名古屋が住みやすい理由5選！おすすめのエリアとスポットを紹介！

「名古屋に住む魅力は？」「名古屋に住むときの注意点は？」「名古屋に引っ越しする場合のおすすめのエリアはどこ？」このような疑問をお持ちではないでしょうか？

進学や就職、転勤で名古屋への引っ越しをする場合は、名古屋のおすすめのエリアや注意点が気になりますよね。

名古屋は地下鉄やバスなどの交通の便が良いだけでなく、自然が豊かでショッピングエリアが豊富な住みやすい街です。

しかし、運転が荒い「名古屋走り」や治安の悪いエリアがあるため、住まいを選ぶ際はそれぞれのエリアの特徴を理解して選ぶようにしましょう。

この記事では、以下についてご紹介します。

• 名古屋が住みやすい理由
• 名古屋に住む場合の注意点
• 名古屋でおすすめのエリアと駅

おすすめのエリアや理由を理解して、名古屋で理想の暮らしを実現しましょう。

アイキャッチ画像出典：https://pixabay.com/ja/photos/%e6%97%a5%e6%9c%ac-%e5%90%8d%e5%8f%a4%e5%b1%8b-%e5%9f%8e-6887875/

名古屋が住みやすい5つの理由

名古屋にはたくさんの魅力があり、住みやすい街といわれています。せっかく引っ越しをするのであれば、住みやすく魅力的な街に住みたいですよね。

名古屋が住みやすいといわれている以下の5つの理由を紹介します。

• 交通の便が良い
• 自然が豊か
• ショッピングエリアが豊富
• 家賃相場が低い
• 子育て支援の充実

交通の便が良い

名古屋が住みやすい1つ目の理由は「交通の便が良いから」です。

名古屋には地下鉄や市バスが多くあり、市内でのアクセスが便利です。

名古屋駅には、新幹線が通っており、東京までは約2時間で行けます。出張の頻度が高く、新幹線をよく利用する方にとっては、嬉しいポイントですね。

2027年には品川から名古屋間のリニアの開通、2037年には大阪まで延伸する開発も進んでおり、今後ますます名古屋の交通の便は便利になるでしょう。

自然が豊か

名古屋が住みやすい2つ目の理由は「自然が豊かだから」です。

名古屋は都会のイメージが強く、ビルや建物がたくさんあるのも事実です。しかし、名古屋市内にはたくさんの自然や公園があります。

四季折々の草花の観賞で季節ごとの風景を楽しめるので、自然に癒されながらストレスを緩和できます。

ショッピングエリアが豊富

名古屋が住みやすい3つ目の理由は「ショッピングエリアが豊富だから」です。

名古屋で主要なショッピングエリアといえば、栄駅や名古屋駅周辺を指します。

洋服や雑貨などのショッピングを楽しんだ後に飲食店で食事を楽しんだり、スーパーで食材を買って帰ったりすることができます。

休みの日に地下鉄や市バスを活用し、さまざまショッピングエリアを巡るという名古屋ならではの楽しみ方がおすすめです。

家賃相場が低い

名古屋が住みやすい4つ目の理由は「都会の中で家賃相場が低いから」です。

SUUMOの『全国の家賃相場・賃料相場情報』によると、名古屋は東京と比べて約半分ほどの家賃相場になっています。2LDKや3K、3DKでは、大阪より約1万円低い家賃相場です。

家賃相場は以下の表の通りです。

ワンルームの家賃相場
エリア	家賃相場
東京	約7.5万円
愛知	4万円
大阪	4万円

2LDK・3K・3DKの家賃相場
エリア	家賃相場
東京	約18万円
愛知	9万円
大阪	8万円

「都会に住みたいけど、東京や大阪は家賃が高くて住めない」という方には、名古屋に住むのがおすすめです。

参照：SUUMO,全国の家賃相場・賃料相場情報（https://suumo.jp/chintai/soba/）

子育て支援の充実

名古屋が住みやすい5つ目の理由は「子育て支援が充実しているから」です。

『保育所等利用待機児童数（NAGOYAライフ）』では、名古屋の保育所の待機児童は0人と発表されています（参照：https://www.city.nagoya.jp/somu/page/0000135407.html）。

