自宅でWi-Fiが繋がらなくて困っているけど、「今さら人に聞くのは恥ずかしい」と感じて問題が解決できずに悩んではいませんか?
何から手をつけていいのかわからず適切な処置をする為の知識がないと諦めていませんか?
そこでこの記事ではWi-Fiが繋がらない原因から対処法までを解説します。
Wi-Fiが繋がらない状況の解決法だけでなく、知識も身につくので、ぜひ最後まで読み進めてください。
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Wi-Fiが繋がらないときに起きている3つの原因
Wi-FIが繋がらないときに考えられる原因は以下の3つです。
- 利用機器に問題がある
- Wi-Fiルーターから利用している機器の間に問題がある
- プロバイダーに問題がある
まずは、Wi-Fiを必要として使っている機器自体に何らかの問題が発生している場合です。
次にWi-Fiルーターに問題が発生している、またはWi-Fiルーターから使っている機器までの間で何らかの問題が発生している可能性があります。
そして最後は、プロバイダー側で何らかの問題が発生していることが考えられます。
Wi-Fiが繋がらなくなった時は、「利用機器<Wi-Fiルーター<プロバイダー」の順番で解決方法を試していくことをオススメします。
なぜなら、人がよく触れる物のほうが、状態や設定が変わっている可能性が高いからです。
順番にやっていくことでWi-Fiが繋がらなくなった原因の切り分けができ、次回の対処にも役に立ちます。
さらには原因を知ることで周りに伝えることができるので、あなたの知識向上にもつながります。
Wi-Fiが繋がらないときの対処法①利用機器の再起動
まずは利用機器の再起動をしましょう。
利用機器というのは手元で使っている端末のことで、スマホやタブレット、PCのことです。
今まで繋がっていた端末が急に繋がらなくなるといった現象に効果がある対処法です。
電源を切ったあとでもすぐに立ち上げなおすのではなく、5分程度は時間を置いてから電源をいれるようにしましょう。
Wi-Fiが繋がらないときの対処法②利用機器の設定確認
次に実施するのは設定の確認です。以下3点の確認を順に行っていきましょう。
- Wi-Fi設定がONになっているか
- 機内モードになっていないか
- 周波数はどうか
まずは、端末のWi-Fi設定がONになっているかどうか確認をしましょう。
自分では触った記憶がなくても設定の解除を忘れていたり、誰かが誤って触っていたりして設定が変わっている可能性があります。
そして設定がONになっている場合でも1度設定をOFFにしてもう1度ONにしてみましょう。Wi-Fiが繋がることがあります。
次は機内モードの確認をしましょう。機内モードになっていないか、または機内モードをON・OFFと交互に行い問題が解消しないか確認をしましょう。
最後に周波数の設定をみてみましょう。
Wi-Fiルーターの周波数は2.4GHzと5GHzの2種類あります。
2.4GHzは壁などの障害物に強い一方で電子レンジなどの家電に影響を受けやすいです。5GHzは家電の影響を受けない代わりに壁などの障害物に影響を受けます。
周波数は端末の設定で変えることができるので、端末設定の画面でWi-Fiの名称(SSID)を確認し、利用する周波数を変更してみましょう。
Wi-Fiが繋がらないときの対処法③Wi-Fiルーターの配線確認
次に見ておきたいところは、Wi-Fiルーターの電源が抜けていないかです。
「何かの拍子に抜けた」「抜けかけている」といった場合があり、電源そのものが入っていない可能性がありますので、しっかりと確認をしましょう。
電源を確認したら次はLANケーブルを確認します。
LANケーブルが刺さっているように見えても実は「抜けかけていた」と奥まで入っていないことも考えられるので必ずLANケーブルを触って確認をしましょう。
また、LANケーブル自体の劣化や汚れなどが原因で速度が遅くなるので、ケーブルの状態も合わせて確認をしましょう。
Wi-Fiが繋がらないときの対処法④Wi-Fiルーターの再起動
WI-Fiルーターも利用機器同様に再起動をしてみましょう。
さらに再起動をすることでWi-Fiルーターがもっている熱を下げることもできます。
そもそもWi-Fiルーターは電源を入れたままの状態にしていることが多いので、どうしても機器自体が熱を持ちます。
