仕事をやっていく中でどうしてもうまくいかないときが必ず訪れます。
「どんなにがんばっても変わらない」「なにもかも投げ出したい」そんな暗い気持ちになっていませんか?
この記事では仕事がうまくいかない理由やその具体的な対策、うまく乗り越えるための考え方を提示しています。
ぜひ最後までご覧になって暗い気持ちから抜け出すきっかけをつかんでください。
仕事がうまくいかない理由
仕事がうまくいかない理由ですが大きく3つの項目に分けられます。あなたの場合の理由を整理するためにも、思い当たることを紙に書き出してみてください。
人間関係
会社に所属しているとたくさんの人と関わりを持つことになります。さらに利益を第1目的とする企業では数字の面で厳しく言われる場面も多いはずです。
また関わる人の性格もさまざまで相手に理解を求めているのに通じないことも多々あるでしょう。
仕事の内容
あなたが携わってる仕事は自分に適正だと思いますか?会社の指示で所属する部署を決められ自分の求める仕事ができないという人もいるでしょう。
また、精一杯やっている自分の評価に納得いかない人もいるかもしれません。
まわりの環境
自分のまわりはどんどん出世している、楽しそうに仕事をしている、そう考えるとつらくなってしまいますね。
仕事がうまくいかないときの対策【基本の3つ】
ここでは仕事がうまくいかないときの3つの理由に対して、それぞれに具体的な対策を示しています。
1.人間関係への対策
会社における人間関係は永遠ではありません。また相手が変わらなくても、あなた自身が変わることはできます。
今の人間関係から脱却するために努力する状況は仕事がうまくいってる未来につながりませんか?
近い将来に人間関係の変化が見込めるなら、とりあえずそのときまでは頑張ってみてください。
2.仕事内容への対策
仕事内容に不満があるなら上司に相談するのもいいですが難しいとこでしょう。まずは今の仕事に向き合いミスなどが多いのなら、その対策を立てます。
その対策を実行し1つのミスを減らすことに集中しましょう。ミスが無くなれば成長を感じることができ、やりがいも出てきます。
そうして今の仕事がこなせるようになれば、部署移動の申請も通りやすくなるのではないでしょうか。
自分の評価に納得がいかない人は、自分の働きが会社の目指す方向と合っているか確認してみてください。もしかしたら向いている方向が違うのかもしれません。
3.まわりの環境への対策
まわりの環境に対してはなるべく気にしないことにしましょう。なぜなら自分以外の環境を変えようとしても力が及ばないことが多いからです。
それよりも自分の考え方や行動を変える方が即効性があり効果が大きいです。
ただし上司とのコミュニケーションはなるべく取っておくのをおすすめします。自分の考えや行動が必ずしも上司に伝わってるとは限らないからです。
見てくれてるだろうという思い込みより自分の考えを直接伝える方がより確実であるのは間違いないと思いませんか?
仕事がうまくいかないときの基本的な考え方
仕事がうまくいかないときは、普段ならなんてことない失敗でもさらに自分を追い込む原因になります。
うまくいかない理由を書き出すのはものごとを客観的に見るのにも適しているので再度、理由を眺めて本当の問題はなんなのか冷静に考えてみましょう。
もしかしたら現時点ではどうにもならないことで悩んでいるのかもしれません。
また目の前の問題を優先する余り、まわりが見えてないこともあります。全体やつながりを俯瞰して仕事にあたればよい結果を生むことも期待できます。
仕事がうまくいかないときのダメな考え方
問題が自分以外にあるという考え方はやめましょう。仮に事実がそうだとしても、その考え方は自分の成長にはつながりません。
それよりも自分だったら、自分にできることは、という視点で考えた方が将来の自分のためになります。
それから仕事のことを常に考えるのもやめてください。問題解決が先だという気持ちもわかりますが、ときには息抜きの時間も大切です。
仕事のストレスをためすぎるのは、いいことではありませんからね。
体調も大事
仕事がうまくいかないからといって暴飲暴食したり、夜遅くまでスマホをさわるなどの体調を壊すような行動は避けましょう。
自分の評価を下げたり、仕事がさらにうまくいかなくなる行動を取るのは本末転倒じゃありませんか?
マイナスの行動はあとで冷静になったときに、さらにマイナスに働いて自分を追い込むことになり悪循環になりかねません。
どうしてもダメだと感じたら少しの間、会社を休んでリフレッシュするのもいいでしょう。
転職について
実は転職は現状を変えるにあたって一番簡単な方法でもあります。退職願を上司に提出するだけで済みますからね。
時間はかかりますが、在職中に次の仕事を決めてしまえば少しは不安もなくなるでしょう。
同じ職種で働いてきたのなら自分に向いている仕事が他にあるかもしれません、思い切って違う仕事をやってみるのもいいでしょう。
うまくいかない仕事に対して、できる限り改善しようと努力した後なら転職という決断は間違ったものではないはずです。
まとめ
これまでの仕事がうまくいかないときの考え方をまとめるとこうなります。
- 会社での人間関係は永遠ではないし、自分が変わることもできる
- 仕事は成長を感じられるように、会社の方向性と合っているかも確認
- 上司とのコミュニケーションはなるべくとっておく
- 自分以外の理由にしない、体調を壊すようなマイナス行為はしない
- 転職も問題解決の方法のひとつ
この問題は社会人なら誰もが経験しますが自分だけで考えているうちは、なかなか解決しないものです。
記事の内容や上司、同僚の意見も参考にして、仕事のうまくいかない時期をなるべく早く乗り越えてくださいね。