Wi-Fiルーターを購入したいけどおすすめの商品が何かわからなくて困っていませんか?初めてWi-Fiルーターを買おうと思ってる人は自分に合うものを見つけるのも大変です。
そこでこの記事では、Wi-Fiルーターを選ぶ際のポイントと建物別のおすすめルーターについて解説します。
この記事を読むことであなたに適したWi-Fiルーターがどの商品なのか分かるので、ぜひ最後までご覧ください。
(アイキャッチ画像出典:https://pixabay.com/ja/illustrations/%e7%84%a1%e7%b7%9a%e6%8a%80%e8%a1%93-%e4%b8%89%e6%ac%a1%e5%85%83-%e5%bd%a2-1967494/)
Wi-Fiルーターおすすめの選び方①通信速度
Wi-Fiは、なんといっても通信速度が重要になります。スマホでもパソコンでもネットを使うなら、通信速度は速ければ速いほど嬉しいですよね。
逆に通信速度が遅いと、プライベートや仕事において支障が出てしまいます。よってWi-Fiの通信速度はとても大切な要素になります。
Wi-Fiの通信速度の単位は、基本的には「bps」です。1秒あたりに送信できるデータの容量を示します。
bpsの1,000倍を表す「kbps」や、kbpsのさらに1,000倍を表す「Mbps」、Mbpsの1000倍を表す「Gbps」もあります。
Wi-Fiルーターおすすめの選び方②使用環境
マンションや戸建てなどの使用環境からWi-Fiルーターを選ぶのも一つの手です。一人暮らし向けのマンションなのか家族と暮らすマンション、戸建てなのかによっておすすめのWi-Fiルーターは異なってきます。
一人暮らし向けのワンルームマンションであれば、動画やゲームを楽しめる通信速度の速いWi-Fiルーターがおすすめです。
家族と暮らすマンションや戸建ての場合は、同時に接続可能で広範囲に電波が届くWi-Fiルーターがおすすめです。
よって、家族の人数や住んでいる建物の構造によってWi-Fiルーターを選んでみましょう。
Wi-Fiルーターおすすめの選び方➂通信規格
様々なWi-Fiルーターがありますが、やはり最新規格が性能は高くなります。
現在の最新規格は「Wi-Fi 6」で、選ぶなら断然Wi-Fi 6をおすすめします。Wi-Fi 6を選ぶメリットは以下の通りです。
- 最大通信速度が9.6Gbpsと高速
- 回線の通信安定性が高い
- 消費電力が抑えられる
最大通信速度が9.6Gbpsと高速
Wi-Fi 6を選べば、通信速度が圧倒的に速くなります。従来のWi-Fi 5と比べると、最大通信速度は1.4倍、情報処理能力は約4〜10倍も速くなると言われています。
従来のWi-Fi規格でストレスを感じている方は、Wi-Fi 6にすると通信速度が改善される可能性があります。
回線の通信安定性が高い
Wi-Fi 6を導入することにより、回線の通信安定性が高まります。
Wi-Fi規格の対応周波数を以下にまとめました。Wi-Fi 6の周波数帯に注目してみてください。
Wi-Fi 規格名 | 周波数帯 | 親呼称 |
IEEE 802.11ax | 2.4GHz / 5GHz | Wi-Fi 6 |
IEEE 802.11ac | 5GHz | Wi-Fi 5 |
IEEE 802.11n | 2.4GHz / 5GHz | Wi-Fi 4 |
IEEE 802.11g | 2.4GHz | ー |
IEEE 802.11b | 2.4GHz | ― |
IEEE 802.11a | 5GHz | ― |
Wi-Fi 6は2.4GHz帯と5GHz帯の両方の周波数に対応しています。
2.4GHzは、障害物に強く広い範囲で電波を届けてくれます。一方で5GHz帯を利用している製品は、無線LAN以外ありません。そのため電波干渉が少なく、速い通信を利用できます。
通信安定性と通信速度の両方を兼ね備えているのが、Wi-Fi 6なのです。
消費電力が抑えられる
Wi-Fi 6では、TWT(Target Wake Time)という省電力機能が備わっています。
この節電メカニズムによって、スリープ時間と起動時間をスケジュール化し、デバイスのバッテリーを長持ちさせます。
Wi-Fiルーターおすすめの選び方④セキュリティ
Wi-Fiルーターを選ぶ際にセキュリティ面を重視するのも大切です。
Wi-Fiを使えば、どこでもネットに接続できて大変便利ですが、セキュリティの対策がきちんとできていないと、不特定多数の第三者が勝手にネットに接続できてしまいます。
それだけでなく、セキュリティが弱いとハッキングされてしまう可能性もあります。ハッキングはWi-Fiルーターを介して行われることもあり、特に家庭用Wi-Fiは狙われやすいです。
そのため、Wi-Fiルーター購入前に、「WPA3」・「WPA2」・「WPA」・「WEP」といった規格が搭載されているか必ず確認しましょう。
おすすめのWi-Fiルーター:一人暮らし
一人暮らしにおすすめのWi-Fiルーターをご紹介します。一人暮らしの人は接続台数が多い・広範囲に渡って使用できるものというよりは、速度や安定性がしっかりしているWi-Fiルーターがお勧めです。
バッファローAirStation-WSR-1166DHPL2
