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料金が半額以下の格安SIMとは?安さの理由・選び方を紹介

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docomoやauなどの大手通信キャリアに比べ、通信料が半額以下の格安SIMとはどのようなサービスか知っていますか?とにかく安さが売りであり、2年間で約4万円を節約することも夢ではありません!

ただ、大手通信キャリアより半額近く安いため、サービスの質の悪さや、電波が繋がりにくいなどネガティブなイメージを持っている人も多いでしょう。

格安SIMは通信料が安い以外にメリットがあるのか、半信半疑になってしまいますよね。

この記事では、格安SIMの安さの秘密やメリット・デメリット、会社選びのポイントまで紹介します。少しでも携帯代を安くしたいと考えている方は、ぜひ最後まで読んでくださいね。

(アイキャッチ画像出典:https://unsplash.com/photos/wJQPr0iQpK4)

格安SIM(シム)とは?

出典:https://unsplash.com/photos/0AY15U_H-3U

格安SIMとは、docomoやauなど大手通信キャリアよりも、安い料金で使用できるSIMのことです。

そもそもSIMとは、電話番号や利用者の情報など固有のID番号が記録されたICカードのこと。スマホにSIMを入れることによって初めて、電話やインターネットを使用できるようになります。

スマホの基本的な機能を使用できるようになるSIMの中でも、大手通信キャリアと比べて安いものが格安SIMと呼ばれています。

大手通信キャリアのSIMは、スマホ購入時に販売員が入れてくれるので実際に見たことがない人も多いですが、あなたが使用しているスマホにも入っていますよ。

安すぎて怪しい?!格安SIMが安い仕組みとは

格安SIMは、大手通信キャリアの半額以下の料金で使用できるため、「怪しい」と思っている人も多くいるでしょう。

格安SIMが低価格で通信サービスを提供できる理由は、大手通信キャリアの回線を借りているからです。

大手通信キャリアの場合、アンテナや基地局の設置、通信設備にかかった料金を通信料に乗っけていますが、格安SIMは設備投資分が上乗せされないので料金が安くなっています。

また、実店舗が少ない分、人件費が抑えられているので、料金が安くなっています。

格安SIMと大手通信キャリアは繋がりやすさが異なる?

格安SIMは大手通信キャリアの回線を借りていることから、電波の繋がりやすさが大手通信キャリアに劣ると考える人もいるでしょう。

しかし、同じ回線を利用しているので、繋がりやすさは全く変わりません

たとえばdocomoの回線を利用している格安SIMなら、繋がりやすさはdocomoと同じですので安心してくださいね。

なお、大手通信キャリアであるdocomo・au・SoftBankでも繋がりやすさは異なりますので、電波について気になる方は1度大手通信キャリアの電波状況を確認すると良いでしょう。

知っているとお得!格安SIMのメリットとは

出典:https://unsplash.com/photos/dRCjgmc4B8I

格安SIMの仕組みについて説明したところで、格安SIMのメリットを3つ紹介します。

格安SIMのメリット
  • 通信料が大手通信キャリアの半額以下
  • 2年縛りの契約がない
  • データ容量の区分が細かい

通信料が大手通信キャリアの半額以下

なんと言っても格安SIMのメリットは、通信料の安さです。データ容量1GBで計算した場合、大手通信キャリアは月額約3,000円ですが、格安SIMでは月額1,450円です。(QTモバイルの場合)

さらに、初月から6ヶ月の間は、なんと月額890円!7ヶ月目以降でも1,550円、6ヶ月目までなら2,110円もお得ですよ。通信料を2年分で比較すると、格安SIMの方が約4万円安い計算です。

2年縛りの契約がない

大手通信キャリアは基本的に2年契約であり、2年未満で解約すると解約金が発生します。さらに、契約は自動更新されるので、2ヶ月程度の解約金なしの期間が過ぎると再び解約金が発生する仕組みです。

docomoの場合12ヶ月目の解約で17,900円(利用した期間により異なる)、auの場合は一律で9,500円、SoftBankのm場合は一律で9,500円(プランにより異なる)です。

