「ルーター選びで失敗したくない」「ルーターの種類が多くて選び方がわからない」と悩んでいませんか。
ルーターも大きい買い物ですから、失敗したくない気持ちがあるでしょう。
そんな方に本記事では、ルーターの選び方のポイント5つと、厳選したメーカー5社の特徴とおすすめを紹介します。
この記事を読むことで、あなたが欲しいルーターが見つかり、快適なWi-Fi生活が送れるでしょう。ぜひ最後まで読んでください。
アイキャッチ出典:https://unsplash.com/ja/%E5%86%99%E7%9C%9F/%E9%BB%92%E3%81%84%E3%83%86%E3%83%BC%E3%83%96%E3%83%AB%E3%81%AB%E7%99%BD%E3%81%84%E3%83%AB%E3%83%BC%E3%82%BF%E3%83%BC-mhA3QOXME5M
ルーターの選び方のポイントは5つ
ルーターの選び方がわからない人のために、5つのポイントを解説します。
ルーターを選ぶためにはあなたが重要視するポイントを知ることが必要です。
- 通信規格にこだわる
- 間取りに適したスペック
- 接続可能台数を確認
- 高速通信が可能か
- セキュリティのチェック
通信規格にこだわる
1つ目は「通信規格にこだわる」です。通信規格とは、「Wi-Fi 5」や「Wi-Fi 6」のような世代を指します。
Wi-Fi5とWi-Fi6でも通信速度に1.5倍の差があります。
数字が大きいほど「最新設備の通信である」を意味しますから、高速通信で快適な環境なのです。
通信速度にこだわる人は、通信規格が最新のルーターを選びましょう。
間取りに適したスペック
2つ目は「間取りに適したスペック」です。自宅のタイプや間取りによってWi-Fiの電波が届く範囲が異なります。
例として、製品に「2階建て戸建て」や「2LDKマンション」のように記載された製品です。
もし、ルーターを選ぶ時に、あなたが1LDKに住んでいるなら、2LDK対応の製品を買いましょう。
理由は、ルーターに記載されているのが、家の中心に置いた場合の間取りだからです。
設置場所が家の中心ではない方は、あなたの家より大きい間取りが記載された製品を選びましょう。
接続可能台数を確認
3つ目は「接続可能台数を確認」です。無線LANルーターには、製品に接続可能台数が記載されています。
接続可能台数ギリギリでルーターを使用すると、通信速度が遅くなります。
接続可能台数に余裕がある製品を選ぶと、接続に余裕が生まれ、安定した通信速度を保てるのです。
Wi-Fiに接続する台数を確認してからルーターを選択しましょう。
高速通信が可能か
4つ目は「高速通信が可能か」です。特にオンラインゲームや動画視聴をする人にとって重要です。
高速通信のイメージとして「パソコンのスペックや回線会社が重要」だと思っていませんか。
2つとも重要ですが、高速通信を可能にするためには、ルーターも選ぶ必要があるのです。
例えば、アンテナ付ルーターやゲーミングルーターなど、高速通信に対応した製品があります。
高性能ルーターを使用することで、光回線から端末に安定した高速通信が可能になるのです。
ただし、高性能であるため、一般的なルーターより高額になってしまいます。
金額よりも性能や高速通信を求める人は、最新のスペックで高速通信に対応したルーターを選びましょう。
セキュリティのチェック
5つ目は「セキュリティのチェック」です。無線ルーターにはハッキングや第三者の無断使用など、危険が伴うためチェックしましょう。
ルーターのセキュリティ規格には「WPA」と「WEP」の2つがあります。
WEPよりWPAの方がセキュリティは強力ですから、WPAを選んでください。
「WPA3」のような数字の高い製品を選ぶと、最新の強力なセキュリティでWi-Fiを守ってくれるので、理由がない限りは最新のセキュリティを選びましょう。
もっとこだわる選び方!あると嬉しい便利な機能
選び方のポイントを押さえた上で、「もっと便利な機能が欲しい!」と思っていませんか。
ルーターには製品によって便利な機能が3つあります。
- 無線セットアップ
- ビームフォーミング
- バンドステアリング
無線セットアップは簡単に接続設定ができる機能です。接続設定が苦手な人は、無線セットアップの製品を選ぶと、楽に接続してくれます。
ビームフォーミングは特定の通信機器に直接電波を飛ばす機能です。どの部屋にいても直接届くため、通信速度が落ちにくいメリットがあります。
バンドステアリングは電波状況によって周波数帯を自動で変更する機能です。
Wi-Fiには「2.4GHz」と「5GHz」があり、2.4GHzの方が通信速度が速い特徴があります。
しかし、電子レンジを使用すると、2.4GHzを妨害して通信速度が下がってしまうのです。
バンドステアリングがあると、ルーターが「2.4GHz電波状況の電波が悪い」と判断して自動的に5GHzに変更します。
接続が完全に切れるわけではないので、安定した接続を維持してくれる機能です。
ルーターを販売するメーカーの特徴5選
ルーターは販売するメーカーによって特徴が違うので、各メーカーの特徴を知って、あなたが欲しい製品を絞っていきましょう。
