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熱帯魚水槽はコケ取り生体で掃除回数を減らそう!管理のコツも紹介

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「熱帯魚を飼い始めたは良いけど、コケが気になる……」「頻繁にコケ取りしなくても良い方法を知りたい!」と思っていませんか?

水槽を管理する上でコケは付き合っていくものと知ってはいても、頻繁に発生すると気が滅入りますよね。

この記事では、熱帯魚水槽にコケができる原因掃除の頻度を抑えられるコケ取り方法を詳しく解説しています。

記事の後半では、水槽内にコケを発生させないポイントも紹介します。ぜひ最後まで読んで参考にして、あなたも今日からコケ掃除の頻度を減らしましょう!

この記事はこんな人におすすめ!
  • アクアリウム初心者で頻繁に発生するコケに悩まされている
  • コケ掃除の頻度を減らして綺麗な水槽を保ちたい
  • おすすめのコケ取り方法を知りたい

(アイキャッチ画像出典:https://www.photo-ac.com/main/detail/4775350?title=%E7%86%B1%E5%B8%AF%E9%AD%9A)

熱帯魚水槽で生えやすいコケの種類

https://www.photo-ac.com/main/detail/3040915?title=%E3%82%B3%E3%82%B1%E3%81%AE%E3%81%A4%E3%81%84%E3%81%9F%E3%83%98%E3%82%A2%E3%83%BC%E3%82%B0%E3%83%A9%E3%82%B9%E3%81%AE%E6%B0%B4%E8%8D%89%E3%81%A8%E6%B5%81%E6%9C%A8

飼育している魚の種類が熱帯魚であるかどうかに拘らず、水槽内に発生しやすいコケは主に4種類あります。

発生しやすいコケの種類は、水槽内の水質によって異なります。同じコケに何度も悩まされないためには、発生したコケの特徴に合わせた掃除をすることが大切です。

コケ掃除をする前に、まずはあなたが悩まされているコケがどの種類か把握しましょう。

主なコケの種類別特徴紹介
  • 珪藻(茶ゴケ)
  • 緑藻(糸状ゴケ)
  • 紅藻(ヒゲ状ゴケ)
  • 浮遊性緑藻(青水)

珪藻(茶ゴケ)

水槽を立ち上げて初期の段階で発生しやすいコケが、「茶ゴケ」と呼ばれる珪藻です。

柔らかいのですぐに取ることができる特徴があり、水中に浮遊して見た目を損ねやすいコケです。

茶ゴケは水中の余った養分を糧にして成長します。そのため、茶ゴケを減らすには餌や肥料の量を見直して適正量にする対策が有効です。

また、水換えやろ材の交換などの洗浄のし過ぎも、水中にバクテリアが定着せず茶ゴケが生える原因となります。

水質を安定させるためには、ある程度除去したらバクテリアを添加して様子を見ることをおすすめします。

  • 餌や肥料は適正量を守る
  • ろ材交換や水換えをしすぎない
  • バクテリアを定着させる
珪藻(茶ゴケ)の特徴
発生条件
  • 水質が不安定
  • 水中の養分が多すぎる
発生箇所 水槽壁面、水草、流木、機材 など
茶色
しつこさ 柔らかい
掃除のしやすさ すぐに取れるが浮遊するため掃除しにくい

緑藻(糸状ゴケ)

緑藻は、1本1本が糸のような形状をしていることから「糸状ゴケ」とも呼ばれています。

緑藻が発生する主な原因は、水槽内が「富栄養化状態」になってしまっているためです。

富栄養化状態とは

水中の栄養素(窒素・リンなど)が必要以上に増加することで、生体や植物が吸収しきれず余った養分を利用してコケが急速に増える状態。

参考:国立環境研究所(https://www.nies.go.jp/kanko/kankyogi/07/05.html)

富栄養化状態を改善しない限り、掃除をしても急スピードですぐに成長してしまいます。

以下のポイントを参考に、まずは水槽内の環境を見直してみましょう。

  • 魚を入れすぎていないか(糞が多くなる)
  • 餌をあげすぎていないか(食べ残しが増える)
  • 水草の肥料は適量か(栄養分過多の可能性)
緑藻(糸状ゴケ)の特徴
発生条件 富栄養化状態
発生箇所 足場を必要としない
(1本が絡まることができる場所があればそこから急成長する)
薄緑、濃緑、茶色
しつこさ 富栄養化である限り成長スピードが速い
掃除のしやすさ 固形肥料を使用している場合は砂利から全て取り除く必要あり

