「格安SIMとはなんなの?」「話には聞くけど、なんで安いの?」と頭を抱えてはいませんか?
スマホ代が安くなるのは魅力的だけど、よくわからないまま格安SIMに変えて失敗なんかしたら大変ですよね。
そこでこの記事では、「格安SIMがなぜ安いか」を紹介していきます。
後半には、格安SIMのメリット・デメリットや選び方などもありますので、スマホ代節約のためにぜひ最後までご覧になってください。
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格安SIMとは
先ほども話した安い料金で使用できるSIMですが、なぜSIMの値段を安くできたのでしょうか。
それは、通信回線自体は大手キャリア(au ソフトバンク ドコモ)の回線を使用しており通信設備の設置費用が削減できた事、それと店舗販売をしないことで人件費などを抑えられた事が主な理由です。
では、なぜ設備費用や人件費を削減できた最大の理由は、インターネットで申し込み形式をとっているためです。これにより格安なプラン提供を可能にしたわけですね。
気になる格安SIMのメリットとは
「格安SIMの情報は多くヒットするけど、ただ料金が安いだけなの?」と思う方もいらっしゃるかもしれませんが、他にもメリットがります。
利用される方によって若干メリットが変わる場合がありますが、ここで簡単に3つ挙げると以下のような内容になります。
- データ通信料は使った分で料金の変更が可能
- 手続きが自宅でできる
- 契約期間の縛りがない
それでは、それぞれを深堀していきますね。これらの内容も参考に格安SIMへ変えるかなど参考にしてください。
データ通信料は使った分で料金の変更が可能
大体の会社様は、プラン内容でデータ使用分ごとに料金を設定しており、それは格安SIMも適応されています。
例であげますが、私の場合は長年auを使っており、データ通信料が20ギガ以上使います。2022年7月17日時点でデータ通信使い放題の安いプランはないか探したところ、楽天のプランに魅力を感じ変更しました。
- 3ギガ=980円
- 20ギガ=1980円
- 20ギガ以上無制限=2980円
このように、データ通信料が楽天では2980円以上かからなかったので私はそこに魅力を感じ契約しました。
今回の楽天の場合、データ通信をあまり必要としない人にとっては、なんと3ギガ分の980円と、使った分の通話料だけで済むわけですね。
手続きが自宅でできる
プランの変更を考えた際に、取り換えが必要になるのはSIMだけなので現在使用しているスマホはそのままで手続きを進めることが出来ます。
ここで注意が必要なのは、現在使用中のスマホSIMがフリーSIMかどうかです。
フリーSIMとは、SIMだけ交換すれば継続してスマホを使用できるようにしてあるSIMの事です。フリーSIMじゃない場合は現在契約中の通信会社に解除作業をしないとSIMの交換がきません。
自分のSIMの状態が分からない方は、契約している会社に確認してみるといいと思います。
契約期間の縛りがない
大手キャリアでは契約期間を定め契約を結ぶことで特典を付けてくれますが、そうすると期間途中で解約した場合、解約料金が発生します。
格安SIMの場合は、契約期間の設定は行っていないので、仮に変更後自分に合わなかった場合はすぐに他へ移動することが出来ます。
知っておいた方がいい、格安SIMのデメリットとは
ここまで、格安SIMについてメリットを中心に紹介していましたが、ここではデメリットにも触れていきましょう。考えられる内容としては、以下の3つになると思います。
- 通信速度は、依存先の通信状況が反映される
- 店舗や店員がいない、もしくは少ない
- キャリアメールが使用できない
特にキャリアメールが使用できない部分に関しては、現在キャリアメールでメールのやり取りをしている人にとっては気になるのではないでしょうか。それでは、それぞれの項目を掘り下げていきたいと思います。
通信速度は、依存先の通信状況が反映される
格安SIMは、通信を大手のものに依存しているため、通信状況も依存している大手キャリアが反映されます。
たとえば、auと同じ通信状況の格安SIMの場合はauが圏外になった場合、その格安SIMも圏外になります。
auなどで通信障害が発生した場合は、その通信に依存している格安SIMにも影響はでます。
店舗や店員がいない、もしくは少ない
人件費や設備費を削減しているため、ほとんどの場合はインターネットでの契約になります。
なので、インターネットが苦手だとかインターネットがつながらない状態では契約が難しいです。
また、店舗や対応してくれる従業員も少ないため、自分で格安SIMの契約が難しい方にはハードルが高いと思います。
キャリアメールが使用できない
au ソフトバンク ドコモでは、契約時に専用のキャリアメールアドレスがもらえましたが、格安SIMへ変更した場合はキャリアメールアドレスが使えなくなります。
ただ、格安SIMの方々は無料で取得できるヤフーメールやGoogleメールのアドレスを使用しています。なので、メール自体が出来なくなるというわけではないので、安心して大丈夫です。
ここで問題になるといったら、キャリアメールアドレスで登録しているサービスがある場合です。
もし、キャリアメールアドレスで何かサービスを利用している場合は、あらかじめ無料のアドレスを取得し、キャリアメールアドレスをその無料アドレスへ変更することをお勧めします。
格安SIMを契約するには
ほとんどの場合は、契約したい格安SIM取り扱いのホームページへアクセスし、アクセスフォームより自分でプランや契約内容を選択し進める形になります。
なので、契約をしたい場合はインターネットの接続できる状態が必須になります。
ただ、場所や会社によっては店舗があったり、契約までの流れをサポートしてくれる場所を設けていることが在りますので、自分で契約するのが難しい方はそういった物を探してみるのもいいともいます。
格安SIMの選び方
ただ安いからという理由で契約してしまうと、後悔する場合がありますのでしっかりと調べたうえで契約することをお勧めします。
では、どうやって選べばいいか悩む方もいらっしゃると思いますので次の項目を参考にしてみてください。
通話頻度&時間
月の通話頻度が多かったり、1回の通話時間が長かったり(目安として10分程度)する場合はプラン内容に通話オプションがある会社を選んだ方がいいです。
今回では楽天を例に取り上げてみると、楽天の場合は10分以内ならかけ放題というプランがあります。
私は長電話をしませんが、電話回数が多いので、こちらのプランを選択しました。
このように、1回の通話時間と通話頻度で自分に合った通話プランを探しましょう。
データ通信料
月のデータ通信料。日常的に動画やアプリゲームをしつづる人は通信料もかかるため、使い放題や大容量データ通信プランがあるところを選んだ方がいいです。
外出先で動画をよく見たり、ゲームをしたりYouTubeを見る場合、あっという間にデータ通信料が上がってしまいます。
日頃のスマホの使い方で、大量のデータ通信をする方は大型のデータ通信プランのある会社を選びましょう。
まとめ:格安SIMがどうして安いのか
格安SIMは、人件費や施設費を抑えたおかげで安くなったプランです。そのおかげで自分に合わせた内容で大手のキャリアよりお得にスマホが使えるようになります。
ですが、その反面対人でのサポートなどが受けられない場合もありますので、注意してください。
様々な利用プランがありますので、自分に合ったプランを見つけ契約することでスマホ代などの固定費を見直してみてはいかがでしょうか。