Wi-Fiを繋げてるのに、時々パソコンやスマホが接続できなかったり回線が遅かったりすることに悩まされたことはありませんか?
特に相手と通信しているときに接続が遅かったり切れてしまったりすると、相手にも迷惑がかかってしまいますし、イライラしてしまいますね。
ここでは、そんなWi-Fiの接続が繋がらなかったり回線が遅かったりする原因と対処法について紹介していきます。
アイキャッチ画像出典:https://www.photo-ac.com/main/search?q=Wi-Fi&sl=ja&pp=70&qt=&qid=&creator=&ngcreator=&nq=&srt=dlrank&orientation=all&sizesec=all&color=all&model_count=-1&age=all&mdlrlrsec=all&prprlrsec=all&pt=B&p=4
Wi-Fiが繋がっているかの確認方法は?
デバイスが正しくWi-Fiに繋がっているかの確認をするには、下の画像のように画面上にWi-Fiのアイコンが表示されているかの確認をしましょう。
Wi-Fiのアイコンが表示されてない場合は、接続できてないことになります。
またWi-Fiのアイコン表示に『✖、!、?』が表示されるときがあります。
この表示は、Wi-Fiの接続に障害が発生している状態になりますので、Wi-Fiでのネット利用ができません。
その場合は少し待つか、いったんoffにしたあとにonにすると繋がるケースがあります。
【スマホのWi-Fiアイコンの画像】
画面上の方にあるWi-Fiのアイコンが表示されます。
【パソコンのWi-Fiアイコンの画像】(パソコンによって表示される箇所は異なります)
Wi-Fiが頻繁に切れてしまうのは何故なのか?
Wi-Fiが頻繁に切れてしまうのは何故なのでしょうか。3つの問題点がありますので、それぞれ把握しておきましょう。
- デバイスの問題
- Wi-Fiルーターの問題
- インターネット回線の問題
これら3点が主に考えられますので順番に説明していきます。
【デバイスの問題】
デバイスになんらかの問題が起こっていて、Wi-Fiが切れることが起こるのです。
インターネット動作を一時的に停止させ節電状態にさせていたりするとWi-Fiが切れる設定になっていたりセキュリティなどの設定が原因となることがあります。
【Wi-Fiルーターの問題】
Wi-Fiルーターの一時的な不具合で接続が切れてしまうことがあります。
また、ルーターに繋いでいるケーブルの劣化だったり、ルーターとケーブルの相性が悪いと接続が切れてしまうことが起こるのです。
【インターネット回線の問題】
インターネットの回線速度が遅いと接続が切れてしまうことがあります。
利用者が多く、回線が混雑しあっている時間帯や通信制限がかかっていることなどで接続が切れてしまうこともあります。
これら3点の問題を確認する方法は次の章で紹介していますので是非ご覧ください。
Wi-Fiが切れてしまう原因を確認する方法
Wi-Fiが切れてしまう原因を確認する方法としては、以下の2つの方法を順番に行うことで確認ができます。
- 他のデバイスに接続して確認
- 有線ケーブルで接続して確認
これら2点を説明していきます。
【①Wi-Fiが切れてしまう原因を他のデバイスに接続して確認】
使っているデバイスのWi-Fiの接続がすぐ切れてしまう場合は、他のパソコンやスマートフォン、タブレットなどのデバイスでも同じように接続が切れてしまうのか確認してみましょう。
他のデバイスで問題なく接続できるのであれば、使っているデバイスに問題があると思われます。
また、他のデバイスでも同じように接続できないのであれば、Wi-Fiルーターもしくはインターネット回線に問題があると考えられるのです。
その場合は、Wi-Fiルーターを再起動してみましょう。
再起動方法は機器によって多少やり方が違うので、説明書や公式サイトで確認してみましょう。
【②Wi-Fiが切れてしまう原因を有線ケーブルで接続して確認】
Wi-Fiルーターもしくはインターネット回線に問題があるかもしれない時は、Wi-Fiルーターとデバイスを有線ケーブルで接続してみましょう。
有線ケーブルで接続が切れてしまうのであれば、ケーブルの劣化が原因かもしれませんので買い換えてみましょう。
このように確認することによって、Wi-Fiの接続が切れてしまう原因がわかってきます。
次の章では、Wi-Fiが切れてしまうときの対処法について紹介してますので是非ご覧ください。
Wi-Fiが切れてしまうときの対処法
Wi-Fiが切れてしまうときの対処法をPC、iPhone、androidの種類ごとに説明していきます。
【PCでの対処方法】
最初に再起動をします。それでも改善されないときは、トラブルシューティングをしましょう。
【トラブルシューティング実行方法】
トラブルシューティングとは、パソコンに問題が起きたときに自動的に修復される機能ですが、されないときは手動で行います。
- 『スタート』をクリック
- 歯車マークの『設定』をクリック
- 『更新とセキュリティ』をクリック
- 『トラブルシューティング』をクリック
- 解決したい問題を実行します。
トラブルシューティング実行方法
参考:Panasonic CONNECTのホームページ
https://askpc.panasonic.co.jp/beginner/guide/ten07/7202.html
【iPhoneでの対処方法】
Wi-Fi接続を一度offにし、もう一度onにしてみます。それでも改善されないときは再起動をしましょう。
