「格安スマホで端末のみ購入したいけど、どうやって購入するの?」とお悩みではないですか?
格安スマホのキャリアはたくさんありすぎて、購入方法やお得なキャリアを調べるのは大変ですよね。
しかし、よくわからないまま購入してしまうと、今お使いのキャリアで使用できないケースや割高な価格で購入してしまう可能性があるので要注意です。
本記事では、格安スマホで端末のみ購入する方法やおすすめのキャリア・機種を紹介します。お得な購入方法も解説しますので、本記事を参考にぜひ購入を検討してみてください。
- 格安スマホで端末のみ購入する方法や流れを知りたい
- どの格安スマホで端末のみ購入できるのかわからない
- 一番お得に端末を購入できる方法を知りたい
アイキャッチ画像出典:https://www.photo-ac.com/main/detail/23673460#goog_rewarded
格安スマホで端末のみ購入する流れ
格安スマホで端末のみ購入するための、具体的な流れは以下の通り。
- 購入する端末を決める
- 本人確認書類を用意する
- オンラインストアで注文する
- 端末が届いたらSIMを端末に差し込む
- ネットワーク開通手続きを行う
オンラインストアで購入する際には、本人確認書類が必要になります。事前に準備しておきましょう。書類の写真をスマホで撮って注文時にアップロードする方法が一般的です。
端末が届いたら、SIMを差し込みネットワーク開通手続きを行いましょう。普段お店で手続きをされている方は何をすればいいか戸惑うかもしれませんが、作業自体は簡単です。
同封されているマニュアルや各キャリアのHPで、開通の手順が詳細に説明されています。説明を見てもわからない場合は、チャットや電話などのサポートもあるので安心です。
格安スマホで端末のみ購入する際の注意点
格安スマホで端末のみ購入する際の注意点について解説します。購入時は、以下の3点に注意しましょう。
- 利用中のキャリアで端末が動作するか確認する
- SIMカードのサイズを確認する
- 割引やキャンペーンの対象外となる場合が多い
「動作確認済み端末かどうか」に注意する
各キャリアでは、どのスマホ端末が自社でも問題なく利用できるか独自に検証・調査を行っており、動作確認済み端末として公式サイトで公開しています。
現在利用中のキャリアで動作確認済みでない端末を使おうとすると、通信ができない・一部のサービスや機能が制限される場合があるので注意が必要です。
格安スマホで端末のみ購入する場合は、利用中のキャリアの公式サイトで「動作確認済み端末」となっているか事前に必ずチェックしましょう。
SIMカードのサイズを間違えないよう注意する
SIMカードには、サイズの違いによって複数の種類が存在します。
端末を購入する場合は「どのサイズのSIMカードが使えるのか」「対応しているSIMカードは利用中のキャリアで扱っているか」を確認しましょう。
現在日本で使用されているSIMカードのサイズは3種類あり、現在の主流は「nanoSIM」になっています。
SIMカードのサイズ | |
標準SIM | 縦25mm×横15mm |
microSIM | 縦15mm×横12mm |
nanoSIM | 縦12.3mm×横8.8mm |
SIMのサイズを間違えると、お使いのキャリアでスマホが使えずSIMカードの再発行(有料の場合が多い)が必要になるので注意しましょう。
「割引・キャンペーンの対象かどうか」に注意する
格安スマホでは、端末の割引やキャッシュバックなどのキャンペーンを頻繁に行っています。しかし、端末のみ購入の場合はその対象とならない場合がほとんどです。
各社とも「端末とSIMをセットで購入する」「他社からの乗り換え(MNP)を行う」などを割引の条件としているため、端末を安く購入したい方は注意しましょう。
よりお得にスマホを購入するには、SIMカードとセット購入や乗り換えもぜひ検討してみてください。
格安スマホで端末のみを購入するメリット
格安スマホで端末のみを購入するメリットについて解説します。主なメリットは以下4点です。
- 使いたい端末を好きなキャリアで使える
- 他キャリアへ乗り換え後も使える
- 安く購入できる場合が多い
- オンラインで24時間365日購入できる
使いたい端末を好きなキャリアで使える
端末のみ購入することで、使いたい端末を好きなキャリアで使うことができます。
欲しい・使ってみたい端末があっても現在契約中のキャリアでは取り扱っていない場合、スマホ端末のみを購入できるのは大きなメリットですよね。
使いたい端末にこだわりがある方・今のキャリアを新しい端末で続けたい方は、端末のみの購入がおすすめです。
他キャリアへ乗り換え後も使える
大手キャリア(ドコモ・au・ソフトバンク)で購入した端末は、SIMロックがかかっています。
ドコモで購入した端末は、SIMロック解除手続きを行わない限りドコモ回線を使用しているキャリアでしか使えません。