紅藻(ヒゲ状ゴケ)

紅藻は、付着した部分にヒゲのようにふさふさと生えることから「ヒゲ状ゴケ」とも呼ばれています。

紅藻は少しの栄養でも成長する特徴があるため、水槽全体に発生すると完全に取り切ることが難しく、水槽をリセットすることにもなります。

紅藻を見つけたら水槽全体に繁茂する前に対策することがポイントです。

  • 定期的に水換えして水槽内の汚れを取り除く
  • 餌の食べ残しがないかチェックする
  • 水槽全体に繁茂する前に取り除く
紅藻(ヒゲ状ゴケ)の特徴
発生条件
  • 水換え不足
  • 光の量が多すぎる
  • 水質が悪い(リンや硝酸塩が多い)
  • 水質が安定していても発生する場合あり
発生箇所 水流が強い・当たる場所、流木、ガラス面
赤、黒
しつこさ 少しの栄養で成長するため繁殖しやすい
掃除のしやすさ かなり強く付着するため取りにくい

浮遊性緑藻(青水)

水槽の水が緑色に濁った状態になっていたら、浮遊性緑藻の発生を疑いましょう。

一般的に水槽内の水が緑色に濁るのは、富栄養化状態のために好気性の植物プランクトンが大量発生して起こる「青水」であることが多いです。

青水では大量発生した植物プランクトンが水をアルカリ性に傾けてしまうので、弱酸性pHを好む熱帯魚とは相性が良くありません

「水が濁ってきたな……」と思ったら、植物プランクトンを増殖させないような薬剤を使ったり水換えや遮光をしたりなど、対処法を取る必要があります。

  • 水の濁りが白っぽく見える場合がある
    (水抜きすると緑色がはっきりわかる)
  • 弱酸性pHを好む熱帯魚とは相性が悪い
  • 生体に有害な「アオコ」と見分ける必要がある
    (ドブのような悪臭がするか、緑よりも青緑色かどうか)

長期間掃除をしておらず枯葉や糞が蓄積している状態では、「アオコ」が発生している可能性があります。

アオコとは、微細な藍藻類が大量発生したものです。藍藻は有毒な硫化水素を発生させるため、生体が死滅する原因となります。

水が青緑色に濁っていて悪臭を放っており「水槽を立ち上げてから長期間お手入れせずに放置しすぎた……」と心当たりのある場合は、アオコの可能性を疑いましょう。

原因を探って水槽内の環境を改善しても除去が難しい場合は、水槽をリセットすることも考慮しなければなりません。

参考:環境省「アオコってなに?」(https://www.env.go.jp/policy/kenkyu/suishin/gaiyou/pdf/aokobook120606.pdf)

浮遊性緑藻(青水)の特徴
発生条件
  • 富栄養化状態
  • 水換え頻度が少ない
  • 水温が高温(25〜29度)
  • 濾過フィルターが弱い
  • 照明時間が長い
発生箇所 水槽水全体
鮮やかな緑色、くすんだ緑色、青緑色
しつこさ 水槽が安定すれば発生しにくい
掃除のしやすさ 富栄養化状態の改善と水換え等の植物プランクトン除去で改善

熱帯魚水槽のコケ取り方法は3つ!

