「あ〜、やばい、コーヒーがこぼれて服にシミがついてしまった…」とうっかりやってしまうと困りますよね。
自宅でのんびりしているときなら心に余裕はありますが、忙しい朝にコーヒーをこぼすと焦ってしまうことでしょう。
でも安心してください、適切に対応すれば恐れることはありません。
本記事ではコーヒーのシミの落とし方について解説していきます。
外出先での応急処置法や自宅での対処法などケース別に分けて説明していきますので、焦らずに適切な方法でピンチを乗り越えましょう。
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外出先でコーヒーのシミができた場合の応急処置方法
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なぜなら、コーヒーのシミは、時間が経つほど落ちにくくなるからです。
その場で洗剤を使って洗うことができれば一番良いですが、外出先だと用意できるものも限られているかと思います。
最低限の持ち物を使ってできる応急処置の方法を紹介しますので不安にならず、落ち着いてあなたの持ち物も確認してみましょう。
応急処置の手順
外出先での応急処置の手順は下記の通りです。
- 乾いたハンカチでシミを軽く叩く
- 水で薄めた石けんをハンカチの一部に当てる
- 石けんを付けたハンカチでシミを軽く叩く
- 石けんを付けていない部分に水を含ませてシミを軽く叩く
- 乾いたハンカチで服についた残りの水分を取る
上記手順にあるハンカチは、タオルやティッシュでも代用可能です。
また、注意点は応急処置をするときは、シミの部分をこすらないことです。
こすってしまうとシミが広がって、汚れが落ちにくくなります。
シミの部分を上からポンポンと叩いて汚れを浮かし、別の布やティッシュに移していくのがポイントです。
外出先のシミ落としに便利なグッズ
外出先のシミ落としに便利なグッズを紹介します。あらかじめ用意すれば、焦ることなく対応できるのでおすすめです。
いくつか紹介しますのであなたに合うものがないかチェックしてみましょう。
- ドクターベックマン携帯用ステインペン
- ドクターベックマンステインローラー
- 友話携帯用シミとりシート
1つ目のグッズは、ペンタイプのもので持ち運びに便利です。ペン先のチップは取り外し可能なので、使用後に水洗いして常に清潔に保てます。
2つ目のグッズは、ローラータイプのものです。広範囲の汚れに対応できます。
また、水性・油性どちらの汚れにも使えます。
3つ目のグッズは、シートタイプのものです。1枚ずつ個装されているので、小さなバッグや財布にも入ります。
シートに水を含んでいますので汚れをすぐに落とせるのが特徴です。
コーヒーのシミを落とす前の注意点
出典：https://pixabay.com/ja/photos/%E4%B8%8D%E6%B0%97%E5%91%B3%E3%81%AA-%E3%83%8F%E3%83%AD%E3%82%A6%E3%82%A3%E3%83%BC%E3%83%B3-%E5%BB%83%E5%A2%9F-2813134/コーヒーのシミを落とす前の注意点を3つのポイントに絞って解説します。
外出先だけでなく、自宅で洗濯する際の注意点も紹介しますので、ケースに合わせた適切な方法で対応していきましょう。
- 洗濯表示タグをチェックする
- お湯ではなく水を使う
- ミルク入りコーヒーではシミの落とし方が違う
洗濯表示タグをチェックする
1つ目の注意点は「必ず洗濯表示タグをチェックする」です。
焦ってすぐに水洗いしようとする気持ちはわかりますが、衣服の種類によっては、水洗いができないものもあります。
まずは水の入った桶のマークをチェックしましょう。×がついているときは、自宅での洗濯はできません。
次に「漂白」を意味する三角マークもチェックしてください。NGが入っているものはシミ落としの際に色落ちする可能性があります。
洗えないものは、無理に洗おうとせず、クリーニング業者に持っていきましょう。
お湯ではなく水を使う
2つ目の注意点は「お湯ではなく水を使う」です。
「何となく水よりお湯のほうが落ちやすいのではないか」とイメージするかもしれませんが、実は間違いです。
コーヒーのシミにはたんぱく質が含まれているので、お湯を使うとたんぱく質の成分が固まり、シミが落ちにくくなってしまいます。
そのため、必ず水を使ってシミを落としましょう。
ミルク入りコーヒーではシミの落とし方が違う
3つ目の注意点は「ミルク入りコーヒーではシミの落とし方が違う」です。
ブラックコーヒーや砂糖入りコーヒーは「水溶性」の汚れですが、ミルク入りコーヒーは「油溶性」の汚れのため、落とし方が違います。
油溶性の汚れには酸素系漂白剤が効果的です。
手順については、記事後半の『長時間経ったコーヒーのシミの落とし方』で紹介しているので、気になった方はぜひご覧ください。
自宅でできるコーヒーのシミの落とし方
