ホホバオイルといえば、スキンケアのイメージがあると思いますが、髪にも潤いやツヤをもたらすなどの効果があり、ヘアケアをする際にぴったりのオイルなんです。
なので、この記事では、ホホバオイルの特徴やヘアケアをすると得られる効果、他にもヘアケアする際の注意点と効果的な方法に加えてホホバオイルの選び方を紹介します!
ホホバオイルに興味がある方や、ホホバオイルをヘアケアで効果的に使いたい方は、ぜひ最後まで読んでみてくださいね。
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ホホバオイルの特徴って?スキンケアだけじゃないの?
ホホバオイルは、ホホバという植物からとれるオイルで、しみ・たるみ・しわ・くすみなどを予防する栄養素が含まれています。
なお、ホホバオイルの主成分は、「ワックスエステル」ですが、肌のバリア機能を保護してくれる上に、高い保湿機能を持つ点が特徴です。加えて、人の皮質にも約20~30%ほど含まれている成分でもあります。
なので、ホホバオイルはどんな肌質とも馴染みやすいんです。また、肌だけではなく髪にも潤いをもたらしたり、頭皮の汚れが落ちやすくなったりとヘアケアでも嬉しい効果がありますよ。
ここまで、ホホバオイルの特徴を紹介しましたが、ここからは、そんなホホバオイルでヘアケアをすると得られる効果や、ホホバオイルでヘアケアする際の注意点を詳しく紹介していきますね。
ホホバオイルでのヘアケア効果①潤いとツヤを与える
ホホバオイルでのヘアケアで得られる効果の1つ目は、潤いとツヤです。ホホバオイルは、水分保持機能が高いため、乾燥ぎみの髪や頭皮に潤いとツヤをもたらしてくれる点があります。
加えて、髪や肌のバリア機能も高めてくれるため、日焼けなど外的ストレスからのダメージも防げますよ。
また、潤いはありますが、他のオイルと違ってべたつきが少ないので、使用しやすいんです。
もちろん、肌のスキンケアにも使えるオイルなので、余分に使ってしまった時は、そのまま顔や腕などに使用すると、体全体が潤いますよ。
ホホバオイルでのヘアケア効果②頭皮の汚れを落とす
ホホバオイルでのヘアケアで得られる効果の2つ目は、頭皮の汚れを落とすことです。先述したように、ワックスエステルが含まれているため、人の皮質と馴染みが良く、頭皮の汚れが浮きやすくなる点があります。
なので、頭皮の汚れを落としたい時は、シャンプー前にホホバオイルで頭皮マッサージをすると、毛穴に溜まった汚れが落ちてスッキリしますよ。
また、頭皮の汚れが落ちると、痒みやフケも軽減されるので、嬉しいことが続きます。
加えて、皮脂の汚れも落ちるため、頭皮のニオイ原因となる皮脂の酸化を防ぎ、頭皮のニオイも抑えることができます。
ホホバオイルでヘアケアする際の注意点①保存場所と温度
ホホバオイルでヘアケアをする際の注意点1つ目は、保存場所と温度です。ホホバオイルの適している保存場所は冷暗所で、適温は26℃とされています。
なお、ホホバオイルは、腐らないオイルとも言われていますが、直射日光に当たる場所での保存は避けましょう。
また、ホホバオイルは10℃以下になると、固まることがあります。しかし、常温でしばらく置くと元通りになりますよ。加えて、品質に問題はないので、安心してお使いください。
ホホバオイルでヘアケアする際の注意点②アレルギー反応
ホホバオイルでヘアケアをする際の注意点2つ目は、アレルギー反応です。肌に馴染みやすいオイルなので、アレルギー反応を起こすことはほぼないですが、前もって以下のパッチテストをしておきましょう。
- ホホバオイルを二の腕の内側に10円玉サイズほど塗り、絆創膏を貼る
- 30分ほど待って、塗った部分に痒みや腫れがないか確認する
- 問題がなければ、2日間洗い流さず、様子を見る
もしパッチテスト中や後に、湿疹や痒みなど異常が見られた場合は、ヘアケアやスキンケアなどを控えてくださいね。
ここまで、ホホバオイルでヘアケアをすると得られる効果や、ヘアケアする際の注意点を紹介してきましたが、実際にホホバオイルでヘアケアをするとなれば、より効果的な使い方をしたいですよね。
また、使うにあたってより良いホホバオイルを選びたいと思われるのではないでしょうか。なので、ここからは、実際にホホバオイルをヘアケアで効果的に使う方法と、ホホバオイルの選び方を紹介していきますね。