また、Wi-Fiルーターの近くでアプリやiOSなどをアップデートすると改善されることがあります。
【androidでの対処方法】
Wi-Fiの接続設定を一度削除し、再設定をします。
また、android9よりも古いスマホを利用している人は、『スリープのWi-Fi接続を切断』に設定されていることでWi-Fiが切れてしまっている可能性があるのです。
設定画面から『スリープ中のWi-Fi接続を維持する』を設定変更することで改善される可能性があります。
『スリープ中のWi-Fi接続を維持する』の設定方法は以下の手順で行ってください。
- 設定画面を開きます
- 『ネットワークとインターネット』をクリックします
- 『Wi-Fi』をクリックします
- 『Wi-Fi設定』をクリックします
- 『スリープ時のWi-Fi接続』をクリックします
- 『接続を維持する』をクリックし設定します
Galaxyの設定方法の手順では以下の手順で行います。
- 設定画面を開きます
- 『接続』をクリックします
- 『WiFi』をクリックします
- 『WiFi省電力モード』をクリックしoffに設定します
このような手順を行ったとしても、改善されない場合は再起動をしましょう。
次の章では、WiFiの環境で接続されにくい原因と改善方法についても紹介していますので是非ご覧ください。
Wi-Fiの環境で接続されにくい原因と改善方法
自宅や会社などで、普段はWi-Fiに繋がっているのに時々繋がらなかったり遅かったりする原因は、デバイスがWi-Fiルーターから遠い可能性があります。
これらの改善方法について説明していきます。
- Wi-Fiルーターから遠い
- Wi-Fiルーターとの間に障害物ある
- Wi-Fiルーターの接続先変更
【デバイスがWi-Fiルーターから遠い】
使用しているデバイスが、Wi-Fiルーターから離れていると接続できなくなる場合がありますので、ルーターの近くで試してみましょう。
【Wi-Fiルーターとの間に障害物ある】
Wi-Fiは壁や家具など障害物があると電波が届きにくくなります。
例えば電話しながらエレベーターなどに入った場合、急激に電波が悪くなったことはありませんか?それと一緒のことが起きているのです。
特に金属類は、電波を吸収、反射しやすいので届きにくくなります。
また、電子レンジやTVなどの家電製品なども、無線電波を発生する機器ですので電波同士がぶつかりあい電波が届きにくくなるのです。
このことから、Wi-Fiルーターの電波に邪魔なものがないか見直してみましょう。
電波は円形に広がるものなので設置場所としては、床から1メートル以上の高さで部屋の中央付近に設置することで床や壁の障害物の影響を受けることなく部屋全体に電波が届きやすくなります。
【Wi-Fiルーターの接続先変更】
Wi-Fiルーターの接続先変更とは、ルーターには大抵2種類、5GHz(ギガヘルツ)と2.4GHzという電波の周波数が備わっています。
この2種類の周波数の違いは、通信性能と安定性の違いです。この2種類の周波数を説明していきます。
【5GHzの周波数】
5GHzの周波数は、障害物などに弱く、遠くまで電波を飛ばすことができません。
しかし、5GHzはWiFi通信でのみ利用ができる周波数のため、電波干渉があまりなく安定した周波数で利用できます。
また、他の電子機器の干渉を受けることなく高速通信にも対応ができ、複数のデバイスを利用しても速度低下が起こりにくいです。
現在、5GHzの周波数を使用していて不満を感じているのであれば、次に紹介する2.4GHzに切り替えてみましょう。
【2.4GHzの周波数】
2.4GHzの周波数帯は、Bluetoothや電子レンジなどと同じであるため他の電子機器の電波干渉を受けやすく安定しづらい周波数にあたります。
しかし、2.4GHzの周波数は障害物があっても電波は弱くなりにくく、障害物がなければ100m先まで電波が届くのです。
現在、2.4GHzの周波数を使用していて不満を感じているのであれば、先ほど紹介した5GHzに切り替えてみましょう。
スマホがWi-Fiに繋がらないときは最新バージョンになっているかの確認
スマホのソフトウェアが、最新の状態になっていなくてWi-Fiに繋がらない原因の可能性があります。
利用しているスマホが、最新バージョンになっているか確認をしておきましょう。
androidとiPhoneの最新バージョンになっているかの確認方法をそれぞれ説明します。
【androidの最新バージョンの確認方法】
- 『設定』をクリック
- 『システム』をクリック
- 『システムアップデート』をクリック
【iPhoneの最新バージョンの確認方法】
- 『設定』をクリック
- 『一般』をクリック
- 『ソフトウェアアップデート』をクリック
- 『ダウンロードとインストール』をクリック
このように確認をして、されてなかった場合はアップデートを行いましょう。
Wi-Fiルーターの寿命でWi-Fiが繋がりずらい
Wi-Fiルーターの寿命でWi-Fiが繋がりずらいことがあります。
Wi-Fiルーターは、長く使い続けていると外部や内部が熱やほこりの影響で劣化し通信速度が遅くなってしまうことがあります。
基本的にWi-Fiルーターの寿命は4〜5年程です。
ここまで説明してきたWiFiの対処方法を行っても通信速度が遅かったり、WiFiの接続が不安定だったりする場合は、Wi-Fiルーターの寿命を疑ってみましょう。
色々な箇所を調べてみてルーターが原因だということがわかった場合は、買い替えましょう。
Wi-Fiが繋がらないとき通信回線の障害・メンテナンスの影響も?
