「コーヒーのシミができて焦っている」「洋服にできたシミが取れなかったらどうしよう」「時間が経ったシミがあって困っている」などのように困ってはいないでしょうか?
大切な洋服にコーヒーのシミができてしまったらショックですよね。素早く応急処置をして、シミの種類にあった洗剤を使うと、綺麗にシミを落とせます。
しかし、適切な対処ができないと色落ちしたり、綺麗に落とせなかったりする場合があるので注意が必要です。
この記事では、以下についてご紹介します。
- コーヒーのシミの応急処置の方法
- シミの種類別の落とし方
- 時間が経ってしまったシミの落とし方
シミの種類別の対処方法を理解して、素早く綺麗にシミを落としましょう。
アイキャッチ画像出典:https://pixabay.com/ja/photos/%E3%82%B3%E3%83%BC%E3%83%92%E3%83%BC-%E3%82%B3%E3%83%BC%E3%83%92%E3%83%BC%E8%B1%86-%E3%82%AB%E3%83%83%E3%83%97-171653/
コーヒーのシミはすぐに応急処置をしよう!
コーヒーのシミができた場合は、素早くハンカチやタオル、おしぼり、ティッシュを使って応急処置を行いましょう。
コーヒーのシミの応急処置の手順について紹介します。
- コーヒーのシミの裏側に乾いたハンカチやタオルなどを当てる
- シミの表側から、濡らしたティッシュやおしぼりで叩く
- 何度もシミを叩き、裏側のハンカチやタオルにシミの汚れを移す
外出先で洗剤が手元にない場合に、完全にシミを落すのは難しいかもしれません。
しかし、応急処置を行っていれば、自宅に帰ってからシミ落としが楽になり、綺麗に落とせます。
シミを落とすためには、素早く行動するのが重要なので、すぐに応急処置を行いましょう。
コーヒーのシミは2種類ある
そもそも、コーヒーのシミとはどのようなものなのでしょうか?
シミの種類を理解し正しく対処すると、綺麗にシミを落とせるので、この機会にシミの種類について理解しておきましょう。
コーヒーのシミには「水溶性」と「油溶性」の2種類があります。
1つ目は、ブラックコーヒーの水溶性のシミです。水溶性の汚れは水で溶けるので、シミができてすぐに水と洗剤を使って対処すると、綺麗にシミを落とせます。
2つ目は、ミルクが入っているコーヒーの油溶性のシミです。油溶性の汚れを綺麗に落すためには、漂白剤のような強力な洗剤が必要です。
コーヒーの種類によってシミの落とし方が異なるので、できてしまったシミの種類が水溶性と油溶性のどちらなのか理解して、適切な対処を行いましょう。
コーヒーのシミを落とす前の事前準備
事前準備はとても簡単で、素早く綺麗にシミを落とすために重要です。万全の状態でコーヒーのシミを落としましょう。
コーヒーのシミを落とす前に以下の2つを確認し、準備をしましょう。
- タグを確認する
- シミ取りの道具を用意する
タグを確認する
事前準備の1つ目は「タグを確認する」です。
コーヒーのシミを落とすためには、必ず水洗いが必要なので、事前に洗濯表示タグを確認しましょう。
なぜなら、洗濯表示タグに水洗い不可のマークがある場合、自分でシミを落とせないからです。
水洗い不可の洋服を水洗いすると、洋服が縮んだり、色落ちしたりする可能性があるため、クリーニングに出すようにしましょう。
シミ取りの道具を用意する
事前準備の2つ目は「シミ取りの道具を用意する」です。基本的には以下の道具を準備しましょう。
- 洗剤
- タオル
- 歯ブラシ
洗剤は中性洗剤がおすすめです。中性洗剤とは、洋服の生地を傷めにくい食器洗い用洗濯洗剤が該当します。大切な洋服は傷めたくないですよね。
シミの汚れが油性の場合や頑固で落ちにくい場合は、酵素系漂白洗剤やスポット洗剤の準備も必要です。
洗剤を使用する際は、事前に洋服の目立たない部分に洗剤をつけて、色落ちしないか確認しましょう。
