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格安SIMとは?SIMカードから安くなる仕組みまでを徹底解説!

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格安SIMで携帯料金が安くなる。そう耳にしたことはありませんか?格安SIMに乗り換えると、人によっては月額料金を1,000円以下に抑えることができます!

しかし、docomo、au、Softbankといった大手キャリアじゃないから安心できない、安くなるなんて信じられない。そう思われている方も多いかもしれません。

しかも、外を歩いても格安SIMを提供する店舗を見かけないのでさらに不安になりますよね。

この記事では、そもそもSIMって何?というところから、格安SIMはどのような仕組みで安くなるのかを解説していきます。まずは仕組みから理解していきましょう!

(アイキャッチ画像出典:https://pixabay.com/ja/photos/%E5%91%BC%E3%81%B3%E5%87%BA%E3%81%99-sim-%E3%82%AB%E3%83%BC%E3%83%89-%E3%82%BB%E3%83%AB-71168/)

いまさら聞けない!SIMカードとは?

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格安SIMという言葉を聞くと、まずはSIMってなんだろう?と思いますよね。最初にSIMカードについて解説します!

SIMカードとはスマートフォン、タブレットに入っていて、誰でも取り出すことができる小さいICカードのことを言います。そのSIMカードには契約者を特定するための電話番号、識別番号などの情報があります。

なぜSIMカードが必要なのかというと、スマートフォンを買い換えたときに、SIMカードで契約者の情報を別のスマートフォンに移し替えられます。つまり、簡単に機種変更ができるというわけです!

もしスマートフォン本体に契約者の情報を入れてしまうと、簡単にはデータを移し替えることはできません。SIMカードのありがたさがわかりますね。

格安SIMとは?

では格安SIMとはどういったものなんでしょう?これまではdocomo、au、SoftBankといった大手キャリアが通信サービスを提供していました。

しかし、近年になって大手キャリアよりも安い月額の通信料で通信サービスを提供する業者が現れました。この業者のことを仮想移動体通信業者(MVNO)と呼びます。

そのMVNOがSIMカードを提供しているので、格安SIMと呼ばれます。月額の通信料が安くなるから「格安」と言われるわけですね。

格安SIMの月額料金は?

「格安」と言われているぐらいですから、どのぐらい安くなるのでしょうか?

皆さんはデータ容量、よくいわれるギガでプランを決めることも多いと思います。今回は格安SIMでも有名なIIJmioの料金表で月額の料金を見てみましょう(2021年6月15日現在)。

通信容量 月額の料金 (税込み)
2 ギガプラン 858円 / 月
4 ギガプラン 1,078円 / 月
8 ギガプラン 1,518円 / 月
15 ギガプラン 1,848円 / 月
20 ギガプラン 2,068円 / 月

上の表から、データ容量は少なくても問題ないという方であれば、2 ギガプランで月額3桁の料金になります!筆者は2 ギガプランだったのですが、通信料がほとんど気にならなったのがとても印象的です。

しかし、いつも外出していてデータ容量が多く必要なんだよね…という方でも、20ギガプランで2,000円ほどです。1GB当たり、100円 / 月になるので、他のギガプランに比べてお得になります。

格安SIMが安くなる理由とは?大手キャリアとの違いを解説!

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さて、なぜ格安SIMは大手キャリアに比べて安くできるのでしょうか?この仕組みさえ押さえておけば、自信をもって格安SIMに取り換えることができるはずです。

大手キャリアは各社で基地局を持っており、通信設備に投資をしています。そのため、建設費、メンテナンスなどに莫大なコストがかかります。

しかし、MVNOは大手キャリアの設備を借りているのみなのです。建設費などのコストが一切かかっていません。しかも、大手キャリアの設備を借りているので、MVNOでも通信品質は変わりません。

つまり、通信品質は大手の品質と変わらないというわけです。安い月額料金でユーザーはいつも通り、携帯のサービスが利用できます!

押さえておこう!格安SIMのデメリット

格安SIMは大手キャリアと比較して、大きく料金を下げられることがメリットです。

しかし、ユーザーにとって後悔するかもしれない点があります。それを3つ紹介します。

格安SIMのデメリット
  • 毎月の支払いはクレジットカードのみ
  • キャリアメールが使えない
  • 乗り換えた後は自分で設定が必要

毎月の支払いはクレジットカードのみ

出典:https://pixabay.com/ja/photos/%E3%81%8A%E9%87%91-%E3%82%AB%E3%83%BC%E3%83%89-%E3%83%93%E3%82%B8%E3%83%8D%E3%82%B9-256319/

料金の支払い方法についてですが、大手キャリアであればほとんど口座の引き落としに対応しています。しかし、格安SIMの料金は多くの場合、クレジットカード支払いとなっています。
クレジットカードを持っていない人にとっては、料金を支払えない可能性があります。

それでも、格安SIMの月額料金に魅力を感じる人は、クレジットカードを作ってでも格安SIMを使ってみるのがいいかもしれません。

キャリアメールが使えない

格安SIMでは大手キャリアのキャリアメールが使えなくなります。例えば「@docomo.ne.jp」, 「@softbank.ne.jp」といったドメインが付いたメールアドレスのことです。
これは大手キャリアを解約し、MVNOに運営会社が変わるため、キャリアメールが失効してしまうためです。

ですので、格安SIMを検討していても、キャリアメールを使い続けているという方には、メールアドレスを乗り換える手間が出てきます。

乗り換えた後は自分で設定が必要

出典:https://pixabay.com/ja/photos/sim%E3%82%AB%E3%83%BC%E3%83%89-%E3%82%AB%E3%83%BC%E3%83%89-%E3%83%A1%E3%83%A2%E3%83%AA-4475646/

大手キャリアでは、スマートフォンの機種変更をする場合、店舗に行き、店員の方にお願いをしていた方が多いのではないでしょうか?

しかし、格安SIMを契約すると小さなSIMカードのみが届くだけです。自分でSIMカードを交換し、開通手続きと初期設定をする必要があります。

交換するだけであれば問題ないのですが、機種の相性が合わなかったりする場合もあります。自分で問題解決する癖がついている方でないと格安SIMで後悔する場面が出てくるかもしれません。

格安SIMを検討してみよう!

格安SIMの仕組みを理解したところで、月額の通信料が安くなるということが実感できたのではないでしょうか。

さらに、あまりギガを使わない人であれば、ギガプランを変えることでより料金を下げることができます。「今の月額料金が高い…。」と感じている方にとって格安SIMはとてもよい選択肢だと思います。

ただ、基本的には自分で設定が必要です。自力で絶対に通信料を安くする!という固い意志を持って、挑戦する姿を見るのを楽しみにしています!