「洋服に穴が開くのはなんで?」、「キャンプにはどんな服を着て行けばいいの?」など、初めてのキャンプの洋服選びは悩みますよね?
キャンプでは、焚き火で穴が開きやすいので、見た目だけでなく機能性も考えなければいけません。
この記事では、服装で困っている人に、洋服に穴が開く理由、キャンプ服の選び方、おすすめのキャンプ服を紹介します。ぜひ最後まで読んで、キャンプを楽しむために、最高の準備をしてください。
アイキャッチ画像出典:https://pixabay.com/ja/photos/キャンプファイヤー-燃焼-1846142/
どんな服を着ていけばいい?
キャンプに行くときは、機能性が優れた服を着ていかなければいけません。
キャンプ服は、テントを建てるために動きやすさや、夏でも夜は肌寒くなるので防寒性などの機能が必要になります。
特に、必要な機能として、焚き火の火の粉で服に穴が空きにくいものを選ぶ必要があります。一度穴が空いてしまうと、直せないのでショックは大きいです。
キャンプで何をやるのか事前に考えて、必要な機能が備わっている洋服を着ていきましょう。
化学繊維の多いキャンプ服は穴が開きやすい
日常で着る洋服は化学繊維が多く含まれています。化学繊維が使用されていると、火の粉に弱く穴が開きやすいです。化学繊維では、火の粉がつくとすぐに溶け始めます。
また、火の粉がつかなくても熱によって、服の表面温度が高くなると、材質変化が起こることも。
一方、コットンやウールなど天然素材の服は穴が開きづらく、火の粉がついてもすぐには燃えないので、はらえば大丈夫です。
コットンに比べてウールの方が高価ですが、焚き火の熱だけでなく、汗にも強く服の中の湿度を適度に保ってくれる機能があります。
キャンプ服の選び方
結論としては、インナーは体温調節のしやすい化学繊維の服を着て、アウターはコットンが使用されている服を着るのがおすすめです。
よくキャンプに行く人であれば、ウールが使われているアウターがおすすめですが、今後キャンプに行くかわからない人は、コスパの良いコットンが使われているアウターを買いましょう。
フリースやネルシャツなど、毛羽立っている服は注意が必要です。火がつくと一瞬で燃え広がる「表面フラッシュ」現象が起こる可能性があります。絶対に着て行かないようにしましょう。
穴が開きづらいキャンプ服:チャムス編
ここからは、ブランド別におすすめのキャンプ服を紹介します。初めに紹介するのは、チャムスの「ブービーパフエーラインジャケット」です。
コットンとナイロン両方の良い面を併せ持つ生地が採用されていて、通気性が良く、摩擦にも強いため、キャンプにおすすめです。
フロントにハンドウォーマーポケット、フードには引っ掛けるのに便利なループがあり機能性も兼ね揃えています。カジュアルなアイテムなので、アウトドアはもちろん、街でもおしゃれに着こなせます。
サイズ | M、Lサイズ |
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素材 | コットン72%、カネカロン28% |
価格 | 14,080円 |
穴が開きづらいキャンプ服:モンベル編
続いて紹介するのはモンベルです。モンベルは比較的安価で機能性が高い点がキャンパーに愛されています。そんなモンベルのおすすめのアウターは「フエゴパーカ Women’s」です。
フエゴパーカは独自開発した難燃性素材「フレアテクト」を使用しています。コットンのような自然な風合いと適度なハリがあります。
やや薄手の生地なので、朝晩の肌寒い時期は一枚で、秋冬はダウンの上から羽織るなど、ロングシーズン着ることができます。
サイズ | XS、S、M、L、XL |
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素材 | フレアテクト(難燃性ビニロン75%+コットン25%) |
価格 | 14,080円 |
穴が開きづらいキャンプ服:ワークマン編
最後に紹介するのは、ワークマンです。「ワークマンでキャンプ服?」と思うかもしれませんが、ワークマンはコスパが良く初心者にはおすすめ、特にコットンキャンパーは大注目されています。
コットンキャンパーは、2WAY仕様でロングシーズン使用できます。デザインもおしゃれで、3,900円と非常に安価なのが1番の魅力です。
テント設営時に便利なハンマーループやランタンなどの小物を引っ掛けられるカラビナフックがついているなど、機能性も抜群です。
サイズ | S、M、L、LL、XL |
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素材 | アウター:綿100%、ライナー:ポリエステル100%、皮革:合成皮革 |
価格 | 3,900円 |
穴が開きづらいキャンプ服!焚き火ポンチョとは?
