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仕事を辞めたいと思った時にまずやるべき事とは?

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人間関係や、キャリアアップために仕事を辞めたいと思っても、面倒な手続きが多かったり、良い転職の方法など不安が多いですよね。

ですがそれらの不安は、少し調べるだけで案外楽に突破できるものだったりもします。

という事でこの記事では、仕事を辞める時の心持ちや実務的な事、そして仕事を辞めた後に貰えるお金など、仕事を辞めたいと思っている人が知っておくべき事についてご紹介していきます。
アイキャッチ出典:https://pixabay.com/ja/photos/%E6%89%8B%E9%A0%86-%E9%9A%8E%E6%AE%B5-%E7%99%BB%E5%B1%B1-1081909/

仕事を辞めたいと思うのは逃げなのか

新卒で就職した若者の約3割はすぐに仕事を辞めてしまう。この言葉は転職や、仕事を辞めたいという言葉が逃げであるというマイナスイメージを持たせている要因の1つでしょう。

しかし終身雇用や年功序列などのシステムに限界が来ている現代において、無理に我慢してまで同じ会社にいる必要はありません。もしも絶対に叶えたい将来の目標があるなら、それは逃げではなくむしろ前進です。

そもそも自分の生命が脅かされていたり、環境の悪い職場から転職するのが逃げる事であったとしても、逃げる事は決して悪い事ではないです。

仕事を辞めたいと思うのは邪道なのか

上に書いてある通り、現代において転職や仕事を辞めるというのは王道でないとしても、決して邪道ではありません。なので仕事を辞めたいと思ったなら、その気持ちを大事に考えてみてください。

昔と違って黙って耐えていれば給料が上がる事はないし、非正規雇用だったら景気が悪くなれば簡単に首を切られます。そもそも非正規雇用というのは人手不足を一時的に補う制度です。

だからこそ仕事を辞めたいと思うのはある意味で、普通の感情と言っても差し支えはないのです。

仕事を辞めたい理由を、冷静に見つめ直す

仕事を辞めるという決断をする前、少しだけ冷静になりましょう。興奮した状態では正解の選択肢は選べませんし、どんな物事にも明確な理由が必要で、仕事を辞めるためにも当然理由が必要です。

労働環境や人間関係が理由なのか、それともキャリアアップや将来の為が理由なのかで次の仕事の業種や職種が変わるからです。次の転職先で天職に出会えるように、なぜ辞めたいのか理由をはっきりさせておきましょう。

仕事を辞めたいと思ったらやるべき事①

まずやるべき事は転職活動です。在職中に転職の準備だけでも済ましておく方が安心です。後述しますが申請すれば失業保険などが貰えるので、食いっぱぐれる事は少ないかもしれません。

ですが失業手当の期限までに次の仕事を決めなければならないというプレッシャーになりますし、そのプレッシャーは要らぬ妥協を生みます。要らぬ妥協は新たな不満となりまた転職しなければならなくなります。

だからこそ暫くは大変になりますが、在職中に転職先の目星だけでも付けておくと安心して転職活動ができます。

仕事を辞めたいと思ったらやるべき事②

初めての転職なら転職エージェントを使ってみるのもいいでしょう。転職エージェントとは基本的には無料で使えるサイトや企業が多く、インターネット上で気軽に相談できたりします。

初めてで勝手が分からないという時は、とても頼りになる存在です。ですが無料なのには理由があって、転職エージェントはあなたを紹介して企業に就職すれば成功報酬が発生します。

つまり転職エージェントは成功報酬が高いから、その企業をあなたに紹介している可能性があるのです。だからこそ口車に乗らず、あくまで参考程度にあなた自身でよく確認しましょう。

仕事を辞めたいと思ったらやるべき事③

仕事を円満に退職する方法をご紹介します。どうせなら追い出されるように退職するよりかは、お世辞だとしても声援を背中に受けながら退職したいですよね。

円満に退職をするために重要なのは、はっきりと辞意を表す事と、ポジティブな理由を述べる事です。うやむやとした辞意を述べても意地悪な上司だった場合や、ブラック企業は受け取ってくれません。

そして基本的には一身上の理由で十分なのですが、深堀された時にはキャリアアップのためなどポジティブな理由を述べましょう。その方が心証もいいですし、何よりスムーズに退職できます。

仕事を辞めてから貰えるお金

仕事を辞めたらまずは失業保険を申請しましょう。失業保険が貰える条件は雇用保険に加入していて、なおかつ以下の理由のどちらかを満たしている必要があります。ハローワークで申請を行います。

失業保険の条件
  1. 被保険者期間が離職日以前2年間に通算して12か月以上あること
  2. 特定受給資格者または特定理由離職者に該当するものであって、1により受給資格を得る事ができない者は、被保険者期間が離職日以前1年間に通算して6か月以上あること

ややこしい言い回しが並んでいるので要約すると、つまり1は同じ職場に2年以上働いている事、2は特定受給資格者などの条件を満たしていて、1年間のうち半年以上同じ職場で働いている人という事になります。

再就職に成功したらお祝い金が貰える

失業保険の期間中に就職先を決めた場合、再就職手当が貰えます。8つの条件がありますが、要約すると給付期間を3分の1以上残していて、向こう1年間は離職する見込みがなくて、新しく見つけた就職先である事です。

再就職手当も失業保険と同じようにハローワークに必要な書類などを提出し、申請をする必要があります。申請が受理されれば約1か月ほどで再就職手当が振り込まれます。少しタイムラグがある事は注意が必要です。

家族や友人への相談はするべきか

よくある悩みが、仕事を辞めるのに家族や友人への相談をするべきかという事です。結論から言えば絶対に相談するべきですし、多少なれど相談をした方が良い結果になります。

仕事を辞めると考えている時というのは、一種の興奮状態であったり不安で気分が落ち込んでいたりと、どちらにせよ冷静ではありません

転職は一大決心だからこそ、ある程度フラットに判断してくれる人が周りにいるのなら絶対に一言くらいは相談した方が前向きな未来へ進む事ができるでしょう。

まとめ

という事で今回は仕事を辞めたいという人に向けて、心持ちや失業保険の条件などを主にご紹介しました。仕事を辞めるというのは、簡単にはできない決断で、たくさん迷うでしょう。

しかしよりよい未来のため、自分のキャリアアップをするために転職が必要ならば、迷う事なく今の仕事を辞めてしまった方が、明るい将来が待っているはずです。

明るい未来を掴むために、新しい1歩を踏み出すために今の仕事を辞める。何も失わない人は何も得らなえいという言葉があります。仕事を辞めるというのは、そう言う事なのかもしれません。

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ゲコ
夜もコーヒーを飲む男。