仔犬を飼いはじめ飼い主としていい犬にするために、しつけ時期はいつからがいいのか分からない。飼えば仔犬が懐いてくれてめちゃくちゃ可愛がる妄想だけ膨らんでしまいますよね。
けれど犬は生きている動物でご飯も食べ、感情もあり生活します。家の中で飼うのが普通のいま、どんな風に生活するのか?しつけのいい犬はよく見るけど、どうやってしつけしているの?初めてで分からない!
疑問が山ほど出てきて迎えてから焦らない様する為に仔犬への接し方や、しつけのはじめかた、はじめる時期などしっかり知識を身につけて、ワンダフルライフを送りましょう。ぜひ最後まで読んでください。
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仔犬のしつけをはじめる時期いつから?
しつけをはじめる時期ですが、生後3週間~12週間の間は社会化期と呼ばれ、成長後の嗜好性や愛着を一番形成しやすく、ルールを飲み込みやすい時期です。将来一緒にどの様に過ごしたいかイメージをしておくとです。
12週を過ぎても社会化期は終わることはありませんが、警戒心や、恐怖心強まり、自我が出やすくなり信頼関係がないと問題行動をしやすくなります。社会化期は短い為、信頼関係と社会適応経験を沢山させて下さい。
仔犬のしつけをはじめる家族の心構えと準備
しつけをはじめるにあたり、「しつけないといけない」と躍起になり過ぎて仔犬が怯えてしまっては、生活をしていく上でお互いにストレスになります。仔犬にとって安心感をまず与えてあげましょう。
家族間で統一ルールを作って下さい。「同じ名前で呼ぶ」「ゲージから出すタイミング」「鳴いている時は構わない」「指示語の統一(ハウス)など」です。可愛いからと甘やかすと後々問題行動に発展しかねません。
迎え入れ準備としてハウス(クレート)の設置場所です。迎い入れてから場所を決めてあたふたする事もなくなります。部屋の条件などもあると思いますのでしっかり決めておきましょう。
仔犬のしつけ迎えてはじめは何から?
まずは名前を覚えてもらいましょう。呼び方は、上の内容でも書きましたが、家族全員が呼び方統一する事です。「タロウ」「ター」など変えないことです。仔犬が困惑してしまいます。人と変わらないのです。
そして、毎日の事になるのでトイレトレーニングは早く覚えさせたいですよね。迎えてから無理なくはじめていくことをおススメします。順を追って少しずつ、飼い主が焦ることなく取り組みましょう。
並行して、生活をして行く上で沢山の刺激を経験させてあげてください。刺激と言っても環境になれるという意味です。家の中なら掃除機、ドライヤー、呼び出し音など生活に関わる音などです。
人環境の中でストレスなく生活する為に、守られてばかりでなく「どんなストレスにも対応できる様に」育てていく事が人社会で生きていく大切な事です。環境順応しやすい社会化期に沢山経験、体験させてあげて下さい。
仔犬のしつけはじめてのアイコンタクトいつから?