都会では珍しく、保育所に入りやすいのが名古屋の特徴です。保育所にこどもを預けて、子育てしながら働きたい場合は、申請すれば叶えられます。

他にも、名古屋には小児科のある大きな病院が多数あります。子どものいる家庭が安心して、子育てができる環境が揃っているのも、名古屋の特徴の1つです。

住みやすい名古屋のおすすめスポット5選

名古屋は住みやすいだけではなく、観光地としても人気です。名古屋に住むからには行っておきたい、おすすめの5つのスポットを紹介します。

• 名古屋城
• 大須商店街
• オアシス21
• 久屋大通公園
• 名古屋港水族館

名古屋城

名古屋でおすすめの1つ目のスポットは「名古屋城」です。

名古屋城は、地下鉄名城線の名古屋城駅から徒歩5分に位置しています。大天守に輝く金のシャチホコがあり、日本100名城や国の特別史跡にも指定されているお城です。

桜の名所としても人気で、約1,000本の桜を楽しむことができます。

名古屋城の入口付近には金シャチ横丁があり、名古屋めしを楽しめるグルメスポットとしても人気です。

参考：特別史跡名古屋城（https://www.nagoyajo.city.nagoya.jp）

大須商店街

名古屋でおすすめの2つ目のスポットは「大須商店街」です。

大須商店街は、地下鉄鶴舞線の大須観音駅と名城線の上前津駅にかけて広がっていて、海外の観光客も多く訪れる人気の観光名所です。

商店街には名古屋めしだけではなく、最新グルメやB級グルメ、アパレル店やサブカルチャーの店など、さまざまなジャンルの店が1,200店舗ほどあります。

1年を通してさまざまなイベントやお祭りが開催されているので、買い物を楽しみながら、イベントや祭りで遊ぶのもおすすめです。

参考：大須商店（https://osu.nagoya/ja/）

オアシス21

名古屋でおすすめの3つ目のスポットは「オアシス21」です。

オアシス21は地下鉄栄駅から約2分の位置にあります。

空中に浮かぶガラスの大屋根である水の宇宙船がシンボルです。夜にはライトアップが行われ、名古屋の夜景とライトアップを同時に楽しめます。

水の宇宙船の下には芝生が広がる緑の台地やイベントスペースである銀河の広場があり、周辺には約30店舗のさまざまなショップがあります。

参考：オアシス21（https://www.sakaepark.co.jp/）

久屋大通公園

名古屋でおすすめの4つ目のスポットは「久屋大通公園」です。

久屋大通公園は地下鉄栄駅から約2分の位置にあります。久屋大通の中央を南北に2kmに伸びる公園で、中心部にはテレビ塔が建っています。クスノキ並木道や噴水、さまざまなモニュメントがあるので、自然を楽しみながらリラックスして過ごしましょう。

ショップやレストランもあるので、散歩やショッピング、食事を楽しめるのも魅力です。

参考：Hisayaodori Park（https://rhp.nagoya/）

名古屋港水族館

名古屋でおすすめの5つ目のスポットは「名古屋港水族館」です。

名古屋港水族館は地下鉄名古屋港駅から徒歩5分の位置にあります。

館内はテーマ別に分けられていて、南館は南極をテーマに、北館はクジラの世界をテーマにさまざまな手法で海洋生物を紹介しています。

名古屋港水族館では、日本最大のプールでシャチやイルカたちの迫力ある姿やパフォーマンスが見れるのが魅力です。

参考：名古屋港水族館（https://nagoyaaqua.jp/）

住みやすい名古屋での3つの注意点

住みやすい名古屋ですが、3つの注意点があります。住むエリアを選ぶ際に参考にしてください。

• 運転が荒い「名古屋走り」
• 治安が悪いエリアがある
• 気温の変化が激しい

運転が荒い「名古屋走り」

名古屋の1つ目の注意点は「名古屋走り」です。

名古屋走りとは名古屋周辺で見られる、荒っぽかったり、道路交通法に反したりする運転を指します。名古屋走りに該当する運転方法の例を紹介します。

• 信号無視
• 超過測度
• 右折フェイント
• 車線またぎ
• ウィンカーなしの車線変更
• 早曲がり
• 右折中追い越し
• 割り込み
• 車間距離の狭さ
• 歩行者軽視

