あなたは仕事で長時間拘束されて、家に帰る時間が遅くなったりそもそも帰る気力すらなくなった時や、ふとした瞬間に仕事を辞めたいなぁと思ったことはありませんか?
誰でも今の職場に満足して働けているわけではないでしょうから、このように思ってしまうのは当たり前です。ですが、何の対策も取らずに辞めてしまうと必ず後悔してしまうでしょう。
この記事では辞めたくなる理由やその対処法、その理由で仕事を辞めてもいいのかについて説明していきます。どう動くか、そもそも今辞めてもいいのかを私と一緒に考えていきましょう。
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仕事を辞めたい…でも焦りは禁物!
仕事が嫌で嫌で仕方がない!今すぐに辞めたいと思っていたとしても少し私にお時間をください。仕事を辞めるというのはある程度準備が整ってからじゃないと、後悔することになります。
まずは仕事を辞めたくなった理由を書き出したり、それを相談できる相手はいないのか確認したり、そういった簡単にできることをこなしてしまいましょう。
そして、今の仕事を辞めたいとなれば退職届もしくは退職願を提出しましょう。退職届は1度出すと基本的に取り下げることができないもの、退職願は退職が決定するまでは取り下げることができるものです。
もしもパワハラを受けていたり、すでに退職の意向を伝えたのに、何のアクションも帰ってこないようなら退職代行サービスを利用するのもありでしょう。
退職代行サービスって?
その名の通り退職を代行で行ってくれるサービスです。お伝えしたように、もしもあなた自身で退職の意向をどうしても伝えることができないのであれば、このサービスの利用を考えるべきでしょう。
当然ですが、費用が数万円かかるので、あなた自身で退職の意向をきちんと伝えられ、それがきちんと受理されるのであれば利用する必要性はありません。
確かに退職代行サービスを利用して辞めるのはベストな辞め方ではありませんが、辞めたいのにどうしてもできず悩むくらいなら、時間の無駄ですからぜひ利用を考えてみてください。
仕事を辞めたいのは甘え?
よく「仕事が嫌になるのは甘えだ!」とか、「ここを辞めるような奴は無理」などと言われる、という話を聞きます。
大嘘です。確かに自分以外の多くの人が今の職場で働いているかもしれません。ですが、その仕事に合う合わないは同じ人間であっても絶対に出てきます。
同じ鳥であってもペンギンは空を飛びませんし、ニワトリは泳げません。できることや得意なことが違うのは当然のことなのです。
ですからもしも今仕事を辞めたいと思っていることに罪悪感を抱いてしまっているなら、安心してください!
ほかの人の仕事を辞めたい理由は?
ほかの人はどういった理由で仕事を辞めたいと思っているのでしょうか?多くの人が思っている理由の多くはこちらの3つです。
- 給料が安い
- 人間関係
- 仕事内容
どれも気になってしまう点ですよね。自分の給料は今の仕事に見合っていない、会社の人とも馬が合わないし、そもそも仕事にやりがいが感じられない…
やはりみんな同じように悩み、辞めたいと思っているようです。具体的にどのように悩んでいるのでしょうか?それぞれ少し詳しく見ていきましょう。
給料が安い
なぜ私たちは働くのでしょうか?少なくとも私はお金のために働いています。決して自分の嫌なことをするために働いているわけではありません。
もしも「今までやってきたことと同じだから慣れてるでしょ?給料下げるね!」なんて言われれば即辞めます。
自分の努力や時間を売っているわけですから、もらえる給料が低ければ、評価されていないと感じ、仕事が嫌になるのも当然です。
人間関係
誰とでも仲良くできる人はたまにいますが、基本的にはそう大勢と仲良くするのは難しいものです。
そもそも生まれも育った環境も違うのですから、同じ事柄についての考えも変わるのは仕方がないことです。
それを忘れて人を攻撃してしまう人がたまにいますが、そういった人がいると途端にそのコミュニティが嫌になってしまいます。
仕事内容