しかし、格安SIMの場合は、基本的に6ヶ月以内の解約では解約金が発生しますが、自動更新がないので7ヶ月目以降はいつでも解約ができますよ。

なお、格安SIMの解約金は会社やプランによって異なり、データ専用プランなら基本0円、音声プランなら6,000円〜12,000円です。

データ容量の区分が細かい

格安SIMは大手通信キャリアに比べ、データ容量の区分が細かい点がメリットです。

大手通信キャリアであるdocomoの場合、1GB・3GB・5GB・20GBの4つしかありません。毎月7GBほど利用する際は、20GBで契約する必要があり13GB分無駄になってしまいます。

しかし、格安SIMであるDMMモバイルの場合、1GB・2GB・3GB・5GB・7GB・8GB・10GB・15GB・20GBと9つの区分に分かれています。

区分が細かく設定されているので、毎月7GB使用するのなら7GB・8GB・10GBから選ぶことができるでしょう。

注意すべき格安SIMのデメリットとは

出典:https://unsplash.com/photos/HQSEvyN56K0

次に、注意すべき格安SIMのデメリットを3つ紹介していきますね。

格安SIMのデメリット
  • キャリアメールやキャリア独自の機能が使えない
  • LINEのID検索ができない
  • 店舗でのサポートが受けづらい

キャリアメールやキャリア独自の機能が使えない

格安SIMの場合、大手通信キャリア独自の機能が使えません。たとえば、あなたがdocomoで契約していた場合「〜@docomo.ne.jp」のメールアドレスが使用できないということです。

しかし、Gmailなどのフリーメールを取得することで、メールは使用できるのでそれほど大きなデメリットとは言えないでしょう。

また、メールボックスの容量はキャリアメールよりもフリーメールの方が大きいことが多いので、容量を気にする必要はありません。

LINEのID検索ができない

格安SIMの場合、LINEのID検索が使用できません。なぜなら、不正利用防止のために行う年齢確認が、大手通信キャリアのサービスを使用していることが多いからです。

しかし、LINEの友達追加を追加する方法は、QRコードやふるふるなどがあるため、それらを使うことでLINEの友達追加ができますよ。

店舗でのサポートが受けづらい

格安SIMは人件費を抑え通信料を安くするために、実店舗数が少ないです。大手通信キャリアに比べて、店舗で直接サポートを受けることが基本的にできません。

ですので、公式サイトに掲載されている解説ページを見ながら問題を解決する必要があります。

インターネットの情報だけで問題が解決できる人や、家の近くに店舗がある人なら大きなデメリットではないでしょう。

スマホ本体を変えずに格安SIMを利用できる!

格安SIMを利用する際は、SIMを格安SIMに変え、スマホでAPN設定をするだけです。ですので、スマホ本体を変えずに格安SIMを利用することができます。

今現在、使用しているスマホをそのまま使いたい方も、安心してくださいね。

もちろん、格安SIMに移行する際にスマホ本体を変えることもできますよ。

APN設定とは、インターネットなどのネットワークを接続するための設定です。

APN設定を行わないと、SIMを入れてもインターネットに接続されず、閲覧することができません。

SIMロックとは?解除するために追加料金はかかる?

SIMロックとは、現在使用しているキャリアのSIMしか利用できないように、ブロックされている状態のことです。格安SIMに移行するためには、SIMロックの解除をしなければいけません。

SIMロックを解除するためには手数料が必要であり、docomoでは3,000円かかります。

しかし、同じ回線を利用している格安SIMの場合は、SIMロックを解除しなくても利用可能なことが多いです。

SIMロックの解除が面倒な方は、現在使用しているキャリアと同じ回線を利用できる格安SIMを使用するか、SIMフリーのスマホに買い換えると良いでしょう。

格安SIMに乗り換えたときに継続して使えるものとは?