熱帯魚水槽内のコケを取り除く方法は大きく分けて3つあります。

どの方法も掃除をすることには変わりありませんが、できるだけ手間をかけずに綺麗な状態の水槽を保ちたいですよね。

ここからは、熱帯魚水槽でできるおすすめのコケ対策3つ紹介します。

熱帯魚水槽でできる3つのコケ対策
  • コケ取り生体の導入
  • コケ取り専用の掃除用具を使う
  • コケ取りを業者に依頼する

コケ取り生体の導入

熱帯魚水槽におすすめのコケ対策1つ目は、コケ取り生体の導入です。

コケ取り生体とは、水槽に発生したコケを食べてくれる生き物のことです。

水槽にコケ取り生体を入れておくだけでコケが減っていくので、コケ掃除の頻度を減らすことができます。

コケ取り生体を導入して水槽内のバランスが良くなると、コケ掃除を数ヶ月単位でしなくても綺麗な状態を保つこともできます。

コケ取りに手間をかけたくない方は、コケ取り生体の導入がおすすめです。

コケ取り専用の掃除用具を使う

2つ目は、コケ取り専用の掃除用具を使うことです。コケは種類によって特徴があるため、掃除方法が異なります。

掃除方法例
  • 水中を漂うコケはホースを使って吸引する
  • こびりついているコケは削って剥がす
  • コケを抑制する薬剤を使う など

コケ取り専用の掃除道具がなくてもコケ掃除はできますが、コケ取りに特化した掃除用品を使うことでより簡単に取り除くことができます。

用途に応じて形や値段も様々ですが、コケ取り専用の掃除用品を持っておくと掃除がスムーズに進みますよ。

気になる方は口コミを参考にしたり実際に見に行ったりして、使ってみたいと思うコケ取り専用の掃除用品を選んでみましょう。

コケ取りを業者に依頼する

3つ目は、コケ取りを業者に依頼することです。水槽管理のプロに掃除を依頼することで、コケだらけの水槽も綺麗な状態に蘇らせてくれます。

費用はかかりますが、プロのコケ取りを見ながら水槽管理のアドバイスを受けられるので、今後の管理に役立ちます。

コケを放置しすぎて「自分で水槽をリセットするのは難しそう……」と悩んでいるなら、コケ取りサービスをしている業者にお願いすることも検討してみましょう。

失敗しないコケ取り生体の選び方

コケ取り生体を選ぶポイントは、生えている種類のコケを食べる生体を、水槽の大きさに合わせた数導入することです。

全てのコケを食べてくれる生体はいないため、コケに合わせた生体を入れないとコケが減るどころか増えてしまいます。

また、水槽の大きさに対してコケ取り生体が多すぎると、糞が増えて水質悪化の原因となったり、食べるコケがなくなって餓死したりしてしまいます。

コケ取り生体を導入する際は、あなたの水槽に生えているコケの種類と水槽の大きさに合わせて選びましょう。

失敗しないコケ取り生体の選び方
  • 生えているコケの種類を知る
  • 生えているコケを食べてくれる生体を選ぶ
  • 生えているコケの量に応じた数を導入する

熱帯魚水槽に導入しやすいコケ取り生体5選

https://www.photo-ac.com/main/detail/23355154?title=%E3%83%96%E3%83%83%E3%82%B7%E3%83%BC%E3%83%97%E3%83%AC%E3%82%B3

熱帯魚水槽に導入しやすいコケ取り生体とは、熱帯魚と同じ弱酸性pHの水質を好み、気性が穏やかな生体のことです。

ここからは、熱帯魚水槽に導入しやすいコケ取り生体を5種類紹介します。

食べてくれるコケの種類や注意点など特徴も紹介しますので、あなたが悩まされているコケに合わせたコケ取り生体の導入を検討してみてください。

熱帯魚水槽におすすめのコケ取り生体5選
  • オトシンクルス、オトシンネグロ
  • プレコ
  • ブラックモーリー
  • ヤマトヌマエビ
  • ラムズホーン

オトシンクルス、オトシンネグロ

熱帯魚水槽におすすめのコケ取り生体1つ目は、オトシンクルスとオトシンネグロです。熱帯魚でありながら、茶ゴケのような柔らかいコケを好んで食べてくれます。

どちらも高いコケ取り能力を持ち、見た目のかわいさからも大人気のコケ取り生体です。30cm水槽なら2匹前後導入すれば十分な効力を発揮します。

オトシンクルスとオトシンネグロのどちらを選ぶかは、あなた次第です。

飼育のしやすさに変わりはありませんがそれぞれ特徴があるので、次の表を見てあなたに合った方の導入を検討しましょう。

比較表 オトシンクルス オトシンネグロ
身動き
よく動く

おとなしい
飼育しやすさ
繁殖性
難しい

可能
価格
低め
(300円/匹前後〜)

高め
(600円/匹前後〜)

活発に動く姿を見たいならオトシンクルス、おとなしめで自分で繁殖させて長く飼いたいならオトシンネグロを選んでみてはいかがでしょうか。

オトシンクルス、オトシンネグロの特徴
食べるコケの種類 珪藻(茶ゴケ)
好む水質 弱酸性〜中性
大きさ 4〜5cm
気性 温厚でやや臆病
共生できる主な熱帯魚
  • ラスボラ、グラミー(小型)、コリドラスなどの小型魚
  • 中〜大型魚でもオトシンクルス・オトシンネグロを捕食しない個体であれば混泳OK
  • 同種や他のコケ取り生体とも混泳可
注意点 餌付けが難しく餓死しやすい
(コケが不足して痩せているようなら人工飼料を与える必要あり)

