お家でWi-Fiを使っている時、どうもスピードが遅いんだよなあと思う時はありませんか。Wi-Fiは道路と同じように時間帯や人数によって、スピードにばらつきがあります。
この記事では快適にラインをしたり動画を見たりする時に、必要なWi-Fiのスピードの目安をご紹介していきます。遅い時の改善方法もご紹介していきますので、ぜひ参考にしてみてくださいね。アイキャッチ参照:https://pixabay.com/ja/illustrations/%E7%84%A1%E7%B7%9Alan-%E3%83%8D%E3%83%83%E3%83%88%E3%83%AF%E3%83%BC%E3%82%AF-5438427/
『たったの2ステップ!』Wi-Fiのスピードの測り方
そもそも大前提として、あなたのお家のWi-Fiは、どの程度のスピードを出しているのでしょうか。もし測ったことが無いのならば、ぜひ1度測ってみてください。
スピードを測るといっても、追加で機械もいりませんし、お金も必要ありません。グーグルを開いて「スピードテスト」と検索してみてください。
すると検索結果の一番上の、四角で囲われている場所に「速度テストを実行」という青いボタンのような部分があります。
それを押して少し待つだけで、簡単にWi-Fiのスピードを計測することができます。
Wi-Fiのスピードを表す単位の見方
さて、Wi-Fiのスピードは計測する事ができたでしょうか。していない人はぜひこの記事を読んだ後にやってみて欲しいのですが、Wi-Fiのスピードの話で外せないのが単位の話です。
友達やご家族、CMなんかでもよく「データ容量なんギガ」や、「Mbps」などのよく分からない英単語が出てきますよね。あれらも少しの要点だけ押さえれば難しくはありません。
Wi-Fiのスピードも、メモリーカードの容量も、単位の末尾は違いますが、基本的な解釈は同じです。キロ<メガ<ギガの順に速く、大きくなります。
それぞれの頭文字をとってK、M、Gとアルファベットで書かれている場合が多いです。とりあえずこの順番に速くなるんだという事を覚えておけば、最低限バカにはされません。
快適なWi-Fiのスピード『検索』
ここからは快適に使うために必要なWi-Fiのスピードを用途別にご紹介していきます。まずは検索です。分からない事をすぐに調べられるのが、スマホの利点ですよね。
そんな分からない事をすぐにグーグルで調べられる検索、そしてウェブページを見るためには「2Mbps~10Mbps」が必要とされています。
bpsと見慣れないアルファベットがありますが、これはリットルやグラムみたいなものです。あまり深く考える必要はありません。大事なのは、ネットを見るのにこれだけ必要という事です。
快適なWi-Fiのスピード『ラインやメール』
次はある意味で検索以上に使う機会が多いであろう、ラインやメールに必要なスピードをご紹介していきます。ラインやメールは最大でも1Mbpsあれば快適に行えます。
簡単に言うと、ラインやメールは文字をやり取りするだけなので比較的Wi-Fiのスピードが遅くても問題なく使うことができます。しかし1つ注意点があります。
普通の通話ではなくラインの通話や、ラインで動画や写真を送るときなどは注意が必要です。少しくらいなら問題無いのですが、長時間となると不便に感じることがあるかもしれません。
快適なWi-Fiのスピード『動画視聴、YouTube』
次は動画視聴を快適に行うために必要なWi-Fiのスピードをご紹介します。YouTubeで動画を快適に見るためには、2~20Mbpsくらいの速度が必要です。
ここまで速度に幅があるのは、最近のYouTubeは高画質な動画が多いからです。動画が多少ザラついてもいいのなら、そこまで速度は求められません。
しかし最近流行りの4Kとは言わないまでも、ザラつきがない滑らかな動画が見たいなら、やはり速度が速いにこしたことは無いということになります。
一般的なWi-Fiのスピードは?
さて、ここまで快適にWi-Fiを使うための目安のスピードをご紹介してきました。ではお家のWi-Fiの平均的なスピードは、どのくらいなのでしょうか。
もしお家のWi-Fiをスピードを測っていない人は、ぜひここで測ってみてください。1分もかからずに計測することができますよ。話を戻すと、平均的なスピードは大体70Mbpsと言われています。
あくまで平均なのでこれ以上遅かったらダメなのかと言われるとそうでもなくて、30~40Mbps程度あれば快適にスマホを使えるでしょう。
Wi-Fiのスピードを速くする方法『ルーターの位置を変える』
ここからはお家のWi-Fiのスピードが遅いと感じた時の、簡単な対処法をご紹介していきます。まずはルーターの位置を変えてみてください。
ルーターというのは、簡単に言えば東京スカイツリーみたいなもので、地面に置くよりは障害物の少ない高い場所に置いた方がより遠くへWi-Fiを飛ばすことができます。
例えばルーターを今、タンスの陰や障害物をこえた先の床などの場所に置いているのなら、とりあえず障害物が少なく、そして少し高い場所に置いてみてください。これだけで変わるかもしれませんよ。
Wi-Fiのスピードを速くする方法『ルーターの負担軽減』
次の方法はルーターの負担を軽減してあげるという方法です。負担軽減という意味は2つあって、1つは熱に関する負担です。ルーターは電源をつけっぱなしなので、熱を持ちやすいのです。
夏場や物陰に置いてある人は、少しだけ電源を切るなど熱暴走対策をしてあげてください。2つ目は接続台数を減らすという方法です。
1般的なルーターは10台ほどのスマホを接続できますが、その数字は最大です。やはりギチギチよりも、余裕があった方がスピードも出やすいです。使わないタブレットなどは、Wi-Fiを切ってあげましょう。
Wi-Fiのスピードを速くする方法『中継機の導入』
次の方法はWi-Fi中継機という機械を導入する方法です。これだけは少しお金がかかりますが、1軒家だけでなく、マンションでも家の端から端まで飛ばすには、中継機があった方がいいです。
Wi-Fi中継機とはその名前の通り、ルーターから飛んできたWi-Fiを中継し家中に飛ばしてくれる機械です。WPS対応という機種を選ぶと、ボタンを押すだけで設定が完了するので簡単です。
Wi-Fi中継機は安いもので2500円くらいからあるので、物は試しという事で買ってみるのもありかもしれません。設定も簡単にすることができますよ。
まとめ『ちょっとの工夫でWi-Fiは快適に』
最後にこの記事でご紹介した内容を簡単にですが、まとめておきます。気になった点は読み直してみてください。
- 快適に使うためのWi-Fiのスピードの目安
- 一般的なWi-Fiのスピード
- Wi-Fiのスピードを速くする方法
お家でなんかWi-Fiのスピードが遅いなと感じたら、ぜひ計測してみてください。そして感じた通りに、やはり遅かったらこの記事に書いてある方法を試してみてください。
Wi-Fiのスピードはちょっとした事で遅くなったり、速くなったりします。ですがこの事実はあまり知られていないので、ササっと解決できたら、ご家族から重宝されますよ。