auのユーザーで、現在使用しているiPhoneで格安SIMに乗り換えたいと思っている方も多いですよね。
しかし実際にはどのように手続きしたら良いか分からないまま、そこで止まっている方もいるようです。
この記事ではauユーザーが、現在使用しているiPhoneを使い、そのまま格安SIMへの乗り換える方法や、注意点を分かりやすく説明しています。
また、au回線でおすすめの格安SIMを紹介していますので、最後までご覧になってみて下さいね。
(アイキャッチ画像出典:https://images.pexels.com/photos/1366998/pexels-photo-1366998.jpeg?cs=srgb&dl=pexels-dids-1366998.jpg&fm=jpg)
格安SIMに乗り換え!auのiPhoneはそのまま使えるの?
auユーザーが格安SIMに乗り換えて、今使ってるiPhoneをそのまま使えるか気になりますよね。
もちろん今使っているiPhoneがSIMフリーならSIMカードを差し替えるだけで使えます。なおキャリアで購入したiPhoneでは基本的に2つのパターンがありますよ。
SIMカードの差し替えだけで利用できる場合
利用中キャリアと同じ通信インフラで運用している格安SIMサービスなら、SIMカードの差し替えだけで利用できます。
SIMロック解除が必要な場合
利用中キャリア以外の通信インフラで運用している格安SIMに乗り換える場合は、SIMロック解除が必要となります。
格安SIMに!auのiPhoneで乗り換える3つの手順
auのiPhoneを、格安SIMに乗り換える3つの手順を紹介していきます。
- 乗り換え先の格安SIMを選ぶ
- iPhoneをSIMロック解除する(au回線ならSIMロック解除は不要)
- 格安SIMにMNP(今の番号そのまま他者に乗り換えるサービス)する
auのiPhoneは基本的にSIMロック解除して格安SIMに乗り換えるのがおすすめ。なぜならSIMロック解除せずに乗り換える場合は、気をつける点が多いからです。詳しくは後ほど説明していきます。
SIM解除をしておけばau回線に限らず、ドコモやソフトバンク回線の格安SIMに乗り換えも可能です。
格安SIMに!おすすめau回線iPhoneで乗り換え
auのiPhoneをSIMロック解除すると、回線にこだわらなくても良くなりますが、au回線の格安SIMに乗り換えると、安定したサービスが受けられるので安心です。
au回線でおすすめなのは「UQモバイル」と「BIGLOBEモバイル」です。この2社はどちらもKDDIグループの格安SIMなのでauからの乗り換えがスムーズに進みますよ。
UQモバイル | BIGLOBEモバイル | |
対応回線 | au | au/ドコモ |
音声通話SIM月額料金(税抜き) | 1,480円〜 | 1,400円〜 |
特徴 | auのサブブランドとして料金は半額以下と安く、通信速度と安定感はほとんど変わらない | キャンペーンが豊富で、キャンペーン適用で6ヶ月400円+エンタメフリーオプション3ヶ月無料 |
格安SIMに!auのiPhoneはSIMロック解除が必要?
auで現在使用しているiPhoneを使いたい場合、SIMロックが必要な場合とそうでない場合があり、やや複雑なのが現状です。
例えばauで購入したiPhoneをUQモバイルで使用したい場合、2015〜2016年に登場した iPhone6Sや、iPhone SE(第一世代)などはSIMロックの解除が必要です。
しかし、2017年に登場したiPhone8や、iPhoneXなどはSIMロック解除が不用となります。
他にも、プランや利用する格安SIMの種類によってもSIM解除が必要だったり、不必要だったりするので、スムーズな手続きをしたいのであればSIMロック解除はしておいた方が良いと言えるのです。
格安SIMに!auのiPhonのSIMロック解除方法
ここではauで購入したiPhoneを、auの公式サイトであるMy auにアクセスして、自分でSIMロック解除する3つのステップを紹介しています。
SIMロック解除の手続きは店頭でもできますが、3,000円ほどの手数料がかかるため、 iPhoneを操作できるのであればMy auでの操作で自分でした方がお得です。
SIMロック解除の受付条件については機種、購入日や支払い方法などで異なりますので詳細は、My auから確認しましょう。なお受付時間は9時〜21時30分までとなります。
①au公式サイトにアクセスし、SIMロック解除のお手続きに進む
② auで購入した端末からSIMロック解除可否かどうかを確認する
③解除が可能で問題がなければ、案内に従い申し込みをすれば完了
格安SIMに!auから格安SIMにMNPする方法は?
