Wi-Fiルーターには種類がたくさんあり、料金もピンキリで、結局どれが本当におすすめなのか分からないですよね?
かといって、適当にWi-Fiルーターを選んでしまうと、あなたが利用する環境に合わない物を選んでしまう可能性もあります。最悪の場合、また買い直さなくてはならないかもしれません。
今回は、Wi-Fiルーター選びで失敗しないための「Wi-Fiルーターの選び方」から「おすすめのWi-Fiルーター」まで詳しく紹介しますので、是非最後までご覧下さい。
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Wi-Fiルーターは利用する環境から選ぼう
Wi-Fiルーターを選ぶ際には、あなたが利用する環境によって求める条件を絞り込んで、最適なWi-Fiルーターを選びましょう。
- 初期設定のしやすさで選ぶ
- 料金の安さで選ぶ
- 戸建てかマンションかの環境で選ぶ
- 同時の接続できる台数で選ぶ
初期設定のしやすさで選ぶ
初めてWi-Fiルーターを使用する際には、初期設定が必要です。
ほとんどのWi-Fiルーターは利用可能なSSIDを選択してネットセキュリティー入力部分にパスワードを入力して接続する流れになります。
このような設定が面倒と感じる方には「ワンタッチ接続機能」が搭載されているWi-Fiルーターがオススメです。
面倒な初期設定が必要ないので購入してすぐに使い始めることができます。
料金の安さで選ぶ
Wi-Fiルーターに特にこだわりが無ければ料金の安さだけでで選ぶのも方法の1つです。
「広い範囲に電波を届かす必要がない」「接続する台数は1台か2台」というように、必要な条件がない人は料金の安さで選ぶといいですよ。
戸建てかマンションかの環境で選ぶ
Wi-Fiルーターによって電波が届く範囲に差があるため、戸建てとマンションでは選ぶべきルーターは変わります。適正な間取りは商品の説明情報に記載されているはずなので確認しておきましょう。
また、1階建と2階建でも選ぶWi-Fiルーターは変わります。2階建ての場合、上下を突き抜けて電波を飛ばす必要があります。
選ぶWi-Fiルーターによっては2階建に適していないものもあるので注意しましょう。
同時に接続できる台数で選ぶ
選ぶWi-Fiルーターによって同時に接続できる台数が違います。
家族で利用するといった場合には、同時に接続できる最大の台数を把握しておくといいでしょう。
では次に、おすすめのWi-Fiルーターを紹介します。あなたが利用する環境から最適なものを選びましょう。
間取りより少し広めのWi-Fiルーターがおすすめ
Wi-Fiルーターは、ご自身が住んでいる間取りより少し広めに届くルーターを選ぶことをおすすめします。
メーカーは、部屋の中心にルーターを置いた状態で適切な間取りを設定しています。そのため、部屋の隅っこにWi-Fiルーターを置くと電波が届きにくくなってしまう可能性があります。
部屋の端でも十分に電波が届くためには、少し広めに届くWi-Fiルーターを選ぶといいですよ。
おすすめ①:1人暮らし向けのWi-Fiルーター
一人暮らしであれば、それほど高価なWi-Fiルーターを用意する必要はありません。
おすすめは、ビームフォーミングという機能が搭載されているルーターを選ぶ事です。
ビームフォーミングとは、使用するデバイスに対して集中的に電波を送れる機能のことを言い、通信速度や繋がりやすさに関しても問題なく利用することができます。
それでは、さっそく一人暮らしのおすすめのWi-Fiルーターを2つ紹介していきます。
バッファローWCR-1166DS
バッファローのWCR-1166DSは価格が3,000円代と料金もお求め安い価格になっています。
手のひらサイズのこのモデルは、場所をとらない為一人暮らしにピッタリのWi-Fiルーターとなっています。ビームフォーミングも搭載されているため、繋がりやすい快適な1台となっています。