メーカー別に厳選した5社の特徴は以下の通りです。
- 【安定した人気の定番】バッファロー
- 【高速安定性】NEC
- 【コスパ・性能重視】TP-Link
- 【豊富な機能】エレコム
- 【初心者に使いやすい】IODATA
【安定した人気の定番】バッファロー
1つ目は「バッファロー」です。認知度が高く、圧倒的シェアを誇っています。
コストパフォーマンスの良いルーターやアンテナルーターなど幅広い製品を展開しているのが特徴です。
また、「AOSS」と呼ばれる無線セットアップが特徴で、ボタンを押して接続するだけで設定できる機能がほとんどの製品に搭載されています。
メーカーにこだわりがなければバッファローで製品を選びましょう。
バッファローの公式サイトはこちら
https://www.buffalo.jp/product/child_category/ap.html
【高速安定性】NEC
2つ目は「NEC(エヌイーシー)」です。特徴は独自技術による高速通信で、ルーターの高速通信には「IPv6」と呼ばれる方式が使用されています。
対してNECは、強化した「IPv6 High Speed」が搭載されているため、さらに速い高速通信が可能です。
また、バンドステアリングや無線セットアップも搭載している製品があるので、機能も合わせて確認してください。
高速通信にこだわる人はNECから選びましょう。
NECの公式サイトはこちら
https://www.aterm.jp/product/atermstation/
【コスパ・性能重視】TP-Link
3つ目は「TP-Link(ティーピーリンク)」です。コストパフォーマンスがよく、それでいて高性能な製品が多くあります。
日本では馴染みがありませんが、世界的には有名なIT機器メーカーです。
接続方法がスマホのアプリを使用した方法で、簡単に接続できます。
ただし、シリーズ製品が2種類と他社と比べてシンプルなため、お金をかけずに性能がいいルーターを求める人におすすめのメーカーです。
TP-Linkの公式サイトはこちら
https://www.tp-link.com/jp/home-networking/wifi-router/
【豊富な機能】エレコム
4つ目は「エレコム」です。機能が充実しているので、他のメーカーに比べて便利な点が多くあります。
例えば、ビームフォーミングやe-meshと呼ばれる中継機を置いても安定しやすい機能は、あるとストレスを感じにくいので便利です。
また、ほとんどのルーターがIPv6に対応しているので、安定した高速通信の環境で使用できます。
もし、機能重視のルーターを選びたい人にはエレコムを選びましょう。
エレコムの公式サイトはこちら
https://www.elecom.co.jp/category/cat_wifi-router/?category=client-personal
【初心者に使いやすい】IODATA
5つ目は「IODATA(アイオーデータ)」です。サポートの充実と独特なデザインに重点をおいています。
バランスの良いルーターがほとんどですが、相談や悩みがあった時の対応に力を入れているので、初心者や接続に自信がない人は選んでみましょう。
また、デザインも独特で機械感がないので、おしゃれなルーターがたくさんあります。生活感を出したくない人にもおすすめのメーカーです。
IODATAの公式サイトはこちら
https://www.iodata.jp/product/network/
おすすめのルーター5選を紹介!
メーカーごとにおすすめのルーターを5つ紹介します。
どの商品を選んでも失敗しないので、すぐに欲しい方は5つから選んでみましょう。
- 【バッファロー】Air station WSR-1800 AX4P-BK
- 【NEC】Aterm WX5400HP PA-WX5400HP
- 【TP-Link】Archer AX23
- 【エレコム】WRC-XE5400 GS-G
- 【IODATA】WN-DX 1200GR
【バッファロー】Air station WSR-1800 AX4P-BK
1つ目は「Air station WSR-1800 AX4P-BK」です。特徴を確認してみましょう。
- 通信規格:Wi-Fi6(11ax)
- 接続環境:2階建て(戸建て)3LDK(マンション)
- 接続可能台数:14台
- 周波数:2.4GHz・5GHz・IPv6
- セキュリティ規格:WPA〜WPA3・WEP
このルーターはファミリー向けの製品で、最新のスペックが備わっています。ただし、セキュリティ規格にばらつきがあるので、購入する前に確認してください。
また、バンドステアリングをはじめ、たくさんの機能が搭載されています。
バッファローの製品を選びたい人で金額に問題なければおすすめです。
商品の詳細はこちら
https://item.rakuten.co.jp/tokka-com/4981254067932/?scid=af_pc_etc&sc2id=af_109_1_10000815
【NEC】Aterm WX5400HP PA-WX5400HP
