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犬のしつけはいつから始める?方法とタイミングを解説

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「犬のしつけはいつから始めればいいの?」「犬のしつけにはどんなものがあるの?」と、初めて犬を飼うときは誰でも悩んでしまいますよね?

しつけと聞くと難しそうで億劫に感じてしまうかもしれませんが、事故などの危険から愛犬を守り、さらに犬と家族が信頼関係を築くうえで、とても大切なことです。

そこで、初めて犬を飼う方向けに、何をいつからしつけ始めればよいかを順を追って解説していきますので、ぜひ最後まで読んでください。

出典:https://pixabay.com/ja/photos/%e5%ad%90%e7%8a%ac-%e7%8a%ac-%e5%93%ba%e4%b9%b3%e5%8b%95%e7%89%a9-%e3%81%8b%e3%82%8f%e3%81%84%e3%81%84-5124947/

犬のしつけはいつから始めるのがベスト?

犬のしつけに適した時期は生後2~3か月とされていて、家に迎えたタイミングで始めるのがよいです。

犬の生後2~3か月は「社会期」に当たり、様々な物事やルールを覚えやすい時期とされています。逆にそれより早い時期だと、脳が未発達の為しつけを理解できず、ストレスだけを与えてしまうので注意しましょう。

まだ小さな子犬にしつけをするのはかわいそうに思いますが、子犬の時期からコツコツ教えることで、人と暮らしていくための適切な行動を覚えられます。

犬を迎えてすぐにはじめたい3つのしつけ

愛犬を迎えてすぐにでもはじめたいしつけは以下の三つです。順番に紹介していきます

すぐに始めたいしつけ
  1. 自分の名前を覚えさせる
  2. アイコンタクト
  3. トイレトレーニング

自分の名前を覚えさせる

犬を迎えたら、まずは信頼関係を築いていくことが大事です。犬に自分の名前を覚えてもらいます。

覚えてもらう方法は簡単です。一つの固定の名前で犬を呼ぶようにします。この時注意が必要ですが、犬が自分の名前を覚えやすいように、短縮形、ちゃんやクン付で呼ばずに、名前だけで呼ぶようにしましょう。

それを続けていってもなかなか覚えてもらえないときは、名前を読んで反応したときに、おやつなどのご褒美をあげるようにしましょう。

アイコンタクト

犬が自分の名前に反応できるようになったら、次は「アイコンタクト」です。しつけの目的としては、必要なタイミングで飼い主に注目させることです。

アイコンタクトの方法としては、犬の名前を呼び、「こちらを見る」「寄ってくる」などの行動したら、褒めてあげます。

名前を読んだときに、愛犬としっかり目が合うようになれば、アイコンタクトのしつけは成功です。

トイレトレーニング

トイレを覚えてもらうことも、犬を迎えてすぐに始めたいしつけです。

初めにトイレ以外の場所でおしっこをしてしまうと、それ以降もにおいに誘発されて、繰り返しトイレを失敗してしまいます。犬を迎える初日にはトイレを用意しておき、部屋やケージの隅に設置しておいてあげましょう。

トレーニングの方法としては、犬がおしっこをしたいサインを出したら、トイレまで連れて行ってあげます。犬のトイレのサインは以下の通りです。

犬がトイレをしたいサイン
  • 床のにおいをしきりに嗅ぐ
  • 落ち着きがなくなる
  • しゃがんだり、ぐるぐる回ったりする

これらのサインが出たら、犬をトイレまで連れていき、うまくトイレができたときは、褒めてあげましょう。これを繰り返します。

ただし、失敗したときに犬を叱ってはいけません。叱りつけることによって、隠れてトイレをしたり、我慢をして病気になってしまうことがあります。叱らずに根気よくトレーニングしていきましょう。

興奮を落ち着かせる!「おすわり」や「まて」はいつから教える?

