初めてWi-Fiルーターを購入しようと思ったものの「種類や機能が多する」と悩んだり、「おすすめがあるなら知りたい」と思ってはいませんか?
Wi-Fiルーターを選び方は、一人暮らしなのか家族がいるのかによっても変わってきますし、スペックが大きすぎると無駄な出費に、足りないと快適に利用できず後悔してしまうこともあります。
この記事では、Wi-Fiルーターを選ぶ前に確認したいこと、備わっていると便利な機能、おすすめのルーターなどを紹介していきます。
上記のような悩みを解消し、後悔しないWi-Fiルーター選びのお手伝いができると思いますので、ぜひ最後までご覧ください!
アイキャッチ画像出典:https://pixabay.com/ja/photos/netgear-ヨタカ-2202273/
Wi-Fiルーターとは?
Wi-Fiルーターとは「無線LANルーター」とも呼ばれています。その名の通り、有線ではなく無線の電波を利用することでインターネットに接続することが可能になります。
今まで届かなかった有線や配線を気にすることがなくなり、場所を選ばないインターネット空間を実現できます。ゲームやスマホ、パソコンなどを快適に利用できること間違いなしです。
自宅に1つWi-Fiルーターを設置し、インターネット環境を整えることはこれからの時代には欠かせないといえるかもしれませんね。
Wi-Fiルーターを選ぶ前に確認しておきたい3つのこと
Wi-Fiルーターを選ぶ前に確認しておきたいことを3つを紹介します。
購入してからスペックが足りなかったり、無駄に料金を払うことがないようしっかり確認していきましょう。
- 居住環境
- 接続可能台数
- 通信速度
居住環境
一人暮らしのワンルームと、家族で住む一戸建てでは求められるスペックや機能が違います。
例えば、一人暮らしのワンルームでの利用であれば、そこまで広範囲に届く必要はないですよね。
しかし、家族で住む戸建てでの利用であれば、1階と2階まで電波が届き、家族全員が同時通信できるスペックや機能がついたルーターを選ぶべきです。
接続可能台数
Wi-Fiルーターには、それぞれの製品ごとに「同時に接続可能な台数」が決められています。
そのため、自宅で何人がスマホ、タブレット、ゲーム機、パソコンなどの端末を同時に使う可能性があるのか事前に確認しておきましょう。
また、接続可能台数の上限に対して「満」で利用するよりも、「空き」がある状態で利用する方が、通信速度が遅くなりづらいので、少し余裕を持った接続可能台数を選ぶのがおすすめです。
通信速度
Wi-Fiルーターの通信速度は、単純に「アンテナ数」と「通信規格」で異なってきます。
アンテナ数が多ければ多いほど、「より遠く・より速く」通信速度を保つことができます。
通信規格はモデルのバージョンが「新しいか・古いか」の違いです。「Wi-Fi6」「Wi-Fi5」「Wi-Fi4」という名称で表示されています。数字が大きいほど新しいです。
また、通信速度の表記で使われる「Mbps」とは、1秒間に送受信できるデータ容量を表しています。Mbpsも数字が大きいほど送受信できるデータが容量が大きくなるので、通信速度が速くなります。
Wi-Fiルーターに備わっていると便利な3つの機能
Wi-Fiルーターに備わっていると便利な機能を3つの機能を紹介します。あるのとないのでは快適さが変わってきますよ。
- ビームフォーミング
- MU-MIMO(マルチユーザーマイモ)
- メッシュWi-Fi
ビームフォーミング
通常のWi-Fiは、360度円を描くようにして電波が広がっていきます。そのため、遠いところや障害物があるところでは電波が届きにくいです。
一方、ビームフォーミング機能は、特定の通信機器に強い電波を届けることができます。つまり、「特定のスマホやパソコンを狙って電波を送る」ことができ、通信速度の向上が期待できるということです。
MU-MIMO(マルチユーザーマイモ)
複数の端末で同時通信をしても通信速度が落ちないのがMU-MIMOの特徴です。
1つの送信機器から複数の端末へ同時にデータを送信することができるため、端末1台1台順番を待つことがなくなりスムーズな通信速度を維持できます。
MU-MIMOは家族で端末を複数所有している方には欠かせないおすすめな機能といえますね。
メッシュWi-Fi
メッシュWi-Fiは、「サテライトルーター」といわれる機器を複数設置することで網目状のネットワークを構築します。
網目状のネットワークを構築することにより、電波が届きにくいところにも迂回しながら広範囲に電波を届けることができます。
また「中継機」とは別のものです。中継機は、親機との接続を手動で変更しなければいけませんが、メッシュWi-Fiであれば、接続先を電波の強い方に自動で接続してくれるので煩わさがなくなります。