ブッシープレコ

小型の熱帯魚水槽にコケ取り生体としてプレコを導入するなら、ブッシープレコがおすすめです。

ブッシープレコは、プレコの中でも小さめのサイズであるものの、高いコケ取り能力を持つため、初心者に人気のコケ取り生体です。

導入数の目安は45cm水槽に2〜3匹程度までです。より小さいサイズのプレコを探しているなら、10cm程度までしか育たない「ミニブッシープレコ」をおすすめします。

プレコは種類によって色や模様、大きさが異なり、大きいものだと体長が1mにも成長する個体もいます。

飼い始めた頃は数cmほどだったのに気がついたら30センチ程度になって手に負えなくなることもあります。

小型の熱帯魚を小さめの水槽で飼っていて大きなコケ取り生体が不要な場合は、成長限度がある程度決まっているミニサイズの種類を選ぶことがポイントです。

ブッシープレコの特徴
食べるコケの種類 茶ゴケ、スポット状コケ、黒に近い茶ゴケ
好む水質 中性〜弱酸性
大きさ
  • ミニブッシープレコ:〜10cm程度
  • マツブッシープレコ:〜25cm程度
  • アルビノブッシープレコ:〜15cm程度
気性 温厚
共生できる主な熱帯魚
  • カージナルテトラやピグミーグラミーなど小型熱帯魚全般
  • 他種のプレコとも混泳OK
注意点 水槽底面を住処にする熱帯魚やナワバリ意識の強い熱帯魚とは相性が悪い

ブラックモーリー

ブラックモーリーは、真っ黒な見た目の美しさが特徴の熱帯魚です。緑藻や藍藻だけでなく油膜も食べてくれます。

好む水質は中性〜弱アルカリ性ですが、弱酸性の熱帯魚水槽でも問題なく飼育することができます。

食欲旺盛でなんでも食べるため、飼いやすく初心者におすすめのコケ取り生体ですが、餌をあげすぎるとコケを食べなくなるので注意が必要です。

ブラックモーリーの特徴
食べるコケの種類 緑藻(糸状ゴケ)、藍藻類
好む水質 中性〜弱アルカリ性
(弱酸性〜中性環境下でも飼育可)
大きさ 5〜6cm
気性 温和
共生できる主な熱帯魚 ネオンテトラやグッピーなどの小型熱帯魚は基本混泳可能
注意点
  • 餌をよく与える水槽ではコケを食べてくれないことあり
  • 食欲旺盛のため糞が多く、水質が悪化しやすい

ヤマトヌマエビ

ヤマトヌマエビは、柔らかいコケだけでなく少し成長した硬めのコケも積極的に食べてくれるため、コケ取り生体として人気のエビです。

水槽のコケだけではなく、餌の食べ残し死骸の処理もしてくれるので「水槽の掃除屋さん」とも言われています。

特に管理を必要とせず飼いやすいコケ取り生体ですが、食欲旺盛のため、水草やコケなど餌が少ない水槽に複数匹導入すると、小型魚が食べられてしまうことがあるので注意が必要です。

導入匹数はコケの量や糞の多い生体数など水槽内の環境によりますが、目安は60cm水槽で5〜10匹程度です。

ヤマトヌマエビの特徴
食べるコケの種類 珪藻(茶ゴケ)、緑藻(糸状ゴケ)
好む水質 中性〜弱アルカリ性
(弱酸性環境下でも飼育可)
大きさ 3〜5cm
気性 基本温厚、空腹時は攻撃性が強まる
共生できる主な熱帯魚 基本どの熱帯魚とも混泳可能(環境や個体差で変わる)
注意点
  • 空腹時は攻撃性が高いため小型魚は襲われる可能性あり
  • 水草の若芽を食べてしまうことあり

ラムズホーン

ラムズホーンは、基本的に壁面や石、水草に付着した柔らかいコケをたべてくれる貝類のコケ取り生体です。

他の貝類と比べて、様々な色の種類がいてかわいらしい見た目をしていることから、多くの人に選ばれています。

コケ取りの他にも食べ残した餌を食べてくれたり、ラムズホーンの糞にはバクテリアが棲みつくため、水槽内の環境を整えてくれたりと嬉しい効果もあります。

ラムズホーン導入の注意点は、整った環境下で2匹以上居ると爆発的に繁殖することです。

繁殖させたくないなら単体で導入するか、繁殖しにくい環境下での導入を検討しましょう。

ラムズホーンが繁殖しにくい環境
  • コケや餌の残りカスなどの餌が少ない状態
  • 低水温
ラムズホーンの特徴
食べるコケの種類 珪藻(茶ゴケ)、緑藻(糸状ゴケ)
好む水質 弱酸性〜弱アルカリ性
大きさ 〜3cm
適した水温 15〜28℃
共生できる主な熱帯魚 貝類を餌としない熱帯魚なら混泳ok
注意点 条件が揃うと爆発的に繁殖する(雌雄同体)

