「wi-fiサービスっていろいろあるけどどこが良いんだろう」とか「楽天モバイルって最近よく耳にするけどどうなんだろう?」と疑問に思う方もいるのではないでしょうか。
いろいろなサービスがあるとどれを利用して良いか迷ってしまいますよね。今回はこうしたお悩みを抱えている方へ楽天モバイルについて紹介します。
本記事を読んでいただく事で楽天モバイルのwi-fiサービスの特徴や料金を知ることができます。
あわせて利用する際のメリットとデメリット、注意点についても紹介しているので、ぜひ最後までご覧ください。
アイキャッチ画像出典:https://pixabay.com/ja/photos/%e8%87%aa%e7%84%b6-%e3%81%bc%e3%81%8b%e3%81%97-wi-fi-%e3%83%ad%e3%82%b4-2564502/
楽天モバイルのポケット型wi-fiの特徴
楽天モバイルは2020年からキャリアに参入した比較的あたらしい通信サービス提供キャリアです。比較的に新しいニュースであるため新鮮な感じがするでしょう。
そんな第4のキャリアとして参入した楽天モバイルの提供するサービスのひとつにポケット型wi-fiがあります。
ちなみに、スマホのプランとポケット型wi-fiのプランは基本的に共通です。スマホ用には通話料のオプションなどが別途に用意されています。
ですので、スマホを契約する際もポケット型wi-fiを契約する際も「Rakuten UN-LIMIT VII」プランを利用する点は共通です。
楽天モバイルポケット型wi-fiの端末は?
現在楽天モバイルで取り扱いのある機種は全部で4種類です。それぞれ本体価格もバラバラで、高い機種ほどバッテリーの駆動時間が長いなどの性能が向上しています。
そのなかでも2機種はキャンペーンなどにより、ポケットWi-Fiの端末本体にかかる費用が実質0円で利用することができます。wi-fiが使えれば最低限の機能で良い方におすすめです。
これからその4機種の価格と性能の詳細を紹介していきますので、参考にしていただけたら幸いです。
- Rakuten WiFi Pocket 2C
- Rakuten WiFi Pocket 2B
- Aterm MP02LN
- Aterm MR05LN RW
Rakuten WiFi Pocket 2C/2B
Rakuten WiFi Pocket 2C/2Bは基本的にスペックは全て同じです。唯一の違いは対応ケーブルの種類です。2CはType-Cケーブル、2BはType-Bケーブルに対応しています。
最近はType-Cケーブルを使う場面が多いため、どちらかといえば2Cのが使い勝手が良いです。あとはご自身がどちらのケーブルを普段よく使うかで決めると良いでしょう。
Rakuten WiFi Pocket 2C/2Bはどちらもキャンペーンやポイント還元により、ポケットWi-Fiの端末本体にかかる費用が実質0円で利用できます。
以下の表がRakuten WiFi Pocket 2C/2Bのスペック詳細です。
Rakuten WiFi Pocket 2C/2Bのスペック表 | |
色 | ホワイト / ブラック |
連続待受時間 | 約300時間 |
連続通信時間 | 約10時間 |
テザリング | 16台 |
SIMタイプ | microSIM |
Aterm MP02LN
Aterm MP02LNは本体価格13,800円です。3000円分のポイント還元によって、実質10,800円で利用できます。
特徴は、コンパクトで軽量なボディのため持ち運びの際にとても便利なことです。
通常ポケット型wi-fiを利用開始する際に必要な設定等がAterm MP02LNでは必要ありません。SIMカードを挿して電源を入れるだけで自動で設定をおこなってくれます。
Aterm MP02LNのスペック表 | |
色 | ミラーレッド/メタリックシルバー |
連続待受時間 | 約900時間 |
連続通信時間 | 約10時間 |
テザリング | 10台 |
SIMタイプ | nanoSIM |
Aterm MR05LN RW
Aterm MR05LN RWは本体価格23,800円です。3000円分のポイント還元によって実質20,800円で利用できます。
特徴は連続通信時間の長さです。大容量バッテリー搭載によって連続通信時間14時間を可能にしています。
またAterm MR05LN専用クレードル(本体を置く台)を使用することで、有線LANで接続した通信が可能になります。ホームルーターとして活用することもできます。
Aterm MR05LN RWのスペック表 | |
色 | ホワイト |
連続待受時間 | 約500時間 |
連続通信時間 | 約14時間 |
テザリング | 16台 |
SIMタイプ | nanoSIM |
楽天モバイルポケット型wi-fiのプランについて
楽天モバイルの料金プランは「Rakuten UN-LIMIT Ⅶ」1つのみです。そのため利用する際もとても分かりやすいですよね。こちらはスマホもwi-fiも共通料金です。
その料金システムも使用したデータ通信分だけ料金が加算されていくため、あまり使わない人や使わない月はその分安くなるため安心できます。
下記に「Rakuten UN-LIMIT Ⅶ」の料金表を用意しておきますのでぜひご覧ください。
Rakuten UN-LIMIT Ⅶの料金表 | ||
データ利用量 | 1回線目 | 2~5回線目 |
1GBまで | 1GBまで実質0円 (10月31日まで利用分ポイント還元) |
980円 (税込1,078円) |
3GBまで | 980円 (税込1,078円) |
980円 (税込1,078円) |
20GBまで | 1,980円 (税込2,178円) |
1,980円 (税込2,178円) |
無制限 (国内エリア外は5GB超過後は最大1Mbpsで使い放題) |
2,980円 (税込3,278円) |
2,980円 (税込3,278円) |