参考価格 | 3,227円 |
接続可能台数 | 6台 |
スピード | 866+300Mbps |
間取り目安 | 1階建・2DK |
バッファローWSR-1166DHPL2/N
バッファローのWSR-1166DHPL2/Nは、リーズナブルな価格に対して性能が高いのこモデルは、通信速度や届く電波の範囲から見ても一人暮らしにはコレ1台あれば快適にWi-Fiを利用できるはずです。
もちろん、ビームフォーミングの機能もしっかり搭載されていますよ。
参考価格 | 4,111円 |
接続可能台数 | 12台 |
スピード | 866+300Mbps |
間取り目安 | 2階建・3LDK |
おすすめ②:一戸建て向けのWi-Fiルーター
ご自宅が一戸建ての場合は、適正な間取りの目安をしっかり確認しておく必要があります。
しっかりご自宅の間取りに対応しているWi-Fiルーターを選ぶことで、快適にWi-Fiを利用することができます。
基本的にWi-Fiの電波は、壁や天井に当たると弱くなってしまいます。上下、左右の壁や天井に当たっても電波を問題なく届けられるWi-Fiルーターがおすすめです。
そこで、壁や天井にも強いオススメのWi-Fiルーターを2つ紹介します。
アイ・オー・データ WN-DAX1800GR
戸建てにおすすめのWi-Fiルーターの1つ目は、アイ・オー・データのWN-DAX1800GRです。
同時接続しても速度が落ちにくく、「3階建・4LDK」まで対応しているため、かなりの範囲をこれ1台でカバーすることができます。
参考価格 | 9,000円 |
接続可能台数 | 20台 |
通信速度 | 1201+574Mbps |
間取り目安 | 3階建・4LDK |
バッファロー WSR-5400AX6S-MB
戸建てにおすすめのWi-Fiルーター2つ目は、バッファローのWSR-5400AX6S-MBです。
1つ目と比べて料金は少し高くなりますが、広い範囲に電波を飛ばすことのできるこのモデルは、天井や壁に当たっても速度が落ちにくく、快適にWi-Fiを利用することができます。
参考価格 | 13,980円 |
接続可能台数 | 30台 |
通信速度 | 4803+573Mbps |
間取り目安 | 3階建・4LDK |
おすすめ③:速さを求める人向けのWi-Fiルーター
Wi-Fiルーター通信速度を早くしたい方は、ルーターのアンテナの数に注目しましょう。基本的にアンテナの数が多い程に通信速度は高速になります。
また、通信速度を求めるのであれば、Wi-Fiルーターについているアンテナの向きを変えられるものがオススメです。
通信速度を上げたい部屋に向かってアンテナの方向を変えることで、集中的に電波を届け、通信速度を大幅に速くすることができます。
バッファロー WXR-5700AX7S/N
通信速度を求める方におすすめWi-Fiルーター1つ目は、バッファローのWXR-5700AX7S/Nです。
高速で使用できるこのモデルは、PS5やswitchを複数同時に接続しても快適にサクサク使用できます。また、8K/4K動画もストレスなく快適に視聴が可能です。
参考価格 | 17,900円 |
接続可能台数 | 64台 |
通信速度 | 2402+574Mbp |
間取り目安 | 3階建・4LDK |
ASUS RT-AX3000
通信速度を求める方におすすめWi-Fiルーター2つ目がASUSのRT-AX3000です。
通常のWi-Fiルーターと比べると料金は高いですが圧倒的な通信速度で人気のWi-Fiルーターとなっています。
「通信速度のためなら料金は気にならない」という方は是非試してもらいたいWi-Fiルーターです。
参考価格 | 19,980円 |
接続可能台数 | 64台 |
通信速度 | 2402+574Mbps |
間取り目安 | 3階建・4LDK |
おすすめ④:コスパを求める人向けのWi-Fiルーター
