「格安SIMに乗り換えたいけど、手順がよくわからない」「利用中の端末はどうしたらいいの?」などの疑問をお持ちではないでしょうか?
最近話題の格安SIM。キャリアから乗り換えることで、毎月の固定費を大きく下げることができるのは魅力的ですよね。
そこでこの記事では格安SIMへの乗り換え手順、端末の処分方法について紹介します。格安SIMに乗り換えを検討されている方はぜひ参考にしてみてください。
(アイキャッチ出典:https://pixabay.com/ja/photos/iphone-%E3%83%93%E3%82%B8%E3%83%8D%E3%82%B9-%E3%83%A1%E3%83%BC%E3%83%AB-393080/)
格安SIMに乗り換える前にやること
一言で乗り換えるといっても、格安SIMの会社ごとに様々なプランが用意されています。
どのプランが自身にあっているか考えるためにも、現在利用中の端末の使用状況を確認しておきましょう。特にデータ通信料と通話時間は確認しておいてください。
データ通信料や通話時間については各キャリアのアプリで確認することができます。
また、プランによっては通信速度が遅いものも。自身の利用状況によって最適なプランを選択してくださいね。
格安SIMに乗り換えるときに必要なもの
格安SIMに乗り換えるためには、以下の物を事前に準備する必要があります。
- 印鑑
- 本人確認書類
- 支払い手続きに必要なもの(クレジットカードなど)
- メールアドレス(キャリアのメールアドレスが利用できなくなるため)
- MNP予約番号(同じ電話番号を利用したい場合)
また、利用中の端末を継続して使う場合はSIMロック解除が必要です。ただし、格安SIMを契約予定の会社が現在利用中のキャリアと同じ回線を利用していれば、SIMロック解除は必要ありません。
格安SIMへの乗り換え手順(端末を変えない場合)
端末を変更せず、SIMのみ乗り換える場合の手順を紹介します。
- 利用中の端末が動作確認済みか確認
- SIMロック解除を行う
- 格安SIMの申し込みをする
利用中の端末が動作確認済みか確認
まず、変更するための準備を行います。利用中の端末が契約予定の格安SIMの会社で動作確認済みか確認しましょう。動作確認済みの端末は格安SIMを販売している各社の公式サイトから確認することができます。
SIMロック解除を行う
利用予定の端末がSIMフリーでない場合、SIMロック解除が必要になります。ただし、契約する格安SIMの回線プランが現在契約中のキャリアと同じものであれば対処不要です。
格安SIMの申し込みをする
変更する準備が整ったら、手続きに必要なものを用意し、料金プランやオプションを選択して申し込みます。
格安SIMへの乗り換え手順(端末も変える場合)
端末と格安SIM、どちらも乗り換える場合の手順を紹介します。
- 端末のデータ移行を行う
- 格安SIMの会社・端末を選ぶ
- 格安SIMの申し込みをする
端末のデータ移行を行う
端末も変更する場合、データ移行が必要になります。事前にバックアップを取ることを忘れないでください。
格安SIMの会社・端末を選ぶ
自分の利用目的に合わせた格安SIMの会社を選びます。契約予定の格安SIMの会社で動作確認済みの端末を選びましょう。
格安SIMの申し込みをする
変更する準備が整ったら、手続きに必要なものを用意し、料金プランやオプションを選択して申し込みます。同時に端末も購入します。
格安SIMへ乗り換えてから届くまでの期間は?
格安SIMへの乗り換えは店舗での申し込み、またはインターネットからの申し込みとなります。
店舗でしたら在庫があればその場で受け取ることが可能なため、購入後すぐ利用したい方や、実際にスタッフの方に相談しながら契約したい方におすすめです。
インターネットからの申し込みの場合は、一週間前後での配送となります。実際に店舗に行く時間のない方や近くに店舗がない方はウェブサイトから入力フォームを記載するだけで契約が完了するためより手軽と言えます。
ただし、提出書類の不備などがあるとその分配送は遅くなってしまいます。事前に必要なものを確認するようにしましょう。
格安SIMに乗り換える際の確認ポイント
せっかく格安SIMに乗り換えたのに、何かトラブルが起きたり失敗することは防ぎたいですよね。そこで、格安SIMに乗り換えるときによくある失敗を紹介します。
端末が格安SIMに対応していない
利用中の端末を継続して使う場合や、自身で端末を用意する場合に契約予定の格安SIMが対応しておらず使用できないことがあります。
対応端末については、格安SIMの公式サイトで確認することができます。
インターネット、電話が使えない期間が発生する
乗り換え先のキャリアに申し込んでいる間に、現在利用している端末の契約が切れると一時インターネット、電話が使えなくなってしまいます。
格安SIMに乗り換える前に、必ず事前確認をするようにしましょう。
違約金が発生する
大手携帯会社での契約は基本的に2年契約、自動更新となっています。契約更新月以外に解約してしまうと解約手数料を支払わなければならない場合があります。
2019年10月に法改正されたことで解約手数料を廃止したプランも発表されていますが、それ以前に契約している方は注意が必要です。
SIMロックの解除を忘れて異なる回線で契約してしまう
利用中の端末を継続して使う場合、SIMロック解除が必要です。契約中の大手携帯会社と同じ回線を利用する場合は必要ありませんが、念のため確認しておきましょう。
SIMロックの解除については店舗で行うと手数料として約3,000円かかるため、インターネットからの手続きがおすすめです。
不要になった端末の処分方法
利用中の端末も買い替え、不要になった場合の処分については以下の方法があります。
- 回収ボックスに捨てる
- 不燃ごみとして捨てる
- キャリアショップに引き取ってもらう
- 下取りに出す
- スマホ買取業者を利用する
自治体によっては不燃ごみとして捨てられないところもあるので、事前に確認するようにしましょう。買取業者によっては処分費用が発生する場合もあるためショップや下取りに出すことをおすすめします。
不要になった端末を処分する場合の注意
不要になった端末を処分する場合、いくつかの注意点があります。
- 本体を初期化する
- SIMカードなどを抜いておく
- 分割払い中の端末を処分してはいけない
端末が壊れていたとしてもデータが復旧され盗まれる可能性があります。
もし起動せず、初期化作業が行えない場合はキャリアショップなどに持ち込みましょう。回収と同時にデータの初期化や粉砕処理を行っているため、安心して処分することができます。
格安SIMに乗り換える手順まとめ
ここまで格安SIMへの乗り換え手順、端末の処理方法について紹介しました。
キャリアから格安SIMに変更することで、月額の使用料を下げ節約に繋げることができます。自身の利用状況に合わせて適切なプランを見極め、事前準備を万全に整えて効率的に乗り換えに挑みましょう!
今回の記事が格安SIMに乗り換えを検討している方の参考になれば幸いです。最後までご覧いただきありがとうございました。