマホで簡単に取引が出来ます。

さらにセミナーやたくさんの情報が無料で利用できるので、多くの投資家がSBI証券で取引をしています。どこにしたらいいか迷うなら、ネットで開設出来るSBI証券を始めてみましょう。

SBI証券で口座開設をしてみよう!

証券会社に口座開設をするのって難しいんじゃ…

「証券会社に口座を開設しよう!」と思ってもどうやればいいか分からないですよね。証券口座なんて「字を見ただけで不安が…」となるその気持ちは分かります。

でも実は意外と簡単に出来るのです。口座開設に必要なものを先に準備しましょう。

口座開設にはマイナンバーカードが必要ですが、まだ作っていない場合でも通知カードと免許証の2つがあれば問題ありません。

上記いずれかが準備出来たら、下記の流れで開設を進めていきましょう。今回はオススメをしたSBI証券を例に挙げていきます。

SBI証券に口座を開設する手順
  1. 公式サイトに行き「口座開設にすすむ」
  2. メールアドレスを入力する
  3. メールに認証コードが届くので入力する
  4. お客様情報の設定を入力する
  5. ユーザーネームとログインパスワードを忘れないようにメモ
  6. ログインをし、本人確認書類を提出する
  7. 審査後、開設完了!

実際にやってみると分かりますが、画面に沿って入力をするだけなので心配は要りません。

口座開設が簡単な「SBI証券」はコチラ!

REIT(不動産投資信託)は株式と似ている?

REITは「不動産投資法人」という株式会社のようなものがあり、そこで投資証券の発行が行われていたり、投資主総会が行われていたりします。

会社と同じような形態をとっているので、会社と似た用語が出てきます。「なんか聞いたことあるな?」と思う事もあるので、その点を見ていきましょう。

株式とREIT での用語の違い
株式 REIT
株式会社 投資法人
株式 投資口
株価 投資口価格
株券 投資証券
株主 投資主
株主総会 投資主総会
配当金 分配金

まとめると、REITは不動産の投資信託!

REITは不動産投資信託であり、一般的な投資信託は株式や債券などに対し不動産が対象です。元はアメリカで始まっており、日本ではJ-REITとよばれています。

REITは「不動産投資法人」という会社のような形態で運営しており、投資証券を購入することで集まった資金を不動産の購入や運用などに使用し、そこで得た収益を分配金としています。

不動産投資には多額の資金や運用の知識・経験が必要になってきますが、REITなら小額からはじめられるだけでなく、プロが運営してくれるのでその後の手間もありません。

インフレに強いとはいえ、景気に左右されるのでリスクは付きまとうもの。不動産投資に興味がある方はSBI証券に口座開設をすれば始めやすいので、魅力的な投資法だと言えますね。