格安SIMは通信料が安くて魅力的ですが、「いちから様々な設定をするのが面倒だから、変えたくない」と考えている人もいるのではないでしょうか。

この章では格安SIMに乗り換えたときに、再設定をせずに継続して使えるものを紹介しますね。

スマホ本体も変えた人

SDカードに電話帳データを保存していれば、スマホ本体にSDカードを挿入することで電話帳をそのまま使用することが可能です。

また、MNP(携帯電話ナンバーポータビリティ)という制度を利用すると、同じ電話番号を継続して使用することができますよ。

なお大手通信キャリアから大手通信キャリアへ変えるときにもMNPを利用しなければ、同じ電話番号を使うことができません。格安SIMに限った話ではないことを、理解しておきましょう。

スマホ本体を継続して使用する人

スマホ本体を継続して使用する人は、上記で紹介したデータはそのまま継続して使用することができます。それに加え、ダウンロードしたアプリをそのまま使用することも可能です。

ただし、キャリアメールは使用できないので、アプリ登録時にキャリアメールのアドレスを使用している場合は、メールアドレスの変更を事前に行いましょう。

自分にあった会社を選ぼう!格安SIMの選び方は?

出典:https://unsplash.com/photos/1qFHFkKk8OA

格安SIMは様々な会社がサービス提供しており、どれを選べば良いのか迷ってしまうでしょう。どのようなポイントに注目して、格安SIMの会社を選ぶべきか紹介しますね。

格安SIM会社の選び方
  • 利用するデータ量
  • スマホをどのように使用するか
  • どの大手通信キャリアの回線を利用しているのか

利用するデータ量

格安SIMは大手通信キャリアに比べて、データ容量の区分が細かく設定してあります。あなたにあったデータ容量を契約することで、無駄なデータ容量分の料金を支払う必要がなくなりますよ。

1ヶ月の平均データ使用量を確認してから、格安SIMの契約をすると良いでしょう。

なお、会社によってデータ容量の区分が異なりますので、しっかり確認してくださいね。

スマホをどのように使用するか

格安SIMでは、あなたのスマホの使用方法に合わせて細かくプランを練ることができ、いらない機能を削除する分、大手通信キャリアよりも安くなります。

たとえばDMMモバイルの場合、データ容量を選べる基本プランに有料オプションとして、ショートメッセージの利用・10分電話かけ放題などをつけることが可能です。

自分が使用しない機能が、基本プランに入っていない会社を選ぶと良いでしょう。

どの大手通信キャリアの回線を利用しているのか

先ほども紹介した通り同じ回線を利用している場合は、大手通信キャリアから格安SIMに移行した際に、SIMロックの解除を行う必要がありません。

手間と手数料を省くことができるので、今現在使用しているキャリアの回線を使用している格安SIMを選ぶと良いでしょう。

なお、必ずしもSIMロック解除の手数料がかからないという訳ではないので、1度公式サイトを確認してくださいね。

格安SIMとは?何で安いの?徹底解説 まとめ

格安SIMは、docomoやauなど大手通信キャリアよりも、安い料金で使用できる通信サービスのことです。大手通信キャリアの回線を利用し、人件費を抑えているため、通信料が安くなっています。

SDカードやMNP制度を使用すれば、電話帳や電話番号をそのまま使用することが可能です。また、スマホ本体を継続する場合は、アプリもそのまま使用できますよ。

携帯料金が高いと感じている人は、格安SIMに移行してみてはいかがでしょうか。2年単位でみると格安SIMの方が4万円ほど安いので、最大約1.8万円の解約金が発生したとしても損はしません。

SIMロックの解除など面倒な手続きを避けたい方は、今現在使用しているキャリアと同じ回線を使用している格安SIMを利用を検討してくださいね。

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