しかし格安スマホで購入できる端末はSIMフリー端末となっています。面倒なSIMロック解除手続きは不要で、今お使いのキャリアでそのまま使えます。
今後は別のキャリアに乗り換えたい・他の格安スマホも試してみたいという方にも、端末のみの購入はおすすめです。
大手キャリアより安く購入できる場合がある
格安スマホで販売しているスマホは、大手キャリアやメーカー公式サイトに比べて端末価格が安く設定されている場合が多いです。
例えば楽天モバイルで扱っているiPhone 14は、ドコモ・au・ソフトバンクと比べて最安で購入できます。
少しでも安く・お得に購入したい方は、格安スマホの端末価格をぜひチェックしてみてください。
オンラインで24時間365日購入できる
大手キャリアのショップや家電量販店で端末を購入する場合、店舗へ行くまでの手間や時間がかかり、お店でも待たされてしまうことが多いです。
最悪の場合、購入には事前に来店予約が必要だったり、お店に在庫がなかったりする場合があり、せっかく店舗へ行っても無駄足になってしまいます。
しかし格安スマホでは、基本的にオンラインショップでの購入になるので、24時間365日好きなタイミングで購入できます。
店舗に足を運ぶ必要もなく、在庫確認もオンライン上で確認できるので安心・手軽に購入できるのが魅力です。
格安スマホで端末のみを購入するデメリット
続いて、格安スマホで端末のみ購入する際のについて解説します。主なデメリットは以下4点です。
- 購入できるキャリアが限られる
- キャンペーンの対象外であることが多い
- 店員からのサポートを受けられない
- 端末を手に取って確認できない
購入できるキャリアが限られる
格安スマホのキャリアは数多く存在しますが、SIM契約をせずに端末のみ購入できるキャリアは数が限られています。
例えば、格安スマホでも知名度の高いY!mobileでは、Y!mobileやソフトバンクのSIMを契約していない方は端末のみの購入ができません。
本記事で主に紹介する楽天モバイルやIIJ mioなど、端末のみ販売しているキャリアは一部に限られます。
キャンペーンの対象外であることが多い
格安スマホでは、割引クーポンの適用やポイントによるキャッシュバックなど、端末をお得に購入できるさまざまなサービスを積極的に行なっています。
しかし、キャンペーンの多くはSIMとセット契約した場合に限られます。SIM契約なしで受けられる特典もありますが、SIM契約のものに比べるとお得感は少なめです。
また、分割払いではなく一括払いが条件になっている場合も多いので、端末代にあまりお金をかけられない人は注意しましょう。
店員からのサポートを受けられない
格安スマホは、ドコモショップやauショップといった店舗を持たないキャリアが多いです。店舗があるキャリアでも、大手キャリアほど店舗数は多くありません。
格安スマホで端末を購入するには、オンラインショップでの購入が基本になります。よって、購入時に店員からサポートを受けられません。
購入にあたってわからないことや確認したいことは、格安スマホの公式ホームページを見るか、お問い合わせフォームやチャットサポートなどで聞きましょう。
端末を手に取って確認できない
格安スマホの端末は基本的にオンラインでの購入になるため、端末を実際に手に取って確認ができません。
格安スマホやスマホメーカーのホームページ等で、スペックやサイズなどを確認して判断する形になります。
もし実際に触ってサイズ感やデザインを確認したい場合は、家電量販店や大手キャリアのショップなどで展示品に触れてみましょう。
格安スマホで端末のみ購入できるおすすめ機種
格安スマホで扱っている、端末のみ購入できる機種のおすすめをご紹介します。どの機種を買えばいいかわからない方は、ぜひこの中から検討してみてください。
- iPhone14
- iPhone SE(第3世代)
- OPPO Reno5 A
- AQUOS sense6
iPhone14
2022年9月に発売された、iPhoneの最新機種であるiPhone14。前のモデルであるiPhone13と比べて、カメラ性能やバッテリーが大きく進化しました。
最新のチップを搭載しているため、どんなアプリやゲームでもサクサク動作します。カメラのレンズが2つ(Proモデルは3つ)ついており、広角撮影も可能です。
今までiPhoneを使っていた方や、初めてスマホを使い始める方は、機種に迷ったらiPhone14を選べば間違いないでしょう。
iPhone 14 | |
価格 | 119,800円〜 |
CPU | A16 Bionicチップ |
ディスプレイ | 6.1インチ |
本体サイズ | 高さ:147.5mm 幅:71.5mm 厚さ:7.85mm |
重量 | 206g |
背面カメラ | 4800万画素 |