運転が荒いエリアは名古屋に限ったことではありませんが、名古屋走りという名前が付くほど有名です。

自分が運転をする際に巻き込まれないようにするだけでなく、歩行者の場合も車には注意するようにしましょう。

治安が悪いエリアがある

名古屋の2つ目の注意点は「治安が悪いエリアがある」ことです。

一般的に、犯罪発生率は人口に比例する傾向があります。

愛知県は人口が多いため比例して犯罪が多く、犯罪統計の『令和4年１～12月犯罪統計【確定値】』によると東京都と大阪府、埼玉県にに次ぐ4位の犯罪発生率です。

2022年の日本の犯罪件数上位5つの都道府県は以下の表の通りです。

2022年の犯罪件数
都道府県（犯罪県数トップ5）	犯罪件数
東京都	78,475件
大阪府	68,807件
埼玉県	41,983件
愛知県	41,248件
神奈川県	36,575件

特に錦や栄、名古屋駅西側には注意しましょう。スリやひったくり、車上ねらいや侵入盗などがあるのが事実です。

住むエリアを決める場合は、不動産会社に治安について相談しましょう。

参照：e-Stat,犯罪統計（https://www.e-stat.go.jp/stat-search/files?page=1&layout=datalist&toukei=00130001&tstat=000001201280&cycle=0&year=20220&month=0）

