【フリーランス向け】確定申告に役立つおすすめのアプリ・ソフト10選

確定申告を自分で行いたいときに「アプリやソフトの選び方がわからない」「おすすめのアプリやソフトがわからない」と悩んでいませんか？

確定申告を自分で行うのは面倒だけど、依頼するのはお金がかかるからやりたくないですよね。

本記事では、フリーランスにおすすめの確定申告アプリ・ソフトや確定申告の選び方や無料アプリ・ソフトを使うときの注意点を紹介しています。

本記事を読み進めて、自分に合う確定申告アプリ・ソフトを見つけましょう。

アイキャッチ画像出典：https://unsplash.com/ja/%E5%86%99%E7%9C%9F/npxXWgQ33ZQ

フリーランスが使いたい確定申告アプリ・ソフトの選び方

「確定申告を自分で行いたいけど、アプリやソフトの選び方がわからない」と悩んでいませんか？

確定申告ができるアプリやソフトの種類は沢山あり、どれを使えばいいか迷ってしまいますよね。

確定申告アプリ・ソフトの選び方を以下の3つに分けて紹介するので、確定申告を自分で行いたい方は、ぜひ参考にしてみてください。

• アプリかソフトか
• 無料か有料か
• 使いやすさ

アプリかソフトか

確定申告アプリ・ソフトの1つ目の選び方は、アプリかソフトで決める方法です。

確定申告アプリは、確定申告ソフトの機能をスマホやタブレットで利用できるようにしたサービスです。

アプリの機能はソフトに劣りますが、どこでも確定申告ができ、帳簿を入力もスマホやタブレットで簡単に行えるメリットがあります。

一方で確定申告ソフトは、確定申告用のデータが自動作成できるサービスです。また、青色申告決算書や収支内訳表など、確定申告に必要な書類を作成できます。

一見難しそうですが、操作は簡単なので簿記や会計の知識がない方でも無理なく利用ができます。

無料か有料か

確定申告アプリ・ソフトの2つ目の選び方は、無料か有料かで決める方法です。

無料のアプリ・ソフトは、機能やサポートに制限をかけられる可能性がありますが、確定申告にかかるコストを抑えられます。

有料のアプリ・ソフトは、一定の料金がかかりますが、機能やサポートが充実しています。手厚いサポートを受けたい方や、初心者の方におすすめです。

多くの有料アプリ・ソフトは、一定期間お試しで使えるトライアル期間を設けています。気になるアプリ・ソフトは、積極的に体験してみましょう。

使いやすさ

確定申告アプリ・ソフトの3つ目の選び方は、使いやすさで決める方法です。

アプリ・ソフトによって個人事業主向けやフリーランス向け、会社員向けなど、使いやすさが異なります。そのため自分に合うサービスを見つけるのが困難です。

自分に合うサービスを見つける方法として、確定申告サービスを一定期間お試しで使えるトライアル期間を利用するのがおすすめです。

気になるアプリ・ソフトがある場合は、積極的に体験し、自分の用途に合ったものを見つけましょう。

フリーランスにおすすめの確定申告アプリ・ソフト10選                                                          

「確定申告を自分でしたいけどおすすめの確定申告アプリ・ソフトがわからない」と悩んでいませんか？

ここでは自分で確定申告を行いたいフリーランスの方向けに、おすすめの確定申告アプリ・ソフト10選を紹介します。

1つずつサービスの機能や特徴を詳しく紹介するので、参考にしてください。紹介するアプリ・ソフトは以下の通りです。

• やよいの青色申告
• やよいの白色申告
• クラウド会計ソフトfreee（フリー）
• Money Forward（マネーフォワード）クラウド確定申告
• 円簿青色申告
• 確定申告 Kaikei（カイケイ）
• Taxnote（タックスノート）
• HANJO（ハンジョー）会計
• CalQ Share（カルクシェア)
• aoiro（アオイロ）

