Wi-Fiルーターの選び方って難しいですよね。おすすめの商品って言われても、数字がたくさん並んでいて、どこを見ればいいのかわかりません。
Wi-Fiルーターには多くの選び方がありますが、この記事では5つに絞って紹介します。間取り別おすすめの商品も紹介しますので、きっとあなたに合った商品が見つかるはずです。
この記事を読めば、Wi-Fiルーターの選び方やおすすめの商品がわかるので、ぜひ最後まで読んでくださいね。
(アイキャッチ画像出典:https://pixabay.com/ja/illustrations/%e7%84%a1%e7%b7%9a%e6%8a%80%e8%a1%93-%e4%b8%89%e6%ac%a1%e5%85%83-%e5%bd%a2-1967494/)
Wi-Fiルーターおすすめな選び方①通信速度
これから、Wi-Fiルーターの5つの選び方を紹介していきます。
まず、Wi-Fiルーターの1つ目の選び方は、通信速度です。通信速度はWi-Fiルーターの通信規格で決まります。
以下の表は、通信規格と通信速度の関係をまとめたものですので、ご覧ください。
名称 | 通信規格 | 周波数 | 最大通信速度 |
Wi-Fi6 | IEEE 802.11ax | 2.4GHz/5GHz | 9600Mbps |
Wi-Fi5 | IEEE 802.11ac | 5GHz | 6900Mbps |
Wi-Fi4 | IEEE 802.11n | 2.4GHz/5GHz | 600Mbp |
(参考:https://rentry.jp/note/wifi-rooter-osusume/#Wi-Fi)
Wi-Fiの通信規格に連動して、通信速度も速くなっているのが分かりますよね。
現在主流なのはWi-Fi5とWi-Fi6なのですが、Wi-Fi6は従来のWi-Fi5と比べて、体感で4倍通信速度が速いと言われています。
動画の視聴やオンラインゲームなどを頻繁にする方は、Wi-Fi6を選ぶと快適に通信ができるでしょう。ネットサーフィンなどがメインの人は、Wi-Fi5でもまったく問題ありません。
Wi-Fi5の方が価格は安いので、予算と相談して購入しましょう。
通信速度の数値は理論値であり、必ずその数値が出るとは限りません。あくまで参考程度に覚えておきましょう。
Wi-Fiルーターおすすめな選び方②同時接続台数
Wi-Fiルーターの2つ目の選び方は、Wi-Fiルーターの同時接続台数です。
同時接続台数は、利用人数で判断しましょう。1人で使用するなら少なめのものを、ご家族が多い場合は接続台数が多めの商品を選ぶといいです。
そして、実際に利用する人数より余裕を持って商品を選んでください。接続台数はWi-Fiルーターが発揮できる最大の能力なので、少し余裕をもって考えるといいですよ。
同時接続台数が多いほど高額になるため、価格には注意して見ましょうね。
Wi-Fiルーターおすすめな選び方③周波数帯
周波数帯には、2.4GHzと5GHZの2つがあり、それぞれに特徴があります。
2.4GHzは、壁や天井などの障害物があっても電波が届きやすいなどのメリットがあります。一方で、電波干渉が起こりやすいため、速度が低下するデメリットがあります。
5GHzは、電波干渉が起こりにくく、通信速度が速いです。そのため、動画やゲームをプレイする方に適しており、ストレスなく通信できるでしょう。
両方に対応しているwifiルーターも多いですが、対応していないものもあります。迷ったら通信速度の速い5GHzがおすすめですよ。
Wi-Fiルーターおすすめな選び方④セキュリティ対策
インターネットを使う際に忘れてはならないのが、セキュリティ問題です。知らないうちに、パスワードやクレジットカードの情報を抜き取られたり、通信の内容を盗聴されたりする可能性があります。
Wi-Fiルーターのセキュリティもほかと同じように、100%の対策はできませんが、あったほうが安心ですよね。
Wi-Fiルーターのセキュリティには、「WPA3」・「WPA2」などがありますが、その中でもWPA3がおすすめです。WPA3は最新のセキュリティで、高い安全性が証明されているので、一番安心できます。
Wi-Fiルーターおすすめな選び方⑤アンテナの数
アンテナは、多ければ多いほど性能がいいです。単純で覚えやすいですね。
外部にアンテナがついていない商品も、実は内部にアンテナが内蔵されているんですよ。
アンテナの位置が、外部か内部かで電波の強さは変わりません。しかし、外部アンテナの方が角度を調節できる分、使い勝手はいいでしょう。
Wi-Fiを使いたい方向にアンテナを向けることで、スムーズな通信ができます。ワンルームや部屋が広くない方は、アンテナの数が少ないものや、内部アンテナのもので大丈夫です。
戸建て・3LDK以上におすすめのWi-Fiルーター
これまでWi-Fiルーターの選び方を見てきましたが、利用人数や部屋の広さによって選ぶべきWi-Fiルーターは異なります。
そこで、まずは、戸建てと3LDK以上におすすめのWi-Fiルーターを3つ紹介します。
部屋が多く、仕切りも多いのが戸建てなどの特徴です。利用する人数と台数が多くなります。そのため、部屋をまたいでも途切れない通信の強さと、同時接続台数の多さが選ぶ際のポイントです。
それでは、おすすめ順に3つご紹介します。気になる商品があったら、ぜひクリックして確認してみてくださいね。
- アイ・オー・データ WN-DEAX1800GR/E