アウターを紹介してきましたが、最近は焚き火ポンチョも人気が出ています。火の粉に強い、コットン素材が使われていることはもちろん、着やすい・動きやすい点が評価されています。
キャンプでは、テントを建てたり・薪をくべたりと、さまざまな作業をするため、動きやすさが重要です。また、温度によってすぐに脱ぎ着ができるものが重宝されます。
薪をくべたり、火を調整したりするときに安全で動きやすいため、おすすめです。
おすすめの焚き火ポンチョ
ここからは、おすすめの焚き火ポンチョを2つ紹介します。それぞれの特徴や好みのデザインを比べてみてください。
- オレゴニアンキャンパー「ファイアープルーフ焚き火ポンチョ」
- ワイルドワン「キャンパーズポンチョ」
オレゴニアンキャンパー「ファイアープルーフ焚き火ポンチョ」
ファイヤープルーフ焚き火ポンチョは、丸みのある女性でも着回ししやすいシルエットです。袖にボタンが4つついているので、風が吹いても煽られにくく動きやすくなっています。
耐久性に優れていて、火の粉が飛んできても、繊維が炭化して延焼を防ぎます。
サイズ | 着丈:約98cm 最大幅:約156cm |
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素材 | コットン |
価格 | 10,780円 |
ワイルドワン「キャンパーズポンチョ」
キャンパーズポンチョは、フルジップなので着脱が楽で、座った時のお腹周りや膝周りのもたつきも変えやすい仕様です。
ポケットがたくさんあるので、スマホや財布などの小物も収納しやすく便利です。
サイズ | 着丈:前87cm/後105cm 袖丈68.5cm |
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素材 | コットン100% |
価格 | 7,590円 |
代用品としてお手軽な防炎ブランケット
焚き火向けのキャンプ服は価格が高いものが多く、初心者には痛い出費になってしまいます。そんなにお金はかけたくないという人におすすめは防炎ブランケットです。
- オレゴニアンキャンパー「ファイヤープルーフブランケット」
- グリップスワニー「FIRE PROOF BLANKET」
オレゴニアンキャンパー「ファイアープルーフブランケット」
オレゴニアンキャンパーの「ファイヤールーフブランケット」は、着火・延焼しにくく、火元から遠ざけると毛羽の溶解もすぐに収まるマイヤー毛布素材を使用したブランケットです。
体をすっぽり覆えて、ゆったりとしたポンチョのように使うこともできます(Lサイズ)。
サイズ | Mサイズ100×140cm、Lサイズ140×200cm |
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価格 | 5,940円 |
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グリップスワニー「FIRE PROOF BLANKET」
グリップスワニーのFIRE PROOF BLANKETは、自己消火性に優れた、従来の難燃素材より5倍の強度を持つブレイズシールドという生地を使用したブランケットです。
炎に当たってしまっても溶解せずに炭化するので、事故から守ることができます。
サイズ | 100cm×120cm |
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価格 | 6,490円 |
まとめ:穴の開きづらい服を着てキャンプを楽しもう
初キャンプでは、服装に気合いを入れて、おしゃれな洋服を着て行きたくなります。しかし、お気に入りの服に火の粉で穴が空いてしまうと、一日最悪な気分になってしまいます。
間違ってもフリースなど毛羽立っている服は着て行かないでください。コットンやウールなどの難燃素材が使われているアウターを準備しましょう。
キャンプ服は、価格やデザインなどさまざまなものがあります。穴が開きにくい洋服などの事前準備を怠らず、キャンプを最高に楽しみましょう。