自分の名前を覚えたらアイコンタクトで飼い主に注目させる事で、これからのしつけに重要になってきます。出来たら褒めるがポイントです。
仔犬の目線をまず合わせて名前を呼ぶ
まずは目の高さを合わせてあげて、目をしっかり合わせる事を覚えさせましょう。目を合わせる事が出来たら、しっかり褒めてあげましょう。
仔犬を見て、1回だけ名前を呼ぶ
少し慣れて来たら、遠くから愛犬を見ながら1度だけ名前を呼び、仔犬が見たり、飼い主の元に来る事が出来たら、しっかり褒めてあげて下さい。
なかなか出来なくても出来た時は、おやつなどご褒美を用意するのもいいです。しかりつけたりしない様にしましょう。「呼ばれたら怒られる」とならない様に根気よく付き合ってあげることで信頼関係は深まります。
仔犬しつけはじめてのトイレトレーニングいつから
トイレトレーニングはいつから始めるか悩むと思います。初めに家のどこかでおしっこをしてしまうと習性として、ニオイで同じ場所にしてしまいます。迎い入れ時から誘導できる様に準備しておきましょう。
- 寝起き、遊んだ後、食事の後、(必ず毎回)
- 床のにおいをやたらと嗅ぐ
- 落ち着きがなくなりソワソワ
- しゃがんだり、グルグル回ったりしている
迎えてすぐはトイレの場所でできないものです。しそうな箇所(ハウスの中や部屋の隅や暗い場所)トイレシートを敷き詰めてあげ、排せつしたら直ぐに取り換えてあげるなどケアをしっかりしてあげましょう。
慣れてきたら範囲を狭くしトイレの場所を決定します。タイミング、くせ、回数を把握し、失敗のない様に進め失敗しても叱らず速やかに片づけます。叱られると違う場所、陰でする様になるので冷静に対処しましょう。
仔犬のしつけはじめてのハウストレーニングいつから
犬は、薄暗い静かな巣穴の様な所を寝床に選ぶ習性がありハウス(クレ-ト)は犬に快適で安心な空間です。仔犬の時からハウス(クレ-ト)に入る習慣を身に着けておくとお出かけや、災害時に犬の安全確保が出来ます。
最初は、慣れないものに入ったりしませんが扉を開けて、おやつを置いて入れる事に慣らしてあげ、入口から置き始め奥へと進ませます。入れるごとに「ハウス」と声をかけ認識させて下さい。
滞在時間が長くなったら扉を閉める事をしましょう。急いで閉めたりせずにリラックス状態と感じ、閉める時間も長くしていきましょう。焦らずゆっくり慣れさせて下さい。
飼い主がやってはいけない事はハウスに無理やり閉じ込めたり、抱っこしてハウスに入れてあげる事です。犬が自ら「安全地帯だ」と認識する事が1番ですので、恐怖心を与えたり甘えで嫌がる事の無いようにしましょう。
仔犬のしつけはじめての身体の触れ方
慣れてきたら身体のどこを触れられても動じない様にしつけていきましょう。触れる事での健康管理やお手入れには必須な事です。
ですが犬は触られて嫌がる箇所があります。嫌な触り方が続くと警戒心や恐怖心が強くなり攻撃的になります。早い段階で慣らしましょう。犬が触られるのを嫌がる箇所は、耳の先端、鼻の先、しっぽ、オスなら性器です。
だからと言って焦らず先ずは、頭や背中など少しずつ身体を触れる事に慣れさせましょう。飼い主が触れる事で愛情をダイレクト伝え感じます。ゆっくり積極的にすすめましょう。
そして飼い主が触れる事が出来ても飼い主以外で警戒心が出ない様にすすめていきましょう。ストレスなく病院やトリミング時、散歩時、多様な人に触られても適応できる様に練習しましょう。
仔犬の甘噛みを抑制する為のしつけいつから?
飼い主の悩みになる甘噛み。仔犬の頃は、噛む力が弱いので気にならないのですが、成犬になると歯も少しずつ生えかわり噛む力が強くなり、ストレスになってきます。
甘噛みの容認で飼い主以外(人、他の飼い犬)の生活トラブルにならない様正しい知識を知り適切に対応できるように学ぶ必要があります。
人間と一緒で犬も歯の生え変わり時期はムズムズし、噛みやすくなります。あと、物の確認の為口に入れます。人間の赤ちゃんと同様に危険なもの、噛まれては困る物などは見えないところにしまいましょう。
犬は狩猟本能がある為、噛んで本能を満たそうとします。噛んではダメと抑制ばかりだと犬もストレスを抱えてしまします。遊びなど取り入れてルールをもって上手く付き合ってあげるて下さい。
仔犬のしつけ何をいつからするかのまとめ
「しつけ」と言うと厳しいイメージですが、犬のしつけは飼い主と、犬との愛情ツールです。最初からなんでも上手くできると思わず、ゆっくり愛情を育む事で飼い主も犬も共に成長していくのです。
いう事をきかない、なかなか出来ない事で飼い主が怒りにまかせてぶつけたり、投げ出したりしない事です。しつけで毎日の生活をストレスなく過ごせる様に子供と同じ様に家族の一員として育ててあげましょう。
迎い入れたその日から愛情をもってしつけに取り組み、未来の生活を想像しながら仔犬の成長を楽みましょう。憧れの素敵な飼い主になれるかはあなた次第であり楽しみましょう。