やよいの青色申告

やよいの青色申告は、個人事業主向けのクラウド青色申告ソフトです。やよいの青色申告の特徴は下記の通りです。

• 取引データを自動で仕訳・入力可能
• 複式簿記帳簿を自動生成できる
• 税務署に行かずに確定申告ができる
• スマホアプリで自動仕分け可能

やよいの青色申告は、65万円控除をしたい方や、個人事業主の会計業務を効率化したい方におすすめの確定申告ソフトです。

セルフプランの場合、すべての機能を1年間無料でお試しできますが、電話サポートやメールサポートが利用できません。

充実したサポートを受けたい方は、1年間半額でお試しできるベーシックプラン以上を検討しましょう。

やよいの白色申告

やよいの白色申告は、個人事業主向けのクラウド白色申告ソフトです。やよいの白色申告の特徴は下記の通りです。

• 取引データを自動で仕訳・入力可能
• 白色申告向けのシンプルなデザイン
• 税務署に行かずに確定申告ができる
• スマホアプリで自動仕分け可能

日々の取引を家計簿感覚で入力できるので、初心者や知識がない方でも安心して利用できます。また、入力した取引は、確定申告書類に自動で集計・反映されます。

やよいの白色申告は、申告ソフトに複雑な機能を求めていない方や、コストを抑えたい方におすすめです。

やよいの白色申告のプランには「フリープラン」「ベーシックプラン」「トータルプラン」の3種類があります。

フリープランでは、すべての機能を無料で利用できますが、電話やメールなどのサポートが受けられません。

一方、ベーシックプランとトータルプランは、電話やメールなどのサポートが受けられます。

クラウド会計ソフトfreee（フリー）

クラウド会計ソフトfreee（フリー）は、経理が初めての方や簿記の知識がない方向けの会計ソフトです。クラウド会計ソフトfreeeの特徴は下記の通りです。

• 経理の入力を自動化
• 初期費用と解約料が0円
• インボイス制度・電子帳簿保存法に完全対応
• クラウド会計ソフトシェア率No.1
• 全国ほぼすべての銀行と連携可能

記帳業務を自動化できるため、業務時間やコストの削減が可能です。また、問題が起きた時は「freeeアドバイザー」と呼ばれるfreee会計に強い税理士が対応してくれます。

電話サポートは、ベーシックプラン以上の方が対象となるので注意してください。手厚いサポートを受けたい方は、ベーシックプランがおすすめです。

また、初期費用が0円なので、初心者の方でも始めやすい会計ソフトです。

Money Forward（マネーフォワード）クラウド確定申告

Money Forward（マネーフォワード）クラウド確定申告は、業務内容を効率化したい方向けの会計ソフトです。

Money Forwardクラウド確定申告の特徴は下記の通りです。

• Windows・Mac両対応
• 他社の確定申告ソフトからの乗り換えが簡単
• 取引明細を自動で所得
• 会計レポートを複数メンバーで共有可能
• 確定申告必要書類を自動生成
• 白色申告と青色申告に対応可能

Money Forwardクラウド確定申告は、苦手な確定申告の作業を自動化させたい方におすすめします。

また、1ヶ月間無料で利用できるお試し期間を設けています。1ヶ月無料トライアルでは、有料の「パーソナルプラン」と同様の機能を無料で使えるため積極的に試してみましょう。

円簿青色申告

円簿青色申告は、個人事業主向けのクラウド型青色申告ソフトです。円簿青色申告の特徴は下記の通りです。

• すべての機能をずっと無料で使える
• インターネット環境がある場所なら自宅以外でも操作可能
• やよいの青色申告からデータを取り込み可能
• 個人情報の入力不要

法改正にも即時対応し、無料でアップデートしています。

65万円の青色申告特別控除を受けたい方や、クラウド型青色申告ソフトを機能制限や期間限定がなく無料で使いたい個人事業主におすすめします。

円薄青色申告では、体験版の利用できるので、気になる方は試してみましょう。

確定申告 Kaikei（カイケイ）

確定申告Kaikei（カイケイ）は、確定申告をスマートフォンで手軽に行いたい方向けの会計アプリです。

確定申告Kaikeiの特徴は下記の通りです。

• 帳簿付けが簡単にできる
• 1タップでExcel出力や印刷ができる
• 勘定科目を自由にカスタマイズ可能
• テーマやアイコンを好きな色に変更できる
• スマホやタブレットで利用可能

