「最近、近所にライゼボックスができた。評判はどうなんだろうか」「ライゼボックスって、不動産投資としてどうなんだろう」と、気になってはいませんか?
勤務している会社の倒産やリストラされる可能性、不意に働けなくなるリスク。将来を考えて、不動産の不労所得が欲しいと思っている人はとても多いです。
不動産投資の対象としてライゼボックスを検討するとき、気になるのは以下の2つでしょう。
- 実際に使っている方の評判
- ライゼボックスの投資にかかる金額・時間・労力
ライゼボックスの営業さんから直接聞いた内容も書きました。あくまで1例ですが具体的な金額も教えてもらいましたので、ぜひとも最後までお読みください。
アイキャッチ画像出典:筆者撮影
ライゼボックスの評判その1「約2畳で諭吉1枚は破格」
この方のツイートで気になったので調べてみると、確かに2畳だと11,000〜13,000円に設定されているところが多いようです。
ライゼボックスの利用料金は広さによって幅があります。例えば「豊崎南ライゼボックス3」ですと約1.6畳で9,000円強、約2.6畳で15,000円強。
1日当たり300円〜500円と考えると、借りやすい金額だといえるのではないでしょうか。
ライゼボックスの評判その2「安いコンテナより管理が安心」
コンテナ系のレンタル収納スペースよりもライゼボックスがいい、との内容です。
筆者も貸しコンテナを利用していた経験がありますが、2階へは雨ざらしの階段、夏は暑く、冬は寒い。とても快適とは言えません。鍵もシャッターの鍵1つだけでした。
ライゼボックスなら空調の効いた屋内にエレベーターがあり快適です。セキュリティも建物に入るための扉と部屋に入るための扉とで2重の鍵になっており女性でも安心。
ライゼボックスの評判その3「清潔でセキュリティも万全」
この方は詳細な使用感をブログに執筆されています。個人物販をされている方で、在庫商品の保管に利用しているようです。
ブログ自体なかなか長い記事なので、使用感に関する部分だけを要約します。
- ドアを閉めると電気が消える。室内で作業するために電源とライトを準備した
- 暑い夏場も快適な温度になっていて感心。換気システム素晴らしい
- セキュリティが万全なので、女性をターゲットにしているのでは
オーナー目線で考えたなら、電気はあまり使ってほしくないもの。そういう点で、照明の消し忘れがないのはありがたいですね。
参考:https://www.reisebox.co.jp/qa https://boostyouto.biz/ebay-packing-material/7844/
評判がいいライゼボックス。営業さんへ投げかけた3つの疑問
ここからは利用者ではなく不動産投資家として内容をまとめていきます。
ライゼボックスへ資料請求すると、数日後に届いたのは20ページ程度のカタログ。必要な金額が知りたかったのですが、記載はありませんでした。さまざまな事情で変動するのでしょう。
「現時点で契約の意思はありません」と前置きしたうえで質問しましたが、それでも営業さんは丁寧に回答してくださいました。
- 初期投資はどの程度の金額が必要か
- 初期投資の金額は何年くらいで回収できるか
- 契約してから何ヶ月程度で稼働できるか
契約してから稼働できるまでの期間についてはホームページに「おおよそ8ヶ月」と記載がありました。ここからはその他の回答について書いていきます。
参考:https://owner.reisebox.co.jp/advantage/
【疑問1】ライゼボックスを建てるのに必要な金額(土地含まず)
建物だけならどの程度の金額で建設できるか質問しました。ただし土地は別途購入するものとして質問しています。
営業さんの言葉を要約すると「あくまで参考で、2階建・約2畳×25部屋の規模ですと、現在(令和5年1月)の工事価格でおおよそ3,000万〜3,500万円です」との回答。
土地を購入または借りる資金も考えなければなりません。仮に30坪1,500万円の土地を購入すると仮定すると、4,500万円〜5,000万円の資金が必要となってきます。
【疑問2】初期投資金額を回収するために必要な期間
【疑問1】と同じ規模として、「年間の支出が75万円程度必要になる」「利用率は社内統計で年平均92~93%稼働」と言う営業さん。計画上建物だけなら15〜18年程度で投資金額が回収できる計算です。
