「居心地のいいリビングにしたい」「今流行りのホテルライクな空間をつくりたい」とお考えではありませんか?せっかくお家で過ごすなら、思い切りくつろげるお部屋にしたいですよね。
この記事では、ホテルのように居心地のいいリビングについて紹介します。しかも今ある家具を活かした方法で、ホテルライクなリビングが手に入ります。
ホテルライクなリビングをつくるためのポイントを押さえて、あなたのおうちもホテルライクな空間へ変えていきましょう!
アイキャッチ画像出典:https://pixabay.com/ja/photos/%E3%83%AA%E3%83%93%E3%83%B3%E3%82%B0%E3%83%AB%E3%83%BC%E3%83%A0-%E3%82%BD%E3%83%95%E3%82%A1%E3%83%BC-2569325/
今ある家具を活かす!ホテルライクなリビングづくり
「家具を買い替える以外に、ホテルライクなリビングのつくり方はないの?」というお気持ちは、よくわかります。
次に掲げるポイントを抑えれば、今ある家具を活かしつつホテルライクなリビングづくりが可能ですので安心してください。ホテルライクなリビングに必要な要素は、主に3つです。
- ファブリックを統一する
- アートや観葉植物を置く
- 収納を工夫し、出ているモノを減らす
それぞれの効果と目的は次の項目で詳しくお話ししますね。3つの要素を満たして、ホテルライクリビングへの第一歩を踏み出しましょう。
ファブリックを統一する
ファブリックとは「生地・織物」のことで一般的には布を使ったもの全般を意味します。ソファーやカーテン、テーブルクロスなど、リビングには「ファブリック」がたくさんあることでしょう。
リビングの中に散らばっているファブリックの色や質感、デザインがバラバラだと、落ち着きがありません。
お洋服のコーディネートにも似ていますが、お部屋全体で使う色をまとめることで落ち着いた雰囲気になるのです。これだけでガラッと変わりますから、ぜひ試してみてくださいね。
アートや観葉植物を置く
リビングにアートを飾れば洗練された空気が漂い、観葉植物を置けばリラックス効果が増してよりホテルライクになります。
アートはあなたの身近にあります。アーティストの絵画はネットでも購入可能ですので、お気に入りのフレームに飾って空間を演出しましょう。余白を活かすことで雰囲気はグッと洗練されますよ。
観葉植物を選ぶときは、大中小と様々な大きさをバランスよく配置するのがポイントです。
人気が高まっているパキラや育てやすいテーブルヤシなど、向こう側が透けるくらいの鉢植えを選ぶと圧迫感がありません。
リビングをお気に入りのアートで飾ったり、観葉植物を置いたりして居心地のいい空間を演出しましょう。
収納を工夫し、出ているものを減らす
生活感があるものを隠すと一気にホテルライクな雰囲気が出ますので、収納を工夫しましょう。
生活感あふれ、統一感のないごちゃごちゃとしたリビングは、決してホテルライクとは言えません。そもそも落ち着いてティータイムを楽しむことはできませんね。
例えばゴミ箱やティッシュ、TVのリモコンを隠したり、電源コードにカバーを被せて見えないようにしたり、ほんの少し手をかけることで印象は大きく変わります。
生活感があふれ、統一感のないごちゃごちゃとしたリビングと、ホテルライクなリビングではどちらがくつろげるでしょうか?答えは明確でしょう。
今からでも収納を工夫し、ホテルライクなリビングをつくりましょう。
ホテルライクなリビングで過ごすメリット
ホテルライクなリビングで過ごすメリットは、どのようなものがあるのでしょうか?ホテルライクなリビングで過ごすと、以下の3つのメリットが得られます。
- 洗練された空間で過ごせる
- 非日常的な空間が楽しめる
- リラックスしてくつろげる
洗練された空間で過ごせる
ホテルライクな空間でくつろぐと、自分好みで洗練された雰囲気が楽しめます。本物のホテルよりリラックスできる自分好みの空間では、落ち着いた気持ちで過ごすことができるでしょう。
リラックスできるホテルライクなリビングで、リモートワークや在宅ワークの効率もアップすることが期待されます。