通信障害が発生していたり、通信回線のメンテナンスが行われていたりするときも、インターネットに接続することができません。
その場合は、通信状況が改善するまでWi-Fiも利用することができません。
通信障害やメンテナンス情報は、ラジオやテレビ、通信サービスの公式サイト、SNSなどから確認できます。
自分で行える対処方法を行ってもWi-Fiを接続できない場合は、通信障害やメンテナンス情報を疑ってみましょう。
Wi-Fiの接続がどうしても解決しない場合は利用料金が未払いになっていないか確認しましょう
ここでの対処法を行っても改善されない場合は、インターネットサービスの利用料金が未払いになっていないかも確認してみしましょう。
【クレジットカード払いが未払い】
クレジットカードを未払いのままにしておくと、強制解約となり信用情報機関(CIC、JICCなど)にキズがつき、今後ローンやクレジットカードの審査が通りにくくなりますのでご注意下さい。
- クレジットカードの有効期限は切れてないか
- クレジットカード会社への支払いが滞ってないか
- クレジットカードの限度額不足になってないか
【口座振替が出来てない】
口座振替している場合は、銀行口座が残高不足になってないか確認をしましょう。
【請求書払いを未納にしている】
利用料金の未払いがあったときは、直ちに契約しているインターネットサービス会社にお問い合わせをして未払い分の支払い方法を確認しましょう。
- 支払期限が過ぎてないか
- 請求書を紛失しまってないか
フリーWi-Fiに繋がらない時の対処法と注意点は?
最近では、フリーWi-Fiがあるホテルや喫茶店などがたくさんありますが、接続できない場合があるのです。
その原因は、主に以下の3点になります。
- ログインが求められている
- 人が多いことで接続しづらくなっている
- 事業者との契約が必要
これら3点の原因について説明していきます。
①フリーWi-Fiに接続するときログインが求められている
フリーWiFiを接続するときは、以下のログインが求められる場合があります。
- SNSアカウントの連携(Facebookなど)
- メールアドレス登録
- 店内でパスワードを教えてもらいログイン
とくに、SNSアカウント連携やメールアドレス登録の場合は、Webサイトなどを開いたときにこれらが求められてないかを確認しましょう。
Wi-Fi接続のアイコンが接続できている状態になっていても、これらを行わないとWi-Fiに繋がらない場合があります。
②フリーWi-Fiに接続するとき人が多いことで接続しづらくなっている
Wi-Fiには2種類の周波数帯、2.4GHzと5GHzがあります。
2.4GHzは利用しているデバイスも多く、その周波数は混雑しやすい状況にあたるのです。
そのため、人が多いところだとフリーWi-Fiに接続しづらい場合があるのです。
その場合は、5GHzの電波に繋げることで改善されることがありますが、どこのフリーWi-Fでも両方利用できるわけではありません。
また、フリーWi-Fiエリアはとても便利ではありますが、気をつけないといけないのはセキュリティです。
盗聴や通信しているのを盗まれるなど、なりすましWi-Fiと言われていて正体不明の悪質なWi-Fiが設置されている場合があります。
これらは、個人情報やクレジットカードの情報を盗み、悪用されてしまう危険性もありますので注意が必要です。
フリーWi-Fiで行う作業は、機密情報のデータ送受信など、外部に漏れては困る情報などは扱わないようにしましょう。
どうしてもすぐにやらないといけない場合は、モバイルWi-Fiを利用すれば仕事も私生活も安心して作業が行えます。
③フリーWi-Fiに接続するとき事業者との契約が必要
よく飲食店などの入口付近に、『フリーWi-Fiあります』と書かれているステッカーが張ってあるから接続できると思ったが、接続できなかった原因について説明します。
結論からお伝えしますと、Wi-Fiを提供しているキャリア事業者と事前の契約が必要になるのです。
キャリア事業者とはauやソフトバンクなどのことです。
張ってあるステッカーがauやソフトバンクなどのキャリア事業者の場合は、ご自分の契約しているデバイスと一緒かどうかを確認してみましょう。
同じキャリアであれば、Wi-Fiに繋げることができます。
まとめ
最後に本記事『Wi-Fiが繋がらない!原因と対処法はどうしたらいい?』で紹介したことをおさらいしていきます。
- Wi-Fiに繋がっているかの確認をする
- Wi-Fiルーターの設置場所、環境などを見直す
- Wi-Fiルーターのケーブルの確認をする
- デバイス側の設定や再起動などをしてみる
原因や対処法など状況によって様々ですが、まずは原因がWi-Fiルーターなのかデバイスなのかを明らかにしましょう。
その後に、今回紹介した対処法を状況に応じながら対応してみましょう。
- 名前:中野 賢一