社会人なら誰しもが「仕事がうまくいかない・この仕事向いてないんじゃないか」と悩む時期があるのではないでしょうか。
特に社会人になって1~2年目の方は、学生から社会人になり、慣れない仕事・環境の変化に加え、諸先輩方の厳しい言葉に心が折れそうになることも。
この記事ではそんな方に向けて、仕事がうまくいかない原因・特徴、仕事がうまくいくようになるための対策を解説していきますので是非最後までご覧ください。
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仕事がうまくいかない時期は誰にでもある?
結論から言うと、今皆さんが直面している「仕事がうまくいかない」そんな時期は必ず誰にでもあり、ほとんどの人が直面する問題です。
上司・先輩にあたる方たちにも、あなたと同じく「仕事がうまくいかない」時期をを乗り越えて今があります。
つまり、人生には必ずうまくいかない時期があり、「悩む必要はない!」とは言いませんが、悩むことも人生経験には必要なことで、あまり深く考えないようにしましょう。
仕事がうまくいかない5つの原因
仕事がうまくいかない時の5つの原因を下記で解説していきます。
- 経験が不足している。
- 些細なミスを繰り返してしまう。
- 周囲とのコミュニケーションがうまくいっていない。
- スケジュールに余裕がない。
- ストレスが溜まっている。
経験が不足している
仕事がうまくいかない原因として圧倒的に多いのは、本人の経験不足になります。
入社したて、もしくは部署移動してきたばかりの方は様々なことに意識を向けなければならない為うまくいかないことが多いです。
例えば「取引先とのアポイントメントをとる」にも相手の「都合・日時・場所、先方が不在の場合は戻る時間を聞いて..」など工程が多く、最初はなれず、忘れることもしばしば。
ですが、単に経験不足であれば、経験を積むうちにあらゆる工程を無意識に行えるようになりますので、時間をかけていけば自然と出来るようになります。
些細なミスを繰り返してしまう
些細なミスを繰り返してしまうと、ミスを取り返すのに時間がかかってしまい、さらに時間が無くなるなんてことがよくあります。
少しミスが増えてきたら、一旦作業を止めて落ち着いて作業するだけでも、ミスを減らすことができます。
ミスをしてしまうと「ミスがミスを呼ぶ→結果に時間が直しに時間がかかる→さらに作業時間が少なくなり焦る→焦ってミスを誘発」なんて悪循環になってしまいます。
ミスが続くと自己肯定感が落ち、さらにミスを誘発しやすくなる傾向があるので、自分だけでは手に負えないと思ったら、同僚・上司に助けを求めましょう。
周囲とのコミュニケーションがうまくいっていない
経験が浅いうちは上司・先輩から指示をもらい仕事に取り掛かることが多いと思いますが、コミュニケーションがうまく取れなくて、悩んでいるという方は多いと思います。
コミュニケーションがうまくいっていないと、理解が曖昧な状態で作業を進めてしまい、後で聞くことをためらってしまうことも。
逆に経験が豊富な人は、自分の能力を過信し態度に出てしまうことで周囲から疎まれたりしてしまい、いざ自分にとって助けが必要な時に助けてもらえないなんてこともあります。
「話す相手に合わせて話す・聴く」を意識することで、「相手に合わせて話す・聴く」が出来るようになり、コミュニケーションが円滑になります。
スケジュールに余裕がない
スケジュールに余裕がない人は、完璧主義者が多くいくつもの仕事を完璧にこなそうとし、結果的にすべてが中途半端になり、スケジュールに余裕がなくなってしまいます。
その結果気持ちに余裕がなくなってしまい、焦りから正常な判断がしずらくなり普段はしないようなミスを起こしてしまうこともあります。
仕事を完璧にこなすのは理想ですが、今の自分に出来るベストを尽くし、それでもだめなら後で直すぐらいの考えの方が、自分の気持ちも楽になり、パフォーマンスも上がります。
まずは、完璧主義をやめそれでも仕事が間に合わないようなら周囲に頼るようにすればスケジュールに追われることもなくなるでしょう。
ストレスが溜まっている
上記の4つが原因で仕事に対するストレスが溜まることが多いです。
ストレスが溜まっていると、通常発揮できるであろう自分の実力を発揮できず、「自分はもっとできたはず」と考えてしまい、さらにストレスが溜まってしまいます。
ストレスが溜まると体調面にも影響が出てくることがあり、そのせいでさらにストレスが溜まってしまうなんてこともありますので適度に発散させましょう。
仕事が出来る人はどんなことをしているの?