前面カメラ | 1200万画素 |
バッテリー (ビデオ再生時間) |
最大23時間 |
iPhone 14 Pro | |
価格 | 149,800円〜 |
CPU | A15 Bionicチップ |
ディスプレイ | 6.1インチ |
本体サイズ | 高さ:146.7mm 幅:71.5mm 厚さ:7.80mm |
重量 | 172g |
背面カメラ | 1200万画素 |
前面カメラ | 1200万画素 |
バッテリー (ビデオ再生時間) |
最大20時間 |
iPhone SE(第3世代)
2022年3月に発売されたiPhone SE。ひとことで言うと、カメラやCPUなどの性能を抑えつつ購入しやすい価格となった、iPhoneの高コスパモデルです。
性能は抑えられているといっても、搭載されているチップはハイエンドモデルであるiPhone14と同じものになっており、iPhone14と同等の処理能力を持っています。
しかし価格はiPhone14よりも大幅に引き下げられており、端末代を抑えたい方には特におすすめのモデルです。
また、指紋認証が行えるホームボタンがついた唯一のiPhoneでもあります。顔認証ではなく指紋認証にこだわりたい方にも、iPhone SEはおすすめです。
iPhone SE(第3世代) | |
価格 | 62,800円〜 |
CPU | A15 Bionicチップ |
ディスプレイ | 4.7インチ |
本体サイズ | 高さ:138.4mm 幅:67.3mm 厚さ:7.3mm |
重量 | 144g |
背面カメラ | 1200万画素 |
前面カメラ | 700万画素 |
バッテリー(ビデオ再生時間) | 最大15時間 |
OPPO Reno5 A
中国のスマートフォンメーカーであるOPPOのスマホ「Reno5 A」。
価格は4万円程度でミドルクラスのスマホと同じくらいですが、ハイエンドクラス並みの機能が備わった超高コスパモデルとなっています。
カメラ性能も高く、防水・指紋&顔認証・おサイフケータイにも対応している扱いやすいモデルです。
Androidスマホでお悩みの方にはぜひおすすめしたいモデルになっています。
Reno5 A | |
価格 | 39,980円 |
CPU | Snapdragon 765G |
ディスプレイ | 6.5インチ |
本体サイズ | 高さ:162.0mm 幅:74.6mm 厚さ:8.2mm |
重量 | 182g |
内蔵メモリ | 6GB RAM + 128GB ROM |
背面カメラ | 6400万画素 |
前面カメラ | 1600万画素 |
バッテリー容量 | 4000mAh |
AQUOS sense 6
シャープから発売されているスマホ「AQUOS sense 6」。こちらも非常に扱いやすいモデルであり、かつ購入しやすい価格になっているのが魅力です。
ディスプレイはIGZOの有機ELディスプレイを有し、非常に発色の良いものになっています。綺麗な写真や動画を楽しみたい方におすすめです。
また、バッテリー容量が4,570mAhと大容量なので、バッテリー切れを起こしたくない方にも嬉しいモデルになっています。
AQUOS sense 6 |
|
価格 | 34,980円 |
CPU | Snapdragon 690 5G Mobile Platform |
ディスプレイ | 6.1インチ |
本体サイズ | 高さ:152.0mm 幅:70.0mm 厚さ:7.9mm |
重量 | 156g |
内蔵メモリ | 4GB RAM + 64GB ROM |
背面カメラ | 4800万画素 |
前面カメラ | 800万画素 |
バッテリー容量 | 4570mAh |
iPhoneの購入は楽天モバイルがおすすめ
iPhoneを端末のみで購入したい方は、楽天モバイルがおすすめです。大手キャリアと比較して端末価格が最安値になっているので、一番安く購入できます。
楽天モバイルと大手キャリアでのiPhone14・iPhone SEの価格比較表は以下の通りです。
iPhone14 | |||
容量 | 128GB | 256GB | 512GB |
楽天 | 131,800円 | 148,800円 | 181,800円 |
ドコモ | 138,930円 | 161,480円 | 201,740円 |
au | 140,640円 | 161,770円 | 201,925円 |
ソフトバンク | 140,400円 | 161,280円 | 201,600円 |
iPhone SE | |||
容量 | 64GB | 128GB | 256GB |
楽天 | 62,800円 | 69,800円 | 84,800円 |
ドコモ | 65,230円 | 75,097円 | 94,348円 |
au | 70,935円 | 82,190円 | 103,415円 |
ソフトバンク | 73,440円 | 81,360円 | 99,360円 |
