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格安SIMってどういうもの?安くなる仕組みとは

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格安SIMというものを知っていますか?話では聞いたことはあっても、どういうものかはよく知らないという方も居るのではないでしょうか。

今回はSIMとはどういうものなのか、なぜ格安なのか。格安SIMのメリット・デメリット、いくらほど得をするのか。契約方法やそもそも変更可能なのかなどを書いていきます。

(アイキャッチ画像出典:https://www.photo-ac.com/main/detail/2189849?title=%E3%83%93%E3%82%B8%E3%83%8D%E3%82%B9%20SIM%E3%82%AB%E3%83%BC%E3%83%89&searchId=3740443525)

そもそもSIMとは

SIMとはSIMカードを略した言葉で、スマホに入っているICカードのことです。

このカードの中に携帯の電話番号やID番号の情報が入っています。スマホにSIMカードが入っている事で、電話やメール・インターネットなどができます。

つまりスマホにSIMカードが入っていないと、スマホを利用することはできません

SIMカードはどのスマホの中にもあり、契約した時点で店員さんがスマホの中に入れてくれるので、利用者がまず目にする事はありません。

なぜ格安なのか

そんなSIMカードがなぜ格安で利用できるのかというと、つまりSIMを別会社のものに変更することでスマホの月々の利用料が安くなるということです。

SIMを扱っている会社は幅広くあり、auなどの大手から楽天モバイルなどがあります。その中で格安SIMと呼ばれるものを扱っているのは、大手以外の楽天モバイルなどが当てはまります。

これらの会社のSIMに変更することでなぜ料金が安くなるのか。それはこれらの会社のほとんどが店舗を構えていないことが大きな理由です。

インターネットを中心に販売することで人件費やテナント料を削減し、SIMを格安で販売することが可能になっているわけです。

格安SIMのメリットとは

SIMカードを変更することによるメリットは、圧倒的1番が月々の利用料金が安くなることです。約半額から3分の1ほど安くなります

2番目は契約途中でも自由に解約・変更ができる点。大手会社との契約だと2年以内に契約を解除すると違約金が発生してしまいますので、この辺りは格安SIMのメリットですね。

3番目はプランが非常にわかりやすいことです。大手会社と契約するといらないプランがセットで付いてくることがあると思います。しかも「いらなかったら後で解約してください。」とすごく面倒。

しかし格安SIMのプランは音声通話SIMとデータ専用SIMの基本二つのみです。内容もシンプルでよく電話をするなら音声通話SIM、インターネットをよく使うならデータ専用SIM。非常にわかりやすいですね。

格安SIMのデメリットとは

格安SIMのデメリットで一番大きいのは、通信速度が遅くなりがちな点だと思われます。

格安SIMの会社は大手会社の回線を一部借りている状態なので、多くの人がスマホを使う時刻などは通信速度が遅くなるようです。いつでも快適にスマホを利用されたい方には大きなデメリットですね。

2番目は対面サポートをほとんど受けられないことです。上記でSIMが格安な理由はインターネット販売が中心のためと書きましたが、そのため大手会社のように店舗に赴いて説明を受けることができません。

3番目にキャリアメールが使えないこと。いわゆる@softbank.ne.jpなどのメールが使えないことです。ですが正直今はGメールなどがあるのでそれほど大きなデメリットではないかと思います。

いくらぐらい得をするのか

次に格安SIMに変更することで、いくらぐらいスマホ料金が安くなるのか書こうと思います。

大手会社だと月々大体4.000~5.000円ほど掛かりますが、格安SIMだとプランによって金額は変わってきますが約2.000円以内がほとんどです。

例えば1GBまでのプラン利用で比較してみると、1GBでも大手だと3.000円ほどはかかりますが、格安SIMだと1.000円以内で利用できる会社が多くあります。

なので格安SIMに変更することで約半額から3分の1ほどのスマホ利用料削減が見込めるわけですね。

今のスマホのデータそのままで格安SIMの契約はできるか

多くの方が心配なのは今の携帯電話の番号、LINEなども含めて格安SIMで利用できるのかということだと思います。

まず結論をいうとできます!格安SIMに変更してもスマホの中の写真やアプリ・電話番号もそのままで利用できますので、消えてしまう心配はありません。

それでも心配な方はスマホのバックアップをパソコンなどで取っておくと、安心してSIMの変更ができるかと思います。

どこで契約するのか

出典元:
https://www.pakutaso.com/photo/31324.html

格安SIMに変更するには、契約する必要があります。しかし上記でも説明したように、格安SIMを販売している会社は主にインターネットが中心です。

なのでインターネット上で契約する方法が主流です。格安SIMの会社はCMで見たことがあるような有名な会社から、あまりメジャーではない会社まで幅広くあります。

値段やプランを見て比較しながら契約するのが良いかと思います。

格安SIMのプランは電話特化かインターネット特化の二種類に加え、容量の選択ができますので自分に合わせて選ぶことができ、わかりやすいです。

格安SIMの契約で必要なもの

出典元:
https://www.pakutaso.com/photo/12196.html

格安SIMの契約には本人確認が必要になります。そしてほとんどの会社がクレジットカードでの支払いになりますので、クレジットカードも用意しておくのがオススメです。

キャリアメール以外のメールアドレスを準備しておくと良いと思います。

今の携帯番号を使いまわしたい場合は、MNP予約番号というものが必要になります。この番号は今契約している携帯会社で取得できます。店舗やインターネットでも手続き可能なので、必要な方は準備してください。

格安SIMに変更可能な人の条件

そもそも格安SIMは誰でも使えるのかという話ですが、実は誰でも変更可能なわけではありません。その理由はSIMロックの解除にあります。

SIMロックの解除とは、つまりスマホ内のSIMを別会社のSIMに変更することが可能になるということです。なので格安SIMに変更するにはSIMロックの解除は必須です。

SIMロックの解除条件は第1にSIMロック解除対応の端末であること。これは2015年以降発売された端末ならばSIMロック解除に対応しています。

第2に、購入から100日が経過していること。ただし一括払いの場合除外。第3に、スマホの購入代金を清算済みかどうかです。以上の条件に当てはまっていないと格安SIMに変更することはできません。

まとめ

格安SIMは利用料金が半額から3分の1ほど安くなるメリットもありますが、時間帯などで速度が遅くなるデメリットもあります。

契約方法はインターネットからとても簡単に申し込むことができますし、前のデータをそのまま引き継ぐことが可能なので安心ですね。

そもそも格安SIMを利用できるかどうかといった条件もあるので、変更を検討している方はその辺りを視野に入れて、検討してみてはいかがでしょうか。