研修 PR

犬のしつけはいつから?初めてワンちゃんを飼う方もこれで安心!

記事内に商品プロモーションを含む場合があります

「今まで犬を一度も飼ったことがなくて、いつからしつけをしたら良いのかわからない」「最低限何をしつけるべきなのか知りたい」と悩んでいませんか?

右も左もわからない初めてのワンちゃんライフは、ワクワクの反面ちゃんとしつけれるか不安も大きいですよね。

この記事では、犬のしつけはいつからなのか初めて犬を飼うあなたにもわかりやすく解説していきます。併せて、犬の褒め方や叱り方など「接し方」についても紹介していきますので、ぜひ最後までご覧ください!

(アイキャッチ画像出典:https://pixabay.com/ja/photos/犬-コーギー-可愛い-動物-4988985/)

いつから犬を迎える準備は必要?

出典:https://pixabay.com/ja/photos/犬-いたずら-部屋-2819522/

犬を迎える準備はお家に迎える前から始めましょう。というのも、これから犬を迎える予定」または「最近我が家に犬を迎えたばかり」というあなたに、まず整えたり見直してほしいのはお家の環境なんです。

犬は言葉を喋れません。そのため、環境を整える際にイメージしてほしいのがハイハイできるくらいの人間の赤ちゃんです。ハイハイする赤ちゃんに危険が及ばないよう安全安心な環境を整えてほしいのです。

具体的には、階段や段差のあるところに行かせないためのゲートや誤飲防止のために床にあるものを片付ける、小型電気のコードやプラグを抜いておくなどです。

しっかりとしたしつけをワンちゃんに覚えてほしいのならば、まずはしつけがしやすい安全安心な環境を整えることが大切ですよ。

犬をしつけるのはいつから?

出典:https://pixabay.com/ja/photos/女の子-犬-ペット-友情-5623231/

ここから本題の「犬のしつけはいつから?」について解説していきます。犬のしつけは生後2〜3ヶ月経った後から始めるのが良いとされています。

生後2〜3ヶ月は犬の「社会化期」と呼ばれており、脳が未発達の段階です。つまり、いくら「まて」や「おすわり」と言ったところで、犬は理解することができずちんぷんかんぷん状態であるということです。

犬の社会化期は多感な時期であり、吸収力もあるので「人・他の犬・物・音」などに慣れるような場所に連れて行き、たくさん経験させてあげましょう。

そうすることで他の犬に対して威嚇したり、怖がりすぎる性格になりにくくなります。ワンちゃんの性格を左右する大事な時期ですので、たっぷり愛情を注いであげてくださいね。

しつけやすさは犬種によっても変わってくる

犬種によってしつけやすい犬しつけづらい犬がいることをご存知ですか?これは犬が生み出されてきた目的による違いだと言われています。

例えば、胴長短足が特徴であるダックスフンドは、地面の穴にいるアナグマなどの猟犬として育種されてきたという背景があります。明るく好奇心旺盛で、賢さもあるためしつけしやすいと言われています。

わさおや忠犬ハチ公で有名になった秋田犬は、猟犬から闘犬へ改良されたという背景があります。勇敢さと冷静さを持ちますが、飼い主と認識するまでは警戒心が強くしつけるのが難しいと言われています。

もちろんその子自信の個性もありますが「この子と家族になりたい!」と思ったのなら、その子の犬種の特徴や性格を前もって勉強し、しつけに活かそうとする姿勢もあなたの大事な心構えの1つです。

優先して覚えさせたいしつけはいつから?

出典:https://pixabay.com/ja/photos/ブルドッグ-犬-子犬-ペット-1047518/

犬を迎え入れたら優先して覚えさせたいしつけを3つ紹介します。

この3つはお家に迎えいれたらすぐ覚えるようにトレーニングして良いでしょう。

優先して覚えさせたいしつけ3つ
  • 名前を覚えてもらう
  • トイレ
  • アイコンタクト

名前を覚えてもらう

犬のしつけの第一歩として、ワンちゃん自身の名前を覚えてもらいましょう。名前を覚えてもらうことでコミュニケーションがとりやすくなります。

「名前+ご褒美」で段々と覚えてくれるようになります。具体的には、名前を呼んだら振り向いたり近寄ってきたり、何かしらの反応を見せたらすぐにご褒美をあげましょう。

注意点として、必ず統一した呼び方で呼ぶようにしてください。例えば「ポチ」「ポチちゃん」など複数の呼び方で呼んでしまうと混乱してしまいます。

家族間で呼び方が違うということもありがちなので、前もって家族間で統一した名前を呼ぶようにしましょうね。

トイレ

ワンちゃんを迎え入れたら絶対に避けては通れないのがトイレですよね。早いうちにしつけないと「どこでトイレしても良い」と間違ったことを覚えてしまいます。

トレーニング方法としては、排泄物を催すような行動をとったらトイレに連れて行ってあげるというものです。ここでもトイレが上手にできたらご褒美をあげましょう。

寝起きや食事後、運動後は特にトイレをしたくなる兆候があるので、最初のうちはしっかりと観察して連れて行ってあげてください。

慣れてきたら自発的にトイレの場所へ行けるように、おやつで誘導していくなど段階を踏んでゆっくり焦らずにトレーニングしていきましょう。

アイコンタクト

アイコンタクトは名前を呼んだときに「あなたに注目する」ということが重要です。注目することで次に出される指示に行動しやすくなる。つまり、今後「しつけしやすくなる」という点でも重要なことです。

また、危険な状態から身を守れたり、興奮状態から冷静さを取り戻させるという効果もあります。

アイコンタクトがとれた時もおやつをあげたりご褒美をあげて褒めてあげることで、覚えてくれるようになりますよ。

犬が慣れてきたら覚えさせたいしつけは?