ただこれは土地の資金を含んでいません。土地取得に1,500万円かかったなら、回収はさらに7〜8年(=合計25年程度)要する計算です。
稼働率について実際にホームページで空き状況を確認すると、半分以上の物件が「満室」となっており、「92~93%の稼働率」は信頼に足る数字と思えます。
【要注意】ライゼボックスを建てられない「用途地域」
市街地は、用途に応じて分けられているのをご存知でしょうか。大きく分けて住居系・商業系・工業系とあり、全部で13種類に分類されています。
ライゼボックスは建築基準法で「倉庫」に分類され、この3つの地域には建てられません。
- 第一種低層住宅地域:低層住宅のための地域で、小規模なお店や事務所をかねた住宅や、小中学校などが建てられる。
- 第二種低層住宅地域:主に低層住宅のための地域で、小中学校などのほか、150㎡までの一定のお店などが建てられる。
- 第一種中高層住宅専用地域:中高層住宅のための地域で、病院・大学・500㎡までの一定のお店などが建てられる。
用途地域は複雑に入り組んでいます。GoogleやYahoo!で「◯◯市 用途地域」と検索してください。ほんの数m違うだけで用途が違うのを理解してもらえるはずです。
なお、倉庫を建てられる用途地域であっても、ライゼボックスはこの4つの条件を満たす土地をおすすめしています。
- 前面道路の幅員4m以上(理想としては2車線道路以上)
- 幹線道路沿い・生活道路沿い(バス通りのイメージ)
- 地形が悪くてもOK(三角地・変形地での提案可能)
- 更地でなくてもOK
ユーザーの利便性が優先され、車が入り込めない土地はおすすめされません。荷物を運び込むのですからこれは当然であろうと思います。
参考:https://owner.reisebox.co.jp/advantage/ https://iqrafudosan.com/channel/first-low-houses https://owner.reisebox.co.jp
【資料請求はこちら】関西と関東は別会社。どちらも評判は同じ
関東地域にもかつてライゼボックスはありましたが、関東圏では2022年4月に社名・サービス名変更して名称が「ルートストアハブ ストレージ」となっています。
場所によっては「ライゼボックス」が残っているかもしれませんが、これから関東で検討するならば注意が必要です。
資料請求される時には、関東で検討するのか、関西で検討するのか、あらかじめ決めてから動くようにしましょう。
【経験ゼロから】ライゼボックスを具体的に検討する11の手順
ざっくりの手順を紹介しますが、不動産屋さんも銀行さんも、ツテのない人間には冷たいもの。途中で何度もやり直し、出直す場面がくるでしょう。
しかし、「不動産を買う」経験は一生に何度もできるものではありません。焦らず、プロの指摘は素直に受け止めながら進んでください。
- ライゼボックスへ資料請求し、1人の営業さんに担当についてもらう
- 不動産屋で売りに出ている土地があるかどうか確認する
- その土地の用途地域を確認する
- 不動産屋に資金調達するからしばらく待つよう依頼する
- ライゼボックスに上記の土地の調査を依頼する
- ライゼボックスと不動産屋に事業計画書作成の協力を依頼する
- 銀行に事業計画のあらましを説明し、必要な書類などの相談をする
- 銀行に必要書類等を提出し、事業資金の融資を受ける
- 不動産屋で契約を交わし、土地を購入する(土地を借りる)
- ライゼボックスと契約を交わし、建設を始める
- 運用開始
銀行は大手のメガバンクをお勧めします。なぜなら彼らは事業査定のプロだから。そのプロがNOと言う計画はやはり失敗するのです。
NOと言われたなら「失敗を回避してもらった」と感謝し、新たな計画を練り直しましょう。
ユーザーから評判のよいライゼボックス。投資対象になるか判断を
筆者自身、この投資には魅力を感じ、本気で検討してみようかと思っています。
どれくらいの貯金があれば検討できるのか、貯金のほかに必要な要素はないか。一度銀行で相談してみなければなりません。
ユーザーからの評判が良く、稼働率の高いライゼボックス。あなたはどう感じられたでしょうか。
相談するだけ、資料を請求するだけならばノーリスクです。よりよい未来を得るために行動しましょう。こちらのリンクから、まず資料を請求してください。ご精読ありがとうございました。