仕事がうまくいっていない人の原因を紹介する前に、仕事をする上でうまくいっている人の特徴を紹介します。
- メモを取る
- 分からないことは素直に聞く
- 仕事の優先順位をつける
- 仕事に関することを勉強する
- 周りとのコミュニケーションをとっている
メモを取る
仕事をしていく上でメモを取とることはは非常に大事なことです。
要点をまとめ、短い文書でまとめることによって後に見返したときにすぐに思い出せます。
要点をまとめることで、文書を書く能力も上がり、報告する際などにも短い文書で要点をまとめた資料を報告できるようになります。
分からないことは素直に聞く
わからないことに対して調べることはとても大事なことですが、調べることばかりに時間を取られていては本末転倒となってしまいます。
特に指示されたことに対してわからないことがあった場合は、その場で何がわからないのかを伝えることで、説明する側も説明がわかりにくいことを知るきっかけとなります。
分からないことをわからないままにしておくのではなく、素直に聞くことで言われたことに対しての理解度も上がり相手からの評価も上がったりします。
仕事の優先順位をつける
仕事が出来る人は常に仕事における優先順位をつけて、優先順位の高い方から仕事をこなしていきます。
仕事の緊急度・重要度・仕事量を把握することによって、いつまでに仕事を終わらせなければならないのかを意識することができ、効率的に仕事をこなせるようになります。
考える癖をつけておくと、覚えておくべきこと・そうでないことの区別がつくようになるので常に考える癖をつけましょう。
仕事に関することを勉強する
仕事が出来る人は、自分のしている仕事に対して理解度が深いことが多いです。
自分がいる業界・ビジネスモデル、他社との違いについて情報取集することで仕事への理解度は変わってきます。
情報収集することで自身のスキルが磨かれ、周りとの差をつけることができます。
自身のスキルレベルが上がればその分、昇進も早くなりますので是非勉強をしましょう。
周りとのコミュニケーションをとる
仕事が出来る人は周囲とのコミュニケーションをよくとっています。
感謝の気持ちを言葉・態度で表す、少しだけでも相手のしていることに興味を持つことで会話の輪を広げることができます。
コミュニケーションを普段からとることで、自分の困った時に助けを求めやすくなるのを知っているからです。
仕事がうまくいかない時にしてはいけないこととは?
仕事がうまくいかない時についしてしまいがちな、3つのことを紹介していきますが、根本的な解決にはならないので、なるべくしないようにしましょう。
- 暴飲暴食
- 仕事を引きずる
- 他人のせいにする
暴飲暴食
ついやってしまいがちな暴飲暴食、ですが食べ過ぎ・飲み過ぎは身体への悪影響が考えられますので出来るだけしないようにしましょう。
暴飲暴食をするのではなく、美味しい物を食べに行く・気分を変えて居酒屋などに行ってみるだけでもストレス発散になりますのでそちらをお勧めいたします。
仕事を引きずる
帰宅後も仕事で失敗したことをいつまでも考えるのはやめましょう。
家はリラックスできる場所であり、帰宅後もミスしたことをことを考えていては些細なことでイライラしてしまい、家もリラックス出来る場所ではなくなってしまいます。
仕事の反省をするのは大事ですが、ミスをしてしまった時には自分の好きなことをする時間を作り、頭をリセットするようにしましょう。
他人のせいにする
自分で起こしてしまったミスを他人のせいにするのはやめましょう。
ミスをしたときに考えなければならないことは、「なぜ自分がミスをしたのか・今後起こさないようにするにはどのようにすればいいのか」です。
ミスをしたのはあくまでもご自身になりますので、他人のせいにするのではなく、自分の考え方を変えるようにしましょう。
それでも仕事がうまくいかない時は?
ここまで読んでみて、それでも解決しそうにないなと思った方もいらっしゃると思います。
そんな時は思い切って「長期休暇・部署移動・職場」を変えてみてはいかがでしょうか?
下記で「長期休暇の過ごし方・部署移動・職場」を変えるにはどうすればいいのかを説明していきます。
- 長期休暇の過ごし方
- 部署移動を考えよう
- 職場を変えてみよう
長期休暇の過ごし方について
長期と言っても1~2か月の休暇を取ってくださいなんてことは言いません。
仕事が落ち着いたタイミングで一週間ぐらいのお休みをとって、旅行・趣味・今までできていなかったことをする時間を作りましょう。
意図的に仕事を忘れられる時間を作るのはとても大切なことですので、リフレッシュする時間を作れるようになりましょう。
部署移動を考えよう
なかなか仕事がうまくいっていない場合、「自分にとって苦手な仕事している・我慢できないくらい苦手な人がいてうまくいっていない」場合があります。
仕事がうまくいかない期間が長く続く・我慢できないくらい苦手な人がいる場合は思い切って上司に相談し、他部署への移動を試みてみましょう。
仕事は適材適所なので、環境・仕事内容が変われば自分の持っているポテンシャルを発揮できるかもしれません。
職場を変えてみる
転職に抵抗がある人もいるかと思われますが、必ずしも今の職場で頑張る必要はありません。
職場の環境・仕事の内容が原因であれば、思い切って転職し新しい環境で仕事を始めてみましょう。
ですが、転職をするにあたり「物事にルーズ・周囲との協調が苦手」といった方は転職しても失敗する可能性が高いです。
特に物事にルーズな方は少し立ち止まり、自分を見つめ直すことが必要かと思われますので、自分が何に悩んでいて転職したいのかは一度考える必要があります。
転職決断するにあたって
転職をするにあたって、不安や悩みを抱えてしまい立ち止まってしまう人が多いと思われますがそんな時は10年後の自分の未来の姿を想像してみてください。
「自分はこの会社にいて昇進できているのか・仕事が苦痛になっていないか・人間関係はうまくやれているか」など、具体的に想像してみると自分がどうしたいのか見えてきます。
考えた結果、自分が辞めたいと思う原因が排除されないのであれば転職をお勧めいたします。
まとめ:今後のことについて
ここまで仕事がうまくいかない時の原因と解決策を書いてきましたが、大事なのはこの記事を読んで行動することです。
ただ記事を眺めていることは誰にでもできますが、それでは根本的な解決に繋がるとは言えません。
今この記事を見てくださっている皆さんは、ご自身が抱えている問題を解決しようと「検索・記事を読む」という行動をしました
行動することで今後のあなたの未来が変わってきますので、記事を読んだ後にもう少し勇気をもって行動し、ご自身の未来をより良いものにしましょう。