もちがよく、自然な仕上がりになることで近年人気のジェルネイル。しかしながら、オフしようと思ったとき「セルフでオフできるの?どうすればいいの?」と思った方もいるのではないでしょうか。
ネイルサロンでオフしてもらうとなると、それだけでかなりの費用がかかってしまいます。「できればオフにお金はあまりかけたくない」というのが正直なところですよね…。
本記事では、ジェルネイルはセルフでもオフできるのか、またセルフオフに必要なものや方法、コツなどについて紹介していきます。
ジェルネイルをセルフオフできれば、その分浮いたお金をもっと有効活用できるかも?!ジェルネイルのセルフオフ方法を身につけたい方はぜひ、最後までこの記事をお読みくださいね。
出典:https://www.photo-ac.com/main/detail/2050898?title=%E3%82%B8%E3%82%A7%E3%83%AB%E3%83%8D%E3%82%A4%E3%83%AB%E3%81%AE%E3%82%AA%E3%83%952&searchId=4257042610#
ジェルネイルはセルフでもオフできる?
「ジェルネイルって自分でオフできるものなの…?」「やっぱりプロじゃないと難しいの…?」「何を使ってどうやればいいの…?」といった疑問や不安を抱く方も多いのではないでしょうか。
しかし、心配する必要はありません。ジェルネイルはセルフでも簡単にオフできてしまうのです!
セルフでオフするのに必要なものも安価で揃えることができ、慣れればネイルサロンでオフしてもらうのと変わらない所要時間でオフできます。
方法も簡単な3ステップでできますので、安心してくださいね。それでは以下でジェルネイルのセルフオフについて、詳しくみていきましょう!
セルフでのジェルネイルオフにかかる所要時間は?費用は?
初めてセルフでジェルネイルをオフする場合は、およそ60分程度かかると考えておくと良いでしょう。慣れれば所要時間も短くなりますが、最初はやはり時間がかかってしまいます。
一方、ネイルサロンでジェルネイルをオフしてもらった場合の目安としては30分~50分ほど。セルフオフより時間と手間がかからないのは確かです。
しかしながら、ネイルサロンでのジェルネイルオフの料金相場は3000円~4000円程度です。これはかなりの出費ですよね。
セルフオフに必要なものは100均で買い揃えることができますし、慣れればオフにかかる時間も短縮できるはず。ご自身でオフできた方がお得ですので、以下の記事を読んでぜひチャレンジしてみましょう!
ジェルネイルのセルフオフに必要なもの
続いてはジェルネイルのセルフオフに必要なものを紹介していきます。
上述の通り、ジェルネイルのセルフオフに必要なものは全て100均で揃えることができてしまうのです!
ですがもしかしたら、すでにあなたがお持ちのものもあるかも。以下を参考にしながら、まずはジェルネイルオフに必要なものが家にあるかチェックしていきましょう!
- ジェルオフリムーバー(アセトン)
- 爪やすり(目の粗いタイプ&細かいタイプ)
- コットン
- アルミホイル/ネイルクリップ
- ウッドスティック
ジェルオフリムーバー(アセトンでもOK)
ジェルネイルをオフする際、必須なのがジェルオフリムーバーです。
ジェルオフリムーバーの成分として多く含まれるアセトンがジェルネイルを落とす役割を果たしています。ですので、アセトンそのものでも代用可能ですよ。
ジェルオフリムーバーの代用として「除光液」を使うのはNG。除光液はアセトンが少ないので、ジェルネイルをオフすることができません。必ずジェルオフリムーバーまたはアセトンを用意してくださいね。
爪やすり(目の粗いタイプ&目の細かいタイプ)
ジェルネイルを削り落とす際に用いるのが目の粗い爪やすり、そして目の細かいタイプは仕上げの際に用います。
目の粗いタイプの目安としては80グリッドのもの。かなり粗いので削り落としやすいのが特徴です。
目の細かいタイプは仕上げで使うものですので、お好みで選んでいただければOKです。
コットン
コットンはジェルオフリムーバーやアセトンを染み込ませる時に使います。
使う際は4等分にちぎってからさらにほぐし、ふわふわの状態にしておくことでリムーバーの液をしっかりと染み込ませることができます。
アルミホイル/ネイルクリップ
リムーバーの液は揮発性ですので、放置していると蒸発してしまいます。
それでは液をコットンに染み込ませた意味がなくなってしまいますので、蒸発を防ぐためにアルミホイルを用います。
蒸発を防ぐのに適しているのはアルミホイルですが、指を動かすとすぐにはずれてしまいます。それが気になる方はネイルクリップを用意するのもよいでしょう。
ネイルクリップの場合、アルミホイルに比べると液は蒸発しやすいですが、指に挟むことではずれにくくなるだけでなく、コットンを爪に密着させることができるため液がジェルに浸透しやすくなります。
ウッドスティック
リムーバーでふやかしたジェルネイルをそぎ落とす際に使います。使用回数を重ねると先端が丸くなって使いづらくなりますので、その場合は爪やすりで削って尖らせておきましょう。
ジェルネイルのセルフオフにあるとよいもの
ジェルネイルを落とすために必ず必要、というわけではありませんが、セルフオフをするにあたって用意しておいたほうがよいものもあります。
以下でそれらを紹介しますので、ぜひこちらも用意しておくとより良いでしょう。
- キューティクルオイル
- マスク
キューティクルオイル
キューティクルオイルは、爪や爪周りの皮膚を保湿して乾燥から保護するためのものです。