気温の変化が激しい

名古屋の3つ目の注意点は「気温の変化が激しい」ことです。

夏は都会ならではの風通しの悪さや、建物の排熱の影響で気温が上昇するヒートアイランド現象によって非常に暑くなります。

また、南海上から湿った空気が入りやすく、梅雨や台風の時期には大雨の影響を受けやすいです。

気温や天気の影響を受けやすいエリアであることを念頭に、引っ越しの検討を行いましょう。

名古屋の住みやすいエリア5選

名古屋で住みやすい5つのエリアとおすすめの理由について紹介します。エリアによってさまざまな特徴があるので、あなたにあったエリアを見つけましょう。

• 【天白区】交通の利便性が高くコスパ最強
• 【中区】1人暮らし向け
• 【緑区】治安が良い
• 【千種区】おしゃれな街
• 【名東区】ファミリー向け

【天白区】交通の利便性が高くコスパ最強

交通アクセスや家賃のコストパフォーマンスを重視したい方には、天白区がおすすめです。

平均家賃はワンルームでは約3万円と非常に安く、中心部から離れているので落ち着いて生活できます。

地下鉄が2路線走っており名古屋駅や栄駅には25〜30分で行けるので、一人暮らしの学生や社会人にもおすすめです。

スーパーやドラッグストアも駅の近くにあるので、自炊をしたい方は仕事や学校帰りに買い物ができます。

【中区】1人暮らし向け

中区は、1人暮らしの平均家賃が約6万円ほどです。

オフィス街に近く栄なら徒歩で通勤したり、出張や帰省の際に名古屋駅にいくのにも便利だったりするので、社会人の一人暮らしにはおすすめのエリアです。

繁華街が近くにあるので、仕事終わりに必要なものを買ってから帰ったり、休日にショッピングやグルメ巡りを楽しんだりできます。

仕事もプライベートも充実させたい方にとっては、嬉しいポイントですね。

【緑区】治安が良い

治安が良い場所で静かに暮らしたい方は、名古屋駅や栄駅などの中心部から離れた緑区がおすすめです。緑区の1人暮らしの平均家賃は、約5万円です。

緑区は、自然の多い場所として人気があります。野菜の直売が頻繁に行われているので、新鮮な野菜を安く入手できるのが嬉しいポイントです。

しかし、緑区での移動は車が必要になるので、免許や車がないと不便に感じることがあります。車を活用しながら、緑区の自然の中でゆったりと過ごしましょう。

【千種区】おしゃれな街

千種区の1人暮らしの平均家賃は約6万円です。おしゃれなカフェやレストランが多いエリアで、フォトジェニックスポットとしても人気です。

近くには、名古屋大学や愛知学院大学、愛知工業大学などがあります。

仕事や学業だけではなく、休日も楽しみたい方や静かでおしゃれな街に住みたい方にはおすすめのエリアです。

古風な建物も多くあるので、歴史を感じながら落ち着いて過ごしたい方にもおすすめです。

【名東区】ファミリー向け

名東区は、ファミリーで住む場合の平均家賃は8〜9万円ほどです。治安がいいことで有名なエリアであり、交通の利便性が高い東山線沿いで人気です。

子育て環境としても人気のエリアで、学習環境の良さや優れた学区が人気なので、転勤で引っ越しをしてくるファミリーが多くいます。

インターナショナルスクールや名古屋で偏差値の高い千種高校や菊里高校も名東区にあります。

また、公園や自然が多いので、休日の子どもとの遊び場として楽しんだり、リラックスしたりできるのも特徴です。

住みやすい名古屋でおすすめの駅5選

名古屋で住みやすい5つの駅とおすすめの理由について紹介します。駅によってさまざまな特徴があるので、あなたにあった駅を見つけましょう。

• 【藤が丘駅】アクセス良好
• 【名古屋駅】交通の選択肢が豊富
• 【伏見駅】通勤が便利なオフィス街
• 【今池駅】1人暮らしでも快適
• 【中村公園駅】駅前のスーパーが魅力的

【藤が丘駅】アクセス良好

富が丘駅の1人暮らしの平均相場は約4万円と低めです。

地下鉄東山線とLinimo（リニモ）の始発駅なので、座って名古屋や栄まで移動できます。

地下鉄は朝のラッシュでは2〜3分間隔で発車しているので、通勤や通学で電車を使う人におすすめです。

藤が丘駅周辺には商業施設が充実しているので、買い物の利便性も高いです。

また、ファミリーや学生が多く住んでいるので地域全体で防犯意識が高く、治安が良いという特徴があります。

【名古屋駅】交通の選択肢が豊富

名古屋といえば真っ先に名古屋駅を思い浮かべるのではないでしょうか。路線や市バスの系統が複数あるので交通の選択肢が豊富で便利です。

地下街には、アパレルや雑貨店、カフェなどさまざまなお店があり雨の日でも十分楽しめます。

1人暮らしの平均家賃は約6万円ほどとやや高いですが、中心部ならではの利便性を兼ね備えています。

【伏見駅】通勤が便利なオフィス街

伏見駅は周囲にオフィスビルが多く並んでいるのが特徴の駅で、近くの会社に勤めている場合は通勤が便利です。オフィス街のためコンビニや価格の安い飲食店が豊富にあります。

伏見駅から栄駅までは1分、名古屋駅までは3分で行ける魅力もあります。東山線と舞鶴線の2路線が通っているので、交通の利便性が良いです。

そのため、多くの方から需要があり、1人暮らしの平均家賃は6〜7万円と高めです。

【今池駅】1人暮らしでも快適

今池駅の1人暮らしの平均家賃は、約5万円です。

今池駅の周辺には、コンビニが複数あり通勤通学前や帰宅途中に立ち寄れます。また、24時間空いているドン・キホーテが駅前にあるのでいつでも安心して買い物ができますね。

今池駅は東山線と桜通線の2線が通っているので、交通のアクセスも便利です。休みの日に、地下鉄を使ってさまざまな所に気軽に出かけられるのも特徴です。

【中村公園駅】駅前のスーパーが魅力的

中村公園駅の1人暮らしの平均家賃は約5万円です。

中村公園駅は、スーパーが駅の近くにあるのが最大の魅力があります。仕事や学校帰りに気軽に買い物をして帰れるので、1人暮らしには便利です。

駅には大きな鳥居があるので、引っ越してすぐや離れたところまで散歩した際にも目印になります。

名古屋駅までは約7分でアクセスできたり、大きなバスロータリーもあるので交通の利便性も良いです。

まとめ：住みやすい名古屋で理想の暮らしを実現しよう！

以上、名古屋のおすすめエリアや注意点についてご紹介しました。

• 住みやすいだけではなく、ショッピングや食事も楽しめる
• 運転が荒い「名古屋走り」が有名
• 気温や天気の変化や影響を受けやすい
• エリアや駅ごとにさまざまな特徴がある

名古屋はエリアや駅によってさまざまな特徴があり、自分に合った住みやすいエリアを選びやすいです。

名古屋は住みやすいだけではなく、休日に人気の観光地を巡ったり、ショッピングを楽しんだりすることができます。

しかし、名古屋走りのような荒い運転や夏場が暑くなったり、梅雨や台風の影響を受けやすくなったりする点は注意が必要です。

名古屋のさまざまな特徴を理解し、あなたに合った引っ越し先を見つけましょう。