ヘアケアで効果的に使う方法①頭皮マッサージ
ヘアケアで効果的に使う方法1つ目は、頭皮マッサージです。先述したように、ホホバオイルで頭皮マッサージをすると、頭皮の汚れやニオイ除去の効果が高まります。
なお、マッサージをする際は、事前にブラッシングをして指通りをよくしておきましょう。また、髪が乾いた状態で、以下の手順にそってマッサージをしてみてくださいね。
- 手のひらに、ホホバオイルを4~5滴を垂らして伸ばす
- 指の腹を使って、頭皮全体を引き上げるように円を描きながらマッサージする
マッサージは、自分が心地よいと感じる強さでしましょう。頭皮マッサージの頻度についてですが、目安は週に一回です。頭皮や髪のベタつき具合に合わせて、おこなってみてくださいね。
ヘアケアで効果的に使う方法②トリートメントに含める
ヘアケアで効果的に使う方法2つ目は、トリートメントに含めて使うことです。ホホバオイルをトリートメントに含めて使うと、保湿効果をより高められます。
ただ、ホホバオイルを洗い流すトリートメントに含めるか、洗い流さないトリートメントに含めるかで手順が変わるため、それぞれ分けて紹介しますね。
なお、髪の乾燥や痛みが気になる方は、洗い流さないトリートメントに含めるのがおすすめですよ。
洗い流すトリートメントに含める場合
ホホバオイルを洗い流すトリートメントに含める場合の手順は、以下です。
- トリートメントにホホバオイルを1~2滴たらして混ぜる
- 混ざったら髪に馴染ませ、5~10分ほど放置する
- 時間が経ったら、ぬるま湯ですすぎ洗いをする
なお、髪に馴染ませる際、髪をタオルやラップで包むと、トリートメントがより馴染み、ホホバオイルの効果が浸透しますよ。
洗い流さないトリートメントに含める場合
ホホバオイルを洗い流さないトリートメントに含める場合の手順は、以下です。
- ホホバオイルをトリートメントの3分の1~半分の量をたらして混ぜる
- 毛先から順に上にかけて、トリートメントを髪に馴染ませる
- 馴染ませ終わったら、髪をクシでといて終わり
ヘアケアで効果的に使う方法③ドライヤーやヘアアイロンの前に
ヘアケアで効果的に使う方法3つ目は、ドライヤーやヘアアイロンの前に使うことです。ホホバオイルは熱に強く、髪をコーティングしてくれるため、ドライヤーやヘアアイロンによる熱のダメージも防げます。
なので、ドライヤーやヘアアイロンを使う前に、以下の手順で、ホホバオイルをつけてみてくださいね。
- 髪をタオルドライする
- 髪をクシでとかし、ホホバオイルを馴染ませやすくする
- 適量のホホバオイルを毛先から順に上にかけて、髪に馴染ませる
ホホバオイルが髪に馴染んだら、ドライヤーやヘアアイロンをしましょう。また、ホホバオイルの適量についてですが、あなたの髪の傷み具合や乾燥具合で調整してみてください。
なお、特に髪は毛先が乾燥しやすいため、毛先をよく馴染ませておくことがポイントですよ。
ホホバオイルの選び方って?自分に合ったホホバオイルを選ぼう
ホホバオイルの選び方ですが、信頼性が高いといわれているオーガニック認証のあるものを選びましょう。
また、ホホバオイルには以下の2種類がありますが、基本的な効果は一緒です。ただ、ゴールデンホホバオイルの方がクリアホホバオイルよりも値段が高めです。
- ゴールデンホホバオイル:黄金色で、ホホバオイル独特の香りがするが、栄養度は高め。
- クリアホホバオイル:無色透明で、ホホバオイル独特の香りはないが、栄養度は低め。
ホホバオイルの効果を最大限に発揮させたい場合は、栄養度がより高いゴールデンホホバオイルを使ってみてくださいね。
また、ヘアケアのみの効果を体感したい方や、敏感肌の方はクリアホホバオイルを使うのがおすすめですよ。
ホホバオイルで健康的な美髪を手に入れよう!
以上、ホホバオイルの特徴やヘアケアをすると得られる効果、他にもヘアケアする際の注意点と効果的な方法に加えてホホバオイルの選び方を紹介してきました。
ホホバオイルはスキンケアで注目されがちですが、ヘアケアにも使える万能なオイルです。なお、スキンケアとヘアケアで兼用に使えるのはホホバオイルの特権ですよ。
また、使用するタイミングもお風呂に入る前や入った後なので、取り入れやすいのではないでしょうか。
あなたに合ったホホバオイルで、ぜひヘアケアをし、健康的な美髪を手に入れてみてくださいね。