- バッファロー WSR-3200AX4S/NBK
- NEC Aterm WX3000HP
アイ・オー・データ WN-DEAX1800GR/E
1つ目は、「アイ・オー・データ WN-DEAX1800GR/E」です。
価格が7,000円台ながらも、Wi-Fi6対応、4LDK、接続台数20台のスペックです。外部アンテナもあるので、利用する場所に合わせてアンテナを調整できます。
複数の端末に同時に電波を出せるMU-MIMOにも対応しているので、一度に複数台使用しても通信速度が変わりません。
安いけど、そこそこのスペックが欲しいというあなたにおすすめです。
バッファロー WSR-3200AX4S/NBK
2つ目は、「バッファロー WSR-3200AX4S/NBK」です。
価格は1万円を超えますが、Wi-Fi6に対応、接続台数21台。5GHzでもWi-Fiが家じゅうに届きます。仕切りがあっても問題ありません。
スマート家電をサイバー攻撃から守る「ネット脅威ブロッカー」も標準装備されており、セキュリティ対策も万全です。
コスパが良いものが欲しいけど、セキュリティも心配。そんなあなたにおすすめの1台です。
NEC Aterm WX3000HP
戸建て編の最後の商品は、「NEC AM-AX3000HP」です。
Wi-Fi6対応で最速2402Mbpsの通信速度を誇ります。接続台数36台、利用人数は12人まで対応。このスペックならご家族でも困ることはないでしょう。
また、混雑していない周波数帯や電波の自動切換え機能により、快適な通信環境でインターネットを使用できます。
幅48mmとスリムなので、場所をとられないのも嬉しいポイントですね。
1人暮らしにおすすめのWi-Fiルーター
次に、1人暮らしにおすすめのWi-Fiルーターを3つ紹介します。
1人暮らしだと利用する台数は限られるので、戸建て用のWi-Fiルーターでは機能を持て余してしまいますよね。
そこで、1人暮らしにちょうどいいWi-Fiルーターを3つ選びましたので、1つ1つ詳しく見ていきましょう。
- バッファロー WSR-1166DHPL2/N
- NEC Aterm PA-WG1200CR
- バッファロー WCR-1166DS
バッファロー WSR-1166DHPL2/N
1つ目は、「バッファロー WSR-1166DHPL2/N」です。
18年連続、販売台数No.1の大人気商品。さすがバッファローです。
接続台数12台、利用人数4人と1人暮らしには十分なスペックと、戸建て用ルーターで登場したMU-MIMO機能も搭載。
Wi-Fi6には対応していないものの、1人暮らしでは問題ない通信速度で、快適に通信できます。
初期設定はスマホだけでできるので、機械に詳しくない人も安心ですね。
NEC Aterm PA-WG1200CR
2つ目は、「NEC Aterm PA-WG1200CR」です。
3LDK、利用人数3人と、1人暮らし用のwifiルーターです。
特定の通信相手に電波を送るビームフォーミング機能により、スマホやパソコンなどに狙い撃ちでwifiを飛ばすことができます。
重量0.2kg幅40.5mmでとても小さいので、場所をとられたくないあなたにおすすめです。
バッファロー WCR-1166DS
最後に紹介するのは、「バッファロー WCR-1166DS」です。
必要最小限のスペックで、とにかく安いです。必要最小限とはいっても、ビフォーミングや、自動アップデート機能付きでセキュリティ対策もできます。
ワンルームにはちょうどいいですが、1LDKやそれ以上の広さになると少し心配ではあります。
ワンルームでとにかく安いWi-Fiルーターが欲しいあなたは、クリックして商品の詳細をチェックしてくださいね。
子どもがいる方におすすめのWi-Fiルーター
子どもにスマホを持たせているけど、家に帰ったらゲーム・アニメを観てばかりでなんとかしたい。そんな風に思っている方もいるのではないでしょうか。
そんなときは、タイマー付きのWi-Fiルーターを買えば、時間を決めてWi-Fiを使えなくできるんです。
先ほど紹介した以下の2つの商品で、子どものネット接続時間を簡単に管理できます。
- NEC Aterm WX3000HP
- バッファロー WSR-3200AX4S/NBK
NECは、「こども安心ネットタイマー」。バッファローは「キッズタイマー」とよび方は異なりますが、機能は同じです。
端末ごとに曜日や時間帯を指定してWi-Fiルーターへの接続可否をスケジュール設定できます。家族でルールを決めて、ネット接続時間を管理できるんです。
例えば、子どもが夜更かししてゲームしているなら、22時以降はWi-Fiを切る。食事中はスマホを触らないようにWi-Fiを切る。
このような設定が簡単にできるので、子どものネット時間を制限したいあなたにおすすめです。
【まとめ】Wi-Fiルーターの5つの選び方とおすすめ商品
Wi-Fiルーターを選ぶときには、通信速度や同時接続台数など、5つの選び方があります。もちろんこれ以外にもありますが、まずはこの5つを押さえておけば間違いありません。
また、間取りや利用人数によって最適なWi-Fiルーターは変わってきます。購入する前にいま一度確認してみましょう。
戸建てであれば10,000円。ワンルームであれば4,000円程度がWi-Fiルーターの相場です。この2つだけでも覚えて、商品を選んでくださいね。
間取りや機能など、見るポイントはたくさんありますが、あなたにぴったりのWi-Fiルーターを見つけてくださいね。