出典:https://pixabay.com/ja/photos/ブルドッグ-子犬-ペット-1846380/

ワンちゃんが慣れてきたら「ハウス」や「どこを触られても大丈夫」という状態になるようにしつけましょう。

ハウスで「安心できる場所はここ」としつけられると、お留守番や災害時にも興奮を抑えることができます。

続いて、犬が触らるのを特に嫌がる部位を8つ紹介していきます。

どこを触られても大丈夫な状態に慣れさせないと、病院歯ブラシの際に触られるのを嫌がるために、吠えたり噛んだりする可能性があります。早いうちから慣れさせておきましょう。

犬が触られるのを特に嫌がる8つの部位
  • お腹
  • 尻尾

やってはいけない叱り方

出典:https://pixabay.com/ja/photos/キャバリアキングチャールズスパニエル-5951557/

次に、犬を叱るときにやってはいけないこと3つを紹介していきます。

やってはいけない3つの叱り方
  • 名前を呼んで叱る
  • 暴力行為
  • 時間が経ってから叱る

名前を呼んで叱る

「ポチ、だめ!」というように、名前と一緒に叱ってはいませんか?

名前と一緒に叱る=「ポチと言われたら叱られるんだ」という誤った認識のまま覚えてしまいます。

そのため、あなたが名前を呼んだだけなのに反応しなくなったり、近づかなくなってしまいます。叱るときは「だめ!」と1つの単語のみにするようにしましょう。

暴力行為

「教えているのになかなか覚えてくれない」「いたずらが直らない」などのストレスから、叩いたり蹴ったりしていませんか?人間と同じく犬にも痛みや感情があります。

いうまでもなく、暴力によって物覚えが良くなることはありません。むしろ、一度受けた痛みから恐怖心が芽生え、あなたに対する信頼を失くしていきます。関係が更に悪くなる一方です。

しつけ方がわからず大切な愛犬に手をあげてしまう前に、トレーナーさんや専門家に頼ることも視野に入れてみてくださいね。

時間が経ってから叱る

お留守番中のワンちゃんにお家の中をいたずらされていると、「なんでこんなことしたの!」と、帰宅してからつい叱りたくなりますよね。

しかし、犬の記憶力はとても短く10秒程度しか持たないといわれています。帰宅してから叱られても、犬にとっては「どうして怒っているんだろう?」と理解できないのです。

帰宅してお家の中がいたずらされていてもグッと堪えていたずらをしたタイミングで叱るようにすればワンちゃんにもどうして叱られているのか伝わりますよ。

犬が喜ぶ上手な3つの褒め方

出典:https://pixabay.com/ja/photos/犬-子犬-動物-草-ハッピー-2595237/

次に、犬が喜ぶ上手な褒め方を3つ紹介していきます。犬は褒められると「またあなたを喜ばせたい!」とどんどん吸収していきます。この機会に上手な褒め方をバッチリ学んでいきましょう。

犬が喜ぶ上手な3つの褒め方
  • 名前を一緒に呼んであげる
  • タイミングを逃さず褒める
  • できて当たり前だと思わず褒める

名前を一緒に呼んであげる

名前を呼んで叱ってはいけないと先述しました。これは、名前を呼ばれると叱られると認識してしまうからという理由からでしたよね。

ならば、褒めるときはそれを逆手に取り「ポチ!いい子!」というように「名前+褒め言葉」で褒めてあげましょう。

「名前を呼ばれたから良いことなんだ!」という認識でワンちゃんに覚えさせてあげることがとても大事です。

タイミングを逃さず褒める

こちらも犬の記憶はとても短いと先述した通り、後から褒められても「どうして褒められているんだろう?」と混乱させてしまいます。

教えた通りにできたらタイミングを逃さず、たくさん撫でてあげたり褒め言葉をかけてあげることで「これができたから今褒められているんだ!」と教えてあげましょう。

できて当たり前だと思わず褒める

初めて「おて」や「おすわり」ができた時、あなたはきっととても喜んでワンちゃんをたくさん撫でながら、褒め言葉とおやつであなたの喜びを伝えてあげることでしょう。

しかし、日が経って「できて当たり前」という状態に慣れてしまうと、褒め方が適当になったり雑になったりしてしまう飼い主も多いのです。

ワンちゃんは、あなたとの繋がりを一緒に感じることで幸せな気持ちになります。人が来ても吠えなかった時や毎日の「おすわり」など、できて当たり前と思わずに些細なことでもたくさん褒めてあげてくださいね。

まとめ:犬のしつけはいつから?

初めて犬を飼うという方でも、まずは環境を整え生後2〜3ヶ月後からしつけを始めれば良いということを理解していただけたのではないでしょうか?

併せて、やってはいけない叱り方や上手な褒め方など「犬に対する接し方」も学んでいただけたと思います。

この記事を参考に、信頼関係を上手に築いて大切な家族の一員として迎え入れてあげてくださいね。そして、かけがえのない素敵なワンちゃんライフを楽しんでください!