あなたは名古屋にどんなイメージを持っているでしょうか?
「ちょっと治安が悪そう……」「住みやすいと人気があるイメージ!でもどうして?」と思ってはいませんか?
この記事では、名古屋の街ごとの特徴や人気の理由・魅力を紹介していきます。
メリットだけでなく、デメリットもしっかり紹介しますので、最後まで読み進めてあなたにとって住みやすい街を見つけていきましょう。
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名古屋で住みやすい街は?おすすめの街を紹介!
名古屋は街ごとに特徴が変わるため、今回は4つの特徴に分けて住みやすいおすすめの街を紹介します。
- ファミリーに向いているおすすめの子育てがしやすい街
- 1人暮らしにおすすめの街
- 女性におすすめの治安が良い街
- 通勤や通学がしやすい街
では次から詳しく紹介していきますので、それぞれの街の特徴を理解し、あなたに合った住みやすい街を見つけていきましょう。
ファミリーにおすすめの子育てがしやすい街
名古屋で子育てがしやすいファミリー向けの街を2つ紹介します。
- 名東区
- 千種区
豊かな自然や、教育が盛んな街として多くの学校があり、どちらも子育てに最適な街です。
また、休日は家族で出かけられるスポットも多くあり、リフレッシュしやすいところもおすすめです。
このように、名東区と千種区はファミリーに向いている街として人気を高めています。
では、大まかな特徴が分かったところで、それぞれの街の詳しい特徴を見ていきましょう。
名東区
名古屋の名東区は、自然豊かなことが最大の特徴です。
また、子どもと一緒に遊べる公園が多いという魅力も持ち合わせています。
小さい公園もあわせると100以上の公園が名東区内にあるため、気分に合わせて行きたい公園を選ぶことが可能です。
さらには、町内会や子ども会もしっかりしており、さまざまな子育て支援も受けられるため、名古屋ではファミリーに人気の街として知られています。
千種区
名古屋の千種区は、都会と自然の良いところを兼ね備えた街としておすすめです。
名東区と同じく、大きな公園もあり自然豊かな街でありながら、商業施設も充実しています。
さらには学校も多く、定期的なパトロールや登下校時の地域の人たちの声かけなどで子どもを見守る環境作りがされています。
そのため、小さい子供がいる場合でも安心して暮らせる街として人気です。
では、ここまでファミリー向けの街を紹介してきましたが、次からは1人暮らしにおすすめの街を紹介します。
1人暮らしにおすすめの街:東区
名古屋で1人暮らしにおすすめの街は東区です。東区はオフィス街と住宅街が近く、仕事で名古屋に引っ越す予定の人にもおすすめできます。
オフィス街が近いと都会的かと思われますが、住宅街には昔ながらの街並みが残っていて、落ち着いた暮らしを実現できます。
また、少し足を伸ばせば名古屋ドームやオアシス21などの施設があるのも嬉しいポイントです。
そして、1人暮らしで大切なポイントとして治安も気になります。
では、名古屋で女性が安心して1人暮らしのできる街はどこなのでしょうか?次から理由と共に詳しく紹介していきます。
女性におすすめの治安が良い街:緑区
名古屋で治安が良く女性におすすめの街は緑区です。緑区の治安が良いと言われる理由は、犯罪発生率が名古屋市全体の平均と比べてとても低いことにあります。
イエプラコラムの『【名古屋市】治安の良い区ランキング!犯罪発生率やとくにおすすめの街を解説』によると、名古屋市全体の平均犯罪発生率が0.70%なのに対し、緑区は0.26%です(参照:https://ieagent.jp/blog/eria/nagoyachian-541603)。
そのため、女性の1人暮らしでも安心して住める街として、緑区はおすすめです。
では、最後の特徴として通勤や通学がしやすい街を紹介していきます。
通勤や通学がしやすい街
名古屋は交通アクセスが良く人気の街です。そのなかでも通勤や通学がしやすい街を2つ紹介します。
- 中村区
- 中区
どちらも交通の利便性がすぐれている街です。通勤や通学はほぼ毎日のことのため、少しでもストレスを減らすように、交通の利便性も視野に入れて住む街を決めると良いでしょう。
では、大まかな特徴を紹介したところで、次から1つずつ詳しく見ていきましょう。
中村区
中村区には、名古屋の玄関口として有名な名古屋駅があります。名古屋駅は名古屋市最大のターミナル駅として、多くの路線が通っています。
また、新幹線も通っており、出張や遠くに出かける場合もスムーズに移動できるところがおすすめポイントです。
今回通勤や通学がしやすい街としての紹介のため、主要駅の名古屋駅付近を紹介しましたが、少し離れた中村公園付近は、昔ながらの歴史が多く残されています。
豊臣秀吉を祭った豊國神社もあり、歴史好きにはたまらない街として人気を高めています。
中区
名古屋の中区は、多くの路線だけでなく高速道路のインターチェンジも多いため、交通拠点として人気のある街です。
また、中区には名古屋で有名な栄という地域があり、繁華街も充実しています。
中区には、市営地下鉄4線やJR東海道本線、中央線、名古屋鉄道が通っており、市バスも運行していて、快適な生活を送るにはぴったりな街です。
街ごとの特徴が分かったところで、次からは名古屋が人気を集めている理由を紹介します。
名古屋が住みやすいと人気の理由は2つ!
