夏の時期になると必須アイテムとなる日焼け止めですが、近年、飲む日焼け止めというものが登場しました。ここで、多くの人が「飲むだけで日焼け止めが出来るなら欲しい!」と思いますよね。
ですが、その反面で飲む日焼け止めは「効果があるのか?」「副作用はないのか?」と商品自体を疑ってしまうのも当然です。
そのため疑問や不安を解消するべく、この記事では飲む日焼け止めとは何か、効果があるのか、オススメの商品まで紹介していきます。ぜひ参考にして下さい。
(アイキャッチ画像:https://pixabay.com/ja/photos/若い女性-牧草地-懸念-残り-2194038/)
そもそも飲む日焼け止めとは
近年、飲む日焼け止めが登場しどんな物か気になった方も多いかと思います。
飲む日焼け止めは、これまであった塗って日焼け止めを行う日焼け止めとは違い飲むだけで日焼けを防止できる健康商品です。
飲む日焼け止めにはFernblock(フェーンブロック/ファーンブロック)とニュートロックスサンという2つの成分が含まれており、これらに日焼け止め防止効果があります。
Fernblock(フェーンブロック/ファーンブロック)
シダ植物の一種から抽出された天然由来の成分です。この成分が日焼けによる赤みや、皮膚のダメージを軽減し、皮膚がんのリスクを減らす効果があります。
ニュートロックスサン
シトラスとローズマリーから抽出したエキスを組み合わせて開発された天然成分です。
そもそもシミや肌のトラブルは活性酸素が根源で、紫外線を浴びると体の中で活性酸素が増えます。そのため、紫外線から肌を守る必要がある訳です。
ニュートロックスサンには抗酸化力があり活性酸素を抑える効果があります。ちなみに抗酸化作用の高い栄養素はビタミンCで、フルーツや野菜にも多く含まれています。
飲む日焼け止めと塗る日焼け止めの違い
塗る日焼け止めは「紫外線が肌の細胞に届くのを防ぐ」ことができるアイテムで紫外線から肌を直接守る役割を果たしていますが、飲む日焼け止めは「紫外線ダメージを内側からケアする」ものになります。
つまり、塗る日焼け止めは外から守るもので、飲む日焼け止めは内から守るものになります。
ですが、飲む日焼け止めは紫外線から肌を直接守るものではありません。あくまで飲む日焼け止めは含まれている成分で紫外線のダメージを和らげるものです。
飲む日焼け止めは塗る日焼け止めの代用になるのか
「飲む日焼け止めは塗る日焼け止めの代用になるのか?」の疑問ですが、答えは代用になりません。
飲む日焼け止めが出てきた当初は塗る日焼け止めはもういらないといった広告が多く見られました。これは完全に誇大広告になり、商品を売るための謳い文句です。
ですが、全く意味のないものでもありません。あくまで代用にはならないが、受けた紫外線ダメージを軽減するといった意味で効果を発揮します。
結論、塗る日焼け止めは直接UVカットのために使用し、飲む日焼け止めは受けた紫外線ダメージを軽減するために使用すれば二重で日焼け防止を行えます。
飲む日焼け止めのメリットとは
塗る日焼け止めほどの日焼け防止対策を得られることはありませんが、飲む日焼け止めは塗る日焼け止めとは違い飲むだけなので時間が取られるものではありません。
そして、飲むだけで受けた紫外線ダメージを和らげれるので、塗る日焼け止めと併用することで十分な日焼け防止ができます。
また、飲む日焼け止めは塗る日焼け止めとは違うメリットも存在するので下記に紹介します。
- 塗り忘れがない
- 持続効果が長い
- 目から入ってくる紫外線を防げる
- 副作用の心配は低い
飲む日焼け止めのメリット①:塗り忘れがない
塗る日焼け止めでは、塗り忘れがあったり、塗りムラがどうしても起きてしまいます。
ですが、飲む日焼け止めはサプリメントを飲むだけなので、塗る日焼け止めのように塗り忘れや、塗りムラが発生しません。また、手洗いや汗で日焼け止めが取れる心配がなくなります。
もちろん、飲む日焼け止めのみでの紫外線防止対策では不十分ですが何度も塗り直しができない仕事や環境などにいる場合は、飲む日焼け止めだけでも飲んでおくことをお勧めします。
飲む日焼け止めのメリット②:持続効果が長い
塗る日焼け止めは2〜3時間で効果が切れると言われており、1日に何度も塗り直す必要があります。
ですが、飲む日焼け止めは1粒で4〜6時間効果を発揮するものもあれば、24時間持続する商品も存在します。そのため、塗る日焼け止めとは違い時間を気にしなくて良いです。
なので、新しく飲む日焼け止めを始めたからといって面倒な時間が増えるわけではないので、塗るのと飲むので日焼け対策を行いたいと思っている方も始めやすいかと思います。
飲む日焼け止めのメリット③:目から入ってくる紫外線を防げる