ジェルネイルをオフする際にはやすりを使って削る作業を行うため、どうしても爪が乾燥してしまいます。
爪が乾燥すると爪が割れやすくなったり、ささくれがすぐにできてしまったり。また二枚爪になることもあります。
乾燥による爪のトラブルが多い人は特に、キューティクルオイルオイルを使うことをおすすめします。
マスク
やすりで爪を削るとその削りカス、いわゆるファイルダストが発生します。
ジェルネイルのジェルは合成樹脂と呼ばれる化合物でできたものであり、決して体にはよくありません。
月一回程度であれば健康被害は生じないと言われていますが、あまりに大量に吸い込むと喉や肺に悪影響を及ぼすこともあります。
ですので、気になる方や喉・肺が弱い方はマスクも用意しておくと良いでしょう。
【3ステップ】セルフオフの方法①やすりで表面を削る
セルフオフの準備が整ったら、早速セルフオフを始めていきましょう!以下でジェルネイルのセルフオフ方法を簡単3ステップで紹介していきますね。
まずは目の粗いやすりを使って表面を削っていきます。自爪がうっすらと透けて見える程度まで、色の層を削り取るイメージで行っていきましょう。
ここで色の層をしっかりと削っておくことで、のちの工程でアセトンが浸透する時間が短縮され、ジェルネイルが落ちやすくなりますよ。
【3ステップ】セルフオフの方法②アセトンでふやかす
爪の表面を削り終えたら、ふわふわにほぐしておいたコットンにジェルオフリムーバー(アセトン)を染み込ませ、爪表面にしっかりと密着させて液を浸透させます。
そしてコットンの上からアルミホイルを指に隙間なく巻き付け、アセトンが蒸発しないように保護した状態で15分~20分間放置してください。
ネイルクリップをお持ちの方は、ネイルクリップでコットンを爪に密着させた状態で15分~20分間放置しましょう。
【3ステップ】セルフオフの方法③残った部分を削って仕上げ
15分~20分間放置したらコットンをはずし、ウッドスティックをつかってふやけたジェルネイルを取り除きます。
爪先はジェルが残りやすいため、残っていた場合は目の比較的細かい爪やすりを使って、自爪を傷つけないよう力加減に注意しながら削り落として仕上げていきます。
最後に、キューティクルオイルをお持ちの方は爪表面や爪周りにオイルを塗り、指でなじませて保湿しておきましょう。以上でジェルネイルのセルフオフは完了です!
ジェルネイルをきれいに落とすコツ
続いては、ジェルネイルをきれいに落とすコツを2つ紹介します。
以下の2つを知っておくだけでもセルフオフがスムーズにでき、所要時間を短縮できますよ。必ず確認しておきましょう!
- アセトンをできるだけ蒸発させない
- 手指が温かい状態でオフを行う
アセトンをできるだけ蒸発させない
上述した通りアセトンは揮発性です。ですので油断しているとすぐに蒸発してしまいます。
ジェルネイルを落とすにはアセトンで爪のジェルをふやかす必要がありますので、肝心のアセトンが蒸発してしまっては全く意味がありませんよね。ですのでアセトン蒸発は厳禁です!
アセトンが蒸発しないようアルミホイル等で隙間なく指を覆っておくことで、ジェルにアセトンがしっかりと浸透するためジェルもスムーズに落とせます。
手指が温かい状態でオフを行う
手指が温かい状態であれば、アセトンが浸透が早まってジェルがふやけやすくなります。ですので手指が温かい状態でのオフが最も最適です。
とは言っても、冬場は指先が冷えがちですよね。「冷え性だから手指がずっと冷たい」なんて方もいるでしょう。
そのような方は、こたつやカーペットで温めてあげたり、カイロを使いながらオフするとジェルが落ちやすくなるのでおすすめですよ。
ジェルネイルのセルフオフにおける注意点
ここで、ジェルネイルをセルフオフする際の注意点も確認しておきます。爪を傷めてしまってはネイルをしばらくお休みせざるを得なくなりますのでしっかり頭に入れておいてくださいね!
- 自爪を削らないようにする
- ジェルネイルを無理やり剥がさない
自爪を削らないようにする
セルフオフの工程で爪表面の色の層を削る際、勢い余って自爪まで削ってしまう可能性があります。目の粗いやすりを使いますので、削りすぎてしまうと自爪に傷が入ってしまうかもしれません。
傷が入ると爪の乾燥が進行し、爪が割れたり、二枚爪になるなど爪トラブルを引き起こす原因になりかねませんので、自爪まで削ってしまわないよう丁寧にオフしていきましょう。
ジェルネイルを無理やり剥がさない
アセトンでふやかしたジェルネイルをウッドスティックで取り除く際、アセトンが十分に浸透しておらずうまくジェルネイルを取り除くことができない場合もあるかもしれません。
しかしその際、絶対にやってはいけないのが「無理やり剥がす」こと。無理やり剥がすとジェルネイルだけでなく爪表面までもが剥がれてしまい、自爪がひどく傷んでしまいます。
もしうまく剥がせそうにない場合は、再度コットンにリムーバーをたっぷりと染み込ませて爪表面にのせ、アルミホイル等を巻きつけてしっかりとジェルをふやかしましょう。
まとめ:ジェルネイルはセルフでも簡単にオフできる!
今回の記事では、ジェルネイルはセルフオフできるのか、またセルフオフに必要なものや方法、コツなどについて紹介しました。
ジェルネイルのセルフオフ、以外と簡単にできそうですよね。また費用面に関しても、ネイルサロンだと3000~4000円かかるところ、セルフなら数百円でできてしまいます。
家にないものがあれば、お近くの100均に行って必要なものを買い揃え、早速セルフオフにチャレンジしてみましょう!
この記事で紹介した正しいセルフオフの方法を身につけ、自爪を傷つけないよう気をつけながらジェルネイルを存分に楽しんでくださいね。