名古屋は住みやすい街として人気がありますが、なんとなく人気そうなイメージで、詳しい理由は知らない人も多いのではないでしょうか。
そこで今回は名古屋が住みやすいと言われる理由を2つ紹介します。
- 交通アクセスが便利
- ライフスタイルの充実
名古屋は愛知県の主要都市として、様々な交通機関が通っています。
また、大型商業施設や繁華街なども多くあり、ライフスタイルを充実させられるのが魅力です。
もちろん都会的な生活も楽しめますし、のんびり過ごしたい場合は自然豊かな街もあるため、あなたのライフスタイルに合った街を選べます。
次からは、さらに詳しく紹介していきますので、最後まで読み進めて名古屋の魅力を知っていきましょう。
交通アクセスが便利
名古屋は日本の中心部にあり、様々な交通機関が充実していて、全国各地へのアクセスが便利です。
日本の端にある北海道や沖縄まで飛行機で2時間前後で行ける位置にあるため、好きな場所へ気軽に出かけられるのも魅力的です。
また都心部では新幹線や地下鉄、バスも充実していて、快適な生活が送れます。
それだけでなく、名古屋は車の保有率が高いことでも有名で、新東名高速道路を筆頭に全国を結ぶ幹線道路が通っています。
そのため、目的地までの交通アクセスが便利なところが人気の理由のひとつです。
ライフスタイルの充実
名古屋は交通機関が充実していると紹介しました。それだけでなく、名古屋はあなたのライフスタイルを充実させてくれる街です。
なぜなら、名古屋は都会と自然の魅力を兼ね備えている街だからです。
名古屋駅付近へ行けば、家電量販店や映画館、さらには様々なジャンルのショッピングモールが立ち並んでいて、欲しいものがすぐに手に入ります。
そんな都会での暮らしも魅力的ですし、少し駅から離れた自然の多い街へ住めばのんびりとした生活が送れます。
子どもと一緒に公園で遊んだり、昔ながらの街並みを散策したり、ゆったりとした時間を過ごせるでしょう。
そのため、自分の好きなようにライフスタイルを充実させられるのが人気の理由です。
名古屋市の家賃は安い?エリアごとの家賃相場
名古屋の魅力が分かって住んでみたいと思った時、次に気になるのは家賃ではないでしょうか。
名古屋は都心ながら、東京と比べて家賃を安く抑えることが可能です。
家賃が安いのはとても嬉しいことですが、「なんでこんなに安いの?」と不安も出てきますよね。
実は、名古屋の家賃が安い最大の理由は土地の値段にあります。
名古屋市と東京23区の土地価格の比較 | |
市区名 | 土地の平均価格(円/㎡) |
名古屋市 | 201,300 |
東京23区 | 665,300 |
参照:国土交通省,令和5年地価公示 第6表 東京圏の市区の住宅地の平均価格等(https://www.mlit.go.jp/tochi_fudousan_kensetsugyo/content/001594253.pdf)
参照:国土交通省,令和5年地価公示 第12表 名古屋圏の市の住宅地の平均価格等(https://www.mlit.go.jp/tochi_fudousan_kensetsugyo/content/001587437.pdf)
東京都の平均と比べると約3分の1の値段で土地を購入できるため、家賃を抑えることが可能です。
例えば、SUUMOの『東京都の家賃相場・賃料相場情報』によると東京都新宿区のワンルームの家賃は約8万円ほどかかります。参照:(https://suumo.jp/chintai/soba/tokyo/)
しかし、名古屋でワンルームを借りる場合、4万円から6万円ほどに抑えることが可能です。
また、今回の記事では、名古屋のおすすめの街ごとに魅力や特徴を紹介してきました。
ぜひ、住んでみたいと思った街の家賃相場を知って、現在住んでいる場所やこれからの引っ越し先候補と比べて参考にしてみてください。
名古屋市の地区ごとの家賃相場 | |||||
区名 | ワンルーム | 1K/1DK | 1LDK/2K/2DK | 2LDK/3K/3DK | 3LDK/4K |