コケ取り生体を導入して後悔しないための3つの注意点

コケ取り生体は、導入するだけでコケがなくなって水槽が綺麗になると思われがちですが、注意しないと失敗することがあります。

後悔しないためには、生体の特徴を知った上でコケ取り生体を選ぶことが大切です。ここからは、コケ取り生体の注意点を3つ紹介します。

コケ取り生体の注意点3つ
  • コケを食べないことがある
  • 混泳相性の良いコケ取り生体を選ぼう
  • 導入後も掃除は必要

コケを食べないことがある

1つ目の注意点は、コケ取り生体がコケを食べないことがあることです。

他の魚の餌を多くあげすぎたり、導入したコケ取り生体用の餌を最初に与えたりしてしまうと、餌しか食べなくなってしまうことがあります。

コケ取りのために導入したコケ取り生体がコケを食べてくれないと、生体数だけ増えて水は汚れるばかりになってしまいます。

コケ取り生体にコケを食べてもらうために、最初からコケ取り生体用の餌を与えないように気をつけましょう。

コケ取り生体によっては、コケがなくなると餓死してしまう種類もいます。

コケが十分にあるうちはコケを食べてもらい、水槽が綺麗になってきたタイミングでコケ取り生体に合った餌を与えましょう。

混泳相性の良いコケ取り生体を選ぼう

2つ目の注意点は、混泳相性の合ったコケ取り生体を選ぶことです。

混泳相性が良くないと、魚が怪我をしたり食べられてしまったりします。

例えば、貝類を餌とする淡水フグを飼っているのに貝類のコケ取り生体を入れても、食べられてしまいますよね。

生体は種類によって気性に特徴があります。混泳させるならナワバリ意識や攻撃性の強い生体ではなく、気性の穏やかな生体を選びましょう。

生体導入後も掃除は必要

3つ目の注意点は、コケ取り生体の導入後も定期的に掃除をすることです。

たしかに、コケ取り生体を入れると水槽内が綺麗になるので掃除の頻度は減ります。

しかし、コケ取り生体を入れたからと言って放置し過ぎると、気がついたときには水質が悪化して、生体にとって良くない環境になってしまうこともあります。

水槽内の環境管理をコケ取り生体だけに頼るのではなく、水質に変わりはないか、生体に異変はないかなど、よく観察して定期的に掃除しましょう。

熱帯魚水槽にコケができる9つの主な原因

https://www.photo-ac.com/main/detail/22636717?title=aquarium2

水槽内にコケが発生する原因は、汚れが増えることによる水質の悪化にあります。

主に枯葉や糞から生成されるリンや窒素は水草の成長に役立ちますが、水草やフィルターで処理しきれない汚れはコケの養分となり、繁茂を引き起こします。

あなたの水槽がコケが生えやすい環境かどうか、以下のチェック項目を参考に振り返ってみましょう。

水槽内の環境チェック
  • 水換え、底床掃除をしていない
  • 濾過フィルターの流量が落ちている
  • エアレーションをつけていない
  • 水槽内の水草が少ない
  • エサの量が多すぎる
  • 生体数が多い(糞も多い)
  • 水草の肥料過多
  • 直射日光が当たる場所に水槽を設置している
  • 掃除道具の洗浄を怠っている(コケの胞子が付いている)

ひとつでも心当たりがあるなら、改善することでコケが生えにくくなる可能性が高いです。

コケが生える原因がどこにあるか振り返って、水質を改善して綺麗な水槽を目指しましょう。

熱帯魚水槽でコケを発生させないためのポイント

コケを発生させないポイントは、バクテリアを定着させて水質を安定させることです。

バクテリアとは

魚を飼育する上では欠かせない好気性の細菌のこと。
糞や枯葉から作り出される有害物質(アンモニアや亜硝酸塩)を分解して低毒な硝酸塩に変換する働きがある。

参考:東京水道局「水をきれいにする生物」(https://www.waterworks.metro.tokyo.lg.jp/suigen/topic/21.html)

