Dポイントはスマホ代に当てられることを知っていますか。最近ではコンビニやスーパーなどでも使えるDポイントですが、スマホ代の一部に当てて支払うことができます。
しかしDポイントをスマホの通信費の支払いで使うと、ポイントの還元率が下がってしまうためお店やネットショッピングなどの支払いで使った方がお得な場合もあります。
今回はDポイントでスマホの通信費を支払う方法と、お得な貯め方や活用方法について紹介していきます。
(アイキャッチ画像出典:https://www.pakutaso.com/photo/34206.html)
Dポイントとは
Dポイントとは、その名の通りドコモのポイントです。携帯電話の支払いはもちろん、最近ではバーコード決済サービスであるd払いなどでも貯めることができるポイントです。
携帯電話購入時に使う人も多いDポイントですが、現在では商品の購入や携帯電話料金の支払いにも使うことができます。
Dポイントには通常ポイントと期間限定ポイントの2種類があるため、それぞれの違いについて紹介します。
通常のdポイント
携帯電話購入時や、街でのお買い物、ネットショッピングなどで使えるdポイントは、ポイント取得時から48ヶ月の利用制限があります。
ドコモで携帯電話を購入したポイントがそのままだったり、dカードを作ったままポイントを使っていない人はうっかり失効していることがあります。
期間限定dポイントとは
Dポイントは通常利用で貯まるポイントとは別に、期間限定のdポイントというものがあります。
これは他社サービス利用のキャンペーンなどで、エントリーするとポイントが倍になるものが期間限定ポイントとして加算されることになります。
ポイントによって有効期限が異なりますが、dポイント利用時はこの期間限定ポイントから消費することになっています。
Dポイントを定期的に使う人なら問題ありませんが、貯めるだけなっている人は期間限定ポイントが失効してしまうことがあるため、注意が必要です。
スマホ代金全額をDポイントでは支払えない
基本的にスマホの基本料金やドコモ光などの使用量にdポイントを使うことができます。しかし支払えない料金があります。
- 他社接続サービス通信量(0570や0180など)
- 機種分割支払い金
- コンテンツ使用料
- ユニバーサルサービス料
- 事務手数料・登録手数料
- 工事料
- 解約金
- 料金明細サービス使用量
Dポイントでは携帯電話の分割金や、ナビダイヤルなどの使用量、各種手数料などに当てることができません。
ドコモの月々の料金をDポイントを使って丸々浮かせることはできないので、注意しましょう。
スマホ代をDポイントで支払うには主回線・子回線で手続きが必須
携帯電話の契約では、主回線と呼ばれる代表者と、その契約に付随した子回線という存在があります。
単身の場合はあまり問題とならないですが、家族で契約していると、子供の利用料金だけポイントで払いたいというケースもあるかと思います。
その場合、代表回線からはdポイントを使うことができません。子回線から手続きする必要があります。
また、dポイントは2種類あると説明しましたが、スマホ代の支払いに期間限定ポイントを使うことができないため、あわせて注意が必要です。
Dポイントでスマホ代に当てる手続き方法
Dポイントをスマホ代に当てるための手続きは、dポイントクラブから手続きすることで使うことができます。
- dポイントクラブにアクセスする
- 「つかう」タブをクリック
- ケータイドコモ光サービス料金の支払いにつかうをクリック
- ケータイ/サービス料金の支払いまたはドコモ光料金の支払い
使うためにはdポイントクラブの会員になる必要はありますが、会員登録さえしていれば手順は簡単です。
Dポイントでスマホ代を支払った時の確認方法
Dポイントでスマホ代に当てると基本的に翌月に反映されます。実際にdポイントが使われたかを確認する方法としては、次の方法で確認できます。
- Dポイントクラブへアクセス
- 「メニュー」バーを開き、「設定・確認」をクリック
- Dポイントの確認をクリック
このように、dポイントクラブのサイトを通じてdポイントの利用履歴を確認することができます。
dポイントクラブはdポイントを使ったり貯めるのはもちろんですが、契約年数に応じて利用できる特典やクーポンなども利用できるため、ブックマークしておくことがおすすめです。
Dポイントをスマホ代に当てるポイント数は上限がある
Dポイントでスマホ代を払う時、支払えない料金や各種サービスの割引の料金を除外した基本料金からポイントが使われる仕組みになっています。
そのため、申し込んだポイント数が対象となる使用料金の金額より上回る場合は、翌月に繰り越して使われることとなります。最大6ヶ月まで繰り越すことが可能です。
また、1回に使えるdポイント数に限りがあるので、スマホ代に当てる際に参考にしてみてください。
- ドコモの回線を持っている場合は30000ポイント
- ドコモの回線を持っていないサービス量の支払いは5000ポイント