さらに楽天モバイルには「iPhoneアップグレードプログラム」というキャンペーンを行なっており、適用させると以下のメリットがあります。
- 48回の分割払いが選べる
- 24回支払い後は最新のiPhoneへ機種変更できる
- iPhoneの返却で最大24回分の支払いが不要
48回払いで月々の負担が減り、24回分の支払いが不要のため、端末購入のコストを抑えられる嬉しいキャンペーンです。131,800円するiPhone14も、65,880円で購入できます。
プログラム適用で楽天ポイント還元も行なっているので、実質の負担はさらに少なくなります。新しいiPhoneが欲しい方は、ぜひ楽天モバイルをチェックしてみましょう。
Androidの購入はIIJ mioがおすすめ
Androidを端末のみで購入したい方は、IIJ mioがおすすめ。
IIJ mioは、SIM契約不要で端末のみ購入できる格安スマホの中で、取り扱っているAndroid端末の機種が非常に多いのが特徴です。
他キャリアでは扱っていない最新の機種も多く扱っているので、自分にぴったりのスマホを選べます。
さらに、端末の値下げやキャンペーンなどが常時行われており、人気のモデルをお得に購入できることもIIJ mioの大きなメリットです。
SIMとセットで端末を購入するとさらにお得
格安スマホで端末のみ購入する方法について解説してきましたが、最もお得に端末を購入するには、SIMとセットでの契約がおすすめです。
例えば楽天モバイルでは、iPhoneトク得乗り換えキャンペーンを行なっており、iPhone14をSIM契約とセットで購入すると最大24,000円相当のポイントが還元されます。
「iPhoneアップデートプログラム」も適用させるとiPhone14の支払い額が131,800円の65,880円となり、ポイントを加味すると実質負担41,880円まで抑えられます。
上位機種になると、最大10万円以上もお得に購入することもできます。毎月の料金プランも大手キャリアよりお得なので、スマホ代を節約したい方はぜひ検討してみてください。
格安スマホで端末のみ購入する際のよくある質問
格安スマホで端末のみ購入する際の、よくある質問をまとめました。以下の3点について解説します。
- 店頭で購入することはできる?
- 注文後どれくらいで届くの?
- 安く購入できる方法はある?
店舗で購入することはできる?
格安スマホはオンラインショップだけではなく、店頭で購入することもできます。しかし、オンラインショップと比べて以下のデメリットがあるので注意しましょう。
- 店舗に在庫がない場合がある
- 混雑時は長時間待たされてしまう
- 大手キャリアと比べて店舗数が少ない
- 店舗がない格安スマホが多い
購入したい端末が決まっている方や、手軽に購入したい場合はオンラインショップでの購入がおすすめです。
しかし店舗には、実物に直接触れて購入できるというメリットがあります。購入したい端末が決まっていない・他の端末と比較したい方は、店舗での購入も検討すると良いでしょう。
注文後どれくらいで届くの?
キャリアにより異なりますが、どのキャリアもおおむね1週間以内には届く場合が多いです。キャリアによっては最短で申し込み後即日発送を行うところもあります。
しかし、申込内容や本人確認書類などに不備があった場合、審査に時間がかかってしまい到着が遅れてしまう場合があります。
最短でスマホを使い始められるように、申込内容の不備がないかチェックしながら丁寧に申し込みを進めるようにしましょう。
安く購入できる方法はある?
格安スマホでは、端末の割引やポイント還元のキャンペーンを頻繁に行っています。現在行われているもの・過去実施されたものをキャリアのホームページで確認してみましょう。
多くの格安スマホでは、SIMと端末のセット購入や他社から乗り換えの方対象に大幅な値引きやキャッシュバックが行われており、さらにお得に購入できます。
キャリアによっては端末の値引きだけでなく基本料金の割引キャンペーンなども行っているので、スマホ代を大幅に節約することも可能です。
どの格安SIMも通信品質や使いやすさは年々向上しているので、今のキャリアで満足されている方も、端末購入を機に乗り換えを検討してみてはいかがでしょうか。
まとめ:使いたい端末を格安スマホでお得に購入しよう
少し前までは、キャリアのショップでスマホ端末を購入する方法が一般的でした。
しかし格安スマホ各社が端末のみ販売するようになり、どのキャリアでも好きな端末が使えるようになりました。
また、SIMと端末セット購入や乗り換えをすることで、端末代だけでなく毎月のスマホ代もお得になるケースが非常に多いです。
今お使いのキャリアに満足していても、ぜひ一度検討してみることをおすすめします。本記事を参考に、ご自身に合ったスマホの購入をぜひ検討してみてくださいね。