必要最低限の機能をリーズナブルに提供しているので、個人事業主やフリーランスにおすすめします。

確定申告Kaikeiでは、スタンダードプランとお試しプランの2種類があります。

お試しプランでも利用はできますが、収支データの登録やExcelの出力に制限があるため注意が必要です。

そのため、確定申告でアプリを使う方は、スタンダードプランの加入を検討してみてください。

Taxnote（タックスノート）

Taxnote（タックスノート）は、確定申告を手軽に始めたい個人事業主向けのアプリです。Taxnoteの特徴は下記の通りです。

• スマホで帳簿付けができる
• 複式簿記の帳簿として出力可能
• 月額292円で利用できる

確定申告にかかるコストを抑えたい方や、スマホで記帳したい方におすすめします。

プランは「無料プラン」と「Taxnoteプラン（有料）」の2種類があります。

無料プランは、基本機能をすべて使えますが、仕分け登録が毎月15件までしかできない制限があります。

一方、有料プランでは、基本機能をすべて利用でき、仕分け登録数の制限もありません。

ただし、パソコンでの使用や自動の明細取得、確定申告書の自動生成ができないので注意しましょう。

HANJO（ハンジョー）会計

HANJO（ハンジョー）会計は、個人飲食店向けのクラウド会計ソフトです。HANJO会計の特徴は下記の通りです。

• スマホだけで確定申告ができる
• 飲食店に特化した経営をサポートしてくれる
• 8つのガイドと電話サポートがついて月額1,078円

飲食店を知り尽くしたカシオのクラウド会計ソフトなので、飲食店経営者の方におすすめです。

プランは「無料プラン」と「有料プラン」の2種類があります。無料プランは、電話によるサポートやマイナンバーの管理ができません。

一方、有料プランでは、最初の1ヶ月はすべての機能を無料で利用できます。

CalQ Share（カルクシェア）

CalQ Share（カルクシェア）は、副業をしている会社員向けの確定申告アプリです。CalQ Shareはの特徴は下記の通りです。

• 申請書を無料で作成できる
• お金をかけずに帳簿付けと確定申告ができる
• 確定申告の基礎知識がわかるマンガを用意している
• 仕分け・入力が不要なオプションサービスも用意している

