「材料や特別な道具は何も持っていないのにアクアリウムって本当に作れるの……?」そう思っているアクアリウムの作り方を知りたい初心者の方必見の記事です!
初めての制作でも簡単な材料でパパッと作っちゃいたいですよね。
初心者の方でも分かりやすく、特別な道具を必要とせずに作れる5ステップにまとめてあるので是非最後までご覧ください。
(アイキャッチ画像出典:https://www.photo-ac.com/main/detail/24929216)
思ったより安い!アクアリウムに必要な材料
アクアリウムに必要な材料は、ほとんどホームセンターや100円ショップで揃えられるので初心者でもお手軽に作ることができます。どんなものが必要か確認していきましょう。
- 水槽
- 土や砂
- 水
- 流木
- 石や岩
- 植物
- 魚
魚を入れないアクアリウムというのもあり、魚無しであれば水槽の代わりに小さな瓶やボトルでも可能なので、自宅にあるものでも十分用意できます。
また、石や砂など家の庭で用意できるものもあるので、お金をかけなければ500円前後で作れてしまうのが魅力です。
これはどう?アクアリウムのレイアウト
アクアリウムを作るといってもどんなレイアウトで作ればいいかイメージが湧きにくいですよね。
アクアリウムには代表的な3つのレイアウトの種類があるので参考にしてみましょう。
- 三角構図
- 凸型構図
- 凹型構図
三角構図
アクアリウムのレイアウト1つ目は、三角構図です。三角構図は、水面から底にかけて三角形になるように水草や流木、石などを配置します。
ポイントは、水面から底へギリギリまで高低差をつけて高い部分と低い部分をハッキリさせることです。
凸型構図
アクアリウムのレイアウト2つ目は、凸型構図です。凸型構図は、中央が突き出るように水草や流木を配置します。
中央が高い状態を保つために、こまめに水草を切らないといけないので手間が掛かる方法です。
凹型構図
アクアリウムのレイアウト3つ目は、凹型構図です。凹型構図は、水槽の両端に背の高い水草を配置して中央を低くします。
水槽の両端にボリュームがあると、奥行きが出てよりリアルなアクアリウムになるのでおすすめのレイアウトです。
次はアクアリウムを作る上での注意点を3つ紹介します。必ず守らなければならないことなのでしっかり確認しましょう。
それはダメ!アクアリウムの作り方で気を付けるべき3つのこと
アクアリウムを楽しく作る上で守らなければならないことが3つあります。
これを守らないとトラブルが発生し制作に失敗してしまう可能性があるので注意しましょう。
- 清潔な材料を入れる
- 材料は優しく入れる
- 勝手に他人の土地のものを取らない
清潔な材料を入れる
アクアリウムの目的はインテリアとして飾り、見て楽しむことです。
清潔な材料を使用しないと泥が浮かんでしまったり、虫が湧いてしまったりと見た目が汚くなってしまいます。
また、魚を入れるのであれば汚れた材料では死んでしまう可能性もあるので綺麗に洗ってから使用するようにしましょう。
材料は優しく入れる
水槽はとても割れやすく傷付きやすいものなので、砂や石は上から流し込まずに手で少しずつすくいながら入れる必要があります。
また、流木の先端で水槽に傷が付かないように向きを変えながら慎重に入れましょう。
勝手に他人の土地のものを取らない
アクアリウムを作る上で土や砂、流木などが必要ですが、許可なく他人の土地のものを取らないように気をつけましょう。
許可なく勝手に取ってしまうと法律問題に発展してしまうおそれがあります。
そのため、自分の敷地内で取るか許可を得て取らせてもらうという、確実な方法で材料を調達しなければなりません。
次からはいよいよアクアリウムの作り方の手順に入ります。初心者でも簡単に作れるのでしっかり確認しておきましょう。
- 水槽に土や砂を敷く
- 流木、石や岩を置く
- 植物を植える
- 水を入れる
- 魚を入れる
アクアリウムの作り方①水槽に土や砂を敷く
初めに土台となる土や砂を敷きますが、大きめの水槽を使う場合はプラスチック段ボールを敷くことをおすすめします。
小さな瓶なら大丈夫ですが、土や砂を入れる量が多くなると底が割れてしまう可能性があるからです。