アクセス集中による影響が少ないIPv6に対応したWi-Fiルーターです。
大容量を短時間で転送する高速規格「11ac」対応で、1GBを超えるアプリや音楽のダウンロードや再生などがスムーズに行えます。
- 接続環境:2階建て・3LDK
- 通信規格:WiFi5(2.4GHz、5GHz)
- 同時接続:12台まで(MU-MIMO対応)
- セキュリティ規格:WPA2
- 機能:ビームフォーミング、IPv6
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TP-Link-Archer-C6
4本の外付けアンテナを搭載したWi-Fiルーターです。ビームフォーミング技術が接続しているデバイスの位置を自動で検知し、電波を集中的に送るので、離れていても安定してつながります。
セキュリティ規格WPA3に対応しており、外部からの攻撃から自宅のネットワークをしっかりと守ることができます。
- 接続環境:3階建て・4LDK
- 通信規格:WiFi5(2.4GHz、5GHz)
- 同時接続:15台まで(MU-MIMO対応)
- セキュリティ規格:WPA3
- 機能:ビームフォーミング、IPv6 IPoE
おすすめのWi-Fiルーター:戸建て
戸建て(一軒家)におすすめのWi-Fiルーターをご紹介します。戸建てに住んでいる人は同時接続台数が多く、たくさんの部屋で快適に使えるWi-Fiルーターがお勧めです。
バッファローAirStation-WSR-5400AX6S
最新規格であるWi-Fi 6に対応したWi-Fiルーターです。大容量・多台数に非常に強い商品です。
遠くまで届く2.4GHz帯と速度の速い5GHz帯の帯域切替を自動で行う「バンドステアリングLite」機能を搭載しており、多くの部屋で快適に使えます。
- 接続環境:3階建て・4LDK
- 通信規格:WiFi6(2.4GHz、5GHz)
- 同時接続:30台まで(MU-MIMO対応)
- セキュリティ規格:WPA3
- 機能:ビームフォーミング、IPv6
NEC-Aterm-PA-WX6000HP
複数台の同時接続に強い最新規格Wi-Fi 6に対応したWi-Fiルーターです。
5GHz帯の8×8高性能アンテナを内蔵し、多くの機器を接続したい方におすすめの商品です。コンパクト(51.5x200x215 mm)なので設置場所にも困りません。
- 接続環境:3階建て・4LDK
- 通信規格:WiFi6(2.4GHz、5GHz)
- 同時接続:36台まで(MU-MIMO対応)
- セキュリティ規格:WPA3
- 機能:ビームフォーミング、IPv6
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おすすめのWi-Fiルーター:マンション
ファミリー向けマンションにおすすめのWi-Fiルーターをご紹介します。マンションに住んでいる人は同時接続台数が多く、コンパクトなサイズのWi-Fiルーターがお勧めです。
バッファローAirStation-WSR-2533DHP3
初めてWi-Fiルーターを購入する方におすすめの商品です。基本的な機能(MU-MIMO・ビームフォーミング)を備えているため、多くの部屋で快適にネットを利用できます。
Wi-Fi 5対応ではありますが、通信速度は不自由なしです。
- 接続環境:3階建て・4LDK
- 通信規格:WiFi5(2.4GHz、5GHz)
- 同時接続:18台まで(MU-MIMO対応)
- セキュリティ規格:WPA2
- 機能:ビームフォーミング、IPv6
アイ・オー・データ-WN-DX1300GRN
コンセント直付けタイプのコンパクトなWi-Fiルーターです。360度全方向に死角を作らない「360コネクト」技術を搭載しています。
特定の時間だけ通信を許可する「ペアレンタルコントロール」機能が搭載。例えばお子さんがゲームをする特定の時間のみ設定をするといったことも可能です。
- 接続環境:3階建て・4LDK
- 通信規格:WiFi5(2.4GHz、5GHz)
- 同時接続:16台まで(MU-MIMO対応)
- セキュリティ規格:WPA2
- 機能:ビームフォーミング、IPv6
Wi-Fiルーターおすすめの設置場所
Wi-Fiルーターは設置する位置によって、電波の届く範囲が変わります。
Wi-Fiルーターのおすすめの設置場所は、なるべく部屋の中央付近・床面より1メートル高い位置・電波干渉を受けない位置です。
部屋の中央付近に設置することで部屋全体に電波が行き渡りやすくなり、高さを設けることで障害物の影響を受けづらくなります。
また、電子レンジなどの電化製品の近くに設置すると電波干渉が起きるので注意が必要です。
【まとめ】おすすめのWi-Fiルーター
今回は、建物別(一人暮らし・戸建て・マンション)にWi-Fiルーターの選び方をご紹介しました。
Wi-Fiルーターを選ぶ際には、通信速度・使用環境・通信規格・セキュリティを重視して選ぶようにしましょう。
事前にWi-Fiルーターの性能をよく確認してから購入することで、より良いネット環境を手に入れることができますよ!
あなたの使用用途に合わせて、価格や性能を見ながらぜひお家にピッタリのWi-Fiルーターを探してみてください。