ホテルライクな空間は過ごす人のモチベーションを上げ、いいアイデアが浮かんだり、ご機嫌でいられたりすること請け合いです。
さらに自分だけでなく来客に対してもいい印象を与えられますね。いい影響があるのは自分だけではないのです。
非日常的な空間が楽しめる
ホテルライクの非日常的な空間を楽しむことで、あなたの感性や美的センスは格段に高まります。普段から美に触れていると、それが当たり前になってくるものですから。
例えば一度完成したホテルライクなリビングであっても「この部分は手を加えるともっと統一感が出る」「このディスプレイを少し変えると印象が違ってくるな」とワンランク上の工夫が生まれるかもしれません。
このようにホテルライクなリビングで毎日過ごすと非日常的な空間が楽しめるだけでなく、美的センスも向上していくといえます。
リラックスしてくつろげる
ホテルライクなリビングは、リラックスしてくつろぐことができます。家事の合間の休憩タイム、帰宅後のリラックスタイムなど、くつろぎたい時間に思いっきりくつろげるのです。
くつろぐことにより気持ちがリラックスするだけでなく、体にもいい影響が出てきます。自律神経がしっかり機能して筋肉の緊張がほぐれ、体も休まるのです。
ホテルライクなリビングは、あなたの心と体を癒してくれます。
ホテルライクなリビングの特徴5つ
ホテルライクなリビングには5つの特徴があります。この特徴を満たしていれば、あなたのお家のリビングはホテルライクだといえるでしょう。
5つの特徴をクリアするための具体的な対策もふまえて、次の項目でお話ししています。簡単にできそうな項目から読み進めてみてください。
- 色を統一させる
- 高級な素材の家具を選ぶ
- 間接照明を上手に使う
- 隠す収納を活用する
- シンメトリーに配置する
①色を統一させる
ホテルライクなお部屋は、インテリアやファブリックの色が統一されています。
そのためにカラーの黄金比である【ベースカラー:アソート(メイン)カラー:アクセントカラー=70%:25%:5%】を意識しましょう。
例えば【アイボリー70%:ダークブラウン25%:レッド5%】のように、3色以内で調和を取るようにします。色のバランスが上手に取れたお部屋は、センスよく見える空間だといえます。
あなたが望むホテルライクなリビングも色を統一させるため【70%:25%:5%】とまとめましょう。居心地の良さや空間が放つ雰囲気は、おしゃれで洗練されたものになります。
②高級な素材の家具を選ぶ
ホテルライクなリビングの特徴は、なんといっても家具のラグジュアリー感です。使われている家具そのものが高級であるために、雰囲気自体が高級感を醸し出していますよね。
ゼロからお部屋をつくる予定の方は家具の新調も視野に入れられるでしょう。しかし既に家具をお持ちの方やコストを抑えたい方にとって、高級家具の買い替えは簡単なことではありません。
コストを抑えて今ある家具を活かしたホテルライクな部屋作りのコツは、以下の3つです。
- 明度や彩度の低い家具を選ぶor残す(暗めの色、落ち着いた色)
- アクセントや小物は、煌びやかなゴールドを選ぶ
- 黒を基調とした部屋にする
白木の家具なら市販の塗料を使って落ち着いた色に塗り直せます。アートを飾る額やディスプレイの小物にゴールドをあしらうのも、ひとつのアイデアですよね。
3つの条件に当てはまるよう意識して、あなた好みのホテルライクなリビングをつくっていきましょう。
③間接照明を上手に使う
ホテルライクなリビングは「間接照明を上手に使って」います。非日常的な雰囲気は間接照明がキモです。
ホテルではメインの照明とは別に柔らかい灯りをいくつも設けてあり、リラックスできますよね。同じように灯りを柔らかくし、間接照明を増やしましょう。
おすすめの間接照明は3つあります。「ブラケットライト」はスポットライトとして、壁のアートを照らすのにピッタリです。
また、床から照らす「フロアライト」は部屋の隅やソファの横に置くと雰囲気が出ます。そしてサイドテーブルやローチェスト、ベッドサイドに置いて楽しめる「テーブルライト」です。
ホテルライクを楽しむために照明を柔らかくしたり、間接照明を増やしたりするとそれらしくなります。居心地も良くなってリラックスできますので、ぜひ試してみてください。
