「給料が安いし転職したい・・・」と思って転職サイトを使おうとしても、特徴がわからないと比較ができず、自分がどの転職サイトを使うべきかわからなくなってしまいますよね。
せっかく転職活動を始めても、自分に合わない転職サイトを使っていると、なかなか良い求人が見つからずに時間を無駄にしてしまいます。
そこで、この記事では転職サイトの比較をして、それぞれの目的にあった転職サイトを選べるように解説していきます。
この記事を最後まで読めば、自分にあった転職サイトがわかり時間を有効に使えるようになるので、ぜひ最後まで読んでみてくださいね。
画像出典:https://www.photo-ac.com/main/detail/4191391?title=%E9%9D%A2%E6%8E%A5%E3%83%BB%E6%89%93%E3%81%A1%E5%90%88%E3%82%8F%E3%81%9B%E3%83%BB%E3%82%AB%E3%82%A6%E3%83%B3%E3%82%BB%E3%83%AA%E3%83%B3%E3%82%B0%E9%A2%A8%E6%99%AF&searchId=3040451864
あなたは知ってる?転職サイトと転職エージェントの違いとは
そもそも皆さんは、転職サイトがどのようなサービスを提供しているのか理解できているでしょうか?
転職サイトはインターネット上で求人を掲載しているサービスで、仕事を探している求職者自身が求人を探して応募するのが一般的です。
よく似たサービスとして「転職エージェント」も存在していますが、転職サイトとの違いは以下のとおりです。
- 転職サイトはネット上に掲載されている求人を自分で探すので、いわばネット版求人雑誌。
- 転職エージェントは転職の仲介をするエージェントを通して、おすすめの企業を紹介してくれるサービスで、いわばハローワークのようなもの。
最近は転職エージェントのCMをよく見かけると思いますが、実は転職サイトにも特有の魅力やメリットがあります。
とはいえ、最近話題のエージェントではなく「転職サイト」を使うメリットがわからないと思いますので、まずは転職サイトを使うメリットについて解説していきますね。
転職サイトのメリット①:自分のペースで転職活動をできる
転職サイトを使う1つめのメリット「自分のペースで転職活動をできる」について解説していきます。
転職エージェントを利用すると、エージェント側からおすすめ企業を紹介してくれる代わりに、応募を急かされたり大量の応募を進められるケースがあります。
一方で、転職サイトはあくまでも自分から求人に応募するため、自分のペースで転職活動を行えます。
他の人に指示されず自分のペースで転職活動を行いたい人は、ぜひ転職サイトを活用してみてください。
転職サイトのメリット②:自分で求人を検索して応募できる
転職サイトを使う2つめのメリット「自分で求人を検索して応募できる」について解説していきます。
転職サイトでは自分で条件に合う求人を検索して応募しますが、転職エージェントを利用すると基本的に自分が企業を指名して受けることはできません。
各転職エージェントが取引している企業の中から自分が出した条件に合致していそうなものを紹介してくるため、必ずしも自分の受けたい企業とは限らないんです。
転職エージェントに比べると転職サイトは「自分の選択肢」が広いので、他人に指示されるより自分でやりたいと言う人は転職サイトがおすすめです。
転職サイトには2つの種類がある
ここまで「転職サイト」と「転職エージェント」の違いについて解説してきましたが、実は転職サイトにも2種類あります。
その2種類とは「直接応募型の転職サイト」と「スカウト型転職サイト」です。
- 直接応募型は、企業の求人に直接応募する転職サイト
- スカウト型は、サイトにプロフィールを登録して企業からのオファーを待つ転職サイト
直接応募型は、一般的な転職サイトのイメージ通り、自分でプロフィールを登録し企業の求人に直接応募するサイトで、自分のペースで就職活動を進められるのが魅力的です。
スカウト型は、自分が転職したい企業からオファーが来るとは限らないものの、プロフィールを登録すれば後は待つだけという「手間の少なさ」が魅力的です。
自分からどんどん応募していきたい人は直接応募型を、とりあえず手間をかけずに転職活動を始めてみたい人はスカウト型をおすすめします。
おすすめ転職サイト比較一覧表
それでは、おすすめの転職サイトを比較一覧表で紹介していきます。
転職サイト | 種類 | 公開求人数 | 週間追加件数 |
---|---|---|---|
リクナビNEXT | 応募・オファー | 約50,000件 | 約5,000件 |
doda | 応募・オファー | 約80,000件 | 約10,000件 |
ビズリーチ | 応募・オファー | 約15,000社 | – |
マイナビ転職 | 応募 | 約13,000社 | 約3,000件 |
エン転職 | 応募 | 約6,000社 | 約1,000件 |
「リクナビNEXT」「doda」「ビズリーチ」は登録するだけで応募・オファー両方に対応しているのが特徴です。
