携帯電話の料金が高いと感じ、格安SIMに乗り換えたいと考えてませんか?
「格安SIMとは」どのようなものなのか、知識がない方のために分かりやすくまとめましたのでお伝えします。
(トップ画像出典:https://www.pakutaso.com/20160352074sim-3.html)
格安SIMの仕組みとは?
大手携帯キャリアの回線を借りており、店舗を構えている事業者が少なく、ほとんどがオンラインで販売・対応しています。
店舗を構えていない分従業員を削減することができ、電波塔を持つなどの初期費用をかけずに借りているため、格安で提供できます。
SIMカードがあるから私たちはインターネットが使えて通話ができ、SIMカードが無くてもWi-Fiに繋げられればインターネットを使うことができます。
格安SIMの速度が遅くなってしまう理由とは?
ベーシックには大手携帯キャリアとは速度の違いはありませんが、POIという相互接続点で一定の割合に達すると速度が落ちてしまいます。
大手携帯キャリアの回線を直接契約している場合は速度は落ちませんが、格安SIMの場合は一度に利用可能なデータ量が制限されているため同じ速度で使い続けることはできません。
通勤時や帰宅時間、昼休み時、就寝前などは、スマートフォンを利用する人が多いため一時的に速度が落ちてしまいます。
格安SIM会社が借りている大手携帯キャリア一覧
格安SIM会社は大手携帯キャリア3社と楽天、Y!モバイルのいずれから、回線を借りています。
大手キャリアから格安SIMに乗り換えを考えている方は、基本的に使用している大手携帯キャリアの回線を使っている格安SIM会社しか使えません。
大手携帯キャリア3社とも回線を提携しているところもあり、圧倒的にdocomoの回線を借りている会社が多いです。
格安SIM会社ごとに、大手キャリアから借りている回線をまとめました。
- U-mobile
- イオンモバイル
- ロケットモバイル
- mineo
- IIJmio、
- BIGLOBEモバイル
- LINEモバイル
- LIBMO
- LinksMate
- エキサイトモバイル
- DTI SIM
- OCNモバイルONE
- ヤマダニューモバイル
- nuroモバイル
- J:COMモバイル
- TONEモバイル
- NifMo
- スマモバ
- b-mobile
- イオンモバイル
- UQモバイル
- mineo
- IIJmio
- BIGLOBEモバイル
- J:COMモバイル
- U-mobile
- スマモバ
- mineo
- ロケットモバイル
- LINEモバイル
- nuroモバイル
- b-mobile
格安SIMを購入できる場所とは?
知名度のある格安SIM会社なら、オンライン上だけでなく店舗を構えているところもあり、大型ショッピングセンター・家電量販店・PCショップなどでも契約することができます。
YモバイルやUQモバイルは店舗を多く構えており、街を歩いていると店舗を見かける方も多いかと思います。
簡単に購入したいならインターネットで買えますし、早く購入したい場合は店舗で翌日のうちに契約することができます。
格安SIMを購入する際の支払の仕方とは?
インターネットで購入する場合、本人確認できるもの・クレジットカード・メールのアドレス・MNP予約番号(MNPで乗り換えする時)等が必要です。
ほとんどの格安SIM会社がクレジットカード支払いですが、UQモバイル・Y!モバイル・楽天モバイル・LINEモバイルのようにクレジットカードでなくても支払できるところはあります。
口座振替やLINEPay、デビットカード支払いなどクレジットカード以外の支払方法ができる格安SIMカード会社もあります。
格安SIMでテザリングできる?
格安SIMカードはデザリングできますが、できない場合もあります。
格安SIM自体に機能が付いていない場合やスマートフォン自体に機能が場合があるため、調べるか問い合わせをして確かめる必要があるます。
デザリングができるかは、webサイトで公開されている[動作確認済み端末検索]等の欄で調べるとデザリングができるかが分かります。端末名を検索し利用したい回線に、デザリング機能があるか確認できます。
MVNO(格安SIM会社)とは?人気MVNO一覧!
大手携帯キャリアのみでスマートフォンを使用している方が多いですが、MVNOはたくさんあり、およそ600社以上あります。
MVNO(Mobile Virtual Network Operator)とは、無線通信回線設備を運用・開設せず、格安SIMと格安スマホの携帯電話サービスを提供する事業者のことです。
MVNOの中から、格安SIMを取り扱っている人気の事業者をご紹介します。
ocnモバイルone、HISモバイル、UQモバイル、アイアイジェイミオ、マイネオ、U-モバイル、リブモ、nuroモバイル、BIGLOBEモバイル、IIJmio、y.uモバイル、DTI SIM、エキサイトモバイル、QTモバイル、ロケットモバイル、nuroモバイル、NifMo、LinksMate、b-モバイル、TONEモバイル、J:COMモバイル、LIBMO、ヤマダニューモバイル、hi-hoモバイル、スマモバ
格安SIMの通信可能範囲!
山の近くなど田舎で使うことがある時は、docomoの通信と通話が一番電波が繋がりやすく、docomoに比べるとauとSoftBankは繋がりにくい場合があります。
格安SIM会社は大手携帯キャリアから回線を借りているため、企業によっては電波が繋がる地域の範囲が狭いところもあります。
扱われている取引先の電波塔によっては、田舎や山奥など通話できる範囲の度合いが異なります。
東京でも住んでいる人が少ない外れ部や地方で少し市街から外れると、インターネットの電波が届く範囲に限りがある場合が多いです。
格安SIMの速度が遅くなる時の使い分け方とは!
格安SIMは、安い代わりにデータ通信速度が一時的に遅くなることが一番の欠点です。
格安SIM会社によっては、3日間で10㎇以上使用すると速度が遅くなる制限があるところもあり、電波の繋がる場所にも制限があることが多く、地方や地下では電波が繋がらない可能性が高いです。
しかし、3日で10GB を超えることはよっぽどないと思いますが、動画を長時間視聴すると通信容量を多く使ってしまうので、そのような場合はWi-Fiに繋げるようにするべきです。
大手携帯キャリアのauの使い放題プランでない限りは、格安SIMの通信に制限がかかってしまう場合があるため、Wi-Fiと上手く使い分けることがインターネットの使用を効率よくできます。
格安SIMの通信速度を速く使えるようになるためには?
一部のスマートフォンで5Gでインターネットが使えるようになってきており、高速での通信や大容量の利用もできるようになってきています。
そのため、5Gでのインターネットを使える量が増えれば、格安SIMの通信速度は、多少は速くなるのではないかと思われます。
4Gである限り速度が落ちることを考慮すると、無制限に使うのではなく、5GBや10GBやなどにし、wi-fiが使える場所では接続するようにするとよいでしょう。
自分の生活様式に合わせて格安SIMを選ぼう!
格安SIMは速度制限がかかってしまうため、インターネットの使用が不便になってしまいます。
一時的に速度が遅くなってしまうことはありますが、大手携帯キャリアより安くで済ませることができます。
通勤時間やお昼休み時間は速度が落ちることを分かっていれば、その時間帯はWi-Fiが繋がる場所にいるよにするだとか、インターネット使わなくても済む別の作業をするよにすれば問題ないでしょう。
自分の生活様式に合わせて、いかに安く済ませられ便利に使いこなしていけるかで格安SIMを決めてみてください。