誰でもできるような仕事しか任せてもらえず、やりがいを感じられなかったり、成長できる可能性を感じられないと、その仕事を続けていく気にならないですよね。
やはり自分は必要とされているのだと感じられないとその仕事についてやる気につながりません。
仕事を辞めたいなら転職活動と並行がおすすめ
仕事を辞めたとしても、やはりお金は必要ですから、何かしら次のために動いておく必要があります。ですから、辞める動きと並行して転職活動を行うことは外せないでしょう。
今や転職サポートししてくれる会社はかなり多くなってきました。その会社によってはIT系に強かったり、外資系に強かったりと様々な特色があります。
もしも行きたい業界があるのであれば、その業界の転職に強い会社を選ぶことであなたの望みに一歩近づくかもしれません。
仕事を辞めたいと思ったらスキルを磨く
仕事を辞める際に転職活動をするわけですが、その転職活動をする際にも有用なスキルを取得できれば言うことなしです。
やはり新しい会社に入るとなれば、転職先の会社もできればスキルを何か持っていてもらえた方が、教育にかけるコストを減らせますし、あなたが働く際にもいち早く第一線で活躍できるでしょう。
せっかく転職するのであれば心機一転、今の職場よりももっと活躍したいですし、活躍すれば転職してよかったと思えますよね。
人間関係が変わる可能性が低いなら思い切って辞める
大勢の人と仲良くするのは難しいとは言いましたが、それでもある程度きちんとした人間関係ができなければ仕事をしていけないのもまた事実です。
人間関係が良くなりそうもないのに、ジョブローテーションや異動などがなく、これからも人間関係に悩まされる可能性が高いなら、嫌な人の相手はするだけ無駄なので早めに区切りをつけてしまうのもありです。
実際人間関係ががらりと変わることで、今までと比べると急激に働きやすくなることは多いです。
うつ病になった(なりそう)なら辞めた方がいい
一時期よりは正しい認知がされてきたうつ病ですが、もしもうつ病にかかってしまった場合は、心が悲鳴を上げてしまっているのでできるだけすぐに休み、診察を受けるようにしましょう。
そもそも仕事において最も重要なのは、適切な労働環境や仕組みです。
それを無視した仕事を任されるような会社では、私は働くべきではないと考えています。
自身の心身をすり減らして働いたとしても、その会社はあなたを守ってくれるとは限りません。
ただ疲れがたまっているだけなら少し待って
辞めたい理由が、体がつらいだけなら少し考えた方がいいかもしれません。
というのも先ほど言った通り、転職活動などを行わないといけないため、仕事を辞めたとしてもある程度動く必要があります。
その時に転職活動を行う体力もなければ、今の状況よりもひどくなってしまう可能性も十分にあり得ます。
この場合は休みを多くとるか、何とか休める状況を作れないか努力した方が無難でしょう。
衝動的に仕事を辞めたいと思っている人は要注意
もしもなんとなくで仕事を辞めようとしているなら、要注意です。
確かにつらい思いもあるのは確かでしょうが、深く考えずに辞めてしまうと確実にあとで後悔する羽目になります。
収入がなくなってしまいますし、よく考えてみるとそこまで深刻でなかったり、今の仕事を辞めてしまう方が自分にとって良くないかもしれません。
辞めたいと思っても自分の感情にのみ従うのではなく、きちんと理由や、辞めてでもやりたいことなどを考えてからにしましょう。
仕事を辞めたいなら まとめ
この記事であなたにお伝えした大事なことは、今の仕事を辞めるための行動と次の転職活動を並行して行うこと、転職のためにスキルを身につけておくことです。
仕事を辞める、転職するということは全く違う環境を目指す行動ですから、不安になってしまうかもしれません。
ですが、今の仕事を続けられるのか、それとも辞めた方がいいのかは、きちんと考えた方が後々の人生を後悔しないためには必要な行動です。
無闇に辞める、転職するというのはよくないですが、しっかり考えたうえで今より良い人生になるのであれば、行動に移した方がよいでしょう。