水槽にバクテリアが定着すると、水草はバクテリアに分解されてできた硝酸塩を養分にして元気になり、生体は快適な環境で元気に過ごせるという良いサイクルができます。

反対にバクテリアが少ないと、有害物質の分解が追いつかずにコケや悪臭が発生する原因となります。

バクテリアを定着させて水質を安定させることは、コケを発生させにくくするだけでなく、水槽内の環境を整えることができるので、覚えておきましょう。

バクテリアも水を完全に綺麗にすることはできないので、定期的に水質をチェックして水換えを行いましょう。

熱帯魚水槽におすすめのコケ取り掃除用具3選

https://www.photo-ac.com/main/detail/3783994?title=%E6%B0%B4%E6%A7%BD%E3%81%AE%E6%B0%B4%E6%8F%9B%E3%81%88%E4%BD%9C%E6%A5%AD%E4%B8%AD%E3%80%80-%E3%83%90%E3%82%B1%E3%83%84%E3%81%A7%E6%B0%B4%E3%82%92%E5%8A%A0%E3%81%88%E3%82%8B-

効率良くコケ掃除をするなら、コケ取りに特化した道具を使いましょう。

コケ取り生体はコケを食べてくれますが、取りきれないコケは手作業で取る必要があります。

コケ取りに特化した道具を使うことで、ストレスなく掃除ができる上に時短にもなりますよ。

ここからは、熱帯魚水槽におすすめのコケ取り掃除用品を3つ紹介します。

おすすめのコケ取り用品3選
  • スクレーパー/ヘラ
  • クリーナーポンプ
  • コケ取り剤

スクレーパー/ヘラ

スクレーパーとは、持ち手のついた「ヘラ」のことです。コケ取りに特化したスクレーパーやヘラを使うことで、壁面の剥がれにくい頑固なコケをこそぎ落とすことができます。

水槽用のスクレーパーはシリコンや樹脂で作られていることが多く、水槽壁面を傷付けにくい作りになっています。

様々なメーカーから販売されているので、水槽の材質や大きさコケの状態に合わせたものを選びましょう。

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クリーナーポンプ

クリーナーポンプは、水中に発生したコケやこそげ落とした後の浮遊しているコケを取ることができる掃除用品です。

水換えと底床掃除もできる作りになっているため、ひとつ持っておけばコケを取り除くついでに水槽掃除ができる便利な道具です。

スクレーパーと一緒に持っておくと、水槽掃除の手間と時間が短縮できるのでおすすめです。

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コケ取り剤

コケ取り剤とは、コケを減らしたり発生を予防したりするための水質調整剤のことです。

コケ取り生体を多く入れたくないけどコケの発生頻度を抑えて掃除の頻度を減らしたい場合に有効な手段です。

水槽内環境の根本が変わらない限りコケは発生するので、あくまで一時的にコケを減らす効果が期待できる方法であることを知った上で、導入を検討しましょう。

また、薬剤が飼育魚に悪影響を及ぼさないために、使用方法や注意事項をよく読んで使用しましょう。

どうしても綺麗にならないときはコケ取りを業者に依頼しよう

何をしても水槽が綺麗にならないときは、水槽掃除のプロに依頼することを検討しましょう。

手探りで水槽を立ち上げてコケ対策をしたは良いものの、結局える頻度が変わらず「また掃除しないと……」と悩むことは、初心者にはよくあることです。

水槽掃除のプロに依頼すると、実際のプロの掃除を実感できるだけでなく、今後水槽管理をしていく上でのアドバイスをもらうことができますよ。

現状の水槽管理の問題点を浮き彫りにして対策できるようになるので、何をしても水槽が綺麗にならないときは業者に依頼することをおすすめします。

【まとめ】水槽内の環境を見直してコケ取り頻度を減らそう!

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熱帯魚水槽のコケを減らすポイントは、水槽内の汚れを取り除くサイクルを作ることです。

熱帯魚水槽のコケ取りポイントまとめ
  • コケが発生している原因を突き止める
  • コケの種類に応じたコケ取り生体を入れる
  • コケ取りに特化した掃除道具を使う

「コケが気になるから」といって掃除をし過ぎると、バクテリアが定着せず水質が改善しないので、適度な掃除コケ取り生体の導入で経過を見ることをおすすめします。

コケが発生する流れを理解した上でできる対策をして、コケ取りの頻度を減らして綺麗な水槽を保ちましょう!