出典:https://pixabay.com/ja/photos/%e5%ad%90%e7%8a%ac-%e3%82%b4%e3%83%bc%e3%83%ab%e3%83%87%e3%83%b3-%e3%83%bb-%e3%83%aa%e3%83%88%e3%83%aa%e3%83%bc%e3%83%90%e3%83%bc-1207816/

ここからが本格的なしつけのスタートになります。「まて」や「おすわり」などの興奮を抑えるしつけをしていきます。「おすわり」や「まて」は、理解力が深まる4~5か月目がいいとされています。

「まて」や「おすわり」は、知らない対象に吠えたり、急に走り回ったりすることを抑え、事故やトラブルを起こしにくくする効果があります。ぜひ覚えさせましょう。トレーニングの方法以下の通りです。

「おすわり」のトレーニング

「おすわり」を教えるときは、おやつを使うと効果的です。「おすわり」と言ったときに、おやつを犬の目の前に持っていき、そのままおやつを犬の頭の上に持っていくと、自然に犬が座る形になります。

その際に褒めてあげると、これが「おすわり」だと理解し、覚えてくれます。

「まて」のトレーニング

犬におすわりをさせ、飼い主は目の前に立ちます。手のひらを前に出し「まて」と声を掛けます。しばらくおすわりのままの態勢で入れたら、褒めてあげましょう。

最初は1秒から、3秒、5秒と増やしていき、10秒ほど待てるようになれば、飼い主が目の前にいなくても「まて」ができるようにトレーニングしていきましょう。

犬の散歩に必須!「呼び戻し」はいつから教える?

出典元:
https://www.photo-ac.com/main/detail/4996674?title=%E3%82%B7%E3%83%BC%E3%82%BA%E3%83%BC091&searchId=975385235

犬と散歩に出かける前に必ず覚えさせておきたいのが、「おいで」です。

なぜなら、散歩中にリードが抜けたりして、道路に飛び出しても、「おいで」のしつけがしっかりできていれば、犬を危険から守ることができます。

トレーニング方法としては、こちらを意識していないときに「おいで」と呼び、こちらに来たら、おやつをあげて褒めてあげましょう。最初は短い距離から始めていきましょう。

犬の歯磨きはいつから?

犬にとって歯磨きは重要です。なぜなら、3歳以上の犬の約8割が歯周病になると言われているからです。そうならないためにも、子犬のうちから、しっかりと歯磨きをすることが重要となります。

歯磨きを始めるタイミングとしては、犬が完全に環境に慣れ、さらに人に触られることに抵抗がなくなってきたタイミングで行うとよいでしょう。

成犬は毎日やるのが理想的ですが、子犬のうちは2日に1回くらいのペースで行い、徐々に慣れさせていきましょう。

犬のしつけの注意点

犬のしつけで注意したいポイントについて解説していきます。初めて犬を飼う方がついやってしまいがちな失敗をまとめましたので、しつけを成功させるために確認しておきましょう。

しつけの注意点
  • しつけは長くても3分で終わらせる
  • 指示語を統一する
  • 失敗しても怒らない

しつけは長くても3分で終わらせる

長時間のしつけは愛犬にとってストレスになります。短い時間で合わらせるように心がけましょう。

指示語を統一する

名前を呼ぶときと同様に、「まて」や「おすわり」などの指示語も統一しましょう。

普段「まて」や「おすわり」を使っていて、いきなり「ストップ」や「座れ」など違う言葉を使っても理解してくれません。覚えさせる言葉は、最初から固定しておきましょう。

失敗しても怒らない

しつけをしていても、思った通りに言うことを聞いてくれずにいら立ってしまうこともあると思います。しかし、だからと言って怒鳴ったり、叩いたりすることは絶対にやめてください。

このようなことはしつけでは無く、虐待になり、逆効果になります。

しつけはあくまでもコミュニケーションの一環と考え、楽しみながら気長に行いましょう。

犬のしつけがうまくいかないときは

出典:https://unsplash.com/photos/N04FIfHhv_k

自分でしつけをやってみたけどうまくいかない…そう悩むときもあると思います。そんな時は、しつけ教室を利用してみるのも手です。

しつけ教室では、疑問に思ったことをすぐにプロの講師の方に相談できるので、飼い主はもちろん、愛犬にとってもストレスになりません。

しつけ教室を利用しようと思った場合は、まずは愛犬を買ったペットショップや、近くの動物病院でも行っている場合がありますので、そちらを調べてみましょう。

愛犬と仲良く暮らしていくために

愛犬を迎えるにあたって、どのようなしつけをいつから始めればよいかを紹介しました。

しつけは愛犬が家族と一緒に幸せに、ストレスなく暮らしていくために、必要不可欠なものです。

また、しつけと聞くとかたいイメージがありますが、アイコンタクトやスキンシップといった、愛犬とのコミュニケーションがしつけで一番大事です。

たとえしつけが思うように行かなくても、焦らずじっくりと愛犬と向き合ってください。

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motoyama
漁師です