実は紫外線は目に入ると脳が「強い日差しが目に入ってきた」と判断し、日差しに負けないように肌にメラニン色素を出すようにと命令します。
メラニン色素は、肌を守ってくれる成分になるので出てくれた方が嬉しいのですが、シミの原因になる成分でもあるので過剰に発生してもよくありません。
そこで、紫外線から目を守るために飲む日焼け止めは有効的な手段になるという訳です。ここが、塗る日焼け止めではできない大きな違いになりますね。
飲む日焼け止めのメリット④:副作用の心配が低い
塗る日焼け止めは、敏感肌の方は自分にあったものを選ぶ必要がありますが、飲む日焼け止めは植物などから抽出された天然成分で作られているため、副作用の心配はほとんどないです。
人工甘味料や添加物が含まれているものとは違い、食生活で気をつけることが増える訳ではありません。
また、製品によってはビダミンCが含まれているものもあるため美肌効果の手助けにもなります。つまり、日焼け対策を行いながら美肌にも効果があると一石二鳥です。
ただし、妊娠中や授乳中の方は安全性を確認されてないのでなるべく控えて下さい。また、他の薬を服用中の方は飲む日焼け止めを服用する前に医師に相談して下さい。
飲む日焼け止めを選ぶときの必ず知って欲しい注意点
飲む日焼け止めにも様々な種類があり、どれを選んでいいか分からないかと思います。中には選んではいけない商品も存在するので、注意して欲しい点を紹介します。
「飲むだけで全身日焼け止めができる」や「塗る日焼け止めの代わりになる」などを謳い文句にしている商品がありますが、飲む日焼け止めが塗る日焼け止めの効果を超える科学的根拠はありません。
ですので、「UVクリームを超えた紫外線カット」「塗る日焼け止めは古い」「飲むだけで全身日焼け止め」などと記載されている商品には手を出さないようにしましょう。
残念ながら、日本ではサプリメントや化粧品は虚偽広告を行なっている怪しい企業が多いです。飲むだけで日焼け止めは完璧に行えることはないので注意して下さい。
飲む日焼け止めのオススメ3選
飲む日焼け止めを選ぶためのポイントは「成分」「生産国・メーカー」「形状が小さく飲む回数が少ないもの」になります。
しかし、種類も多く、安いものもあれば高いものも存在します。そこで、オススメの飲む日焼け止めを3つ紹介します。迷った方は参考にして下さい。
ユーブロック(U・Vlock)サンソリット
- 金額…7020円(税込)※Amazon調べ
- 内容量…30粒
- 用法・容量…1日1粒
- 飲むタイミング…朝
- 生産国…日本
- 形状…カプセル
1日1粒が目安で飲み直しが必要なく、太陽のもとで育ったシトラス&ハーブの複合成分で夏の環境から全身を守るサプリメントになります。
含まれている成分はビタミンC、ビタミンD、プロテオグリカン、葛花抽出物、シルクペプチド、白キクラゲエキスの6種類配合したものになり、美しい肌を維持します。
リブランコート
- 金額…8532円(税込)※Amazon調べ
- 内容量…60粒
- 用法・容量…1日2粒
- 飲むタイミング…いつでもOK
- 生産国…日本
- 形状…小粒錠剤タイプ
フラバンジェノールやレッドオレンジ抽出物、ザクロエラグ酸、アサイーなどの植物から取れる成分を配合した美容にぴったりのサプリメントになります。
普段から美容ケアを心がけたり、健康維持のために取り入れたい方にはオススメのサプリメントになっています。
noUV
- 金額…1944円(税込)※Amazon調べ
- 内容量…10粒
- 用法・容量…1日1〜3粒
- 飲むタイミング…外出前がおすすめ
- 生産国…日本
- 形状…カプセル
アウトドア・レジャーによく行く方や、普段から外に出て日差しをよく浴びる方はオススメされているサプリメントです。
1シート10カプセル入りで2,000円未満と、手軽で試しやすい価格になっているのがポイントのサプリメントです。まずは、飲む日焼け止めがどんな物なのか知りたい方はこちらがオススメになります。
【まとめ】飲む日焼け止めとは?
飲む日焼け止めとはどんな物なのか紹介しました。飲むだけで完璧に日焼け止めができる物ではないということを最後にも言っておきます。
ですが、塗る日焼け止めと併用して使用することでより万全な日焼け止めの対策になることは事実です。気になった方は本記事でオススメした商品から始めてみると良いかと思います。
技術が発展し飲むだけで日焼け止めができる商品が出てくれば嬉しいですよね。現時点(2021年6月)では、そんなすごい商品はないので、飲む日焼け止めを購入する際には都合の良い謳い文句に騙されないで下さい。
では、この記事は終わりとさせていただきます。良い日焼け止めライフの手助けになれたら幸いです。