【補足】スマホで利用の際の通話料に関しては独自のアプリRakuten Link」を利用することで国内通話料が無料になります。(通常30秒22円/税込)
通話オプション1,100円/月(税込)を追加することよって、アプリを通さない通話も1回15分までかけ放題になったり、SMSし放題になったりします。
2回線目について、例えば楽天モバイルのスマホとポケットWi-Fiを別々で契約をした場合は2回線になります。(このときスマホとポケットWi-FiそれぞれにSIMが入っていることになります。)
楽天モバイルを契約した際のSIMカードの枚数が回線数になると覚えておくと分かりやすいでしょう。
楽天モバイルポケット型wi-fiの3つのメリット
楽天モバイルのポケット型wi-fiを利用するうえでのメリットを3つ紹介します。縛りが無かったり、料金が安かったりと迷っている方でも始めやすいのがとても魅力的です。
- 料金が安い
- 契約期間にしばりがない
- エリア内であればほとんど無制限
事務手数料が0円であったり、端末がRakuten WiFi Pocket 2C/2Bであれば本体代が実質無料であったりする点は大きな利点と言えるでしょう。
データ使用料についても、使った分だけなので月によって使わないことがある人でも安心して利用できます。
楽天エリア内の方は1日10GB程度の通信をすると制限がかかる可能性があるものの3,278円で無制限に利用できるのはありがたいですね。
契約期間にしばりがないため、実際に利用して合わなければすぐに辞めることもできます。迷っている方にとって”とりあえず試す”選択もしやすくなるのではないでしょうか。
楽天モバイルポケット型wi-fiの3つのデメリット
コストパフォーマンスの面を中心に魅力の多い楽天モバイルのwi-fiですが、いっぽうでどのようなデメリットがあるのか確認してみましょう。
楽天モバイルのポケット型wi-fiを利用するうえでのデメリットを下記で3つ紹介していきます。
- 楽天回線とパートナー回線は自由に選べない
- 現状5Gに対応したwi-fi端末が無い
- エリア外の心配がある
楽天エリアであればほぼ無制限で利用できるとお話しましたが、楽天回線を利用者が自由に選ぶことはできません。エリア外のパートナー回線だと5GB利用で速度制限がかかってしまういます。
また公式サイトにあるエリアマップではエリア内になっていても、実際使用してみるとエリア外なんてこともあり得ます。実際に使ってみないとわからないのはデメリットでしょう。
現状5Gに対応した端末がありません。ご利用の場所が5Gエリアであっても5Gが使えないのも残念なポイントです。
楽天モバイルのwi-fiの注意点
上記のデメリットの部分でも触れましたが、エリアマップで確認した際にエリア内であっても実際に利用する場所によってはエリア外である可能性もあります。
また、楽天回線とパートナー回線をどの程度使用しているかの状況を知るためには楽天モバイルのマイページから確認をする必要があります。
気付かないうちに回線が切り替わるため、データ使用料が気になる方はチェックに少し手間を感じるかもしれません。
楽天モバイルのSIMをご自身の端末に挿して利用する場合は楽天公式サイトで対応製品かどうかを確認してからおこないましょう。
楽天モバイルをwi-fiルーター代わりに使う方法
自宅でインターネットを使用する際に楽天モバイルwi-fiをルーター替わりに使う方法があります。
その方法は大きく2つで、ポケット型wi-fiをそのまま自宅で使う方法と、楽天のSIMをSIMフリーなどのスマホに入れてテザリングをする方法です。
楽天モバイルではテザリングを利用する際に追加料金はかかりません。月々の利用料金だけでルーター替わりのような使い方ができるのは魅力的ですね。
楽天モバイルを自宅wi-fiルーター代わりにする際の注意点
上記で説明した楽天モバイルをwi-fiルーター替わりに使用する際の注意点が3つあります。
- バッテリー消費が激しい
- 電波が不安定な可能性がある
- 無制限に利用するには楽天エリア内であること
スマホでテザリングを使用するとバッテリーの消耗が激しくなってしまいます。バッテリー劣化の原因に繋がる可能性があるため注意が必要です。
楽天モバイルwi-fiは使用している環境によって、速度が遅かったり電波の状態が不安定だったりすことがあります。
また、無制限に利用するためには楽天エリア内である必要があります。パートナー回線のエリアの場合、5GB超過後は最大速度が1Mbpsに制限されることを理解しておきましょう。
楽天モバイルのwi-fiはこんな人におすすめ!
楽天モバイルのwi-fiは高いコストパフォーマンスを持っています。月々の料金だけではなく事務手数料や解約金がないのも嬉しいですね。
解約金や縛りがないため「楽天モバイルのwi-fiに興味はあるけどどうしよう」と悩んでいる方や「とりあえず試してみたい」と思っている方などにはおすすめです。
楽天エリア内でのwi-fi利用を考えている方にとっては、楽天モバイルwi-fiの利点を最大限に活用できるでしょう。
まとめ:楽天モバイルのwi-fiはおすすめできる!
本記事では数あるwi-fiサービスのなかから、楽天モバイルのwi-fiについて紹介してきました。最後におさらいしてみましょう。
- 楽天wi-fiの料金と特徴
- 楽天wi-fiのメリットとデメリット
- 楽天wi-fiの注意点と向いている人
楽天wi-fiは対応エリアの不安があったり、通信速度や安定性への心配があったりしますが、一方で料金システムはそれをカバーするくらいの魅力があるのではないでしょうか。
契約の際の事務手数料がかからないことや、解約に対しての縛り期間や違約金がないため、とりあえず試してみるといったことへのハードルも比較的低いはずです。
もし楽天モバイルのwi-fiが気になっている方や、導入の検討をしている方は一度試してみるのもおすすめです。最後までご覧いただきありがとうございました。
楽天モバイルの公式サイトとポケット型Wi-Fiルーターの詳細ページを用意しておきますので、ぜひ参考にしてみてください。