2つ目は「Aterm WX5400HP PA-WX5400HP」です。特徴を確認してみましょう。
- 通信規格:Wi-Fi6(11ax)
- 接続環境:3階建て(戸建て)4LDK(マンション)
- 接続可能台数:36台
- 周波数:2.4GHz・5GHz・IPv6
- セキュリティ規格:WPA〜WPA3
このルーターは法人向けの製品ですが、ファミリー層でも使用できます。最新のスペックに加えて、接続可能数が36台とたくさんの接続が可能です。
また、バンドステアリングやビームフォーミングなどの機能も搭載しているので、文句なしの製品だと言えます。
しかし、スペックが高機能ですから、金額も割高です。
NECを希望していて、高機能のルーターが欲しい方におすすめします。
【TP-Link】Archer AX23
3つ目は「Archer AX23」です。特徴を確認してみましょう。
- 通信規格:Wi-Fi6(11ax)
- 接続環境:記載無し
- 接続可能台数:記載無し
- 周波数:2.4GHz・5GHz・IPv6
- セキリュティ規格:WPA3
一人暮らし向けですが、接続台数がたくさんなければファミリー向けでも使えます。
ただし、接続環境や接続可能台数の記載がないため、注意してください。
通信規格やセキュリティ規格から考えると、スペックに対してかなり安価です。ビームフォーミングも搭載しているので、コスパを求める人におすすめします。
【エレコム】WRC-XE5400 GS-G
4つ目は「WRC-XE5400 GS-G」です。特徴を確認してみましょう。
- 通信規格:Wi-Fi6E(11ax)
- 接続環境:3階建て(戸建て)4LDK(マンション)
- 接続可能台数:40台
- 周波数:2.4GHz・5GHz・IPv6
- セキリュティ規格:WPA3
このルーターは法人向けですが、ファミリー層でも使用できます。
高機能のスペックを搭載しており、ビームフォーミングやバンドステアリングなど7個の機能を備えた製品です。
特に、セキュリティWi-Fiという機能により、他端末からのウイルスや情報を見られる危険性を阻止してWi-Fiを守るため、セキュリティ面では優秀と言えます。
エレコムで機能がたくさんあるルーターを求める人におすすめです。
商品の詳細はこちら
https://item.rakuten.co.jp/tokka-com/4550161442844/?scid=af_pc_etc&sc2id=af_109_1_10000815
【IODATA】WN-DX 1200GR
5つ目は「WN-DX 1200GR」です。特徴を確認してみましょう。
- 通信規格:Wi-Fi5E(11ac)
- 接続環境:3階建て(戸建て)4LDK(マンション)
- 接続可能台数:16台
- 周波数:2.4GHz・5GHz・IPv6
- セキリュティ規格:WPA2
このルーターはファミリー向けの製品です。スペックは通信規格やセキュリティ規格が1世代前で、値下げを繰り返しているため、安価に購入できます。
インターネットの自動判別機能を搭載しており、初期設定が簡単な初心者向けの製品です。
また、独自開発の「360コネクト」を搭載しており、360度上下・左右・奥行きにムラなく電波を飛ばすため、安定した接続環境を維持してくれます。
IODATAで安定で初期設定が簡単にできるルーターを求めている人におすすめです。
商品の詳細はこちら
https://item.rakuten.co.jp/tokka-com/4957180138145/?scid=af_pc_etc&sc2id=af_109_1_10000815
中継機ルーターの選び方
家の中で電波の届きにくい場所でもWi-Fiが使いたい人には、中継機ルーターが必要です。
中継機が欲しいと考えた時、2つの選択肢があります。
- 中継機
- メッシュWi-Fi
2017年以前は中継機が主流でしたが、扱い方が難しいので設定が苦手な人には不向きな製品でした。
ですが、メッシュWi-Fiの登場により、自動で強力な電波に切り替えてくれるため、初心者でも使いやすいです。
中継機の使い方がわからない人はメッシュWi-Fiを選びましょう。
製品によっては、ルーターとメッシュWi-Fiがセット販売しているので、コストはかかりますがおすすめです。
まとめ:ルーターを選んで快適なWi-Fi生活を送ろう!
ルーターの選び方のポイントやメーカー別の特徴、おすすめのルーター5つを紹介しました。
ルーターを選ぶにあたって5つのポイントがあり、1つずつ確認するのは大変です。
本記事でおすすめしているルーターは5つのポイントをほとんど満たしている製品ですので、難しいと感じた人は5つから選べば失敗しません。
改めてオススメのルーターを5つ紹介します。
- 【バッファロー】Air station WSR-1800 AX4P-BK
- 【NEC】Aterm WX5400HP PA-WX5400HP
- 【TP-Link】Archer AX23
- 【エレコム】WRC-XE5400 GS-G
- 【IODATA】WN-DX 1200GR
あなたに合ったルーターを選んで快適なWi-Fi生活を送りましょう。
- 名前:石田拓巳