名東区 | 40,000円 | 50,000円 | 65,000円 | 74,000 | 90,000 |
千種区 | 51,000円 | 57,000円 | 78,000円 | 98,000 | 122,000 |
東区 | 59,000円 | 61,000円 | 88,000円 | 113,000 | 131,000 |
緑区 | 46,000円 | 47,000円 | 63,000円 | 68,000 | 73,000 |
中村区 | 54,000円 | 58,000円 | 78,000円 | 101,000 | 126,000 |
中区 | 59,000円 | 61,000円 | 89,000円 | 123,000 | 131,000 |
参照:SUUMO,愛知県の家賃相場情報(https://suumo.jp/jj/chintai/kensaku/FR301FB032/?ar=050&bs=040&ta=23&sort=1&ts=1&mdKbn=01)
名古屋に住むメリット
名古屋の家賃相場を知って、住めるイメージがわいてきたら、次はメリットとデメリットを知っておきましょう。
名古屋に住むメリットは数多くあります。今回はそのなかで4つのメリットを紹介します。
- 家賃が安い
- 学校や公園が多く教育制度が整っている
- 名古屋の都心部は移動が便利
- 名物グルメが多い
地区にもよりますが、土地が安いため、家賃は東京と比べて抑えられる場合が多いです。
また教育が盛んな地区もあり、選べる学校の選択肢も増えます。さらには100箇所を超える公園があるため、子どもと一緒に気分転換に出かけるのも良いでしょう。
他にも、名古屋の都心部であれば交通機関が充実しているため、通勤や通学にかかるストレスが少なく済むのもメリットです。
最後のメリットでは、名物グルメが多いことについて紹介します。
名古屋の名物と言えば、ひつまぶしや味噌カツ、味噌煮込みうどんなども有名です。ぜひ、名古屋の名物グルメを制覇してみてください。
では、メリットの次はデメリットもしっかりと把握していきましょう。
名古屋に住むデメリット
名古屋に住むメリットの次はデメリットを3つ紹介します。
- 名古屋の中心部から少し離れると車が無いと不便
- 車の運転が荒い人が多い
- 子育て支援もあるが保育園が激戦区
名古屋の中心部は交通機関も多くアクセス良好ですが、愛知県は自動車保有台数が日本一で、それだけ車が必要ということです。
そのため、中心部で生活する場合は良いですが、都心から少し離れて生活するのであれば車を持つことも考えましょう。
また、名古屋走りと言われる、荒い運転が目立つのもデメリットのひとつです。
そして、子育て世代の不安要素では、保育園が激戦区ということがあげられます。
名古屋では待機児童数が10年連続で0人と発表されています。しかし、希望の保育園に入れない隠れ児童待機数は増加しているため、希望する保育園について良く調べておくことが大切です。
このようにデメリットもありますが、メリットや魅力が多いからこそ名古屋は人気を集めています。
次でここまでの内容をまとめてありますので、最後まで読み進めていきましょう。
【まとめ】名古屋はライフスタイルに合わせて住みやすい街だった
今回の記事では、名古屋の魅力や街ごとの特徴、家賃相場、メリット、デメリットなどを紹介してきました。
以下におおまかなまとめを記載しておきます。
- 名古屋はあなたのライフスタイルにあわせて住む場所を選びやすい
- 交通機関の充実で全国どこへでも気軽に行きやすい
- 東京と比べると家賃が安い
- 住むエリアによっては車が無いと不便
- 子育て世代にやさしい環境づくりが進められている
どこの街でもメリットやデメリットはあるでしょう。もちろん名古屋にもデメリットはありますが、それ以上に多くのメリットがあります。
名古屋は、あなたの理想のライフスタイルを叶えるのにぴったりだと、自信をもっておすすめできる街です。ぜひ、理想の生活を実現させてください。
- 名前:佐藤紫穂