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特に難しいことはないので、落ち着いて迅速に対応しましょう。
準備するもの
自宅でのコーヒーのシミ落としに準備するものは下記の通りです。
- 台所用中性洗剤（食器用洗剤）
- 汚れても良いタオル
- 歯ブラシ
- 水（お湯はNG）
使用する洗剤は、必ず中性洗剤にしましょう。中性洗剤は、肌に優しく作られており、生地を傷めずにシミを落とすことができます。
市販で販売されている洗剤の多くはアルカリ性ですので、容器の裏面を見て間違えないようにしてください。
汚れても良いタオルや歯ブラシはどこの家にもあるので準備は簡単ですね。
上記4点を揃えたら、いよいよシミ落としのスタートです。
コーヒーのシミを落とす手順
コーヒーのシミを落とす手順は下記の通りです。
- シミの部分を裏返してタオルの上に乗せる
- シミの裏から汚れを押し出すイメージでタオルで水分を拭き取る
- シミの部分に直接中性洗剤をかけて指で軽く馴染ませる
- 洗剤が馴染んだらシミの裏から歯ブラシで軽くたたく
- きれいな水ですすぐ
- 洗濯機で洗う
手順4まで進んだところでシミが残っている場合は、手順1〜4を2、3回繰り返してください。
手順4まで終わってもシミが気になる場合は、手順6の洗濯機で洗うときに、液体酵素系の漂白剤をシミの部分に付けて洗いましょう。
ここまでやればほとんどの汚れは綺麗に落とすことができます。
カーペットについたシミの落とし方
出典：https://www.pakutaso.com/20230439095post-46288.html次にカーペットについたシミの落とし方です。
カーペットは、衣服と違ってサイズが大きいので洗濯機は使えず、拭き取りで汚れを落としていきます。
また、広範囲に渡ってしまった場合は、コーヒーのシミが浸透する前に処置するのが重要ですので迅速に対応しましょう。
準備するもの
カーペットのシミ落としに準備するものは下記の通りです。
- 雑巾やペーパータオル
- 水
- 水を入れるバケツ
- 中性洗剤
雑巾やペーパータオルは、ティッシュ・キッチンペーパーで代用してもOKです。中性洗剤は基本的には不要ですが、汚れがひどい場合は準備してください。
カーペットのシミ落としする場合も特に難しいものを準備する必要はないですね。
コーヒーのシミを落とす手順
カーペットのコーヒーのシミを落とす手順は下記の通りです。
- 雑巾やペーパータオルを使いコーヒーの水分を拭き取る
- 拭き取った部分をタオルで水拭きする
- ある程度汚れがとれたら水で汚れを流し出す
- 中性洗剤を浸した雑巾を使いシミ部分を叩く
- シミがとれたら固く絞った雑巾で叩く
- 乾いたタオルで拭き取る
- 直射日光の当たらない風通しの良い場所で干して乾かす
手順3まで進めたところで汚れが落ちない場合は、手順1〜3を繰り返し行いましょう。
中々落ちない場合は中性洗剤を使って手順4以降進めます。
ここでも軽くトントンと叩くのがポイントで、絶対にこすらないでください。
また、カーペットは裏面の方が水分が出て行きやすいので手順7のカーペットを乾かすときは、裏面が見えるように干してください。
長時間経ったコーヒーのシミの落とし方
出典：https://pixabay.com/ja/photos/%E3%82%B3%E3%83%BC%E3%83%92%E3%83%BC-%E3%82%B3%E3%83%BC%E3%83%92%E3%83%BC%E8%B1%86-%E3%82%AB%E3%83%83%E3%83%97-171653/長時間経ったコーヒーのシミの落とし方について解説します。
時間が経つとコーヒーの色素が繊維に定着して、洗剤で落とすのが難しくなりますので、漂白剤を使いましょう。
汚れたものが白系であれば漂白効果の高い塩素系漂白剤、色柄物系であれば色落ちのしにくい酸素系漂白剤が効果的です。
- 汚れた衣服の下にタオルを敷く
- 漂白剤をシミに直接塗布する
- ドライヤーの温風で10秒ほど温める
- シミが目立たなくなるまで手順2.3を繰り返す
- すすいでから洗濯機で洗濯
ただし、金属製のボタンやファスナーがついているものは、化学反応を起こし、劣化する場合がありますので注意が必要です。
【まとめ】コーヒーのシミは適切に処理すれば怖くない！
この記事ではコーヒーのシミがついた時の対処法について説明してきました。大事なポイントをまとめると以下の通りです
- 落ち着いて素早く応急処置を行う
- 洗濯表示タグをチェックする
- こぼしたコーヒーは水溶性か油溶性か
コーヒーのシミはついてしまっても決して落ちない汚れではありません。
シミがつくと焦って対応しようとしてしまいますが、落ち着いて適切に処理をすれば綺麗に落とせる場合がほとんどですので、これからも怖がらずにコーヒータイムを楽しみましょう！
- 名前：じゅんけい
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