複式簿記での記帳や消費税の確定申告、給与所得、雑所得、事業所得以外の確定申告が行えません。

CalQ Shareは、無料で帳簿付けや確定申告をしたい会社員の方におすすめのアプリです。

無料ですべての機能を利用できるため、初めて確定申告を行う方でも安心して利用できます。

aoiro（アオイロ）

aoiro（アオイロ）は、青色申告を簡単に作成したい方向けの確定申告アプリです。aoiroの特徴は下記の通りです。

• 余計な機能がなくわかりやすい
• 帳簿と決算書を自動作成できる
• 電子帳簿保存法に対応している

簿記や会計の知識がない方や、青色申告に必要な最小限の機能をそなえたソフトを使いたい方におすすめします。

そのため、青色申告に必要がない経営分析レポートや部門管理などはありません。

aoiro（アオイロ）は、無料で青色申告ができる確定申告アプリなので、興味がある方は積極的に試してみましょう。

無料の確定申告アプリ・ソフトを選ぶときの注意点

無料の確定申告アプリ・ソフトは魅力を感じますよね。しかし、選ぶときには注意しなければいけない点が存在します。

注意点を知っておけば、トラブルや手間を省くことができ、安心して確定申告の手続きを進められますよ。

ここでは、無料の確定申告アプリ・ソフトを選ぶときの注意点を3つ紹介します。最後まで読み、確定申告の準備と手続きがスムーズに行えるようにしましょう。

紹介する注意点は以下の3つです。

• サポートを受けられない場合もある
• 制限されている機能がある
• トライアル期間が設けられている

サポートが受けられない場合もある

無料の確定申告サービスは充実した機能を使えますが、電話やメールなどのサポートを受けられない場合もあります。

知識や経験がない方が無料の確定申告サービスを使用すると、サポートを受けられず確定申告をスムーズに行えない可能性があるのです。

しかし、有料プランにすれば電話やメールなどのサポートが受けられます。そのため、手厚いサポートを受けたい方は、始めから有料プランの選択も検討してみてください。

制限されている機能がある

無料で使える確定申告サービスには、機能やサポートに制限がかけられます。例えば、収支データや仕分け登録数に制限をかけているアプリ・ソフトがあげられます。

自分が使いたい機能に制限がかけられていると、思い通りに使えず確定申告に時間がかかってしまうのです。

そのため、無料のアプリ・ソフトを使う際は、使いたい機能に制限がかけられていないかを必ず確認しましょう。

トライアル期間が設けられている

確定申告アプリ・サービスには、一定期間無料で使えるトライアル期間を設けているサービスがあります。

トライアル期間は、有料の確定申告アプリ・ソフトを一定期間無料で体験できるサービスです。

ただし、トライアル期間が終了すると、定められた料金を支払う必要があるので注意してください。

そのため、使ってみたい確定申告アプリ・ソフトがある場合は、トライアル期間を積極的に活用しましょう。

【まとめ】アプリやソフトを使ってフリーランスの確定申告を楽にしよう！

今回はフリーランスの方向けに、アプリ・ソフトの選び方やおすすめのアプリ・ソフト、無料の確定申告アプリ・ソフトを使う際の注意点を紹介しました。

確定申告アプリ・ソフトがあれば初心者でも簡単に確定申告や準備ができます。また、無料や安価なアプリやソフトもあるので確定申告にかかるコストも抑えられるのです。

なお、アプリやソフトの多くは一定期間無料で利用ができるトライアル期間を設けています。気になるアプリ・ソフトを見つけたときは、積極的に利用してみてください。

以下で確定申告アプリ・ソフトの特徴を紹介しているので、1つずつ比較し自分の用途やスタイルに合ったものを選んでみましょう。

確定申告アプリ・ソフトの名称と特徴
確定申告アプリ・ソフト	特徴
やよいの青色申告	取引データを自動で仕訳・入力可能 複式簿記帳簿を自動生成できる 税務署に行かずに確定申告ができる スマホアプリで自動仕分け可能
やよいの白色申告	取引データを自動で仕訳・入力可能 白色申告向けのシンプルなデザイン 税務署に行かずに確定申告ができる スマホアプリで自動仕分け可能
クラウド会計ソフト freee（フリー）	経理の入力を自動化 初期費用と解約料が0円 インボイス制度・電子帳簿保存法に完全対応 クラウド会計ソフトシェア率No.1 全国ほぼすべての銀行と連携可能
Money Forward （マネーフォワード） クラウド確定申告	Windows・Mac両対応 他社の確定申告ソフトからの乗り換えが簡単 取引明細を自動で所得 会計レポートを複数メンバーで共有可能 確定申告必要書類を自動生成 白色申告と青色申告に対応可能
円簿青色申告	すべての機能をずっと無料で使える インターネット環境がある場所なら自宅以外でも操作可能 やよいの青色申告からデータを取り込み可能 個人情報の入力不要
確定申告 Kaikei（カイケイ）	帳簿付けが簡単にできる 1タップでExcel出力や印刷ができる 勘定科目を自由にカスタマイズ可能 テーマやアイコンを好きな色に変更できる スマホやタブレットで利用可能
Taxnote（タックスノート）	スマホで帳簿付けができる 複式簿記の帳簿として出力可能 月額292円で利用できる
HANJO（ハンジョー）会計	スマホだけで確定申告ができる 飲食店に特化した経営をサポートしてくれる 8つのガイドと電話サポートがついて月額1,078円
CalQ Share（カルクシェア)	申請書を無料で作成できる お金をかけずに帳簿付けと確定申告ができる 確定申告の基礎知識がわかるマンガを用意している 仕分け・入力が不要なオプションサービスも用意している
aoiro（アオイロ）	余計な機能がなくわかりやすい 帳簿と決算書を自動作成できる 電子帳簿保存法に対応している