おすすめルーター①BUFFALO:WSR-1500AX2S
BUFFALO(バッファロー)のWSR–1500AX2Sは、Wi-Fi6に対応しており、ビームフォーミングやMU-MIMOなどの機能性も抜群です。
また、機能性はもちろんのことコストパフォーマンスにも優れているので安くて機能をフルに網羅したいという方におすすめです。
値段 | 6,750円 |
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無線LAN速度(5GHz) | 1201 Mbps |
無線LAN速度(2.4GHz) | 300 Mbps |
ビームフォーミング | ◯ |
MU-MIMO | ◯ |
メッシュWi-Fi | ◯ |
セキュリティ | WPA、WPA2、WPA3、WEP |
接続環境 | 2階建て、3LDK、12台、4人 |
おすすめルーター②BUFFALO:WSR-5400AX6S
こちらのBUFFALO:WSR−5400AXは、無線LAN速度(5GHz)がさらに高速化し、大容量・複数端末の同時通信が可能です。5GHzの通信速度が最大4803Mbpsというのが特徴です。
高画質での動画サービスや長時間インターネットを利用したいという方には嬉しいWi-Fiルーターですね。
値段 | 14,980円 |
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無線LAN速度(5GHz) | 4803 Mbps |
無線LAN速度(2.4GHz) | 573 Mbps |
ビームフォーミング | ◯ |
MU-MIMO | ◯ |
メッシュWi-Fi | ◯ |
セキュリティ | WPA、WPA2、WPA3、WEP |
対応環境 | 3階建て、4LDK、30台、10人 |
おすすめルーター③Aterm:WG2600HS2
Aterm(エーターム)のWG2600HS2は、「子供安心ネットタイマー」というネットの使い過ぎを防止できる機能がついているので、お子さんがいるご家庭には特におすすめです。
お値段も優しいので、コスパを重視したい方にも嬉しいWi-Fiルーターとなっています。
値段 | 6,473円 |
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無線LAN速度(5GHz) | 1733 Mbps |
無線LAN速度(2.4GHz) | 800 Mbps |
ビームフォーミング | ◯ |
MU-MIMO | ◯ |
メッシュWi-Fi | × |
セキュリティ | WPA、WPA2、WPA3、WEP |
対応環境 | 3階建て、4LDK、18台、6人 |
おすすめルーター④Aterm:WX3600HP
こちらのAterm:WX3600HPは、複数端末を同時通信できる上限が36台となっており、とても多いのが特徴です。端末の空きを確保しやすいことから通信速度に余裕が生まれ、快適に利用できます。
家族以外に友人を自宅に招いたり、たくさんの端末を繋いでも通信速度が低下しないのは嬉しいポイントです。
値段 | 13,926円 |
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無線LAN速度(5GHz) | 2402 Mbps |
無線LAN速度(2.4GHz) | 1147 Mbps |
ビームフォーミング | ◯ |
MU-MIMO | ◯ |
メッシュWi-Fi | × |
セキュリティ | WPA、WPA2、WPA3 |
対応環境 | 3階建て、4LDK、36台、12人 |
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Wi-Fiルーターおすすめの設置場所
Wi-Fiルーターの設置場所は、床から1〜2m高い場所で部屋の中央だと電波が届きやすいのでおすすめです。
また、NGな設置場所は以下の通りです。「せっかくWi-Fiルーターを設置したのに通信速度が遅くてガッカリ」なんてことにならないよう、正しい場所に設置して快適なインターネット環境を作りましょう。
- 障害物が多いところ
- 家具や家電の近く
- 棚の中に隠して収納
- 水槽の裏や横
- テレビの裏
まとめ:Wi-Fiルーターのおすすめ
Wi-Fiルーターを選ぶ前に確認しておきたいことや、備わっていると便利な機能、おすすめのルーターについて紹介してきました。
Wi-Fiルーターの種類や機能がたくさんあって悩んでしまうかもしれませんが、たくさんあるからこそ必ずあなたのニーズに適したルーターが見つかるはずです。
自宅で快適なインターネット環境を整えるためにも、この機会にWi-Fiルーターの契約を視野に入れてみてくださいね。