なぜか仕事に集中できない。頭が回らない。ぼーっとしてしまう。そういった「脳に霧がかかったような状態」になっていませんか?
この記事では、仕事中に頭が回らなくなってしまう原因と対策について解説していきます。
最後まで読むと解決策がわかって頭がスッキリするので、ぜひ最後まで読み進めてみてください。
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仕事中に頭が回らない原因とは
仕事中に頭が回らなくなってしまう原因の多くには、自律神経の乱れが関係しています。
自律神経が乱れてしまう理由については、以下のようなケースが考えられますね。
- 栄養のある食事を摂れていない
- 人間関係や長時間労働などで疲弊している
- 働く時間がバラバラで生活リズムが崩れている
こうした過度なストレスや生活習慣の乱れ、脳への栄養不足などによって自律神経は乱れていきます。
その結果、仕事の生産性が落ちるだけではなく、自分自身の健康にも影響を与えてしまう恐れもあります。
頭が回らなくなってしまう症状は以下のような病気の可能性もあるので、何日も続くようであれば一度病院で受診してみましょう。
- 自律神経失調症
- うつ病
- 統合失調症
- 慢性疲労症候群
- 何らかの病気による脳症(意識障害)
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仕事中の軽い運動でパフォーマンス向上!頭が回らない時は動こう
仕事中に頭が回らないときの解決策として考えられる1つ目の方法は、軽い運動をすることです。
集中できない・ぼーっとしてしまうと感じたら、軽い運動をしてみましょう。運動をすると血行が改善し、脳が活性化して仕事のパフォーマンスが上がります。
軽い運動の中でも、階段での昇降運動は特に効果的。職場内での移動など、意識的に階段を使用してみるだけですぐできるのでおすすめですよ。
食事で仕事の効率アップ!頭が回らないときはタンパク質を摂ろう
米やパンなどの炭水化物やスナック菓子を多く摂取すると、眠くなってしまい作業効率は落ちてしまいます。
それに対し、肉・魚・卵・豆類・乳製品といった高タンパク質食品は、脳内のニューロンを刺激して脳をしっかり動かしてくれますよ。
不摂生な食事は生活習慣の悪化につながり、脳への栄養補給が不十分になってしまいます。
食事を摂るときは、炭水化物を少なめにしてタンパク質を多く摂るようにしましょう。そうすることで、頭を冴えさせることができますよ。
仕事中に頭が回らないのを朝から防止!日光を浴びよう
仕事中に頭が回らないときの解決策として有効な3つ目の方法は、日光を浴びること。
朝起きてきちんと日光を浴びることで体内時計は正常化され、体内のミトコンドリアの栄養供給にもなりますよ。
ただし、同じ「光」でもスマホやパソコンなどから発せられるブルーライトにはそのような効果はなく、むしろミトコンドリアをダメにしてしまいます。
朝起きたら、光はスマホなどからではなくしっかりと日光から浴びるようにしましょう。
仕事中の水分補給は意外と大事!頭が回らないときは水を飲もう
水分補給によって脳が活性化し、集中力と記憶力を向上させることができます。
2013年7月16日に科学誌『Frontiers in Human Neuroscience』で発表された研究結果では、以下のような現象が明らかになりました。
「知的作業に集中する前に約0.5リットルの水を飲んだ人は、飲まなかった人と比べて14%反応時間が速くなった」
仕事中に頭が回らないときや集中して作業を行いたいときには、コップ一杯の水を飲んでみましょう。
ゆっくり休むのも大事!仕事で頭が回らないなら休養を取ろう
仕事中に頭が回らないときに効果的な5つ目の方法は、しっかりと休養を取ることです。
睡眠不足や過度なストレスは、自律神経が乱れる原因となります。
自律神経を回復させるためには、しっかりと休養を取って休むことが大切。夜ははやめに寝て朝に日光を浴びることを意識して、生活習慣を整えましょう。
寝ることで心身がリラックスして、翌日スッキリした状態で起きることができるようになります。
仕事で頭が回らないときはリフレッシュ!会話をしよう
実際に誰かと会って会話をすることで、前頭前野が活発に働いて頭がスッキリします。
しかし、これはWEB会議などの実際に会わない会話の場合、前頭前野は活発に働かないといわれています。
テレワークなどで直接人と会話する頻度が減ることにより、頭が回らなくなってしまう症状は発生しやすい傾向になっている状況です。
リモートワークの場合は難しいですが、知っておくだけでも価値はありますね。
気分転換も大事!別の業務をしよう
仕事中に頭が回らないときに効果的な7つ目の方法は、別の業務を行うこと。
同じ作業をずっと行っていると、集中力はどんどん削がれていきます。
気分転換を兼ねて、別の業務を行ってみましょう。切り替えにより脳や気分もリフレッシュされ、パフォーマンスの向上につなげることができます。
目安としては90分ごとの切り替えが良いとされていて、これは大学の講義構成にも取り入れられています。
職場に問題があるかも……。思い切って転職をしよう
最後の解決策は、転職をすること。仕事が手につかず頭が回らない原因は、あなたではなく会社にある可能性があります。
会社の環境が悪く過度なストレスを抱えてしまうような状況なのであれば、転職をするのもひとつの方法です。
上司や同僚に相談して、「頭が回らないのはやる気の問題」と言われてしまったら転職を考えた方が良いでしょう。
転職して新しい環境で仕事をするだけで、これまでの状況が一気に好転することもありますよ。
まとめ
今回は、仕事中に頭が回らないときの対処法を8つ紹介しました。
頭が回らないときの解決策としてご紹介した方法の中で、特に大事な3つを改めてご紹介しますね。
- 軽い運動をする
- タンパク質を摂る
- 転職をする
運動や食事などによって解決する場合もあれば、環境を変えることによって解決する場合もあります。
今回の記事を参考にして、仕事中に頭が回らなくなってしまう状況を改善できるよう動いていきましょう。