最後にコストパフォーマンスの高さに注目して「料金、電波が届く広さ、通信速度」などからバランスの良いおすすめのWi-Fiルーターを紹介します。
Wi-Fiルーターの使用目的として「携帯で動画を視聴するため」や「パソコンで作業をするため」といった目的であれば今から紹介する2つのWi-Fiルーターがオススメです。
一般的な家の広さで通信速度もそこそこで良いという方は参考にしてみてください。
バッファロー X1800WSR-1800AX4S
コスパの良いWi-Fiルーター1つ目は、バッファローのX1800WSR-1800AX4Sがオススメです。
値段は8,000円代でありながらその性能の高さから多くの人から利用されています。
通信速度、接続可能台数から見てもコストパフォーマンスの高いオススメのWi-Fiルーターですよ。
参考価格 | 8,800円 |
接続可能台数 | 64台 |
通信速度 | 1201+573Mbps |
間取り目安 | 2階建・3LDK |
NEC Aterm WG1900HP2
コスパの良いWi-Fiルーター2つ目は、NECのAtermのWG1900HP2です。
一般的な家庭であればこれ1台でストレスなく動画・ゲーム・パソコンを利用することがで可能です。
参考価格 | 7,697円 |
接続可能台数 | 20台 |
通信速度 | 1300+600Mbps |
間取り目安 | 3階建・4LDK |
注意:置くと電波が届きにくくなる場所
Wi-Fiルーターを設置する際、電波が届きにくくなってしまう場所がいくつかあります。Wi-Fiルーターは以下のような場所に設置しないように注意しましょう。
- 水を使用する場所の近く
- 電磁波が強い機器の近く
- 布や毛布の中
- 日の当たる場所
水を使用する場所の近く
Wi-Fiの電波は水に吸収される特性があるため、近くに水がある場所にWi-Fiルーターを設置すると電波が弱くなってしまいます。
水槽、花瓶といった近くにWi-Fiルーターを設置するのはなるべく控えましょう。
電磁波が強い場所の近く
Wi-Fiルーターを電子レンジなどの近くに設置すると電波が干渉して通信エラーが発生しやすくなります。
電磁波の強い電化製品からはなるべく距離を離して使用するようにしましょう。
収納ケースなどの中
Wi-Fiの電波は基本的に収納ケースなどに保管すると電波が弱くなってしまいます。
保管する際は、できるだけ遮断される物がない場所に設置するといいですよ。
日の当たる場所
Wi-Fiルーターは精密機械のため、熱に弱いのが特徴です。窓際などの日の当たる場所に設置してしまうと故障の原因になってしまいます。
Wi-Fiルーターを設置する際には、窓際だけでなく、高温になりそうな場所は避けて設置しましょう。
通信速度に潜む注意点とは?
Wi-Fiで通信速度を求める方にここで1つ注意点があります。
この記事でも速さを求める人向けのおすすめルーターを紹介しましたが、Wi-Fiルーターのみで通信速度が決まるわけではありません。
通信速度は、契約した通信会社の回線に大きく影響を受けます。大元の回線が遅かった場合はWi-Fiルーターだけを良い物にしてもあまり意味はありません。
Wi-Fiルーターを選ぶ際には、契約している会社の回線が速いか遅いか調べておくといいですよ。
まとめ:おすすめWi-Fiルーターと選び方
Wi-Fiルーターを選ぶ際には、利用する環境や求めるスペックをよく確認しておきましょう。
- 同時に接続できる台数で選ぶ
- 初期設定のしやすさで選ぶ
- 料金の安さで選ぶ
- 自宅の間取りで選ぶ
高ければ良いと言うわけではありません。「一人暮らしでWi-Fiに繋げる台数は2,3台」という人には高スペックなWi-Fiルーターは必要ないかもしれません。
正しい知識を持って選ぶことで、あなたに合った最適なWi-Fiルーターが見つかるはずです。
この記事でも環境別でおすすめのWi-Fiルーターを紹介していますので、是非参考にしてみてください。