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歯科衛生士の専門学校は難しい?倍率や学費・学校の選び方も

歯科衛生士になるために専門学校に通うことを検討しているけれど、専門学校の入試の難易度や学費の情報、奨学金制度について気になりますよね。

歯科衛生士の専門学校はたくさんあるので、どのような学校を選べばよいのかも気になるところです。

当記事では歯科衛生士になるためにどうすればいいのか、試験の難易度や学費、学校の選び方、歯科衛生士の将来性についてまとめています。

読み終わった後には具体的に専門学校に入るための行動に移せると思いますので、ぜひ最後まで読んでみてくださいね!

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歯科衛生士の専門学校の難易度は?倍率や入試を解説!

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歯科衛生士の専門学校の偏差値は35〜53であり、学校によって難易度にばらつきはありますが、全体的に見ると難易度は高くありません

主にAO入試、指定校推薦入試、公募推薦入試、一般入試、社会人入試と5種類の試験から自分に合ったものを選んで受験をします。

倍率については公開している学校は少ないですが、2019年度の大阪歯科衛生士専門学校のAO入試は1.41倍、推薦入試1.63倍です。倍率も高くはないことがわかりますね。

AO入試や推薦入試は書類審査と面接、一般入試は高校の基礎学力があれば解けるレベルですので、誰にでも入学のチャンスがあると言えるでしょう!

歯科衛生士の国家資格試験は難しい?

専門学校卒業後、国家資格に合格して初めて歯科衛生士になれますが、近年の国家資格の合格率は90%以上を推移しています。数字だけ見ると難しい国家資格ではないことがわかります。

国家資格の合格率100%を謳っている専門学校がたくさんありますので、授業をきちんと受けて勉強をすれば高い確率で合格できるでしょう。

しかし、高い合格率の背景には厳しい受験資格があります。専門学校で指定された授業や臨床実習をクリアしなければ受験資格は与えられません。

各専門学校では国家資格対策をしているので、真面目に学校に通って勉強をしていれば合格できる可能性は高い国家資格だと考えられます。

歯科衛生士の専門学校を卒業するのにかかる年数は?

歯科衛生士の専門学校を卒業するためにかかる年数は3年です。もちろん、単位を取得できなかった場合は期間を延長して履修していく必要があります。

歯科衛生士の専門学校には社会人向けの「夜間コース」があるところもありますが、夜間コースも3年で卒業することができます。

基本的には1年次で基礎学習をし、2年次に校内で技術的なトレーニングをしていきます。3年次は現場での臨床実習がメインになっているカリキュラムが多いです。

専門学校では効率よくカリキュラムが組まれており、3年間で歯科衛生士としての仕事が現場できるようになります。手に職をつけたい方に専門学校はおすすめです!

歯科衛生士の専門学校の学費は?奨学金はある?

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ここでは歯科衛生士の専門学校の学費や奨学金についての情報をまとめています。

専門学校の学費は300万円前後

歯科衛生士の専門学校の学費は学校によって違いはありますが、相場として300万円前後かかります。

多くの専門学校は1年目に入学金と学費を合わせて100〜150万円、2年目と3年目にそれぞれ50〜100万円の学費がかかり、トータルで300万円前後かかります。

しかし、学費以外にも教材費や諸経費がプラスされる専門学校もあるので、300万円で卒業できるわけではないことは覚えておきましょう。

専門学校の奨学金や学費支援制度は充実している

専門学校では各種奨学金や支援制度が充実しています。専門学校によって取り扱っている奨学金や支援制度が異なるため、専門学校に問い合わせてみることをおすすめします。

専門学校の奨学金や支援制度の例
  • 奨学金(日本学生支援機構)
  • 兄弟姉妹免除制度
  • グループ校学費免除制度
  • 特待生制度
  • 教育ローン
  • 専門実践教育訓練給付金

専門学校によっては兄弟姉妹が同じ専門学校、もしくはグループ校に在籍している場合に学費の一部を免除する兄弟姉妹免除制度やグループ校学費免除制度があります。

また、ハローワークで手続きすれば最大168万円給付される専門実践教育訓練給付金がありますので、自分に該当するか否かの確認は絶対にしましょう!

歯科衛生士の専門学校の選び方を解説!

歯科衛生士の専門学校を選ぶときに、必ず就職のフォローをきちんとやっているかについて調べた上で受験しましょう!

歯科衛生士になるための専門学校や大学は全国に150校以上ありますが、国家資格の合格率に大きな差は見られないため、どの学校を選んでも仕事をするための技術は身に付きます。

しかし、専門学校を卒業した後でも求人情報を得ることができたり、就職の相談にのってもらえるような専門学校の方が安心しますよね!

教員数が極端に少なかったり、クリニックからの評判が悪かったりする学校もあるので、学校の評判についても事前にチェックしておくことをおすすめします!