- ドコモ光契約者のドコモ光使用量は5000ポイント
6ヶ月を超えてもポイントが使い切れなかった余ったポイントは、失効してしまいます。
ポイントキャンセルも出来ないため、スマホ代をポイント利用に当てる時にはどの程度使うか考える必要があります。
Dポイントをスマホ代に当てるのはお得でない
Dポイントでスマホ代を支払う方法について説明してきましたが、dポイントをスマホ代に当てるのはあまりお得でありません。
理由としては、ドコモの携帯代を支払う時のポイント還元率が高いのですが、支払いをDポイントに当ててしまうと、還元率の高い携帯料金のDポイントを貯められないからです。
失効する前にDポイントをどうしても消費したい場合は別ですが、複数台契約している人にはデメリットとなります。
複数台契約している人はdカードゴールドがおすすめ
支払い方法でお得に貯められる方法として、ドコモのクレジットカードであるdカードゴールドで支払うと、携帯電話料金1000円あたり10%のポイント還元があります。
dカードゴールドは年会費は11000円なのですが、ドコモの携帯料金が10000円だとしたら、年間12000ポイントも貯めることができるため、容易に元を取ることができます。
複数台支払っている場合は、dカードゴールド1枚につき1回線のみなのですが、家族カードは1枚目が無料で2枚目以降が1100円で作ることができるため、ポイントが貯めやすいです。
dポイントはポイント共有グループを組むことが可能です。そのため、家族分支払っているからまとめて使うことができるため、複数台契約してる人はdカードゴールドがおすすめです。
dカードゴールドが合う人・合わない人
dカードゴールドとはポイント還元がアップするカードです。複数台契約している人はお得と説明しましたが、その他にもお得になる事があります。
それぞれのdカードのメリットが受けれる人と受けれない人について分けたので、ドコモの料金をお得にしたい人は見てみてください。
dカードゴールドが合う人
Dカードゴールドは他社のクレジットカードと比べても還元率が高いカードとして有名です。そのため、携帯電話料金が月に1万円超えなくてもお得な場合があります。
それは年間の買い物で100万円超える場合です。年間で100万円は難しいと思う人も多いと思いますが、水道、ガスなど公共料金支払いも含めた総支出と考えると難しくないでしょう。
年間100万円以上で1万円以上のクーポンを贈呈されるため、年会費の金額を相殺でき、携帯代のポイントが溜まりやすいといったメリットを受けることができます。
またdカードゴールドの特典として、スマホ購入後3年間まで購入費用を10万まで保証してくれるサービスもあるため、スマホ保険代も浮かすことができます。
Dカードゴールドが合わない人
Dカードゴールドの恩恵を受けれない人は、ドコモでの利用料が少なかったり、クレジットを使わない人となります。
年会費が1万円もかかるため、あまり使わない人はdカードゴールドではなく、dカードでの支払いでも良いでしょう。
Dポイントを効率よく貯めるにはd払いもお得
Dポイントを貯めるためにはdカードゴールドと並行してd払いを使うことで、ポイントの2重取りができます。
- d払いでの支払い方法をクレジットカード支払いにする
- クレジットカードの登録をdカード・dカードゴールドにする
- 支払う時にd払いのアプリにあるdポイントを提示する
- d払いで決済する
バーコード決済としてはPayPayが先行していますが、d払いも使える店舗が増えてきているため、ドコモを使っている人にはおすすめです。
またバーコード決済で怖いのは不正利用時の対応ですが、d払いは不正利用を全額保証としているため、不正利用時の保証も安心できます。
商品の支払い時にdポイントを使って決済することができるため、期間限定のdポイントを消費したい時にも効率よく使うことができます。
まとめ
Dポイントはスマホ代を支払うこともできます。しかし月々の支出を見て、日々の買い物などにポイントを当てる事の方がおすすめです。
- Dポイントはスマホの基本使用料に当てることができる。
- Dポイントは2種類あり、期間限定ポイントはスマホ代に当てることができない。
- スマホ代よりも街の買い物などでDポイントを使う方がお得
- 家族など複数台契約しているならDカードゴールドを契約しよう
Dポイントはスマホの支払いに使うことが出来ますが、ポイントの中でも一部しか使えなかったりなど制限もあり、支払いにdポイントを使うのはあまりお得ではありません。
最近ではドコモはdポイント事業を強化しており、d払いやiD払いでのキャンペーンも多く、ポイントが溜まりやすいなど消費者にとってはお得になってきています。
街の買い物ではまだPayPayの方が対応店舗数が多いですが、最近では三井アウトレットでもdポイントが使えるなど店舗数も増えてきています。
効率よく貯めるには、支払いをdカードゴールドにするとポイントが貯めやすくなるため、全体の支出を抑えたいと考える人もおすすめなのでぜひ試してみてください。