今やっている仕事を辞めたい。もう限界だ。そう感じてはいませんか?
しかし辞めたくても今後の生活が心配で何から行動すればいいのか、辞める前にどのような準備をしてから辞めればいいのかなど不安なことは沢山ありますよね。
この記事では仕事を辞めたいと思っている人に対して何から始めればいいのか、準備しておくことや仕事を辞めた後の選択肢などを詳しく見ていきます。
記事を読んだ後すぐに実行できるものもありますのでぜひ参考にしてください。
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仕事を辞めたいときは何から始める?
仕事を辞めたい、そう思っているだけでは何も変わりません。やるべきことを知り、行動していきましょう。
次の項目から、仕事を辞めるときにやるべきことや準備すること5つを追って解説していきます。
- 仕事を辞めたい時にする事その1.気持ちを整理する
- 仕事を辞めたい時にする事その2.今後の選択肢を知る
- 仕事を辞めたい時にする事その3.貯金の確認
- 仕事を辞めたい時にする事その4.いつ辞めるか決める
- 仕事を辞めたい時にする事その5.辞める準備をする
仕事を辞めるには、まずこの5つのことが重要になってきます。1日でもはやく取り組んでいきましょう。
仕事を辞めたい時にする事その1.気持ちを整理する
仕事を辞める時にする事の1つ目は自分が今、なぜ仕事を辞めたいのかをきちんと整理することです。
気持ちを整理すると次に自分がどういった仕事をしたいのか、次の仕事を選ぶ判断材料になります。
こういう理由があって次の職場ではこのような問題が起きないような職場がいい。のようなイメージさえあれば次の職場も選びやすくなるでしょう。
それだけでなく一度気持ちを整理することにより仕事を辞めるという決意がより固まって、行動に移りやすくなるという点もあるのでまずは自分の気持ちを整理してみましょう。
仕事を辞めたい時にする事その2.今後の選択肢を知る
2つ目は仕事を辞めた後の選択肢を把握しておくことです。ここでは転職だけが全てではないこと、他にも選択肢があることをご存知ですか?今回は4つの選択肢をご紹介します。
- 転職する
- フリーランスとして独立する
- 起業する
- やりたいことが見つかるまでフリーターでいる
転職する
仕事を辞めた後真っ先に選択肢として出るのはやはり転職ではないでしょうか。今の時代転職が当たり前となっている時代です。
転職するのは良いのですが、よく調べてから行いましょう。適当に調べて転職してしまうと「こんなはずじゃなかった」というようになり後悔することが十分にありえるからです。
もちろん良い会社に転職できることもありますので、自分に合ってそうな企業を探してみて慎重に判断することがカギとなってくるでしょう
フリーランスとして独立する
2つ目はフリーランスとして独立するという選択肢です。働き方や仕事の量、収入などが全て自分によって左右されます。
しかし裏を返せば、仕事の受注や確定申告など慣れない作業を全て自分でやらなければいけないという面もあります。
自分のスキルを活かして好きなように稼いでいきたいと思っている人にはお勧めの選択肢です。
起業する
3つ目はフリーランスと似ていますが自分で会社を作り、企業をするというものです。
起業をすることにより自分がその会社の中で1番偉い立場となり人間関係にはほとんど困ることがなかったり、事業がうまくいけば沢山稼ぐこともできます。
デメリットとしては起業時に莫大な資金、書類といった手続きが沢山あり、起業しても赤字となり最悪倒産する可能性もありますが、経営に自信のある人にはおすすめの選択肢です。
やりたいことが見つかるまでフリーターでいる
これまで見てきた選択肢がどうも当てはまらないという人にはフリーターという選択肢もありだと思います。
今現在やりたいことがなくても今後やりたいことが出てくるかもしれません。その時のためにバイト等をしながら資格を取ったりスキルを身に付けたりしておくと良いでしょう。
仕事を辞める時にする事その3.貯金の確認
仕事を辞める時にする事の3つ目は、貯金がどのくらいあるか確認しておくことです。
実家暮らしはあまり問題ないですが、一人暮らしの場合は貯金を確認しておいて現在どのくらい金銭面で余裕があるのかを把握しておきましょう。
仕事を辞めた後ある程度働かない時間が取れそうかなどの目安になります。自分の時間やリフレッシュする時間は必要ですので、忘れずに確認しておきましょう。