MNPとは、今の番号をそのままで他者に乗り換えるサービスの事です。auのiPhoneを番号そのままで乗り換える方法をご紹介します。
auでMNP予約番号を発行
契約元のauでMNPの予約番号を発行します。手続きは電話か店頭窓口、またはwebからできます。電話での発行は口頭で番号が告げられるため、メモの準備をしておくと良いでしょう。
契約先の格安SIMの申し込み手続き
MNP予約番号を習得したら、契約先の格安SIM申し込み時に番号を入力します。MNP予約番号の期限は15日以内であり、期限内に使用しないと無効になってしまうので注意が必要です。
また、MNP予約番号の受付時間は、電話は20時まで、ネットからは24時間可能となっています。
開通手続き(アクティベーション)
申し込みが完了したら、開通手続き(アクティベーション)を行います。契約先の開通センターに連絡を入れ、開通が完了後に契約開始となります。
手続きは、契約先により異なりますが、およそ30分から1時間ほどです。その間一切の通話、通信ができなくなるので注意が必要です。前もって契約先に時間の確認しておくのも良いですね。
auのiPhoneで格安SIMに乗り換え!APN設定とは?
開通手続きを終えたらネットワークの初期設定を行います。受け取ったSIMカードを端末に挿入し、APN設定を行います。
APNとは、Access Point Name(アクセスポイント名)の略で、スマホとインターネットを繋ぐ中間地点のようなものです。
SIMカードを挿入したら、 APN設定を行います。格安SIMを利用する際は必須の設定なので、忘れずに行いましょう。
APN設定は端末のOSや、契約する格安SIMによって方法が異なるので、自分が使っている機種に合わせて設定するようにして下さいね。
格安SIMに!auのiPhoneで乗り換えるタイミング
格安SIMに乗り換えるタイミングとして最も確認すべきは契約更新月です。
2年間の自動更新契約をしたauユーザーは更新月以外に解約すると、約9,500円〜15,000円ほどの違約金がかかります。
2019年10月以降に契約したユーザーなら改正法令の施行により違約金が1,100円上限となりますが、それ以前に契約した人は注意が必要です。
更新月には違約金が発生しないので、余分な出費が抑えられてお得に乗り換えが可能となります。
au系の格安SIMに乗り換える時の注意点
au系の格安SIMに乗り換える場合の主な注意点を4つ紹介していきます。
- au以外の端末だと使えない
- 通信速度がauより下がる
- 月々のデータ量が不足
- キャリアサービスが使えない
au以外の端末だと使えない
auの周波数は、ドコモやソフトバンクとは異なります。そのため、この2社で購入した端末ではau系格安SIMでは通信ができない場合があります。
また通信できても、デザリングができない可能性もあるので注意が必要です。
通信速度がauより下がる
au系格安SIMが借りているのはあくまでau回線の一部なので、大手キャリアauと全く同じ通信網というわけではありません。
なので混み合う時間帯には通信速度が下がってしまう可能性があります。
月々のデータ量が不足
auユーザーで、30GB以上使っていた場合、格安SIMデータ量では不足する可能性があります。
キャリアサービスが使えない
auからau系格安SIMに乗り換えると、auのキャリアサービスは使えなくなります。しかし手続きしておけば、一部継続利用できるサービスもあるので、乗り換える前に確認しておきましょう。
格安SIMにauのiPhoneで乗り換えるには?まとめ
この記事ではauユーザーが、現在使用しているiPhoneを使い、そのまま格安SIMへの乗り換える方法や注意点を説明してきました。
auユーザーがiPhoneを使いたい場合は、現在使用しているiPhoneを使って格安SIMに乗り換える事も可能です。
SIMロック解除しておけば回線にこだわらなくても良くなりますが、au回線の格安SIMに乗り換えると安定したサービスが受けられるので安心です。
しかしau系格安SIMに乗り換えると、データ量が不足したり、通信速度が落ちたりする場合もあるので注意が必要です。自分に合った格安SIMを選ぶ事がポイントです。