専門学校以外に歯科衛生士になる方法とは

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歯科衛生士になるためには大学、短期大学、専門学校のいずれかに入学する必要があります。

ここでは大学・短期大学と専門学校の違いについて少し触れておきます。

大学と専門学校の違いは?

大学と専門学校の大きな違いは通わなければならない年数と学費です。大学の方が負担が多いため、専門学校を選ぶ方が圧倒的に多いのが事実です。

大学は4年制であるのに対し、専門学校は3年制です。大学は専門学校と比べて1年分の学費が追加で必要になるため、早く就職してお金を稼ぎたい人には専門学校をおすすめします。

4年制大学では歯科衛生士になるためのカリキュラム以外にも一般教養や他の分野の講義を受けることができます。

歯科衛生士以外のキャリアも視野に入れたい方には大学がおすすめです。

短期大学と専門学校の違いは?

短期大学と専門学校は両方とも3年制になりますが、短期大学と専門学校との違いは講義に一般教養を含むか否かにあります。

専門学校は歯科衛生士になるために効率よくカリキュラムが組まれ、授業内容に臨床や実習が多く含まれています。

一方、短期大学では興味のある一般教養の講義を学ぶ機会があるため、学ぶ内容に幅を持たせたい方は短期大学を選ぶと良いでしょう。

歯科衛生士に必要とされる能力とは?

歯科衛生士には以下の3つの能力が必要とされており、特にコミュニケーション能力については専門学校を受験する学生にも強く求められています。

歯科衛生士に必要とされる能力
  • 根気強さ
  • コミュニケーション能力
  • 先を読む力

根気強さ

歯科衛生士は歯のクリーニングや虫歯予防のために薬剤を歯に塗る作業など、非常にきめ細やかな作業ができなければなりません。

正確さが求められる作業なので一つひとつの仕事を根気強くこなしていく人材が求められています。

コミュニケーション能力

歯科衛生士は医師と連携して歯の治療を行うため、専門家同士のコミュニケーションや協力関係がとても大切です。

また、歯医者が嫌いな患者の不安な気持ちをほぐしたり、歯の健康について指導するのも歯科衛生士の仕事です。コミュニケーション能力は仕事をする上での大きな武器になります。

先を読む力

歯科医のアシスタントをすることも歯科衛生士の重要な仕事です。治療の流れや状況に応じて準備を整えたり、瞬時に自分で判断して行動する力が必要です。

一歩先を読む判断力のある歯科衛生士は歯科医から重宝されることは間違いないでしょう。

歯科衛生士の求人倍率は?就職状況について解説!

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歯科衛生士の専門学校に入った後の求人倍率は非常に高く、2016年から20倍以上が続いています。

2020年3月の歯科衛生士学校・養成校卒業生に対する求人倍率は20.7倍です。各学校に届いた求人人数の総計を就職者数で割ったもので、求人人数が重複している場合はもう少し低い可能性もありますが、高い倍率であることには変わりありません。新卒求人倍率の推移を見ると、2014年度(平成26年)から特に上昇し、2016年度から20倍以上が続いています。

引用:GUPPY(https://www.guppy.jp/dh/og/歯科衛生士の求人倍率/)

 

最近では高齢者の歯周病や虫歯などの予防に各歯科医院が力を入れているのもあり、歯科衛生士の需要は高まっています。

歯科衛生士は歯科医院だけではなく、総合病院や保健所、企業の診療所や介護老人保健施設、一般企業での口腔ケア商品の開発などでも活躍をしています。

なので、歯科衛生士の国家資格試験に合格することができれば就職に困ることは今のところ考えにくいと言えます。

歯科衛生士の将来性や収入について

歯科衛生士の平均年収は370万円前後で日本の平均年収と比較すると低い傾向にあります。

しかし、歯科衛生士の仕事は景気に左右されにくく、非常に安定した職業と言えます。今の日本では高齢者の口腔ケアの需要が高まっており、将来仕事に困ることは考えにくいです。

また、歯科衛生士は年齢で資格を返納しなければならない法律はなく、65歳を過ぎても働き続けることが可能な職業です。

年収は低いかもしれませんが、一度取得した資格で一生働ける職業はあまりありません。手に職をつけたい方におすすめできる職業ですよ。

【まとめ】専門学校のパンフレットを取り寄せよう!

歯科衛生士の専門学校は難易度は高くはなく、3年間で300万円前後の学費が必要になります。

また、現在は歯科衛生士が不足しており、求人倍率が20倍を超えています。国家資格を取得した後の就職先に困ることはなく、将来性のある職業と言えるでしょう。

まずは気になる専門学校のパンフレットを取り寄せて、オープンキャンパスに参加してみましょう!そして学校の雰囲気や就職のフォローがされているかの確認をしましょう!

納得のいく専門学校で無事に歯科衛生士として就職できることを願っています