もし余裕がなかった場合は実家に一旦帰るなどして周りに助けを求めるのも良いでしょう。
仕事を辞める時にする事その4.いつ辞めるか決める
仕事を辞める時にする事の4つ目は、仕事をいつまでに辞めたいのかを決めておくことです。
仕事を辞めたいなぁと思っていても、考えてるだけでは先に進むことができません。ですのでいつまでに仕事を辞めるかを決めることが大事です。
色々と手続きがあって明日辞めるのは難しいですが、この日までに辞めようとまず考えて、そこから逆算していく方が効率が良くなるし、スムーズに物事が運びやすくなります。
仕事を辞める時にする事その5.辞める準備をする
仕事を辞める時にする事の最後、5つ目は仕事を辞める準備をすることです。自分の現状を把握し、いつまでに辞めるかの計画を立てたらあとは実行です。3つを下記で紹介します。
- 仕事を引き継ぐ
- 退職届を提出する
- 会社から必要なものを受け取る
仕事を引き継ぐ
自分が仕事を辞めた際には別の人が仕事をすることになります。そのため業務の引き継ぎをする必要があります。
この作業をおろそかにすると会社に迷惑がかかるためしっかりと責任を持って引き継ぎをするようにしましょう。
退職願を提出する
退職願は忘れずに必ず提出するようにしましょう。会社によって就業規則は違ってくるのでそれぞれの会社の規則に従って退職願を提出しましょう。
退職願は会社に対して自分は辞めるんだという意思表示になるので、記入漏れなくちゃんと書類に記入して提出するようにしましょう。
会社から必要なものを受け取る
退職した場合会社から必要な書類が多数あるので忘れずに受け取るようにしましょう。転職時や確定申告、国民年金などで必要になってきます。受け取る書類は主に以下の通りです。
- 源泉徴収票
- 年金手帳
- 雇用保険被保険者証
- 離職票
- 退職証明書
次の職場が見つかった場合にとても重要となるものばかりとなるので大切に保管し、紛失することのないようにしましょう。
仕事を辞めたいと思うときは気分転換も大事!
仕事を辞めたいと思って退職するのも一つの手ですが、思い切って有給や休職などを使い長期で休みを取り気分転換をしてみましょう。
一度仕事から離れて旅行や趣味に没頭することで心に余裕ができたり新たな発見があったりして、良い経験となるでしょう。
ですが今現在ある貯金とよく相談して、ハメを外しすぎて貯金がない状態にならないように気をつけながら旅行や趣味に没頭打ち込むようにしましょう。
仕事を辞めたいことを会社に言いずらいときは・・・
準備も計画もして、あとは退職することを伝えるだけ。けど上司にとても言いづらい・・・というような人もいると思います。そんな時こそ退職代行を利用してみてください。
退職代行とは、業者の方が自分の会社の上司に退職する旨を伝えてくれるサービで、一般企業の退職代行、労働組合の退職代行、弁護士の退職代行の三種類となっています。
一般企業の退職代行には法的権限は無く、退職の意向のみを伝えるだけで、労働組合から退職交渉の権限を持ち、弁護士が一番確実、安心に退職できますが、費用がかかります。
また、有期雇用や公務員はサービスを利用できなかったり同じ業界に再就職しにくくなったりするので自分の職種や出せる資金をよく考えて適切に利用するのがオススメです。
一人で悩まず誰かに相談を!
仕事を辞めたいということを誰かに相談することは世間一般で言うとマイナスがイメージがありますが、信頼できる人や家族に相談することをオススメします。
自分以外の第三者に相談して意見をもらうことで一時的な感情なのかなどが見極められてもっと幅広い視点で自分と向き合うことができるからです。
なので一人だけに相談するのではなく、できれば複数人に相談してそれぞれの意見をもらって判断するようにしましょう。
仕事を辞めたい時にする事まとめ
仕事を辞めたい時にする事は、自分の現状を把握し、辞めるまでの計画を立ててから行動することが重要となってきます。
また、長期で休暇をとって趣味や旅行に没頭して気分転換するのも良いでしょう。これらの経験は今後の人生にとって間違いなくプラスとなるでしょう。
そして仕事を辞めたいと思うことを一人で抱え込まずに誰かに相談してください。家族や同期、上司に相談して幅広い視野で判断できるようになりましょう。
自分のより良い選択肢を見つけられるようにこの記事を参考にしてみてください。