公開求人件数としてはdoda、リクナビNEXTが飛び抜けて多く、他の転職サイトは1万件前後の公開求人件数しかありません。
しかし、転職サイトには非公開の求人も多数存在しているので、安易に公開求人件数だけでサイトの優劣を決めてしまうのは危険です。
そこで、次は上記の5つの転職サイトについて比較していき、自分がどの転職サイトを使うべきか判断できるようになりましょう。
おすすめ転職サイト比較①:リクナビNEXT
紹介するおすすめ転職サイト1つ目「リクナビNEXT」について解説していきます。
リクナビNEXTは人材業界で最大手のリクルートが運営している転職サイトで、公開求人数では「doda」に次いで2位の約5万件で、3位以下を一気に引き離しています。
リクナビNEXTは企業への直接応募・オファー両方ともに行えるので、わざわざ複数のサイトに個別に登録したくない人にもおすすめです。
他にも、リクナビNEXTには以下のようなサービスが存在しています。
- グッドポイント診断(約30分で出来る本格診断)
- 充実したマイページ機能
- 登録するだけで非公開求人からもオファー
特にグッドポイント診断は自分自身の強みを見出してくれるため、自分で気づいていなかった強みに気づけますよ。
おすすめ転職サイト比較②:doda
紹介するおすすめ転職サイト2つ目「doda」について解説していきます。
dodaはパーソルキャリアが運営する転職サイトで、業界No.1の公開求人数を誇っています。
また、dodaはエージェントサービスも利用できるため、履歴書の書き方から面接対策までサポートしてくれます。
他にも転職者向けのイベントが頻繁に開催されていたり、診断ツールが豊富であったりと転職初心者には嬉しいサービスばかりです。
- 業界最多の公開求人件数
- 直接応募・リクルーター双方のサービスを利用できる
- 転職イベントが充実している
- 自己診断ツールが充実している
dodaは以上のように転職のために手厚いサービスを提供しているので、リクナビNEXTと併せておすすめできる転職サイトです。
おすすめ転職サイト比較③:ビズリーチ
紹介するおすすめ転職サイト3つ目「ビズリーチ」について解説していきます。
ビズリーチは株式会社ビズリーチが提供する転職サイトサービスで、ハイクラス層に特化した転職サイトなのが特徴です。
リクナビNEXTやdodaは特に登録に条件もなく、求人の平均年収も高くはありません。
一方で、ビズリーチはハイクラス求人が豊富で年収が1,000万円以上の求人も多数存在しています。
- ハイクラス層に特化
- 年収1,000万円以上の求人猛者数
- サイト内にビズリーチとは関係ない外部のヘッドハンターも登録
- 企業からもスカウトあり
ハイクラス層の求人が多いことに加えて、ヘッドハンターがサイト内に登録しているのも特徴的です。
通常は企業からのスカウトしか受け取れませんが、ビズリーチでは外部のヘッドハンターから高収入のオファーを受ける可能性もあり、夢がありますね。
おすすめ転職サイト比較④:マイナビ転職
紹介するおすすめ転職サイト4つ目「マイナビ転職」について解説していきます。
マイナビ転職はマイナビが提供している転職サイトで、公開求人件数としてはビズリーチと同程度の規模感です。
マイナビ転職の特徴としてはサービスの手厚さが挙げられ、適性診断や転職コーチなど、転職初心者向けのサービスが充実しています。
- 求人条件を細かく絞れる
- プロフィールを登録するだけでスカウトされる
- 転職MYコーチ(エージェント)がついてくれる
- 独立・グローバルなど分野ごとに特化した関連サイトが存在
また、マイナビ転職の関連サイトとしてマイナビ独立やマイナビグローバルなどが存在しているため、自分の転職先と一致している場合は非常におすすめのサービスです。
おすすめ転職サイト比較⑤:エン転職
紹介するおすすめ転職サイト5つ目「エン転職」について解説していきます。
エン転職はエン・ジャパンが提供している転職サイトで、とにかく1件1件の求人情報の細かさが特徴です。
転職サイトでは通常、募集要項や企業の売上・従業員数など簡易的な情報しか掲載されていません。
ですが、エン転職では1社1社直接取材して会社の印象・やりがいなどを解説しています。
- 求人を掲載している企業1社1社すべてに直接取材をしている
- エン・ライトハウス(口コミサイト)の評判を見れる
直接記者が取材した印象と口コミサイトの印象が一致していれば、入社前から企業のおおよその雰囲気をつかみやすくなりますね。
まとめ:自分に合った転職サイトを使い、転職を成功させよう
この記事では、転職サイトの種類から転職サイトの比較までを解説してきました。
転職が一般的になった今現在では、転職サイトが無数に存在しているので、どの転職サイトを使えば良いのか使い分けが困難になっています。
時間に余裕があればとりあえず全てのサイトに登録もできますが、仕事を続けながらの転職活動ではなかなか時間がないので、同時に使う転職サイトは絞る必要があります。
この記事を読んで、自分がどの転職サイトを使うべきなのか判断できるようになっていれば幸いです。