コーヒーのシミの3つの落とし方
コーヒーのシミの落とし方には、以下の3つの方法があります。
- 【水溶性のシミ】食器洗い洗剤を使う落し方
- 【油溶性のシミ】酵素系漂白剤を使う落し方
- 【すべてのシミ】スポット洗剤を使う落し方
シミの種類に対して適切な対処を素早く行い、綺麗に落としましょう。
【水溶性のシミ】食器洗い洗剤を使う落し方
1つ目は「食器洗い洗剤」を使ったコーヒーのシミの落とし方です。
ブラックコーヒーの水溶性のシミは水洗いをして、食器洗い洗剤を部分に使用しましょう。
食器洗い洗剤を使ったシミの落とし方を紹介します。
- シミの下にタオルを敷く
- シミの部分を水で濡らす
- シミの部分に食器洗い洗剤をかけて、指でなじませる
- 水ですすぎ、洗濯機で洗う
タオルにコーヒーの汚れを押し出すように、指や歯ブラシで叩くのがポイントです。シミが広がってしまわないように、シミの外側から内側に向かって叩くようにしましょう。
【油溶性のシミ】酵素系漂白剤を使う落し方
2つ目は「酵素系漂白剤」を使ったコーヒーのシミの落とし方です。
ミルク入りコーヒーの水溶性のシミは酵素系漂白剤を使いましょう。漂白剤は色落ちしやすいので、事前に目立たないところにつけて、色落ちしないか確認をしておきます。
液体タイプの酵素系漂白剤は、薄めて使うものがあります。使用方法も確認し、正しく使用しましょう。
酵素系漂白剤を使ったシミの落とし方を紹介します。
- シミの下にタオルを敷く
- 新たに酵素系漂白剤をつけたタオルを準備し、シミを軽くたたく
- 染み抜きが終わったら、漂白剤を付けた部分を水ですすぐ
酵素系漂白剤をつけてシミをたたく場合は、シミが落ちるまで繰り返したたくようにしましょう。
【すべてのシミ】スポット洗剤を使う落し方
3つ目は「スポット洗剤」を使ったコーヒーのシミの落とし方です。
スポット洗剤はコーヒーのシミだけではなく、さまざまなタイプのシミを落とすのに効果的です。
スポット洗剤を使ったシミの落とし方を紹介します。
- スポット洗剤をシミにつける
- 指で洗剤をなじませる
- そのまま洗濯機で洗う
スポット洗剤を使用すれば歯ブラシでたたく必要がなく、そのまま洗濯機に入れるだけで簡単にシミを落とせます。
コーヒー以外のシミ落としにも大活躍するので、1つ持っておきましょう。
時間が経ってしまったコーヒーのシミの落とし方は?
時間が経ってしまったコーヒーのシミの落とし方を紹介します。
コーヒーのシミができて時間が経ってしまった場合には、酸素系漂白剤とドライヤーを使用してシミを落とす方法が効果的です。
具体的には以下の手順でシミを落とします。
- 酸素系漂白剤をシミにつける
- ドライヤーで約10秒間温める
- 洗濯する
事前に洋服の目立たない部分に酸素系漂白剤をつけて、色落ちしないかを確認しましょう。
ドライヤーを使うと、汚れが浮き出やすくなります。ただし、ドライヤーを使う場合は高温にしすぎないように注意が必要です。
10〜15cmの距離でドライヤーの風を当てるように心がけましょう。
まとめ:コーヒーのシミはスピード勝負!応急処置で綺麗に落そう
以上、コーヒーのシミの落とし方についてご紹介しました。素早くシミの対処を行わないと、シミを落とすことができなくなる可能性があります。
コーヒーには水溶性と油溶性の2種類のシミがあるので、以下の適切な洗剤を使用して迅速に対処しましょう。
- 水溶性のシミ:食器洗い洗剤
- 油溶性のシミ:酵素系漂白剤
- すべてのシミ:スポット洗剤
時間が経ってしまったシミには、酵素系洗剤とドライヤーを使った処理方法があります。
外出先でコーヒーのシミができた場合は、素早く応急処置を行い、帰宅後に速やかに対処するようにしましょう。
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