溜まった熱が悪さをすることも考えられるので再起動は有効な手段です。
電源を切るときは機器についているボタンだけではなく、電源コードも抜くようにしましょう。電源コードを抜くときは、約1分待ってから再度コードを差して電源を入れてみましょう。
Wi-Fiが繋がらないときの対処法⑤Wi-Fiルーターの設定確認
Wi-Fiルーターが正常に動作しているのかLANケーブルやモードの確認をしましょう。
Wi-FIルーターの電源が入っていたとしてもLANケーブルの差し込み場所やモード設定が正しく実施されいないと正常に動いてはくれません。
そして、Wi-Fiルーターの設定でLANケーブルの差し込み場所やモード選択の操作方法を確認するときには必ず取扱説明書をみましょう。差し込み場所や設定の方法は機種やメーカーによって違ってくるからです。
設定といっても難しいことはせずに簡単な作業を実施するだけで大丈夫です。
Wi-Fiルーターの設定には自動設定が可能なボタンがあり、ボタンを長押しすることで完了するような仕様が多いです。めんどくさがらずに試してみましょう。
Wi-Fiが繋がらないときの対処法⑥Wi-Fiルーターの状態確認
状態の確認とは正しくWi-Fiルーターが作動しているかの確認です。
ここまでで、利用機器とWi-Fiルーターの再起動と設定について紹介してきました。紹介した対処法は以下の5つです。
- 利用機器の再起動
- 利用機器の設定確認
- Wi-FIルーターの配線確認
- Wi-Fiルーターの再起動
- Wi-Fiルーターの設定確認
上記作業が正しく実施されているか確認する意味もこめて、ここからはWi-Fiルーターの状態を見てみましょう
見るポイントはWi-Fiルーターのランプです。
WI-Fiルーターには、「POWER」・「WIRELESS」・「INTERNET」・「ROUTER」といった表示のランプがあります。
もちろん全てのWi-Fiルーターが同じではないので多少の違いはあるとは思いますが、状態が一目でわかるようになっていることが多いです。
次はランプが点灯していることを確認しましょう。点滅の場合は何か問題が起きていることが多いので取扱説明書で確認をしましょう。
Wi-Fiが繋がらないときの対処法⑦プロバイダーの状況を確認
契約しているプロバイダー側でメンテナンスや通信障害の問題が発生していないか確認をしましょう。
メンテナンスの実施や通信障害の発生により、繋がりにくい、あるいは繋がらない状態になっていることもあります。
プロバイダーに問い合わせをしたり、公式サイトで確認をしたり、SNSで情報を集めたりして問題が無いかどうか確認しましょう。
Wi-Fiが繋がらないときの対処法⑧セキュリティアプリやソフトをオフにする
利用機器の中にはウイルスから端末を守るためのセキュリティアプリやソフトがあります。
もし、利用機器の中にセキュリティアプリやソフトを入れているようであれば1度オフにしてみましょう。そしてセキュリティソフトがオフの状態でWi-Fiに繋がるかの確認をしましょう。
セキュリティソフトをオフにするのが怖いと思うかも知れませんが、一時的にオフにするだけなので、Wi-Fiを確認後すぐにオンの状態に戻せば何も問題はありません。
この作業でWi-Fiが繋がるのであれば、セキュリティアプリやソフトに何らかの問題があり、ネットワークへの繋がりの邪魔をしていると考えられます。
その場合は、セキュリティアプリやソフトの変更、また何が問題なのかを改めて調べてみましょう。
対処法でも解決しないときは寿命なのかもしれません!
今回の記事ではWi-Fiが繋がらない原因と解決法について解説しました。
Wi-Fiが繋がらない原因を理解し、解決法を手元にある機器から順番に試していくことで解決方法を最速で探すことができます。
また、原因を順番に切り分けて処置を実施することで、次回からの対処にも役立てられます。
対処法を試してみたけど直らなかったという方は機器そのものが故障をしている可能性があり、機器の寿命なのかも知れません。
Wi-Fiルーターは寿命が約5年と言われているので、長く使用しているようであれば買い換えることも検討しましょう。
また、Wi-Fiルーターには接続台数の上限がありますのでそちらも確認するとよいかもしれません。
それでも分からないことがあれば公式サイトや各機器のサポートセンターに問い合わせて確認してみましょう。
- 名前:宇都野 圭介