ペット、その中でも特に犬を飼いたいと思う方もいるかと思いますが、犬を飼うにあたって気にするのはしつけをいつからするかです。
ただやみくもにしつけをすれば良いというわけではありません。内容もそうですが、時期も大事です。
ではどのように、いつからしつけをしたら良いのかご紹介していきます。この記事を読めばすぐ犬のしつけができるようになりますので最後まで読んでいただけると嬉しいです。
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しつけ時期に犬の種類で差はあるのか
結論から言うと、犬種でしつけを始める時期は変わりません。例え、大型犬、小型犬、室内犬、室外犬でも変わりません。ただし、犬の種類でしつけ内容は変わってきます。
イメージしにくいかもしれませんね。例えば日本人でもアメリカ人でもフランス人でも子供をしつける時期に差はありませんよね?家柄等の家庭事情で多少変わってはきますが人格形成する時期に大きな差はありません。
犬ではイメージしにくくてもこのように人に置き換えるとイメージしやすいかもしれません。
犬のしつけはいつからが良いのか
犬は生後3~12週間からが社会化期と呼ばれ、この時期に初歩的なしつけをするのが良いです。
しかし、動物の愛護及び管理に関する法律(所謂、動物愛護法)の一部が2019年に改訂されまして、生後8週齢に満たない犬の販売が制限されました。
これによって実質約4週間しかしつけする期間がないので、事前に準備をしておくことが大変重要になってきます。
とはいえ、ただやみくもに準備すればいいというわけではないので、どういった準備をすべきかを紹介していきます。
犬のしつけ前にすべき準備①:正しい知識を身に着ける
犬のしつけをするにあたって、正しい知識を身に着けることは大事です。昔からよくしつけについて言われていることで間違っているものがありますのでまずはそれを正していきます。
犬は上下関係を作ると考えられてきましたが近年、上下関係を作らないというのが考えられてきてます。それは今までは野生の狼を基準に犬は上下関係を作ると考えられてきたからです。
子犬の各行動の理由を探り、接し方について振り返りを行い、子犬との上下関係ではなく信頼関係を作っていきましょう。
犬のしつけ前にすべき準備②:飼育環境の用意
子犬を迎えるので、人間の乳児同様に危険なものでも近づいたり、口にしたりすることが多いです。これによって大きな事故へ発展してしまうこともありますので、事故を防ぐ為に飼育環境を用意する必要があります。
子犬だからとって難しく考える必要はありません。例えば階段等の危険な場所の前にはゲートを設ける。
また、誤飲の可能性があるものは子犬の目に入る場所に置かない、壊されると困るものは高いところに置く等をすれば大丈夫です。
犬のしつけ前にすべき準備③:しつけ内容の確認
子犬を迎える前にどういうしつけをするか確認しておくことで、いざ迎えたときにパニックにならなくなり落ち着いて信頼関係を作ることができます。
しつけ内容としてはトイレ、ハウス、散歩、甘噛みを最低限押さえておきたいです。
散歩は初期のころからしつけておくことで、人や他の犬に吠えることを抑制することができます。
また、甘噛みをしつけておくことで、家の中のものを守ることができます。子犬のうちであれば本気で噛むことはありませんのでしつけが容易です。
犬の名前はいつから呼ぶ?
上で紹介したしつけとは少しニュアンスが異なりますが犬の名前を呼ぶ時期と心構えにも注意が必要です。
まずは時期としては迎えてすぐ呼びましょう。また、心構えとして名前は統一することと呼ぶ際に絶対怒ってはいけません。
まずなぜ統一すべきかというと、まだ聞きなれていない状況で複数の名前を呼ばれると犬が混乱します。
そして怒ってはいけない理由は名前=嫌なものと認識され、今後飼い主のいうことを聞かなくなる可能性があるからです。
しつけ教室はいつから通う?
ここまで個人で実施するしつけについてご紹介してきましたが、犬を飼うのが初めてでしつけに自信が無い方はしつけ教室に通うのも一つの方法です。時期としては迎えた直後から通って大丈夫です。
また、しつけ教室に通うことでしつけを学ぶ以外にメリットがあります。例えば悩み相談にのってもらったり、同じ境遇の飼い主さんと情報共有をすることもできます。
どうしても全てが全てうまくいくわけではなく、一人で不安を抱え込むと犬にとっても飼い主さんにとってもストレスになりかねません。困ったら積極的に活用しましょう。
犬のしつけはいつからが良いかまとめ
はじめてだと犬のしつけをどのようにやっていいか経験が無いので不安になるかと思います。
しかし、しつけがはじめてでも入念な準備をすることでその不安を少しでも取り除くことができます。
とはいえ、完璧に取り除くことができるわけではないので不安を感じて一人ではどうにもならなくなったらしつけ教室等周りを頼ってください。
この記事では、あなたと犬が信頼関係を作る後押しになれば幸いです。