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証券口座とは?口座開設前に知りたい初心者のための基本知識

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将来の資産形成に向けて投資を始める時に必要になる「証券口座」とは、何かについてご存知でしょうか。

証券口座には「一般口座」と「特別口座」があり、それらの違いを理解するのは投資初心者にとってはハードルが高いですよね。投資を始める前から「自分には無理かも」と諦めたくなってしまうかもしれません。

この記事では、これから投資を始める人に向けに「証券口座」について解説します。投資初心者でも挫折することなく「お金を貯める第一歩」を踏み出せるでしょう。将来の自分のために、ぜひ読み進めてみてください。

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【証券口座とは】投資始めるために必要不可欠な口座

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証券口座とは、証券会社を通して株式や投資信託を売買するために必要になる口座です。一般的に「証券総合口座」や「総合取引口座」とも呼ばれています。

証券会社は、株式や投資信託などの金融商品を売買する時の仲介役。あなたに代わって株式や投資信託の売買を請負うことでお金を貯める仲介をし、貯まったお金(資産)の状況を定期的に報告するのが仕事です。

投資を始める…つまり、証券会社に仲介役をお願いするためには証券会社の口座を持つことは必要不可欠なのです。

【証券口座とは】持っているだけでは損しない!

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証券口座を開設することで、株や投資信託などを売買できるようになります。つまり銀行に預けるお金と別に、お金を貯めるための手段を手に入れることができるのです。

投資はリスクがつきものなので、元本割れする可能性があります。しかし、銀行の預貯金以上に高い利益を得ることが可能なのも事実。上手くいけば1年間で投資額の利益が10%以上増えることもあります。

「投資のことをもう少し勉強してから始めたい」と思う場合は、まず証券口座を開設するだけでOK証券口座は、開設する手数料や口座を管理する維持費がかからないからです。

知識を得て実際に投資を始める時に、すでに口座を開設しておけばいち早くスタートが切れるでしょう。

【証券口座とは】「銀行口座」との違いは使用目的

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「証券口座」と「銀行口座」の違いは、使用する人。つまり投資を始めるあなた(投資家)の使用用途が違います。

2つの口座の使う目的が違うことによって、仕組みやお金の出し入れの仕方にも違いがあります。それぞれの口座の違いを表にまとめたので比較してみてください。

証券口座と銀行口座の仕組み
証券会社(証券口座) 銀行(銀行口座)
使用用途 投資をする
(資産形成、資産運用)
お金を預ける
ローンを組む
仕組み 直接金融
(仲介役)
・株価下落のリスクは投資家が負う
・株価上昇による利息は投資家が得られる
間接金融
(預金されたお金を企業に貸し出す存在)
・企業への融資が失敗しても元本補償がある
・預金の貸し出しによる利息は低い
お金の出し入れ 間接的
・証券口座開設時に指定した銀行口座にお金を移してから入出金をする
直接的
・口座に直接入金や出金をする

証券口座では現金の預け入れや払い戻しができますが、銀行口座のように振り込みや公共料金の自動引き落としはできません。

【証券口座とは】「特定口座」と「一般口座」の違い

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証券口座の種類は3つ。「特定口座(源泉徴収あり)」「特定口座(源泉徴収なし)」と「一般口座」です。これらの違いについて解説していきますね。

「特定口座」と「一般口座」の違いをひと言で説明すると、特定口座は「確定申告の手続きを楽にする口座」。

原則として、投資で得た利益には税金がかかります。1年間の取引をまとめた損益の計算表(損益計算表)をもとに確定申告をして税金を納めなければなりません。

確定申告に関する手続きにおいて、自分で手続きを行う必要があるものと必要ないものについて口座ごとにまとめました。

確定申告に関する手続き
損益計算表の提出 確定申告
特定口座
(源泉徴収あり)
必要なし 必要なし
特定口座
(源泉徴収なし)
必要なし 必要あり
一般口座 必要あり 必要あり

「特定口座(源泉徴収あり)」にした場合、自分で確定申告をする必要がありません。証券会社が確定申告に関する手続きを全て行ってくれるからです。手間がかからないので、初心者向けの口座といえるでしょう。

「特定口座(源泉徴収なし)」の場合は、証券会社が1年間の取引をまとめた損益の計算をしてくれるので、必要に応じて確定申告の手続きをするだけ

一般口座の場合、自分で全ての手続きをする必要があります。1年間の取引をまとめて利益の損益を計算し、必要であれば確定申告しなければいけません。

【証券口座とは】開設すれば0歳から投資が可能

証券口座を開設すれば、誰でも投資を始めることができます。証券口座を開設するために必要な資格はありませんし、年齢制限もありません。つまり、0歳の赤ちゃんでも投資をすることが可能です。

ただ、赤ちゃんの場合は自分で手続きを行ったり株式を買うことはできないので、保護者が代わりに手続きをする必要があります。

最近では、お金の勉強として幼い頃から投資家になり株式を売買している小学生もいるようです。幼少期から投資家としてお金の勉強をしておくと、生活の中で経済や世の中の動きを知る良いきっかけになりそうですね。

【証券口座を開設したい】手続きの4ステップ

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証券会社は店舗型とネット証券がありますが、口座開設の手続きが完了するまでのステップは双方で大きく変わりません。証券口座の開設をするまでのステップは主に4つあります。

証券口座を開設するまでの4ステップ
  1. 証券会社を選ぶ
  2. 証券口座に必要なものを用意する
  3. 口座開設の手続きをする
  4. 口座開設手続き完了