土や砂の量が少ないと植物が抜けて浮いてきてしまう可能性があるので、大きめの水槽なら5cm程度、小さい瓶でも2〜3cm程度は入れるようにしましょう。
また、上の注意点でも紹介しましたが庭で拾ったものを使用する際は、汚れをしっかり落としてゴミや虫が入らないように気を付けることが重要です。
アクアリウムの作り方②流木、石や岩を置く
土台となる土や砂を敷いたら、その上に流木や石などを置きます。流木や石はそのまま入れるのではなく一度洗い流してから入れましょう。
流木は一度煮沸すると汚れが抜けるのでおすすめです。また、水中の汚れを吸着する活性炭を一緒に入れると、流木や石の汚れを取ってくれます。
拾った流木の中には幼虫や目に見えない寄生虫が発生していることがあるので、なるべくお店で購入したものを使用した方がいいでしょう。
アクアリウムの作り方③植物を植える
流木、石や岩を置いたら次に植物を植えます。初心者でも育てやすい植物は、アヌビアスナナ、マツモ、アナカリスです。
しかし「育てる手間がめんどくさい」「そこまで本格的でなくてもいい」という方には偽物の草や造花で代用するといいでしょう。
注意点は、土にしっかり植物を植えないと水を入れた時に浮いてきてしまうことです。土が足りない場合は追加し、植物が浮いてこないように固定しましょう。
アクアリウムの作り方④水を入れる
植物を植えたら水を入れますが、水道水に含まれるカルキ(次亜塩素酸ナトリウム)が魚に悪影響を起こす可能性があります。
そのため、水道水をそのまま入れるのではなく、一度煮沸しカルキ抜きをしてから入れなければいけません。
また、ミネラルウォーターを使用する場合も硬度が魚に影響を起こしてしまう可能性があるので、ミネラルウォーターの種類に気をつけましょう。
ランニングコストもかかるので水道水を煮沸して使用するのが無難な方法ですね。
アクアリウムの作り方⑤魚を入れる
最後に魚を入れますが「魚を育てられない」「そこまで本格的でなくてもいい」という方は、魚を入れなくても十分綺麗なアクアリウムの完成なので大丈夫です。
また、人工クラゲや人工浮遊魚など偽物の魚も売られているのでそちらを活用して雰囲気を作るのも良いですね!
本物の魚を入れる場合は、初心者でも育てやすい金魚やメダカがおすすめです。その場合はエサ、水温計、酸素石などが必要になるので忘れずに用意しましょう。
以下の記事でもおすすめの魚を紹介しているのでぜひ参考にしてみてください。
もっと綺麗に!アクアリウムの作り方のポイント①宝石を入れる
アクアリウムをもっと綺麗にするポイント1つ目は、水晶やアメシストなどの宝石を入れることです。
石や岩の代わりに宝石を入れることで、より幻想的なアクアリウムを作ることができます。宝石の種類によって雰囲気が変わるので、色々試してみるのもアリですね。
宝石だと価格が高くなるため、100均のビー玉や手芸用のビーズなどでも十分綺麗になるので、ぜひアクセントとして入れてみてください。
また、次に紹介する2つ目のポイントと組み合わせるとさらに綺麗になりますよ……!
さらに綺麗に!アクアリウムの作り方のポイント②ライトアップ
アクアリウムをさらに綺麗にするポイント2つ目として、LEDライトを下から照らす方法があります。色や明るさを変更出来るライトを選べば、気分や部屋の雰囲気によって変えることができますね!
上の1つ目で紹介した宝石を入れると、光が屈折してさらにキラキラして綺麗になります。
宝石によってはブラックライトで光るものもあるので、より綺麗に光る組み合わせを見つけてみても良いかもしれません。
注意点は、光をたくさん当てると苔が育ってしまい水槽が汚れてしまうので、定期的に掃除が必要になる事です。
初心者でも出来る!アクアリウムの作り方まとめ
ここまでアクアリウムに必要な材料、作り方を5ステップに分けて紹介しましたが、初心者でも簡単に作れそうではありませんか?
思っているよりお金がかからずに簡単に作れるので、部屋のインテリアとしてぜひ作ってみましょう。
ライトアップされたアクアリウムを見ていると、普段の疲れが吹き飛ぶかもしれませんよ……?
まずは、ホームセンターや100円ショップなどで材料を購入するところから始めましょう!