④隠す収納を活用する
ホテルライクなリビングをつくるには、隠す収納を活用する必要があります。
ホテルに泊まった時のことを思い出してみてください。部屋の中には生活感がありませんでしたよね?同じくホテルライクなリビングにも生活感がありません。
目に見える場所には美しいアートや整ったディスプレイが非日常的な空間を醸し出しています。
ホテルライクなリビングを再現するには見せる収納や隠す収納を工夫して、非日常的な雰囲気を出したり、生活感のあるものは見えないようにしたりする必要があります。
見せる収納を最大限に生かすためTVのリモコンや箱ティッシュ、ゴミ箱などの生活感を感じさせるものは見えない場所に収納しましょう。
それから家具や観葉植物を左右対称に配置したり、ディスプレイ棚には余白を残しながら飾り付けをしたりと空間を演出しましょう。
見せる収納を最大限に生かすため、隠す収納を活用して生活感をなくすと、あなたのリビングはホテルライクな空間に変わります。
⑤シンメトリーに配置する
「シンメトリー(左右対称)」に配置することは、ホテルライクな部屋作りに欠かせません。
シンメトリー配置は心理的に落ち着きや安心感を与えます。この効果を利用して、ホテルの多くはインテリアの配置が「シンメトリー」です。
この配置を参考にして、ホテルライクなリビングづくりもシンメトリーにしてみましょう。
スタンドライトを左右対称にしてみる、ソファーのクッションを左右対称にする、テレビボードの両脇に同じ大きさの観葉植物を置くなど、ほんの少しの工夫で空間がスッキリします。
居心地のいい空間づくりのため「シンメトリー」を取り入れましょう。あなたのリビングがホテルライクに変わります。
ホテルライクをキープするために気をつけること
ホテルライクなリビングをキープするには、日々の心がけが大切です。具体的に心がけておくといいことが3つあります。
- ものを片付ける時は、必ず定位置にしまう
- ものを増やさない
- 毎日そうじする
ホテルライクな空間をキープするために、物を片付けるときは場所を決めておいた方が楽です。手間がかからないうえ、習慣化しやすいと言えます。さらに物を増やさないこと、毎日掃除することが大切です。
筆者は昔、模様替えにハマっていた時期があり、よく部屋の配置換えをしていました。
せっかく新しい雰囲気の部屋になっても、マメにそうじや整理整頓をしていなかったり、テイストと違う雑貨を買い足していたりするとすぐに乱雑な部屋になっていました。
美しい雰囲気をキープするために毎日そうじや整理整頓を心がけたり、物を増やさないように気をつけたり、毎日少しづつで良いので積み重ねていきましょう。
【まとめ】ホテルライクなリビングで快適な時間を過ごそう!
今ある家具を活かして、あなたのリビングもホテルライクな雰囲気にできます。以下の3つを意識してみてください。
- ファブリックを統一する
- アートや観葉植物をおく
- 収納を工夫し、出ているものを減らす
ホテルライクなリビングで過ごすメリットは次の3つです。
- 洗練された空間で過ごせる
- 非日常的な空間が楽しめる
- リラックスしてくつろげる
ホテルライクなリビングの特徴は次の5つです。ホテルライクな空間に模様替えする際は、この5つを意識してくださいね。
- 色を統一させる
- 高級な素材の家具を選ぶ
- 間接照明を上手に使う
- 隠す収納を活用する
- シンメトリーに配置する
ホテルライクな雰囲気に模様替えするといっても、きちんと計画を立ててから実行したいものですね。まずはリモコンの片付ける場所を考えたり、電源コードのカバーをつけたりするなど、収納を見直すところから始めると良いかもしれませんね。
ホテルライクなリビングをつくる際のお手伝いになれば嬉しいです。
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- 2,連絡先:tealbluelychocolate39@gmail.com
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