証券口座開設が完了するまでの時間の目安は、店舗型の場合は、即日。ネット証券の場合は、3〜10日程度です。

しかし、証券会社ごとで口座開設までの時間や手順が異なってくる場合があります。手続きに必要な書類や詳細は、各社のウェブサイトで確認してみてください。

【証券口座の開設ステップ①】証券会社を選ぶ

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証券口座の開設をするためのステップとして、第一に口座を作るための証券会社を選びましょう。

証券会社のタイプは大きく分けて2つ。店舗がある「店舗型(対面型)証券会社」と店舗を持たずネット上で営業する「ネット証券会社」です。

店舗型(対面型)証券会社とネット証券会社は多くありますが、証券会社のタイプごとに代表的な証券会社を紹介しますね。

タイプ別の代表的な証券会社
  • 店舗型(対面型)証券会社:「野村証券」「大和証券」「みずほ証券」
  • ネット証券会社:「SBI証券」「楽天証券」

両タイプそれぞれにメリットやデメリットがあるので、どちらが自分に合っているのか比較して決めると良いでしょう。

投資を初めてする人がおさえておきたい両タイプの証券会社のメリットとデメリットを簡単にまとめたので、比較する時の参考にしてみてください。

タイプ別証券会社のメリットとデメリット
メリット デメリット
店舗型(対面型)証券会社
  • 資産形成のアドバイスがもらえる
  • 様々な金融商品を紹介してもらえる
  • 手数料が高い
  • 株や投資信託の購入に対する勧誘が多い
ネット証券会社
  • 自分の判断で株や投資信託の取引ができる
  • 手数料が安い
  • 自分で投資の勉強をしながら資産形成する必要がある
  • セキュリティやネット回線のトラブルリスクがある

「とにかく手数料を安くしたい」「自分で勉強しながら資産運用を頑張りたい」人にはネット証券会社がおすすめです。

セキュリティや情報が漏れるリスクは、ネット上の取引の関係で100%安全とは言えません。しかし、ネット証券会社ごとにセキュリティ強化や情報保護の対策をとっているのであまり心配しなくてよいでしょう。

「誰かと相談しながら資産運用したい」「困った時にすぐ相談したい」人には店舗型(対面型)証券会社がおすすめ。

手数料は高かったり、株や投資信託の購入に対する勧誘が多いことがあります。しかし、困った時に相談できる担当者がいるので安心して資産運用することができますよ。

【証券口座の開設ステップ②】証券口座に必要なものを用意する

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証券口座を開設する証券会社を選んだら、次のステップとして証券口座を開設するために必要なものを用意しましょう。証券口座の開設に必要なものは4つあります。

口座開設に必要な4つのもの
  • 身分証明書
  • 印鑑
  • 銀行口座
  • マイナンバー

身分証明書は、本人の確認が取れるものであればOK。運転免許証やパスポートなどがあります。銀行口座は、証券口座からの送金や配当金などの受け取りに使います。

証券口座を新しく開設する時には、2016年からマイナンバーが必要になりました。証券会社が税務署へ税金関連の書類提出をする際に、マイナンバーの記載が必要になったからです。

証券会社は、目的以外にマイナンバーを使うことはないので、個人情報が漏れる心配はありません。

【証券口座の開設ステップ③】証券口座開設の手続きをする

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証券口座を開設するために重要なのがこのステップです。いよいよ、証券口座の開設手続きを行なっていきます。

証券口座を開設するには2つの方法があります。「店舗で開設する方法」と「オンラインで開設する方法」です。

証券口座の開設方法①「店舗で開設する方法」

店舗型(対面型)証券会社は、店舗に出向いて口座開設の手続きを行います。必要書類があればその日に口座開設が可能。店舗型で口座を開設する場合、主な手続きの流れは以下の通りです。

手続きの流れ(店舗型)
  1. 店舗で開設
  2. 必要書類を持って店舗へ行く
  3. 最短で即日開設
  4. 開設手続き完了

手続きで分からないことがあれば、店舗の方がサポートしてくれるので安心です。証券会社によっては、オンラインで口座開設の手続きができるものもあります。

証券口座の開設方法②「オンラインで開設する方法」

ネット証券会社の場合は、実店舗がないので書類オンライン上で手続きをする必要があります。

書類を提出してから3日〜10日程度で口座を開設することができます。オンラインで開設する場合の、手続きの流れは以下の通りです。

手続きの流れ(ネット証券)
  1. オンラインで開設
  2. 郵送での口座開設申込書を請求
  3. 書類が届いたら必要事項を記入
  4. 口座開設まで3〜10日
  5. 口座開設の案内が届く
  6. 口座手続き完了

ネット証券によっては全ての手続きを書類ではなく、オンラインで完結できるところもありますよ。

証券口座を開設することはお金を貯める第一歩

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お金を貯める1つの手段である「投資」。投資を始めるには、証券口座は必要不可欠です。証券口座の開設は難しいイメージがありますが、手続き自体は銀行口座の開設と大きく変わりません。

投資は銀行預金と違ってリスクがつきものですが、それ以上に高い利益を得ることができます。また、投資を始めることによって、経済を知る良いきっかけに繋がりますよ。

まずは、証券口座を開くことからお金を貯める第一歩を踏み出してみましょう。

以下「株式会社ZUU」が運営する比較サイトで、株初心者にもおすすめのネット証券会社ランキングを紹介しています。参考になれば幸いです。

株初心者にもおすすめのネット証券会社ランキング

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Akiko Uehara
2021年12月よりWeb+のライティングコースに入会をしライティングスキルを学び始めました。 2歳、0歳の子供を育てながら毎日コツコツと学んでいければと思っています。 分かりやすい記事を書くことを目標に子育てと両立しながら記事作成に努めています。